あなたはスマホ等で「0002softbank」など、ソフトバンクの無料Wi-Fiに接続したことがありますか?!
あなたのスマホデータ量を気にせずにネットが使える無料Wi-Fiはとても便利ですよね。
よく見るソフトバンク無料Wi-Fiの接続先として「0000softbank」や、「0001softbank」、「0002softbank」、「mobilepoint」などがあります。
あなたはWi-Fiに接続できなかったことや、接続できても通信速度が遅くて困ったことなどありませんか??
実は「0002softbank」等無料Wi-Fiの中で、どれに接続するかによって、安全面に大きな違いがあるんです。
無料Wi-Fiはそれぞれ安全面の違いを理解して利用しないと、個人情報を盗み取られる可能性もあります。
この記事を読んで、あなたも安全に無料Wi-Fiの違いを知って、快適なスマホライフを手にしましょう!!
0002softbankなど無料Wi-Fiの違いは安全性!!
ソフトバンクが提供する無料Wi-Fiは、「0000softbank」・「0001softbank」・「0002softbank」・「mobilepoint」の4つです。
この4つが選択肢として出てきた時、あなたはどれを利用していますか。
この4つには安全面での大きな違いがあり、大切な個人情報等を守られるか守られないかは安全面に掛かっているんです。
ではいろいろあるソフトバンク無料Wi-Fiは、どれを選べばいいのかご紹介しましょう。
ソフトバンク無料Wi-Fiは0002softbankがおすすめ
それではまずたくさんあるソフトバンク無料Wi-Fiの違いを安全性面と使用条件から見ていきましょう。
ネットワーク名 | 安全性 | 使用条件 |
0000softbank | WPA2パーソナル →暗号化されている |
プロファイルのインストールが必要 |
0001softbank | 暗号化なし | 誰でも接続可能 |
0002softbank | WPA2エンタープライズ5GHz →暗号化されている |
ソフトバンクのSIMが必要 |
mobilepoint | WEP →暗号化されている |
古い端末でも接続可 |
わかりやすいように違いを簡単に表にまとめてみましたが、1つずつ詳しく説明させていただきます。
- 「0000softbank」
→プロファイルのインストールをする必要がありますが暗号化されている安心な無料Wi-Fiです。
ソフトバンク回線を使って、インストールする必要があるので、auやドコモ、LINEMOでは利用できません。 - 「0001softbank」
→暗号化されていない為、ソフトバンク回線利用者でなくても利用できるというメリットはあります。
しかし暗号化されていない為、あまり安全ではありません。
ところが、最近はSSL(またはTLS)というブラウザとサーバー間での通信を暗号化してくれるシステムがあります。
Wi-Fiネットワーク自体が暗号化されていなくても、このSSLによって暗号化してくれている為、少し安心です。
しかし、パソコンに詳しいハッカーのような人が近くにいると、安心はできません。そういう人がいそうな、ネットカフェ等では特に注意してください。 - 「0002softbank」
→暗号化されている無料Wi-Fiで、ソフトバンクのSIMが入っていると、設定等をすることもなく接続できます。
5GHz対応なので、高速通信が可能な反面、ビルなど障害物があると、通信途中で接続切れになる可能性もあります。 - 「mobilepoint」
→WEPによって暗号化されていますが、古くからある暗号の為、その暗号の解読方法はすでに広く知られています。
簡単なツールを入れたパソコンを使用すると、その場で電波を盗聴して、中身を解読できてしまうんです。
つまり暗号化されているけど安全性は高くないので、あまり利用をおすすめしません。
そもそも暗号化ってどういうこと??
暗号化とは、私たちがインターネットを見ているときに、その通信内容を、他の人からは知られないようにするということです。
例えば、あなたがネットショッピングをするときに、暗号化されていない無料Wi-Fiを利用したとします。
その際、配送してもらうために住所、名前、クレジットカード決済をする場合は、クレジットカードの情報までもサイトに入力していますよね。
その情報は、ハッカーのようにパソコンに詳しい人ならば、簡単に盗んで、悪用できてしまうんです!!
それは怖い!!暗号化されていないと、そんなことになるの?!
よくあるクレジットカード不正使用などはこういったところから情報が盗み取られているのかもしれませんね。
だからこそ大切な個人情報をインターネット上で扱う場合には、しっかり暗号化された無料Wi-Fiを選ぶ必要がありますね。
つまり安心して利用できるおすすめ無料Wi-Fiは「0000softbank」と「0002softbank」の二つということになります。
最近はコンビニでも無料Wi-Fiの設定を目にしますが、割と暗号化されていないWi-Fiが多いです。
もし接続する時は、あなたが今からどんなWi-Fiに繋げるのか、しっかり確認してから利用するようにしましょう。
注意するべき無料Wi-Fiは他にもある!!
まず現在使用できる無料Wi-Fiが、暗号化されているかいないかを、簡単に見分ける方法を紹介します。
写真のWi-Fi名右横にある、南京錠マークが付いていれば、一応暗号化されている安心なWi-Fiであると言えます。
ここまで、暗号化されていない無料Wi-Fiの危険性についてご説明してきました。
更にもう一つ「偽アクセスポイント」という、暗号化されていない無料Wi-Fiがあります。
それは、存在している正規の無料Wi-Fiと同じ、またはよく似た名前で作られた、無料Wi-Fiスポットです。
その「偽アクセスポイント」に誤って接続した場合、その人の個人情報が盗まれたり、スマホ端末を乗っ取られたりします。
偽アクセスポイント??そんなのに接続したら怖いよ!!
例えば飲食店等で、無料Wi-Fiの案内等が張り出されていることもありますよね。
それを利用しようとすると、同じような名前のWi-Fiスポットがいくつも表示されている…そのなかのどれかは、偽アクセスポイントの可能性があるんです。
Wi-Fiスポットに関しては、英語表記が多いので、綴り等をよく見て、正しいものを選択しましょう。
どれかわからない…という時は利用しない方がお勧めです。
暗号化されていない無料Wi-Fiスポットは、ちょっと知識がある人なら簡単に作成出来る為、「偽アクセスポイント」のようなものが作られやすいです。
やはり、暗号化されたWi-Fiスポットの利用が安心ですね。
また、特に注意してほしいのが、大規模な災害時などに無料で開放される「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)という接続先です。
2019年の大規模な台風被害があったときに、東京や千葉で提供されました。
誰でも使えるという利便性確保のために暗号化されていないので、偽アクセスポイントを作成される可能性が非常に高いです。
まだ実際の被害は現在発生していないようですが、災害時にこういった偽アクセスポイントを作成し、混乱に乗じて個人情報を盗まれる被害もいつ起こるかわかりません。
総務省からも、「00000JAPAN」へ接続する時は、緊急時のやむを得ない安否確認や、情報収集のみに利用してほしいと注意喚起がされています。
やむを得ない場合を除いて利用は避ける方が安心ですね。
0002softbankなどの無料Wi-Fiに接続できない原因は?!
まず、ソフトバンクと契約しているスマホ(iPhoneやandroid等)であれば、基本的に0002softbankには何も設定する必要なく接続が可能です。
また、0000softbankと0001softbankに接続するには、ソフトバンクWi-Fiスポットのアプリをインストールする必要があります。
ソフトバンクホームページに最新の詳しい説明が記載されているので、確認して、インストールしましょう。
しかし時々ソフトバンクとの契約はあるのに、0002softbankに接続できない時があります。
また、0000softbankや0001softbankに接続する時にパスワード入力を要求されることもあります。
そんな時に考えられる、いくつかの原因をお伝えします。
0002softbank等に接続できないと表示される場合
通常は上記プロファイルのインストール等を完了していると、無料Wi-Fiの電波圏内にあなたが入ると、自動で接続してくれます。
接続が自動でされないときは、Wi-Fi設定を開き、自分で接続したいWi-Fiの名前をタップしてください。
タップすると、「ネットワーク”0000softbank”に接続できません」と表示される場合は、以下の原因が考えられます。
≪ルーターからの距離が遠い≫
Wi-Fiは、ルーターと呼ばれる小さな機械から発信されている電波を受信できないと接続できません。
障害物のない広い場所で100mほど、建物の壁や柱など障害物がある場合は、10~20m程度しか届きません。
電波の受信具合は、扇形アイコンを確認してください。
扇形アイコンが濃く色づいていれば接続可能で、すべて濃くなっていない場合には接続できない可能性も高いです。
ルーターはお店のバックヤード近辺に設置していることが多いです。
どうしてもその無料Wi-Fiを受信したいなら、歩いて探してみましょう。
≪同じWi-Fiに接続している人数が多い≫
Wi-Fiに同時に接続できる端末の数は3~10台程度(多くても15台)です。
同じWi-Fiに大人数が接続していそうな、スターバックスや、マクドナルドでは、電波が強くても接続できない可能性があります。
スターバックスはお客さんが多いからつながりにくかったんだ!
解決策は、あきらめずに何度か接続にチャレンジしたり、別のWi-Fiを探したりすることです。
上記2つのケースでは、Wi-Fiにつながりにくいだけではなく、通信速度が低下する場合もあります。
≪SIMカードが挿入されていない≫
「ネットワーク‘”0002softbank”に接続できません」というエラーメッセージが出た時は、SIMカードを挿入できていない可能性があります。
その時はまず、挿入できているかを確認することと、挿入できている場合は、一度SIMカードを抜き差しした後に、電源を入れなおしてみましょう。
困ったときはスマホ本体の再起動も効果的なんだね!!
≪プロファイルがインストールされていない≫
「ネットワーク”0000softbank”に接続できません。ネットワークセキュリティがWi-Fiアドレス…」というメッセージが表示されるときがあります。
この時は、プロファイルがインストールできていない可能性があるので、ソフトバンク公式ホームページからプロファイルをインストールしてください。
私の経験上、Wi-Fiにつながらなくて困ったことはあまりありません。
しかし、スターバックスやマクドナルドやイオンでWi-Fiをつなげると、あまりに通信速度が遅くて我慢しきれず、Wi-Fi接続を切ってしまうこともあります。
スターバックス等でスマホを楽しみたい時は、お店がすいてる時間に行くと、Wi-Fiを快適に利用できそうですね。
パスワード入力を求められる場合の対処法
「0000softbank」でパスワード入力を求められた場合は、プロファイルのインストールを出来ていない可能性があるため、インストールしてください。
「0000softbank」でパスワード入力を求められた場合は、SIMカードが挿入できていない可能性もあります。
挿入を確認して、入っている場合は一度抜き差しし、電源を入れなおしてから、Wi-Fi接続を再度試してみましょう。
Wi-Fi接続時にエラーが出たら、プロファイルのインストールと、SIMカードの抜き差し、あとはスマホ本体の再起動で解決できそうです。
0002softbankはワイモバイルユーザーも使える?!
格安携帯の利用が広まっていて、私も最近ソフトバンクからワイモバイルに変えました。やはりお値段は今までの半分以下になり、幸せ気分です。
あなたがもし格安携帯に変更しようと考えているなら、おすすめはワイモバイルですよ。
ワイモバイルであれば今まで紹介してきた0002softbankなどのソフトバンク無料Wi-Fiを利用することが出来ます。
0002softbankはワイモバイルユーザーでも利用可能!!
先ほどもお伝えしましたが、私は最近ソフトバンクからワイモバイルに携帯会社を変えました。
その時に店員さんが、「ワイモバイルはソフトバンクの回線を利用している為、今までと同じように、通話もWi-Fiも使えるんですよ。」と教えてくれました。
まさか高い料金形態であるソフトバンク無料Wi-Fiを、格安のワイモバイルユーザーが使えるなんて…!!
そんなバナナー!!
そんなことをして、ソフトバンクユーザーからクレームはこないの??と心配になりますが、私は既にワイモバイルユーザーなので、ご機嫌です。
もし契約するならば、ワイモバイルでは、スマホプラン 、4G-Sプラン、LTE電話プラン、データプラン、Pocket WiFiプラン、4Gデータプランにしましょう。
そうすると、追加料金なしで、0002softbank等のソフトバンク無料Wi-Fiスポットを利用できます。
ちなみに、シェアプラン、ケータイプランSSの方は利用できませんのでご注ください。
おそらくスマホを契約されているならばほとんどの方は対象になってくると思いますが、念のためお店等で確認すると安心ですね。
しかし、ワイモバイルユーザーなら、どんなスマホでもソフトバンクの無料Wi-Fiが使えるか…というとそこはスマホの機種によって変わってきます。
スマホの機種によって使える無料Wi-Fiが異なる
スマホとひとまとめに言っても色々な機種がありますよね。
ちなみに私は気が付けばもう20年ほどiPhoneをずっと使っています。
iPhoneにこだわっているというより、ほかのスマホの触り方がわからない為、もうiPhoneで生きて行くしかない、といっても過言ではありません(笑)
スマホの機種によって、どの無料Wi-Fiスポットが使えるか異なってくる為、最新情報はワイモバイルホームページを確認しましょう。
安全面か利便性、どちらを取るかによっても、スマホの機種選択は変わってきそうです。
とにかく、ソフトバンクユーザーと同じWi-Fi環境を、ワイモバイルの安い料金体系で使うことが出来るのはうれしいですね。
同じ通信環境で安いなんてお得!!
ただし、以前利用していたキャリアのキャリアメールは使えなくなる為、そこは注意が必要です…
私はソフトバンクのキャリアメールアドレスで、いろいろなサイトに個人情報を登録していた為、必要なメールが届かなくなって困っています。
慌てて必要なサイトのみメールアドレスの変更を、行っているところです。
ネットショッピングの通知が来ない!!ちゃんと買い物できてるか心配。
…これは、私の心から出た声です。でも、いらないメールが届かなくなり、かえってすっきりしたところもあります。
あなたがもし携帯会社の変更を考えているならば、各サイトで登録しているメールアドレスは、キャリアメールではないか確認しておきましょう。
ちなみにワイモバイルに変えると、××××××××@ymobile.ne.jpのキャリアメールアドレスを使うことが出来ます。
しかし、このアドレスはまたもしワイモバイルを解約すると使えなくなるアドレスなので、あえて個人情報等を登録する時にとして使う必要はありませんね。
私も今回は反省し、キャリア変更後はフリーメールアドレス(GmailやYahoo等の無料メールアドレス)に変えました。
スマホからこれらのフリーメールアドレスも確認できる今、フリーメールの利便性の方が高くなってきています。
まとめ
- 「0002softbank」、「0000softbank」は暗号化されていて、安全性の高い無料Wi-Fi
- 南京錠マークがついていない無料Wi-Fiは暗号化されていないので、安全性が低い
- 暗号化されていない無料Wi-Fiスポットは、知識のある人であれば簡単に作成できるため、情報を盗み取られる悪質な無料Wi-Fiの可能性がある
- ワイモバイルユーザーも「0002softbank」などソフトバンクの無料Wi-Fiスポットに接続できる
- 無料Wi-Fiスポットに接続できないときは、SIMカードの挿入できているか、プロファイルがインストールされているかを確認
- 無料Wi-Fiスポットは利用者の多い時、またルーターとの距離が遠い時に、つながらなかったり、通信速度も遅くなったりする
無料Wi-Fiによって安全性に違いがあるので、あなたの個人情報等を扱う通信をするときには、「0002softbank」など安全なWi-Fiを選びましょう。
無料Wi-Fiを利用すると便利ですが、その反面悪用されるとあなたの個人情報はあっという間に悪い人にさらされてしまいます。
Wi-Fiがつながりにくい時はご紹介した方法をお試しいただいて、あなたにとって安全かつ快適なスマホライフを楽しんでくださいね。
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