妻に浮気されて、どう接していいか分からない…。
信頼していた妻に浮気されて傷付いていることに加え、浮気発覚後の妻の態度が気になり、どう接していいか迷っている方もいるのではないでしょうか。
関係修復か離婚か迷っている段階でも、妻の態度に応じて、きちんと話し合いをするなど夫として先を見据えた対応を取ることが重要です。
妻の態度に合わせた適切な接し方をすることで、「今後どうしていくべきか」も冷静に判断できるようになりますよ。
本記事では、妻の浮気発覚後の態度に応じた接し方、関係修復を目指す時のポイント、離婚したい時に取るべき対応を紹介します。
また、浮気したのが「夫」側の場合の、妻から夫への接し方のポイントも紹介しているので、浮気発覚後の夫婦関係に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
浮気発覚後の妻がとる態度への接し方ポイント3つ
浮気発覚後、妻が浮気を認めない等の気になる態度をとる場合には、今後のためにきちんと話し合いをする等、夫としての接し方ポイントが3つあります。
まずは妻に対して適切な接し方をすることで、今後あなたが「妻とどうしていきたいか」「どうしていくべきか」を考えるヒントも得られます。
夫側の浮気は一過性のものが多いと言われていますが、妻側の場合ははっきりとした理由がある場合も。
浮気をした妻が浮気発覚後に取りがちな態度と、夫として今後のために取るべき対応・接し方3つについてそれぞれ詳しく説明します。
浮気を認めない場合には証拠をつかんで話し合いを
浮気なんてあなたの勘違いだって言っているじゃない!
妻が浮気の事実を認めずに隠し通そうとする場合、まずは逃げ切れない証拠をおさえた上で話し合いをすることが重要です。
妻にとって、浮気を認めてしまえば夫であるあなたを悲しませることにつながりますし、自分の非を認めることにもなります。
妻が「証拠がないなら認めず隠し通す」という態度を貫けば、浮気の原因の解決に向けた根本的な話し合いができません。
妻と話し合うためにも、まずは証拠を提示して浮気を認めさせることがポイントです。
逃げ切れない証拠を提示し、浮気を認めさせた上で話し合いに向き合ってもらうことが、妻との今後の関係を築いていく第一歩につながりますよ。
反省の素振りが見えない場合は感情を素直に伝える
浮気したのだってあなたが原因よ!私は悪くない!
妻が浮気をしたのは夫であるあなたにも原因があるとし、浮気発覚後も反省や謝罪の意を見せない場合は、まずはあなたの気持ちを冷静に伝えましょう。
妻は浮気の責任をあなたに押し付けることで、一方的に自分が責められるのを避けようとしているのかもしれません。
浮気原因の解決も大事ですが、まずは妻が過ちを認めて反省しないと話が進みません!
妻が自らの過ちをごまかそう、隠そうとして反省の意が見えない場合は、「あなたが妻を信頼していたからこそ、深く悲しんでいる」ことを伝えましょう。
感情的に怒鳴りつけるのではなく、冷静にあなたの気持ちを伝えることで、意地を張っていた妻も落ち着いて話をしてくれるようになりますよ。
離婚を切り出された場合はまず自分の意思を固める
バレたならもういいや。離婚しましょ!
自分が責められることから逃げたくて投げやりになり、妻が離婚を切り出してきた場合は、すぐに応じずあなたの意思をしっかり固めましょう。
妻側も一時的に不安定な精神状態になっていて、その時の感情で離婚を口にしている可能性があります。
浮気の原因や、今後離婚なのか関係修復なのかなどをしっかり話し合わないまま離婚に応じてしまうと、後悔してしまう可能性もあります。
しっかり妻と話した上であなたの意思を固めてから、この先の妻との関係を考えていくようにしましょう。
浮気発覚後の妻には、一時の感情でなく冷静に話し合うなどの接し方が重要です!
これからの妻との関係を考えていくためにも、妻の態度に応じた接し方をすることが大切です。
浮気された側のあなたが譲歩するのは納得いかないかもしれませんが、大人の対応をすることで今後の妻との関係を考えるヒントを得ることにもつながりますよ。
浮気発覚後の妻と関係修復を目指すための接し方4つ
妻の浮気発覚後でも、妻とやり直したい場合には、関係を修復するために「浮気を認めさせてけじめをつける」等接し方のポイントが4つあります。
妻に対する怒りや悲しみもあるかと思いますが、関係修復のためには感情的にならないことも重要なため、接し方のポイントを意識していきましょう。
浮気の発覚後、妻との関係を修復したい時の接し方のポイントについて、それぞれ詳しく説明します。
浮気を認めさせた上でお互いにけじめをつける
妻が再び浮気することを避けるためにも、しっかり反省させ、夫婦関係のルールを作るなどけじめをつけておくことが大切です。
浮気をごまかされたままでは、あなたが妻に抱く疑いは晴れず、もやもやした状態のまま夫婦関係を続けることになります。
まず一度妻の浮気にしっかりと向き合って、怒りや悲しみもリセットしておかなければ、夫婦関係が歪なままになってしまいますよ。
あなたが納得できるように、「浮気相手との関係を完全に断つ」等の約束事やルールを決めておくのも方法の一つです。
自分の要望だけでなく妻の意見も聞くことで、双方が納得した上で今後の関係を築いていくことができるようになります。
愛を伝えて妻に歩み寄る姿勢を見せる
一度けじめをつけて関係修復を決意したならば、あなたから妻に歩み寄ることでより前向きな関係を構築していくことができるようになります。
何もなかったように過ごすのは難しいですし、妻に対する不満もあると思いますが、いつまでも引きずっていると夫婦間の空気は悪いままになってしまいます。
関係修復をするのであれば、あなたにきっと妻を愛する気持ちがまだあるということだと思うので、その気持ちを素直に伝えていきましょう。
感情的に責めるのではなく、「愛しているからこそ悲しかった」ことが伝われば、妻もあなたに真摯に向き合ってくれるようになりますよ。
「愛している」など言葉にするのが難しい場合は、食事に誘ったり話しかけたりなど、身近なコミュニケーションから始めていきましょう。
妻が浮気をする原因となった不満に寄り添い解決する
浮気した妻が悪いことはもちろんですが、妻が浮気してしまった原因があなたにもあるならば、その解決を目指して2人で取り組むことも大切です。
私の話なんて全然聞いてくれないし、家事も育児も少しも手伝ってくれない!
浮気発覚後は罪悪感から献身的になってくれたとしても、根本的な原因を解決しなければ妻の不満はいずれ、またたまってしまいます。
妻の不満をそのままにしてしまうと、また浮気を考えてしまう可能性もあります。
妻が反省し、謝罪してくれたならば、あなた側からも妻の気持ちに寄り添って、一緒に解決策を見つけていきましょう。
互いの気持ちを理解することで、妻が浮気など考えない良好な関係を築くことにもつながりますよ。
子どもへの影響を考慮して協力し合う
妻を許したわけではなく、子どもへの影響を考えて関係修復を目指した場合でも、子どもの心に傷を残さないように協力していくことが重要です。
子どもが小さいうちは母親の存在は大切ですし、雰囲気の悪い夫婦関係は子どもの心に悪影響を及ぼす可能性もあります。
「子どものためにどうしていくべきか」をしっかり話し合って生活していくことで、妻も反省して努力してくれるかもしれません。
浮気された悲しみはなくなりませんが、子どもを中心にした生活を考えることで、冷静さを取り戻せる場合もあります。
子どもにとってよい環境を整えることを2人の目標としていくことで、今より少し前向きな会話ができるようになりますよ。
浮気をしたのは妻ですが、あなたから歩み寄ることが関係修復のためのポイントです。
妻との関係修復を決意したならば、しばらくは妻を許す気持ちになれないとしても、あなたから寄り添うことが良い関係を築いていくためにも重要です。
けじめをつけ、妻としっかり向き合うことで、2人がより前向きにこれからの人生を歩んでいくための道も拓けていきます。
浮気発覚後の妻と離婚したい時に取るべき対応4つ
関係修復を目指したけれど、どうしてもダメだった…。
浮気発覚後の妻と離婚を決意した場合は、「離婚の手続きを確認する」など4つの対応が必要です。
「結婚よりも離婚の方が大変」という話を聞いたことがある方もいるかと思います。
まだ離婚かどうか迷っている段階でも、対応を知っておけばいざという時に安心ですし、スムーズに動けるようになりますよ。
浮気発覚後の妻と離婚する決意をした時に、必要な4つの対応についてそれぞれ詳しく説明します。
浮気の確かな証拠を確保しておく
離婚が話し合いで決まらない場合に備えて、浮気の確かな証拠を確保しておくことが大切です。
妻が浮気を認め、あなたの「離婚したい」という意思に同意してくれればスムーズに進みますが、そうでない場合も見据えた対応が必要です。
離婚をしたい時に確実に話を進めるためにも、浮気の証拠はしっかり確保しておきましょう!
浮気の有効な証拠を自力で確保することは非常に難しいため、探偵などの専門家に相談することもおすすめです。
信頼できる相談相手を作っておく
浮気や離婚に向き合うことは想像以上に精神的な負担も大きいため、一人で悩みを抱え込まずに相談できる相手を探しておきましょう。
事情を知っている友人でもいいですし、専門的なカウンセラーに頼るなども方法の一つです。
離婚に向けての手続きや話し合いを子どもに見られたくない…。
また、小さいお子さんがいる場合、友人や家族に事情を話しておくことで、離婚に向けての夫婦での話し合いや手続きの際にお子さんを預けておくこともできますよ。
浮気や離婚はただでさえ負担も大きいので、頼れることは人に頼って、あなたの心を守りながら進めていくことが大切です。
離婚のための手続きを確認しておく
離婚は「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」の3つに分けられるので、それぞれに必要な手続きなどを事前に確認しておきましょう。
話し合いで離婚を決める「協議離婚」が成立すれば問題ないですが、話の決着が付かない場合には、「調停離婚」「裁判離婚」になることも覚悟しておく必要があります。
離婚方法によって必要な手続きや、費用なども変わってくるので事前にチェックしておきましょう!
離婚することによって、浮気した妻側から得られるお金もあるので、そのお金の流れもふまえて考えておくことがポイントです。
離婚後の生活についてシミュレーションしておく
離婚をした後に、「どこに住むか」「子どもはどうするか」など離婚後の生活も考えておくことが大切です。
子どもの世話や家のことは全部妻に任せてしまっていたな…。
子どもがいて、親権を取りたい場合には子どもの世話と仕事を両立させられるか、などシミュレーションして考えておきましょう。
また、住んでいる家をどうするか、お金のやりくりはどうするか、など、新しい生活に向けて現実的にクリアにしていくべき項目がたくさんあります。
「離婚だ!」と勢いに任せず、離婚後の生活もしっかり考えて判断することで後悔の無い選択ができるようになります。
まずは修復期間を経て、それでもダメなら離婚することも可能なので、早急な判断はしないように!
一度離婚してしまえば赤の他人の関係に戻ってしまうため、離婚の判断を早急にしてしまうと後悔してしまう可能性もあります。
妻の浮気発覚後、迷いがある場合は焦らず、自分の気持ちと向き合い、妻の態度をしばらく見てから離婚に踏み切ることも可能です。
まずは少し冷静になり、離婚に向けた手続きや、離婚後の生活を具体的にしておくことで、より前向きに進んでいける道が見つかります。
夫の浮気発覚後に妻が取るべき行動と接し方のコツ5つ
夫に浮気されてしまった。でも離婚まではしたくないな…。
夫の浮気が発覚後、妻としてはまず証拠をおさえた上で、今後関係修復を目指すのであればしっかり話し合う等、接し方の5つのコツがあります。
ツラい気持ちはありつつも、夫に対する接し方のコツをおさえておくことで、あなたが望む夫との関係を築くことにつなげていきましょう。
夫の浮気が発覚した後、「やり直したい」と思っていても接し方を誤ってしまえば、夫婦関係は破綻し離婚を迎えてしまう場合もあります。
「浮気された妻」として夫と接する時の5つのコツについてそれぞれ詳しく説明していきます。
しっかり話し合って互いの気持ちを伝え合う
感情的にならず、「自分がどう思っているか」「夫にどうして欲しいのか」を具体的に話すことと、夫の気持ちを聞くことを意識しましょう。
感情的に夫を責めるような接し方ばかりしてしまうと、はじめは反省していた夫も耐えきれず、浮気相手の元へ逃げてしまう可能性もあります。
ツラい、悲しい気持ちがあるのは当たり前ですが、関係修復を決めたならばいいつまでも一方的に責め続けるのはNGです。
気持ちを伝えるにしても、「何が悲しいのか」「夫に何を求めているのか」を伝えるようにしましょう。
夫もあなたの気持ちを理解することで、どう行動したら良いかが分かり、あなたの気持ちを汲んだ言動をしてくれるようになりますよ。
浮気相手と関係を切る等けじめをきちんとつけさせる
お互いが前向きに進んでいくために、浮気相手と関係を切る・必要ならば慰謝料請求を行うなどで一度けじめをつけることも有効です。
「目の前で浮気相手に電話して別れを告げる」「連絡先を消去する」などで、浮気相手と関係が切れたことをあなたが確信できるようにしましょう。
私に隠れてまだ浮気相手とつながっているかも…。
「また浮気相手とつながっているのでは?」と疑いを持ったままでは、夫と良い関係を築いていくことは難しくなります。
不安の種を取り除き、一度リセットした上で今後の関係を考えていくと、より前向きに捉えられるようになりますよ。
どうしても納得できない場合は、離婚せずとも慰謝料請求をしてけじめをつけることも可能です!
いつも通りに接して夫に対して笑顔を向ける
いつまでも夫を責めずに笑顔を向けることで、「妻を大事にしなければ」という気持ちを夫に強く持ってもらいましょう。
浮気発覚後の夫はあなたに対して申し訳ない気持ちと罪悪感を抱えています。
悲しい思いをしたにも関わらず、変わらず夫に笑顔を向けることで、夫は「傷つけてしまって申し訳ない」「もっと大事にしなければ」と思うようになります。
ツラい中で明るく振る舞うのは難しいかもしれませんが、暗い顔ばかりせずに意識して夫に笑顔を向けるようにしていきましょう。
浮気を繰り返さないよう夫婦の約束事を決める
新しく夫婦関係を作り直していくために、「帰る前にメール連絡を入れる」などコミュニケーションを増やす約束事を決めましょう。
浮気していた原因の一つとして考えられるのが、夫婦間のコミュニケーション不足です。
夫婦なんだし、いちいち言わなくても分かるでしょ!
長年連れ添った慣れでおざなりになっていた部分もあるかもしれませんが、お互いより意識して相手と丁寧に接するよう心がけましょう。
相手が自分のことを思ってくれる安心感が生まれれば、浮気相手が付け入る隙を作らず、安定した夫婦関係を築くことにつながりますよ。
夫の努力を認めて労う言葉をかける
夫が信頼関係を回復するためにしてくれた努力を認め、言葉にして伝えるようにしましょう。
浮気発覚後の夫はあなたのために、頻繁に連絡をくれるなど信頼を回復するための行動を取ってくれるかも知れません。
「そんなの当たり前でしょ」という態度でいると、がんばっている夫の心もいつかは折れてしまう可能性もあります。
「夫ががんばっているな」と感じたら、その行動を認めて「ありがとう」と伝えることで、夫もますますあなたが喜ぶ行動を取ってくれるようになりますよ。
まとめ
- 妻の浮気発覚後、浮気を認めない等の態度をとる場合には、まずはきちんと話し合いをする等、夫としての接し方ポイントが3つある
- 妻の浮気発覚後、妻とやり直したい場合には、関係を修復するために「浮気を認めさせてけじめをつける」等接し方のポイントが4つある
- 妻の浮気発覚後、離婚を決意した場合は、「離婚の手続きを確認する」など4つの対応が必要
- 夫の浮気が発覚した場合、妻としてはまず証拠をおさえ、関係修復を目指すのであればしっかり話し合う等、接し方の5つのコツがある
本記事では、パートナーの浮気発覚後の態度に応じた接し方のポイントや、関係修復を目指す・離婚する場合の対応について紹介しました。
パートナーの浮気に向き合うのはツラく悲しいことですが、しっかり相手と向き合う態度や姿勢が今後の前向きな関係を築くための第一歩となります。
参考にしていただき、浮気発覚後の夫婦関係に悩むあなたが、今後パートナーとどう接していくべきかのヒントになれば幸いです。
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