年末になると、ウキウキとともに頭をよぎるのが年賀状ですよね。
今年こそ25日に出す!と思いながら28日に着手するなんてことを繰り返しております…
また出費がかさむ時期、年賀状にできるだけお金をかけたくないと、無料で作成から印刷までできるオンラインソフトを必死に探しては、時間をムダにした経験も。
そこで、今年は無料で年賀状が作成できるオンラインソフトを今から選んで、年末サクッと作るだけにしようと決めました。
調べると、デザイン面も、宛名面も無料の年賀状作成ソフトで十分作れますし、なんと住所録のクラウド管理までできる嬉しいソフトも発見!
無料のオンラインソフトはそれぞれ特徴があり、自分にあったものを選ぶのが良さそう。気に入ったソフトで、素敵な一枚をお得に作成しちゃいましょう。
オンラインの年賀状作成は無料で素敵な一枚が作れる
オンラインで手に入る年賀状作成ソフトは大きく分けると
- ソフト自体が有料のもの
- 作成までは無料でできるが、印刷に必ず料金がかかるもの
- 作成から印刷まで無料でできるもの
があります。紛らわしいのが2と3で、私も作成した後に注文印刷しかないことに気付き、泣く泣く別のソフトで作り直したことがありました。
ここでは、自宅印刷可能な、作成から印刷まで無料でできる3のソフトに焦点を当てていきます。
それぞれの特徴を踏まえておすすめの無料オンラインソフトをまとめてみました。
デザイン重視のあなたにおすすめ
- 年賀状プリント決定版
- みんなの筆王
簡単に作りたいあなたにおすすめ
- はがきデザインキット
- おうちで年賀状屋さん
- エプソン、ブラザー、キャノンなど、各プリンター会社からでているソフト
住所録を簡単に管理したいあなたにおすすめ
- web筆まめ
- みんなの筆王
有料ソフトを試してみたいあなたにおすすめ
- 筆まめ無料体験版
ここに書いたソフトは全て、デザイン面(通信面)から宛名面まで1ソフトで作れる優れものです。
また、住所録もCSVファイルから取り込み可能なので、エクセルなどから一括で住所録が作れてしまいます。
無料のオンライン年賀状ソフトといっても、デザインの素材数も豊富だったり、クラウドで住所録の管理ができたりと、機能性は十分。お気に入りの1枚が自分で作れますよ!
個人的なおすすめとしては、デザイン面と宛名面でソフトを使い分けること。
アプリ版も便利です!
時間が惜しいあなたは、アプリ版があるソフトを使うと空き時間でデザインが作成できるので、思った以上に年賀状作成が簡単にできますよ。
自分でデザインした1枚は、1年間の想いも詰まっていてなぜだか愛着が湧いてしまいます。
出さなくてもいいけど、出すとやっぱりお互いに嬉しい年賀状。無料のソフトを自在に使って楽しく作成してみましょう!
オンラインの年賀状ソフトおすすめ無料版はこれ!
私のように、作成から印刷まで全て無料で年賀状を出してしまいたい!というあなたにおすすめのオンライン年賀状ソフトです。
それぞれメリットデメリットをまとめたので、自分にあうソフトを是非選んでくださいね。
①はがきデザインキット
はがきデザインキットは日本郵政が出している年賀状作成ソフトです。
web版、インストール版、アプリ版とありましたが、2020年度版でweb版が終了しています。
無料で手に入るオンラインソフトの中では一番有名なのではないでしょうか。特徴をまとめてみました。
メリット
- 豊富なテンプレートと素材で自由度の高いデザインが可能
- 自宅印刷からネット印刷まで選べる
- 操作がしやすい、わかりやすい
デメリット
- 有名ソフトだからこそ、他の人とデザインが被ることがある
- Adobeソフトのインストールが必要
- アップデートするたびにアンインストールする必要がある(住所録も入れ直す)
pc版は素材の数が多いのでデザインをこだわりたい場合におすすめ。アプリ版だと隙間時間でサクサク作れる嬉しさも。
私は親戚やママ友に送ることがメインなので、アプリで十分かなと思いました。
2021年度版では、今までできた投函代行サービスがなくなっているなど変化がありましたが、2022年度版はまたサービスが変わっている可能性もアリそうですね。
ソフトを選ぶのも面倒臭い!と言う場合は、とりあえずこのソフト選んでおけば問題ないと言える、機能性に優れたソフトです。
②年賀状プリント決定版
私は知らなかったのですが、年賀状プリント決定版も年賀状を作成するのにとても良いオンラインソフトです。
メリット
- たくさんのイラストレーターさんが作った素材数400点以上のデザインから選べる
- テンプレートがカテゴリー別になっていて選びやすい
- 宛名印刷にビジネス用とプライベート用のテンプレートがそれぞれ4種類ある
デメリット
- 会員登録が必要
- アプリがなく、スマホとpcでやりとりするときに一手間かかる
- 有料の素材も多数ある
色々なイラストレーターの方が作った素材が使えるのが、年賀状プリント決定版の大きな魅力です。
もし有料の素材でズキュンときたものがあれば、1デザイン550円(税込)で購入可能。月会費440円(税込)+入会費440円(税込)で有料素材が使い放題のサービスもあります。
会員登録は年収を入れる覧など、少し項目が多いです。職種まで入れるので一瞬ひるんでしまいましたが、個人情報は規約があるので安心してください。
しかし、それだけで充実した素材や機能が無料で使えるなら、登録する価値がありそうです!
③web筆まめ
筆まめと同じ会社が出しているweb筆まめは、筆まめとはまた違ったソフトとなっています。アプリもあるので、サクサク作れるのが良いですね。
PDFに変換して印刷するのは有料なのですが、画像保存ができるため写真として印刷すれば無料で自宅印刷することも可能です。
メリット
- アプリで空き時間にサクサク作れる
- 筆まめクラウドの住所録と共有できる
- googleフォトから直接画像が取り込める
- 携帯の連絡先を宛名に読み込める(アプリ版)
デメリット
- PDFに変換してからの自宅印刷は有料
- アプリは有料版の素材も数が少ない
- pc版は筆まめクラウドへの登録が必要
web筆まめの一番のおすすめ所はクラウドで作成した住所録が使えるところです。
web筆まめはアプリとpcで内容が異なっているので、自分に向いている方を使いましょう。
pc版は有料だと3,000円(税込)かかり、PDF印刷するには購入が必要です。
また、アプリで有料版の素材を使う権利、PDFに変換して印刷する権利はそれぞれ490円(税込)で購入が可能です。
アプリがあるのでスマホで簡単にデザインができますし、1年間分の写真をgoogleフォトから直接探せるのも大きな魅力。
写真を撮り過ぎている私は、1年分の写真はデバイスには保存しきれないですし、googleフォトからわざわざダウンロードするのも大きな手間…
なので直接挿入できるのはかなり大きなポイントです!
携帯の連絡先から宛名印刷ができるので、枚数が少ない場合は宛名面の印刷までスマホで完結できるのも嬉しいですね。
④みんなの筆王
筆王の会社が出している無料で使えるオンライン年賀状作成ソフトです。デザインの自由度が高く、オリジナル性の高い年賀状が簡単に作れます。
アプリ版でもかなり簡単にデザインが作れるので、こだわった年賀状を作りたいあなたにおすすめです。
メリット
- デザインの自由度が高い
- ソースネクストのクラウドに住所録を保管できる
- googleフォトから直接画像を取り込める
デメリット
- ソースネクストへの会員登録が必要
- PDFに変換して自宅印刷する場合250円(税込)かかる(2020年11月20日から)
みんなの筆王は自宅印刷が250円(税込)かかるものの、デザインの豊富さを考えるとかなりお得なソフトです。
また、クラウドで住所録を管理できるのも嬉しいところ。
デザイン数も3000点と多く、住所録もクラウド管理できるなんて、印刷に250円(税込)かかる以外に正直悪いところが見当たりません。これはかなりのおすすめソフト。
デザイン面、宛名面と、両方に強みがあるソフトです。
⑤おうちで年賀状屋さん
こちらはシンプルな操作で使いやすいと評判のソフトです。
ただ、無料版だと写真を使ったデザインが作れないので、そこだけ注意が必要です。
メリット
- 豊富な素材を組み合わせてデザインが作れる
- 操作が簡単で、子供が作るのにも向いている
デメリット
- 無料版では写真を入れたデザインが作れない
- 無料版では住所録が10件までしか登録できない
- 無料版では文字入力ができない
子供用の学習ソフトなども販売している会社なので、使いやすさはお墨付き。
写真を使わずにデザイン面を作りたい場合や、お子様の年賀状を一緒に作成するときにおすすめです。
お子様の初めての年賀状作成を一緒にできると、良い思い出になりそうですよね。
無料版では写真が使えないことに加え、住所録も10件まで、オリジナルの文章が入れられないなど制限があるので、注意しましょう。
⑥筆まめ無料体験版
有名な年賀状ソフト筆まめの無料体験版です。使ってみてよければ有料版を購入するという選択肢もあります。
メリット
- 宛名のフォントが豊富
- 複数枚の写真を自動でコラボレーションしてくれる機能がある
- デザインが豊富
デメリット
- 無料版では、連続して印刷ができない(1枚刷るごとに10分間のインターバルが必要)
- 作成したデザインの画像保存もできない
無料版では、1枚印刷をするごとに10分間のインターバルが必要です。また、PDFだけでなく画像の保存もできないため、他に印刷するすべがありません。
印刷まで一応無料でできますが、実際使うとなると厳しい条件ですね。
デザインを作ってみて、気に入ったらネットプリントを頼むという方が現実的かもしれません。
有名なソフトとあって、他のソフトにはないフォントもあり宛名面にもこだわれますし、複数の写真を自動でコラボレーションしてくれる機能もあります。
有料ソフトと無料ソフトの違いを知ってから選びたい!と言うあなたにおすすめです。
沢山のソフトがあったので、それぞれのソフトの特徴を表にまとめました。
デザイン素材数 | アプリ | 自宅印刷 | 住所録 | 対応OS | |
はがきデザインキット | 1,000種類以上 | ○ | ○ | あり | Windows/
mac/Linux |
年賀状プリント決定版 | 500種類以上 | × | ○ | あり | Windows/
mac |
web筆まめ | 800種類以上 | ○ | △(画像のみ) | あり(クラウド管理可能) | Windows/
mac |
みんなの筆王 | 3,000種類以上 | ○ | △(画像のみ) | あり(クラウド管理可能) | Windows/
mac |
おうちで年賀状屋さん | 800種類以上 | × | ○ | 10件まで | Windows/
mac |
筆まめ無料体験版 | 1,000種類以上 | × | △(1枚毎に10分のインターバル) | 他のソフトに移行不可 | Windows |
どのソフトもそれぞれ良いところがあり、デザインも特徴があるので、是非自分にあったソフトを選んでみてください!
オンラインの年賀状ソフトでline年賀状を送ろう!
近年、メールやlineで年賀状のやりとりをするのが流行ってきているようです。印刷をせず手軽に挨拶ができるのでとても便利ですね。
lineやメールで年賀状を送るには作成したデザイン面を画像保存して、写真としてlineに添付をすると簡単です!
また最近では、住所を知らない相手にはがきで年賀状を送れるサービスもあります。
画像保存をして、トークで送れるソフト
- みんなの筆王
- ウェブ筆まめ
- つむぐ
lineやメールで繋がっている相手にはがきの年賀状が送れるソフト
- はがきデザインキット
- ウェブポ
lineの画像で年賀状を送るときには、親しい友達などの失礼に当たらない相手に限定しましょう。
職場の上司や、少し距離がある相手にはlineでの年賀状は控えた方が無難です。
逆に、お互いに紙媒体でのやりとりを必要としていない時にはうってつけなので、どんどん利用して仲を深めましょう!
先ほどご紹介したオンラインの無料年賀状作成ソフト、ウェブ筆まめ、みんなの筆王でも画像保存ができるのでlineで送ることができます。
そのほかにもおすすめのオンライン年賀状ソフトがあるので紹介します。
つむぐ年賀状
実は個人的にデザイン面の作成に一番おすすめなのがこちらのつむぐ年賀状です。
昨年はこちらを使って、自分でも驚くくらい簡単に可愛い年賀状を作成できました!
とにかく簡単で、デザインが可愛い!
つむぐ年賀状はアプリ専用の作成ソフトで、空き時間にスマホでサクッと作成することができます。
550種類以上のテンプレートに、4,500種類以上のスタンプがあり、デザインをこだわりたいあなたにぴったり。
テンプレートも背景の色を変えたり、絵柄を移動できたり、写真の枠も位置や大きさを変えられるので、オリジナル性の高いデザインが作れますよ。
つむぐ年賀状で注意したいのが、宛名の印刷は自分でできないこと。デザイン面は画像保存で自宅印刷可能ですが、宛名面は注文をする形でしか印刷ができません。
それでも、lineで画像を送るだけなら宛名面はいらないので、十分役割を果たせます。私も親しい友達のグループラインに送って挨拶をしました。
そこから他のメンバーが近況報告などをしてくれて、盛りあがりましたよ!
忙しい友達もlineの年賀状ならお返しの年賀状を送る必要もないので、気軽に送ることができていいですよね。
住所がわからなくても年賀状を送れるサービスがある
lineで年賀状を画像形式で送る以外に、なんとlineではがきの年賀状を送れるサービスがありました。
それが始めに紹介した「はがきデザインキット」です。こちらは、送り先をlineで設定するだけで、その方にはがきの年賀状が届きます。
住所を知らない相手にはがきが送れるなんて凄いね!
仕組みとしては、lineを受け取った相手が自分で住所を登録し、その住所に印刷した年賀状を届けてくれるようです。
また、Twitterや、メールアドレスでしか繋がっていない相手には、「ウェブポ」と言うオンラインソフトを使うと、こちらも同じような仕組みではがきの年賀状を届けてくれます。
とても便利で新しいサービスですね。住所を聞いてから返信を待つ時間が省けるので、お互いに時短にもなります。
最近はSNSでしか繋がっていない友達も増えてきているので、こういったサービスがどんどん増えていくといいなと思います!
まとめ
- 無料のオンライン年賀状作成ソフトはデザインも多く、宛名面も作成出来る
- それぞれのソフトにメリット、デメリットがあるので目的によって使い分けると良い
- lineやメールで年賀状を送るのは、画像保存ができるソフトが便利
- 住所を知らなくても、lineやメール、Twitterを知っていればはがきの年賀状を送れるソフトがある
オンラインで手に入る無料のソフトは、作成から印刷まで自宅でできて利便性ばつぐんです。
種類が多いので選択肢があり過ぎて毎年悩んでいましたが、まとめてみると印刷まで自分でできるソフトは意外と少ないようです。
これならデザインや操作性が合うものを選ぶだけで、すぐに年賀状作りに取り掛かれますね。
オンラインの無料年賀状作成ソフトを使って、自分だけの素敵な年賀状をぜひ作ってみてください!私も今年こそは25日までに投函しようと思います(笑)
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