いつもスマホで使っているイヤホンってノートパソコンでも使えるの?
ブルートゥースイヤホンはノートパソコンでも使用できますよ。
ワイヤレスで音楽を楽しみたいというあなたに、ブルートゥースの接続方法を詳しく解説します。
接続してみたのに上手くつながらないのであれば、ノートパソコンにブルートゥース機能が搭載されていないか、不具合が起きている可能性もあります。
ブルートゥースが使えないと、イヤホンやマウスなど有線で接続することになるので不便ですよね。
ブルートゥース機能が使用できない場合でも、アダプタを後付けすればブルートゥースが使えるようになりますよ!
アダプタは1000円程度で購入できますので、選び方もご紹介しますね。
あなたもブルートゥースを活用して、快適なパソコンライフを楽しみましょう!
ラディウスの「tinyシリーズ」の最新製品で、ノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンです。
高音質かつフィット感抜群でコストパフォーマンスも優れた人気モデルになっています。
ノートパソコンとブルートゥースイヤホンの接続方法
ブルートゥースイヤホンはノートパソコンでも使用可能です。
ノートパソコンでもワイヤレスで音楽が楽しめるのは便利ですよね。
また、マイク付きイヤホンがあれば、オンライン会議やビデオ通話でも使用できますよ。
ここでは、ノートパソコンとブルートゥースイヤホンの接続方法をご紹介します。
ペアリングする方法をWindowsとMacの場合で解説
まずは、Windowsのノートパソコンとブルートゥースイヤホンを接続する方法について解説します。
- 「スタートボタン」をクリックする
- 「設定」をクリックして、「Windowsの設定」画面を開いたら「デバイス」をクリックする
- 「Bluetoothとその他のデバイス」をクリックして、「Bluetoothオフ」になっている場合はオンにする
- 「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックして、「デバイスを追加する」画面の中にある「Bluetooth」をクリックする
- 周囲にあるデバイスの検索が始まるので、イヤホンをペアリングモードにする
- 検出された機器の名称が表示されるので、イヤホンの名称をクリックする
- 「接続済み」と表示されたら完了
ペアリングモードにする方法は、あなたがお使いのイヤホンによって異なりますので、説明書を参照してください。
ちなみに、私が使用している「TaoTronics」のイヤホンは、電源ボタンを5秒以上長押しするとペアリングモードになります。
続いてMacを使って接続する方法を解説します。
- メニューバーのアップルメニューから「システム環境設定」を選ぶ
- 「システム環境設定」画面の中から、「Bluetooth」をクリックする
- 「Bluetooth:オフ」になっている場合は、「Bluetoothをオンにする」をクリックする
- 周囲にあるデバイスの検索が始まるので、イヤホンをペアリングモードにする
- イヤホンの名称が表示された後、しばらくするとペアリングの準備が完了するので、「ペアリング」または「接続」をクリックする
- 「接続済み」と表示されたら完了
一度ペアリングが完了した後は、イヤホンが通信の範囲内にあって電源が入っていれば、自動的にノートパソコンと接続されます。
ブルートゥースと聞くと難しそうで、なかなか使いこなせないイメージがありますが、操作は意外と簡単ですね。
接続できないときはイヤホンとスマホの接続を解除する
1台のブルートゥースイヤホンをスマホとノートパソコンで共用することが可能です。
私も複数の機器でイヤホンを使用しており、外出中はスマホで、家で家事をしているときはノートパソコンで音楽を楽しんでいます。
ブルートゥースイヤホンはとても便利なのでもう手放せません!
しかし、複数の機器でイヤホンを使用していると、ノートパソコンと接続しようとしても上手くつながらない場合があります。
接続できない場合は、スマホとイヤホンが自動的に接続されているケースが多いので、イヤホンとスマホの接続を解除しましょう。
なぜなら、ブルートゥースイヤホンには自動接続機能がありますので、電源を入れると最後に接続した機器と自動的につながるからです。
そのため、イヤホンの電源を入れる前に、スマホのブルートゥース機能をオフにするか、イヤホンとスマホの接続を解除する必要があります。
- スマホの「Bluetooth設定画面」を開く
- イヤホンの名称をタップして接続を切断する
ただし、「登録を解除する」や「接続を解除」を選択した場合は、登録機器から削除されますので注意しましょう。
登録機器から削除してしまった場合は、先ほどご説明した手順に沿って再度ペアリングを行ってください。
ノートパソコンにブルートゥースがあるか確認する方法
現在販売されているほとんどのノートパソコンにはブルートゥース機能が搭載されていますが、旧型のノートパソコンには搭載されていない場合があります。
例えば、会社のパソコンではブルートゥースが使えないこともあります。もしかしたら出張やオンライン会議などで、会社のパソコンを使う機会が多いかもしれませんね。
ノートパソコンにブルートゥース機能がないとイヤホンやマウス、外付けのキーボードなど有線で接続しなければならないので不便ですよね。
あなたが使用するノートパソコンにブルートゥース機能が搭載されているかどうか確認してみましょう。
まずは、Windowsを使って確認する方法を解説します。
<Windowsの場合>
システムトレイにブルートゥースのアイコンがあれば、ブルートゥース機能が搭載されていて、使用可能な状態になっています。
その他、「デバイスマネージャー」からブルートゥース機能について確認することもできます。
- 「スタートボタン」を右クリックする
- 「デバイスマネージャー(M)」をクリックしてデバイスマネージャーを開く
- 「デバイスマネージャー」画面の中に「Bluetooth」と表示されていれば使用可能
続いてMacにブルートゥース機能が搭載されているか確認する方法を解説します。
<Macの場合>
メニューバーにブルートゥースのアイコンが表示されていれば、ブルートゥース機能が搭載されていて、使用可能な状態になっています。
その他、「アップルメニュー」からブルートゥース機能の有無を確認することもできます。
- メニューバーのアップルメニューから「システム環境設定」を選ぶ
- 「システム環境設定」画面の中から、「Bluetooth」をクリックする
- 「Bluetooth」パネルに、「Bluetooth をオンにする」というオプションが表示されていれば使用可能
この操作で、あなたのノートパソコンにブルートゥース機能がついているか分かりますね。
私のノートパソコンにはブルートゥース機能は付いていないみたい。
諦めるのはまだ早いですよ!ブルートゥースが搭載されていないノートパソコンでもアダプタを後付けすればブルートゥース機能を使用できます。
またブルートゥースが搭載されているはずなのに不具合が起きているといった場合でも、アダプタを付けるとブルートゥース機能を使用することができますよ。
ブルートゥースの後付けについて後ほど詳しく解説します。
ノートパソコンがブルートゥース非対応でも後付け可能
先ほどお伝えした通り、ブルートゥースに対応していないノートパソコンでもアダプタを後付けすればブルートゥース機能を使用できます。
その他、以前はブルートゥース機能が使えていたはずなのに、不具合が起きているといった場合でも、ブルートゥースアダプタの後付けは有効です。
USBアダプタ形式の製品であれば、USBポートに差し込み、ブルートゥース機器とペアリングするだけで使用できるので、とても簡単です。
ブルートゥースアダプタは通販サイトや家電量販店などで1,000円から販売されていますので、手軽に購入できます。
しかし何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ノートパソコンでワイヤレスイヤホンを使いたいというあなたに、後付けのブルートゥースアダプタを選ぶときのポイントを解説します。
ノートパソコンのOSに対応しているかチェックする
あなたが使用するノートパソコンのOSに、ブルートゥースアダプタが対応しているか確認しましょう。
現在販売されている多くのブルートゥースアダプタは、Windows Vista・7・8・8.1・10に対応しています。
しかし、Windows7以前のOSでは接続できなかったり、不具合が生じたりする可能性もあります。
あなたが使用するノートパソコンのOSに対応していないブルートゥースアダプタを選んでしまうと、使用できませんので注意しましょう。
ブルートゥースアダプタのプロファイルをチェックする
ブルートゥースアダプタを購入するときは、「イヤホンに音声が転送できるプロファイル」が含まれているか確認しましょう。
プロファイルとはアダプタとブルートゥース機器を接続した時に、どのような機能を利用できるか示したものです。
プロファイルには20種類以上ありますが、主なプロファイルは次の通りです
プロファイル | 機能 |
A2DP | ヘッドフォンやイヤホン等に音声を伝送する |
HID | マウスやキーボード等の操作を行う |
BIP | プリンターに画像を転送する |
HFP | ヘッドセットでハンズフリーの電話通信を行う |
ブルートゥースアダプタに「A2DP」が含まれていないと、イヤホンの使用ができませんので、購入する前に必ず確認しましょう。
ブルートゥースアダプタのClassをチェックする
ブルートゥースには電波強度を示す「Class」という規格があります。これは電波の通信距離を表す単位です。
数字が小さいほど通信距離が長いことを表しています。
Class | 通信距離 |
Class1 | 最大100m |
Class2 | 最大10m |
Class3 | 最大1m |
現在販売されているブルートゥースアダプタはClass1とClass2が主流で、Class3のものはほとんどありません。
自宅や仕事で、ノートパソコンとブルートゥースイヤホンを接続するのであれば、Class2を選ぶといいでしょう。
ブルートゥースアダプタのバージョンをチェックする
ブルートゥースのバージョンには1.0b〜5.2まであり、数値が大きいほど転送速度が早く、通信範囲が広いことを表しています。
現在主流となる4.0以降のバージョンは省電力に特化しており、わずかな電力で非常に長い時間稼働することができます。
長時間の使用でもバッテリー切れを気にせず機器を使用できるのが最大のメリットです。
また、ブルートゥースのバージョンには下位互換性があります。
下位互換性とは、接続元と接続先でバージョンが異なる場合、低い方のバージョンに合わせて接続することです。
そのため、ノートパソコンとアダプタのバージョンが違っても接続できます。
例えば、バージョン4.0対応のノートパソコンとバージョン5.0対応のアダプタの場合、下位互換が適用されて4.0で接続することになります。
特にこだわりがなければ、ブルートゥース4.0以上に対応しているアダプタを選べばいいでしょう。
USBポートの規格をチェックする
ブルートゥースアダプタはUSBポートに装着して使用しますが、そのUSBにも「USB規格」と呼ばれる種類があります。
USBの規格は1.1から3.2まで存在しますが、数値が大きくなるほど通信速度も早くなります。現在は3.0が主流です。
USB規格 | 転送速度 |
USB1.0 | 12Mbps |
USB1.1 | 12Mbps |
USB2.0 | 480Mbps |
USB3.0 | 5Gbps |
USB3.1 | 10Gbps |
USB3.2 | 20Gbps |
現在販売されているブルートゥース機器の転送速度は最大で24Mbpsです。
そのためブルートゥースアダプタは、転送速度が480MbpsのUSB2.0を選べばいいでしょう。
アダプタは見た目が似ているので、どれも同じだと思っていましたが、意外と性能に違いがありますね。
チェックすべきポイントを踏まえて、あなたのお好みに合ったアダプタを探してみてくださいね。
まとめ
- ブルートゥースイヤホンはノートパソコンでも使用できる
- ノートパソコンのブルートゥースをオンにして、イヤホンをペアリングモードにすれば接続できる
- 接続できない場合は、イヤホンとスマホが接続されていることが多いので、イヤホンとスマホの接続を解除する
- Windowsの場合、システムトレイにブルートゥースのアイコンがあればブルートゥース機能が搭載されていると分かる
- Macの場合、メニューバーにブルートゥースのアイコンがあればブルートゥース機能が搭載されていると分かる
- ブルートゥース機能が搭載されていないノートパソコンでもアダプタを後付けすれば、ブルートゥース機能を使用できる
- アダプタを選ぶときはノートパソコンのOSに対応しているかチェックする
- アダプタを選ぶときはブルートゥースのClass、バージョン、プロファイル、USB規格をチェックする
ノートパソコンでもブルートゥースイヤホンは使えますので、ワイヤレスで音楽や動画を楽しむことができますね。
ノートパソコンにブルートゥース機能が搭載されていない場合でも、後付けが可能です。
是非ブルートゥース機能を活用して、快適なパソコンライフを楽しんでくださいね。
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