寄せ書きと言えば、色紙を順番に回して書いていくスタイルが昔からの定番ですよね。
しかし、この方法だと時間がかかる上に、いま誰が色紙を持っているか分からず、最悪の場合だと色紙が行方不明になる、なんてこともあり得ます。
寄せ書きを渡す日までに余裕があれば良いですが、そうでない時は、期日に間に合うかひやひやです。
良い方法がないか調べたところ、オンラインで寄せ書きが無料作成できる方法を見つけました!
オンラインでメッセージを集めることができるので、忙しいあなたにピッタリの方法ですよ。
オンラインの寄せ書きを無料で作る方法はいくつかありますが、今回はアプリのダウンロードが必要なく、WEB上で簡単に無料作成できるサイトをご紹介します。
オンラインで作成した寄せ書きをプリントするために必要なプリンター。家庭にあるととても便利ですよね。
スマホからQRコードを読み取って印刷することもできる優れものです♪
寄せ書きはオンラインのヨセッティで無料!自分で印刷できる方法も紹介
寄せ書きがオンラインで作れるサービスはいくつかあります。なかでもおすすめなのは、「yosetti(ヨセッティ)」という無料のサービスです。
「yosetti」は、お手軽・かわいい・コスパ良し、と3拍子がそろっているのです。
簡単な会員登録だけで、すぐに利用できますよ。私も以前、職場の先輩に寄せ書きを送る際、使わせてもらいました。
使い方も本当に簡単でしたよ。大まかな流れはこちらの通りです。
- デザインを選んで、寄せ書きを新規作成する
- メッセージを書いてほしい人に、寄せ書きの招待URLを送る
- メッセージが集まったら締め切り、お届け設定をする
メッセージの依頼を受けた人は、指定されたURLにアクセスしてメッセージを書き込むだけです。会員登録も不要です。
たったのこれだけで、寄せ書きが完成です。このスピード感こそ、オンラインでつくる最大のメリットではないでしょうか。
今まで何日もかけてメッセージを集めていた苦労は何だったのか、と思うほどあっさり作れました!
スピード感があるのは、どのオンライン寄せ書きも同じなので、「yosetti」ならではの魅力もご紹介します。
「yosetti」の良いところは、デザインが豊富で、簡単にかわいく、センス良く作れる、という点です。
寄せ書きを作るとき、絵心やセンスがあれば問題ないですが、私はどちらも持ち合わせておりません…。
「yosetti」では、シチュエーションや人数に合わせて、さまざまなデザインが用意されており、簡単にセンスの良い寄せ書きが作れます。
どれもこれもカラフルで本当にかわいいのです!ディズニーやサンリオキャラクターといった、子どもが喜びそうなデザインも豊富ですよ。
もちろん、ビジネスシーンに合うシンプルなデザインも多数あります。
寄せ書きの印象を決める背景デザインはもちろん、個別のメッセージ装飾まで、書く人によって変えられるのも嬉しいポイントです。
メッセージ枠、フォント、文字色の選択に加え、スタンプなどでデコレーションもできるので、書く人の個性が出せますよ。
メッセージ用の枠には写真の入れ込みができるデザインもあるので、書いた人が写真も添えてくれたら、いっそう喜ばれるのではないでしょうか?
ただし、無料の範囲は、寄せ書きの作成とそのデータをWEB上で受け取るところまでです。
例えば、完成した寄せ書きを、相手にメールなどで送るのは無料でできます。
しかし、色紙へのプリントや、自分で印刷する用のPDFデータを受け取るというお届け方法を選ぶと、それぞれ料金が発生します。
お届け方法 | 料金(税込価格) |
プリントしてお届け | 2,928円~ |
PDFデータをお届け | 550円~ |
いずれも用紙の2枚目以降は、色紙プリントが+770円(税込)、PDFが+330円(税込)、上記の価格に追加されます。
ちなみに、私が会社の先輩に贈ったときは、PDFデータを購入して、プリントアウトしたものを市販の色紙に貼りつけました。
鮮明に印刷されて、小さな文字でもはっきり見えましたよ。
予算に限りがあるけど、ちゃんとしたものを送りたい、というときは、PDFデータのダウンロードがおすすめです。
寄せ書きのオンラインサイトで手書きはできる?
オンラインで寄せ書きが作れるのは便利ですが、昔ながらの寄せ書きに慣れていると、手書き文字のぬくもりも捨てがたいですよね。
オンラインで手書きの寄せ書きを作れるサイトは見つけられませんでしたが、「yosegakki(ヨセガッキー)」というサイトで代用できるかもしれません。
作成の流れは、先にご紹介したサイトとほぼ同じ方法で、幹事さんがデザインを決め、メッセージを書いてほしい人にURLを送るという方法です。
「yosetti」と異なり、「yosegakki」は、装飾にオリジナルの写真を使うことができます。
この機能を利用し、手書きメッセージを写真にして装飾するのはいかがでしょう。
手書きメッセージの他に、手描きイラストなどがあっても、きっとステキですよ。
試しに、通常のメッセージ入力と一緒に手書きメッセージを撮影したものを装飾してみました。
このように手書きメッセージを貼り付けることができました。画像は正方形の他に丸形も選べました。
しかし、画像の挿入は、メッセージ入力を締め切った後にできる作業で、この作業は、幹事さんしかできません。
書いてもらう人に手書き画像を送ってもらって、幹事さんがひとりで作業する必要があります。
数が少なければ、それほど大変ではないかもしれませんが、手間と時間がかかるのなら、オンラインで作るメリットが薄れてきますね。
また、画像をアップできる数については、公式のQ&Aで明らかにされていません。画像の容量にもよるので、何枚まで、とは定められていないようです。
メッセージの一部を手書きにする、という程度であれば「yosegakki」でできそうですね。
なるほど、ひとつの選択肢になりそうね。こちらも印刷には料金がかかるのかしら?
「yosetti」と同じく、作成したデータを相手に送るまでが無料のサービスでした。
PDFデータの作成は、1枚あたり550円(税込)とのこと。こちらは、2枚目も同じ額なので、2枚にわたる場合は1,100円(税込)です。色紙への印刷は行っていないようです。
似たようなサービスですが、少しずつ違う部分もあるので、目的に応じて使い分けると良いですね。
寄せ書きをオンラインで作ったデータの印刷方法は?
2つのオンライン寄せ書きサイトを紹介しましたが、いずれも無料の範囲は、完成したデータの送信まででした。
せっかく作った寄せ書きだから、オンラインで送るのではなく印刷して渡したいけど、無料でできる方法はないかしら。
サイトを運営されている企業さんには悪いですが…、私もそう思いました。
ネットで検索したところ、2つの方法が比較的すぐにできそうだったので紹介します。
「Snipping Tool」を使う
まずは一番簡単そうな、パソコンのスクリーンショット機能を試してみました。Windowsの「Snipping Tool」という機能です。
試してみたところ、結果はなんとも微妙な仕上がりでした。
やはりイラストや文字の鮮明さが落ちるので、かしこまった場で人に贈るレベルではないかな、という印象です。
有料のものを無料でなんとかしようとしているので、当然と言えば当然ですが。
実際の印刷物はこちらです。少しわかりにくいですが、ご参考までに…。
お使いのパソコンやバージョン、プリンターにより仕上がりが異なるとは思いますので、それぞれのご判断でお願いします。
「FireShot」を使う
他にも、Google Chromeの「FireShot」という機能を使って印刷すると、比較的キレイに仕上がるという情報もありましたよ。
すでに「FireShot」がパソコンにダウンロードされているのであれば、すぐにできるので試してみる価値アリですね。
- 寄せ書きサイトで作成したデータを画面に表示する
- 画面を500%に拡大する
- 「FireShot」を使ってキャプチャする
- PDFで保存する
PDFで保存したデータを印刷する際、光沢紙を使用すると、よりキレイな仕上がりになるそうですよ。
なるほど、光沢紙かー、と思わず関心してしまいました。
印刷した用紙を色紙に貼り付けたり、ラミネート加工したりすると立派な贈り物に仕上がりそうですね。
次にオンラインで寄せ書きを作る機会があれば、試してみたいと思います。
また、どちらの方法にも共通する情報として、もうひとつお伝えさせてください。
「yosetti」にあるディズニーなどのキャラクターデザインは、購入前のプレビュー画面全体に「PREVIEW」の透かし文字が入っています。
スクリーンショットによる印刷防止のためでしょうか。完全にこちらの行動を読まれていました。(笑)
もし、スクリーンショットを使って印刷を考えているのなら、デザイン選びの段階でご注意くださいね。
まとめ
- 寄せ書きはオンラインで無料のものがある
- 「yosetti」は豊富なデザインから選べ、簡単にセンスの良い寄せ書きが仕上がる
- 「yosegakki」では、写真の装飾を使って手書きメッセージも添えられる
- どちらのサイトも、オンラインでの寄せ書き作成とデータの送信までが無料
- スクリーンショットの機能を使うと、無料で印刷はできる
寄せ書きまでオンラインでできるなんて、本当に便利ですよね。しかも無料でここまで作らせてもらえるなんて、ありがたいです。
シンプルだけど、もらうと嬉しいのが寄せ書きです。あなたも、ふだん言葉にできない感謝の気持ちを、メッセージにして贈ってみませんか?
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