vtuberとして歌を配信するやり方は?必要なツールや機材をチェック! | オンライン総合研究所

vtuberとして歌を配信するやり方は?必要なツールや機材をチェック!

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動画配信系

子供が将来やりたい職業にYouTuberがランクインしたことに、30代の私は驚いていました。

それによく似たvtuberがありますね。vtuberとは「virtual you tuber(バーチャルユーチューバー)」の略称です。

自分のお気に入りのキャラクターが、歌や情報発信で活躍する姿がかっこいい!可愛い!と人気があります。

vtuberではオリジナルキャラクターを自分の思うように動かすので、配信のやり方は普通の動画配信に比べ難しいように感じます。

動画配信を利用し素人でも自分が歌を世界に発信でき、そこから有名になった人も多くいます。

vtuberとして歌を配信するやり方について、必要な機材や方法を詳しく調べました!

配信するために注意しなければならない著作権について、収益を得るためのやり方についても紹介します!

 

 

vtuberで歌を配信するやり方は?必要な機材もチェック!

vtuberで歌を配信するには、vtuberとしての準備と、歌を録音し配信するための準備が必要になります。

vtuberのメリットは、配信者本人が素顔をネットに出さないため、個人情報がある程度守られるという点が大きいです。

普通のyoutuberならば、スマホなどのカメラで撮影し、喋ったりしたことを録画し配信するだけで始められます。

しかし、vtuberの場合は分身となるキャラクターを用意しなければなりません。

そのためキャラクターを動かすためのソフトや機材が必要となります。

今回は歌を配信することにフォーカスを当てているので、さらに歌を録音するための機材なども必要になりますね。

それでは、一つずつあなたの疑問や不安を解消するために、配信のやり方を確認していきましょう!

 

vtuberになるためのやり方を紹介!

vtuberとして配信を始めるやり方を説明していきます。

  1. vtuberの種類を決める(2D/3D)
  2. パソコンかスマートフォンどちらで配信をするかやり方を決める
  3. vtuber制作ツールを用意する
  4. モーションキャプチャーを利用する
  5. 配信ソフトを活用する

それぞれの内容について、メリットデメリットなども詳しく説明しましょう。

<1.vtuberの種類を決める(2D/3D)>
vtuberとして配信されているキャラクターには2Dのものと、3Dのものがあります。

まずはあなたが、どちらのタイプで配信をしたいのか決めましょう。

2Dは、画質がきれいで制作しやすいが、基本的には上半身しか動かせないものが多いです。

3Dは、2Dと比べると動かせる範囲が広くなりキャラクターのリアリティが増すが、制作には専門的な技術や時間が必要となります。

どちらもメリット、デメリットがあるので、あなたがどんなvtuberになりたいかイメージして決めてみてくださいね。

配信が全く初めてで何から始めようか迷っているあなたには、2Dでの配信するやり方が初めやすいでしょう。

<2.パソコンかスマートフォンどちらで配信するかやり方を決める>
実はスマートフォンからでもvtuberは始められるのです!

パソコンは苦手だけど、vtuberになりたいというあなたでも大丈夫ですよ!

パソコンの場合はキャラクターに細かな動きをさせられる、カメラやマイクの性能を自分の自由に選択できるというメリットがあります。

デメリットとしては、設定に専門的な知識が必要なうえに機材の費用が高いという面がありますね。

スマートフォンの場合は、誰でも簡単なやり方で始められ、特別な機材を必要としません。

しかし、キャラクターの細かな動きなど、できることが限られてしまうというデメリットもあります。

本格的に始めたいのであればパソコンで、まずはお試しでどんな感じかやってみたいのならばスマートフォンから始めてみてもいいでしょう。

<3.vtuber制作ツールを用意する>
おすすめの制作ツールについてはこの後の項目で詳しく説明しますが、内容や難易度はさまざまです。

既存のキャラクターから選んだり、顔や胴体のパーツを選択して作成したりするものなど、自分に合ったツールを選びましょう。

無料で使えるものもあるので、お試し感覚で始めたいあなたでも安心して利用できますよ!

<4.モーションキャプチャーを利用する>
キャラクターが作れたら、次はキャラクターに動きをつけていきます。

モーションキャプチャーとは、カメラを使って人の動きを取り込む機能です。

モーションキャプチャーを利用することで、配信者の動きに合わせてキャラクターが動きます。

顔認証機能がついているスマートフォンであれば、簡単に使用できますよ。

モーションキャプチャーは、配信するvtuberの特徴がでる要素なので、魅力的な動きで視聴者を惹きつけられるように意識すると良いでしょう!

<5.配信ソフトを活用する>
動画配信用ソフトとしておすすめなものに「OBS Studio」があります。

歌を配信している多くのvtbuerが利用してるソフトなので、操作方法に困ったら使い方を紹介しているサイトが多くあるのもおすすめの理由です。

無料で使えるソフトなので、初心者のあなたでも安心して使用できますね!

YouTubeなどの配信サービスを使う前に、OBS Studioを挟むことで、さまざまな機能が使えるようになります。

歌を配信したいあなたに便利な機能の一部を紹介します。

  • PC画面をそのまま配信に映し、映像の加工もできる
  • マイクとPCの音声を同時に流せる
  • エフェクトをかけられる

このソフトを活用することで、配信できる内容の幅が広がりますよ!

 

配信を始めるために必要な機材は?

配信を始めるためには、機材とかもいろいろと必要なんでしょう?

スマートフォンで配信を行う場合には、顔認証機能がついたスマートフォンがあれば問題ありません。

パソコンを使用して本格的にvtuberとして配信を始めようと思ったら、さらにいくつかの機材が必要になります。

パソコン配信で必要となる機材について説明しますね!

パソコン配信で必要な機材
  • スペックの高いパソコン
  • Webカメラ
  • VRヘッドセット
  • マイク

<スペックの高いパソコン>
パソコンですが、可能な限りスペックの高いものが望ましいでしょう。

ポイントは、CPUとメモリです。インテルのCPUであれば、i7以上であることがおすすめです。

CPUとは簡単に言えば、パソコンの処理能力を数値で表したものです。

2021年10月現在、インテルで一番処理能力が高いものはCore i9です。

Core i9を購入すれば処理能力としては間違いがないですが、その分値段も高くなるのでCore i7でも問題はないでしょう。

CPUには紹介したインテルとRYZENというものがあり、どちらも性能は大きく変わらないようです。

ちなみに私のパソコンはRYZEN 7で、インテルのCore i7と同等のスペックがあると店舗で説明されました!

同じようなスペックならノートパソコンよりもデスクトップパソコンの方が良いのかな?

私のおすすめは、持ち運びができるノートパソコンです。

完全に自宅で収録などの全ての作業を行うのであれば、デスクトップでもちろん問題ありません。

スタジオなど自宅から出て作業をする可能性がある場合は、持ち運びができるノートパソコンが便利ですね!

<Webカメラ>
Webカメラはvtuberとして活動するには欠かせない機材の一つです。

顔認識の機能により、配信者の表情をキャラクターに反映するための機材です。

スマートフォンでは、あらかじめこの機能が搭載されているタイプを選びますが、パソコンの場合は外付けで用意する必要があります。

Webカメラ自体は安ければ数千円で購入できるものですが、画質や解像度が上がると表情の読み取りがスムーズになります。

あなたの予算に合わせて高性能なものを用意しても良いでしょう。

<VRヘッドセット>
キャラクターに複雑な動きをつけるには、VRヘッドセットを使用します。

VRヘッドセットを使うことで、身体全体の動きがつけられるようになるので、より本格的な配信ができるようになります。

お値段は50,000円程度と高額なものが多いですが、動きのバリエーションを増やし多くのファンを獲得したい本格派のあなたは用意することをおすすめします!

<マイク>
最後に、vtuberとして用意すべき物の一つにマイクがあります。

パソコン内蔵のマイクでも配信は可能なので、情報系のvtuberで音質を気にしなければ、あえて購入する必要もないでしょう。

しかし、歌の配信をするあなたには、マイクは何より大切な機材です。

この後の項目で詳しく説明していますので、そちらを確認してください!

 

歌を録音するための機材を揃えよう!

歌を配信するvtuberになりたいあなたには、さらに必要な機材がありますよ!

歌を録音するのに最低限必要なものを紹介します。

歌の録音に必要な機材
  • マイク&ポップガード
  • オーディオインターフェース
  • ミキサー

これらを接続するためのコードなどももちろん必要になってきますが、今回は主に機材について説明しますね。

<マイク&ポップガード>
歌を録音するのに必要な機材の一つがマイクですね!

マイクには、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクという2種類があります。

カラオケなどで使われている私たちがよく目にするものがダイナミックマイク。

テレビで見るような歌手が録音している映像や、漫才師がステージで使っているようなタイプがコンデンサーマイクといいます。

主な違いは集音性の高さです。コンデンサーマイクの方が歌った声をキレイに録音することができます。

録音するためには優秀なコンデンサーマイクですが、お値段はダイナミックマイクよりも高くなってしまいます。

Amazonで少し検索してみただけでも、ダイナミックマイクは2,000円程度で購入出来る物がありました。

コンデンサーマイクの方は、安い物でも5,000円前後するようです。

しかし、ダイナミックマイクでも10,000円以上するものもあったので、マイクも性能により値段には幅がありました。

ネット通販サイトで購入しても良いですが、電気屋さんなどで店員さんに性能を細かく説明してもらいながら選んでも良いでしょう。

そして、マイクとセットで歌を録音するのに無くてはならないのが、ポップガードです。

ポップガードってなに?絶対に必要なものなの?

あまり聞かないアイテムですが、あなたもテレビなどで見たことがあるはずですよ。

テレビで歌手が歌を収録している場面を見たことはありませんか?

マイクと歌い手の間に網のようなものがあります。それがポップガードです。

破裂音を発声した際のノイズを軽減してくれたり、唾が飛んでマイクに水分がつくことを防ぐなどの役割があります。

よりキレイな音で歌を録音しようと思ったら必要な機材ですね。

先ほど検索したAmazonでは、ポップガードが付属されているコンデンサーマイクもありましたよ。

ダイナミックマイクにもセットになっているものがありましたが、数は少なめでした。

マイクを選ぶときはUSB接続出来た方が良いって聞いたんだけど、ジャック接続はダメなの?

ジャック接続のマイクがダメというわけでは無いですが、USB接続タイプに比べると雑音が入りやすかったり、設定がめんどくさかったりというデメリットがあるようです。

どのタイプのマイクを購入するか迷っているあなたには、USB接続タイプのコンデンサーマイクをおすすめします!

<オーディオインターフェース>
私も初めて聞いた機器でした。マイクやギターなどの音をパソコンに取り込んだり、取り込んだ音を再生するための機器です。

パソコンに直接マイクをさせば良いんじゃ無いの?

直接マイクをパソコンに差し込んで録音することもできますが、それでは質の良い音を録音することができません。

初心者のあなたにおすすめなのが、YAMAHAの「AG03」です。

このあと紹介する、ミキサーの一つですが、オーディオインターフェースが内蔵されており、これ一つで歌を録音、配信することができるようになります!

youtubeでも多くの人が紹介しており、使い方に困る心配も無いでしょう。

また、Amazonで「AG03」と検索したところ、マイクなどの必要な機材をセットで販売しているものもありました。

何が必要かわからなくなる!というあなたにはおすすめな商品です。

<ミキサー>
ミキサーとは、入力された音のバランスを調整し、音を聞き取りやすくするために必要な装置です。

歌を録音するときなどは、自分の声、伴奏となるカラオケ音源など複数の音がありますよね。

入力されるそれらの音をバランス良く調整し、スピーカーから鳴らすために使用されます。

機種によっては、エコーをかけるなどエフェクトを追加することもできます。

先ほど紹介した「AG03」でもエフェクトを追加することができますよ。

テレビで歌を録音しているシーンでガラスの向こうに、つまみがたくさん付いた機器を見たことはありませんか?

あれがミキサーなのです。ミキサーはプロの歌手の録音などでも使用されますが、歌を配信や動画の音声編集などにも使用されます。

しかし、オーディオインターフェースとミキサーの両方を揃えると、置いておくためのスペースも必要だし、費用もかかります。

先ほど紹介した、「AG03」などのオーディオインターフェース内蔵のミキサーを購入することをおすすめします。

 

おすすめのvtuber制作ツールを紹介!

初心者のあなたでも使いやすい、おすすめの制作ツールを5つ紹介します!

あなたがどんなvtuberになりたいかによっても使いたい機能が変わってくるので、参考にしてください!

  • REALITY
  • カスタムキャスト
  • VRoid Studio
  • Vカツ
  • セシル変身アプリ

スマートフォン向けのものや、手軽に3D配信ができるツールもあるので、特徴を詳しく確認してみましょう!

<REALITY>
スマートフォン向けのバーチャルライブ配信アプリです。

必要な機材はスマートフォンのみと、手軽なやり方で配信を始めることができるツールです。

あらかじめ用意されているパーツを組み合わせて、オリジナルのキャラクターを作れることもおすすめのポイントですよ!

とにかく配信をやってみたい!というあなたには、一番手軽に挑戦できるツールでしょう。

<カスタムキャスト>
ニコニコ動画を運営しているドワンゴとS-courtが開発した、3Dキャラクター制作アプリです。

基本利用が無料で3Dのキャラクターを制作できることが魅力的なツールです。

服装や髪型はもちろん、肌の色や日焼けあとなど、かなり細かな部分までこだわってキャラクターを制作できます。

作ったキャラクターを使って、ニコニコ動画ですぐに配信を始めることができるので、今すぐにライブ配信を始めたいあなたは、ぜひチェックしてください!

<VRoid Studio>
イラストコミュニケーションサービスで有名な、pixivが提供してるサービスです。

絵を描く感覚で3Dキャラクターを制作できるので、3Dについての知識がなくても問題無くキャラクターを作れます。

商用利用にも対応しており、YouTubeで広告収益を出したり、ライブ配信で投げ銭をもらったりすることも可能になります。

収益を出すには、さまざまな条件をクリアしなければならないので、注意が必要ですよ。

<Vカツ>
このツールは、vtuberを支援するサービスとして登場したvtuberのためのツールです。

体型・髪型・アクセサリーなどの300以上の項目を自由に設定することができます。

PC版とスマートフォン版の両方が用意されているため、あなたの使いやすい機器で利用することができますね!

スマートフォン版では、顔認証機能を利用して、配信者の表情を反映することができます。

個性を出さなければならないvtuberとしては、表情を簡単にキャラクターに反映できるのは嬉しい機能ですね!

<セシル変身アプリ>
vtuberとして活動している、スズキセシルさんが作成した3Dアバター制作ツールです。

すでにあるパーツを組み合わるだけといった手軽さで、3Dのキャラクターが作ることができます。

商用利用も無料でできるので、本格的にvtuberとして収入を得たいと思っているあなたが、スタートとして選ぶにはおすすめのツールです。

実際にvtuberとして活動している人が作成したツールだけあって、vtuberが使いやすいような工夫がされていそうだね!

 

 

vtuberとして歌を配信するには著作権に注意が必要!

準備ができたら歌を録音して、さぁ配信!!と思っているそこのあなた!

現在あなたが耳にしている歌や曲には著作権があり、個人が許可なく曲を使用してしまうと問題になる場合があるのです。

時には裁判沙汰になってしまうこともあるので、配信を開始する前に、著作権について簡単に学びましょう。

 

著作権とは何かを学ぼう!

著作権ってよく耳にするし、大切なのものなのはわかるんだけど、具体的にはどういう権利なの?

自分で考え、他の人の真似でなく創作したものを「著作物」、その著作物を創作したした人を「著作者」と言います。

著作物を生み出した著作者の努力や苦労に報いるために、著作物の正しい利用を促し、著作者の権利を守るために法律で保護されたものが「著作権」です。

著作物には、小説や論文などの文章、ダンスの振り付けなどの形のないもの、絵画、写真などといった作品が当てはまります。

作曲や編曲をされた音楽も、著作物に当てはまり、歌を配信する上で注意が必要な著作権は、2つあります。

それは「詞」と「メロディー」についての権利です。

それぞれ、作詞者、作曲者が著作者となり、作品を悪用されないために使用について権利を主張することができます。

歌を配信するにはこの著作権をクリアしなければなりません。

そしてもう一つ、著作権には含まれませんが「著作隣接権」というものについても知っておきましょう。

「著作隣接権」とは、著作権ではないけれど、これに近い隣り合わせの権利のことで、演奏した人の権利がこれにあたります。

歌を録音するのには伴奏となるカラオケ音源が必要ですね。

このカラオケ音源にも作成した人の権利が発生しているのです。

この2つの権利をクリアしなければ、vtuberとして歌の配信を行う事ができません。

どうすれば著作権に触れずに歌を配信することができるのか説明しましょう!

 

著作権の問題をクリアするにはどうしたらいいの?

著作権の問題をクリアするには、著作者である、作詞者と作曲者に使用許可を取ることが基本です。

しかし、vtuberを始めようとしているあなたは、作詞家さんや自身で作曲をしている歌手さんに直接コンタクトを取るわけにはいかないですよね。

そこで登場するのが「JASRAC」などの著作権管理団体です。

JASRACは、習い事範囲での発表会にも著作権を主張したことが話題になるなど、印象が強いでしょう。

しかし、今回のように私たちが歌を配信するための権利を得る手間を省くためには便利な団体なのです。

JASRACがどのように著作権を管理しているのかを説明します。

  1. 著作者がJASRACに曲を預ける
  2. 作品の2次使用(動画配信やテレビなどでの使用)についての著作権をJASRACが管理する
  3. 2次使用者から使用料を支払ってもらう代わりに曲の使用を許可する(JASRACの独断で使用を拒否することはありません)
  4. JASRACから著作者に使用料が還元される

ポイントとなるのは、使用料さえ支払えば、JASRACに登録されている曲ならばいくらでも使えるということです。

YouTubeやニコニコ動画は、JASRACと提携しており、配信者のかわりに使用料を支払ってくれているようです。

YouTubeやニコニコ動画で配信するなら、使用したい曲がJASRACに登録されているかを確認すればOKなんだよね!

JASRACに登録されていれば、問題なく曲を使用できますが、登録がない曲を使用したい場合は少し手間がかかります。

曲の著作者に直接連絡をとり、使用許可をもらうしかありません。

レコード会社から出版されている曲のほとんどは、JASRACに登録されていますが、それ以外の曲では注意が必要です。

ファンメイドの曲や、ボカロ曲、ゲームのサントラなどは登録されていない場合があります。

配信する前にJASRACの登録をよく確認するようにしましょう!

 

演奏した人に発生する権利をクリアするには?

JASRACに登録されていれば著作権の問題はクリア!というわけではありません。

もう一つ、「著作隣接権」という演奏者に対する権利がありましたね。

これをクリアするには、JASRACのような間に入る団体がないので、直接交渉をするしかないのです。

しかし、CDの特典として収録されているようなカラオケ音源は、簡単には許可を得ることができません。

もし許可が得られても、使用料が高額になったり、生配信なら使用可など、条件が厳しくなることもあるんだって。

この問題をクリアするためにvtuberが行っている方法5つを紹介します!

  • アカペラで歌う
  • 自分でカラオケ音源を作る、又は、弾き語りをする
  • フリーの音源を見つけてくる
  • カラオケ業者と提携する
  • カラオケ音源を作ってもらう

〈アカペラで歌う〉
これはJASRACの著作権さえクリアしてしまえば、他の権利を気にする必要なく配信ができる最強の方法です。

私もよくYouTubeで歌ってみたなどの動画を見ますが、自分の歌をパートごとに撮影し、組み合わせることで伴奏を作成しているものもありましたよ。

声の伴奏ではイメージが違うなと思う曲もあるかもしれませんが、ミュージカルナンバーなどは、雰囲気も崩れず楽しんで聞けますよ!

〈自分でカラオケ音源を作る、又は、弾き語りする〉
自分で伴奏を録音したり、自分でカラオケ音源を作ったりする方法です。

自分のオリジナル音源を作ってしまえば、著作隣接権の権利はあなたが持つことになります。

作成した音源ならば、ライブ配信で使ってもアーカイブとして残しても問題なく使用できます!

一番自分の自由に音源を使用できる方法と言えるでしょう。

また、弾き語りも自分で音源をその場で作り出すことになるのでこちらも著作隣接権の問題はクリアできます。

ただし弾き語りは歌と伴奏を同時に収録することになるので、収録時にものすごく緊張しそうですね。

〈フリーの音源を見つけてくる〉
ネットを検索すると、フリーのカラオケ音源を公開しているサイトがたくさんあります。

vtuberで歌を配信している人はこちらを利用している人が多いようです。

特にボカロ曲の配信をする場合には、使用できる音源があることが多いそうですよ。

そうは言っても、曲数が豊富にあるわけではないので、探している曲が必ずしもあるとは限りません。

さらに、サイトの規定で作者を明記することが義務付けられていたり、商用利用不可としてスパチャの利用を制限したりしている場合があります。

スパチャとは、YouTubeで発信するコメントに、投げ銭の要領でお金を払う機能です。

配信者へのギフティング機能の一種で、主にライブ配信で、配信者を応援するためなどに使われています。

利用規約についてはよく確認してから配信に使いましょう。

〈カラオケ業者と提携する〉
vtuberが所属している事務所があり、事務所とカラオケ業者が提携しているパターンです。

この方法は、一般のvtuberが個人で業者と提携するのは難しいですよね。

しかし、事務所に所属しているvtuberにとっては、音源をいちいち探さなくてよくなるので、便利な方法です。

vtuberとして活動し続けようと思っているなら、事務所に所属するのはいい方法かもね!

事務所に所属するには、オーディションなどもあるようなので、興味があるあなたは調べてみてくださいね!

〈カラオケ音源を作ってもらう〉
自分では音源を作れないし、弾き語りなんて無理!というあなたも諦めるのは早いですよ!

自分で作れないのならば、依頼して作ってもらえばいいのです。

元々がファンが作った曲などを、リスナーにカラオケ音源を提供してもらい、vtuberが歌うこともあるそうです。

ファンからの提供だけでは限度があるので、この方法だけで配信を続けるのは難しいでしょう。

私はたまに、得意を売り買いで有名なココナラなどのクラウドサービスを見ていることがあるのですが、ここで便利なサービスを見つけました。

クラウドサービスには、カラオケ音源を作ります!というサービスを販売している人が数多くいるのです。

音源作成は時間もかかるし技術も必要なものです。

人気な出品者ほどお値段はお高くはなりますが、どうしても音源が見つけられない場合には利用するのも一つの手段かもしれません!

 

 

vtuberが歌の配信で収益を得るにはどうしたらいいの?

YouTuberが子供が選ぶ将来の夢ランキングで上位になったりと、動画配信を職業とする人が注目されていますよね。

vtuberでも配信で収益を得ている人はもちろんいます。

では、どんなvtuberが収益を得ているかというと、自分のオリジナルで歌を配信できる人です。

  • オリジナルソングを作詞・作曲し配信する
  • アレンジしたカラオケ音源を作成して歌う

具体的に言うと、この二つがそれに該当することになります。

オリジナルソングであれば、先ほど学んだように、著作権も著作隣接権も全て気にすることなく配信をすることができます。

さらに、その歌が人気になればその収益は全て自分のものにすることができますね!

ボカロ曲のように、カラオケ音源を配布すれば、それを利用して配信してくれる人が出ます。

ボカロ曲はもともとオリジナルソングをボーカロイドという機械に歌わせたものなので、曲の収益は全て作曲した権利者のものとなります。

ボカロ曲のようなオリジナルソングは歌われれば歌われるほど、作成した権利者が収益を得ることができるのです。

音源の使用料なども全て自分の収益にできるのだから、オリジナルソングを作れる人は収益を得やすいんだね!

また、アレンジした音源を作成して歌うことができる人もvtuberとして収益を得られる可能性が高くなります。

もちろんJASRACに登録されている曲であることが必要だったり、オリジナル曲の作者に使用許可を得たりする必要はあります。

ハイテンポな曲をバラード調にアレンジするなど、工夫次第でvtuberとしてあなたのオリジナル性を存分に発揮することができることもポイントですね!

あなたの特徴を活かした曲を配信することで、再生数を伸ばすこともできるでしょう。

 

 

まとめ

  • vtuberとして配信するには2Dと3Dがあり、自分に合った配信のやり方を選ぶ必要がある
  • 配信のやり方はパソコンでもスマートフォンでも可能で、それぞれに適した制作ツールで分身となるキャラクターを作る必要ある
  • パソコンを使用しvtuberとして活動するためには、スペックの高いパソコンをはじめ、いくつかの機材が必要である
  • vtuberとして歌を配信する機材は、性能の高いコンデンサーマイクとオーディオインターフェース内蔵のミキサーがおすすめ
  • vtuberとして歌を配信するなら、著作権や著作隣接権に注意し動画を作成しなければならない
  • 著作権の問題はJASRACなどの著作権を管理する団体を利用すればよい
  • 著作隣接権の問題はフリーの音源を探したりオリジナルの音源を作成したりすることでクリアできる
  • 歌を配信するvtuberとして収益を得るには、オリジナルソングを作成することが一番の収益となり得る
  • 既存の曲でも、オリジナルのアレンジを加えることで人気が出て収益を得ることができる

vtuberとして歌の配信活動をするためには、たくさんの準備や著作権などの気をつけなければならないことがありました。

歌を配信するには必要な機材も多くありますが、まずはスマートフォンを利用して簡単な配信をしてみるもの一つの手段ですね!

vtuberとしての配信のやり方を学び、活動をはじめて見ましょう!

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