ノートパソコンのライン入力接続方法と接続できないときの対処法 | オンライン総合研究所

ノートパソコンのライン入力接続方法と接続できないときの対処法

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突然ですが、あなたはノートパソコンのライン入力を知っていますか?

ライン入力とはノートパソコンなどにオーディオ機器の音を取り込むための差込口のこと。

これがあれば他のオーディオ機器を接続して音楽を鳴らしたり、録音したりすることができます。

オーディオ機器のイヤホン端子とノートパソコンのライン入力を接続することで、オーディオ機器から出る音をノートパソコンに取り込むことができるのです。

私は、スマホに入れた音楽を大きくて良い音質で聞きたいときや、友達が遊びに来てみんなで一緒に音楽を聴きたいときに使用しています。色々な活用ができますよね。

録音するためには、まずはノートパソコンとオーディオ機器を接続するところからはじめましょう。

ここではノートパソコンでライン入力をする方法をいちからお教えします!

 

USBオーディオ変換ケーブルを使えば、アナログのライン入力をUSB入力へと変換することができます。

USBポートに差し込むだけで簡単に接続することができますよ♪

ノートパソコンでライン入力を行う方法

オーディオ機器からノートパソコンへの録音を行う際は、まずケーブルを使用してノートパソコンとオーディオ機器を接続するところから始めます。

また接続をしただけでは、実際に録音をすることはできません。ノートパソコンで接続を有効にするためには録音コントロールの設定を行う必要があります。

ここではライン入力の接続方法と、録音コントロールの設定方法について説明しますね。

ノートパソコンのライン入力方法

それでは早速、ノートパソコンのライン入力の手順をご説明します。

ノートパソコンのライン入力方法
  1. ノートパソコン本体の接続コネクタの位置・形状を確認する
  2. ラジカセやレコードデッキなどのオーディオ機器をノートパソコンのライン入力端子に接続する
  3. ライン入力端子に対する録音コントロールでの設定を有効にする
  4. ノートパソコンから録音コントロールを起動してライン端子を選択する
  5. 録音コントロールで設定が有効になっているか・録音の取込みが可能になったかどうかを確認する
  6. 音声モニターバーで波形を確認しながら録音コントロールで音量を調整する

以上がノートパソコンでライン入力を行う方法です。

基本的に、端子はノートパソコンの背面や側面に配置されていることが多いです。使用しているノートパソコンのマニュアルを確認して正しい端子の位置を確認しましょう。

ライン入力を行う前にマニュアルを見て端子の位置を確しておくことで、機械音痴な私でもスムーズに接続することができましたよ。ケーブルをつなぐだけなので簡単ですね!

では、実際に操作を行うまえにWindowsの音声について「録音コントロール」の確認をしてみましょう!

「録音コントロール」の設定方法

先ほどはノートパソコンでライン入力を接続する方法をお教えしました。

しかし、ライン入力については接続したからといってすべてのノートパソコンが音声を取り込めるわけではありません。

ライン入力の接続ができたら、次はノートパソコンのサウンド設定を見てみましょう。

録音デバイスのライン入力が有効になっていないと、音が取り込まれません。

「録音コントロール」での設定が必要になります。

録音コントロールってなあに?

「録音コントロール」とはWindowsのノートパソコンの入力端子で接続された情報について、音声入力の設定を行う機能のことです。

音声を取り込むソフトウェアは、この「録音コントロール」で指定されている入力元からしか録音のデータを取り込むことができない設定になっています。

そのため、録音をするためには事前に「録音コントロール」で指定をしておく必要があります。

「録音コントロール」の表示方法は以下の通りです。

「録音コントロール」の表示方法
  1. [スタート]→「コントロール パネル」をクリックする
  2. 「コントロール パネル」画面が表示されるので、「サウンド、音声、およびオーディオ デバイス」をクリックする
  3. 「サウンド、音声、およびオーディオ デバイス」が表示されない場合は「コントロール パネル」欄の「カテゴリの表示に切り替える」をクリックする
  4. 「コントロール パネルを選んで実行します」欄の「サウンドとオーディオ デバイス」をクリックする
  5. 「サウンドとオーディオ デバイスのプロパティ」画面が表示されるので、「音声」タブをクリックする
  6. 「音声録音」欄の[音量]をクリックする

録音コントロール画面が表示されるので録音対象の入力端子を、ライン入力に選択してください。これで、設定は完了です!

では、「録音コントロール」での設定が有効になり、音声の取込みが可能になったかどうかを実際に確認してみましょう!

確認は実際に録音を行ってみてテストをするか、無音レベル調整を利用してテスト録音を行う2つの方法があります。

実際に録音を行う場合は「録音開始」ボタン、無音レベル調整を利用してテスト録音を行う場合は「無音レベル」ボタンを選択します。

テスト録音により、「音声モニターバー」に波形がはっきりと表示されていれば「録音コントロール」の設定は成功です。

また、「音量表示バー」が録音する前よりも上がって上下に動いていれば、「録音コントロール」の設定は成功しています。

どちらの方法でも構いませんが、私はすぐに録音できるか試したかったので「録音開始」ボタンを押して録音しました。波形が表示されると思わず喜んでしまいましたよ。

ちなみに、音量の調整は「音声モニターバー」の波形を確認しながら「録音コントロール」画面のボリュームをスライドさせると調整できますよ。

この調整をしてから、私は音割れせずはっきりとした音声を取り込むことができています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ノートパソコンにライン入力端子がないときの対処法

ノートパソコンでライン入力を行いたい場合は、ライン入力端子がノートパソコンに装備されている必要があります。

しかし、ライン入力兼用のマイク端子が装備されている場合でも可能です。

マイク端子をライン入力端子として使用する際には、設定を変える必要があります。ここでは、その設定方法をお教えします。

マイク端子をライン入力端子に変更する方法
  1. マイク・ライン入力兼用端子に、3.5mmのミニプラグに対応しているオーディオケーブルを接続する
  2. 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」の順番にクリックする
  3. 「ハードウェアとサウンド」をクリックする
  4. 「Realtek HD オーディオマネージャ」が表示されるので、右端にマイクが描かれた「●」を右クリックする
  5. 表示されたメニューから「コネクタを再接続しています…」をクリックする
  6. 「オーディオ端子の機能の選択」が表示されれので、「ライン入力」をクリックしてチェックを付ける
  7. 「OK」ボタンをクリックする
  8. 「Realtek HD オーディオマネージャ」内の「ライン入力」タブをクリックする
  9. 「OK」ボタンをクリックする
  10. 「Realtek HD オーディオマネージャ」を閉じる
  11. 「×」ボタンをクリックして「ハードウェアとサウンド」・「コントロールパネル」を閉じる

ノートパソコンのハードウェアの仕様を確認してみましょう。

マイク・ライン入力兼用端子、ヘッドホン・ライン出力兼用端子と書かれている機種でしたら、マイク端子やヘッドホン端子をライン端子として使用することができますよ。

あなたのノートパソコンがどちらかに当てはまっていますか?確認してみてくださいね。

ノートパソコンのライン入力は変換ケーブルでもできる

 

ライン入力端子もライン入力兼用のマイク端子も無い場合はどうしたらいいのかな…。

そんなあなたでも、USB外付けのアダプタを利用するとライン入力ができるようになりますよ。

周辺機器メーカーは、USBオーディオ変換ケーブルというものを販売しています。

USBオーディオ変換ケーブルとは、アナログのライン入力をUSB入力へと変換する機械のことで、USBポートに差し込むだけで簡単に接続することができます。

USBオーディオ変換ケーブルをつなぐと、マイクや楽器などアナログの音声信号がデジタルの音声信号へと変換してノートパソコンで取り扱うことができるデータになります。

そしてノートパソコン上のデジタルの音声信号がアナログの音声データへと変換して音声データを視聴することが可能になる仕組みになっています。

これがあれば、ライン入力端子やライン入力兼用のマイク端子の無いノートパソコンでもライン入力を行うことが可能になるのです。

また、ノートパソコンの外部で音声データを処理するので、ノートパソコン内部からの雑音の影響を受けにくく音質低下の予防にもなります。

取り込んだ音声やノートパソコンのサウンドを高音質で再生することができるなら良いですね!

せっかく録音するなら、より高音質でしたいですよね。ライン端子があるノートパソコンを使用している私ですが、USBオーディオ変換ケーブルも買ってみようかな…。

ちなみにUSBオーディオ変換ケーブルには様々な種類があり、USB 2.0やUSB3.0、端子もType-Cなどがあります。

USB 2.0は一番長く使われており、安定性の高い最高クラスのオーディオインターフェイスとして知られています。

USB 3.0は高速通信を行うことが可能なので、遅延時間が短く、その他の付加機能を安定して使用することに向いています。

あなたの使用用途に合ったUSBオーディオ変換ケーブルを見つけてみてくださいね。

まとめ

  • オーディオ機器のイヤホン端子とノートパソコンのライン入力を接続することで、オーディオ機器から出る音をノートパソコンに取り込むことができる
  • ライン入力については、接続をしたからといってすべてのノートパソコンが音声を取り込むことができているわけではない
  • 録音デバイスのライン入力が有効になっていないと音が取り込まれないため、ライン入力の接続ができたら、ノートパソコンのサウンド設定を確認する
  • ライン入力兼用のマイク端子が装備されている場合はマイク端子をライン入力端子に変更すればライン入力ができる
  • ライン入力端子もライン入力兼用のマイク端子も無い場合はUSB外付けのアダプタを利用するとライン入力ができる

ライン入力を使用する方法はケーブル1本で済み非常に簡単にできることが分かりました。

もしライン入力の接続をしても音声が取り込まれない場合は、一度サウンド設定を確認してみましょう。

ライン入力を使用すれば、様々な音声を取り入れることが可能になるので活用の幅が広がりますよ。ぜひ試してみてくださいね。

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