ダークファイバーの意味や用途を解説!NURO光が速い理由も調べてみた!

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「ダーク ファイバー」という文字を初めて見た時、何を思い浮かべましたか?

私は、某ハリウッドの超大作宇宙映画で、敵役の黒い彼が、あの赤く光る武器を持って立っている姿が頭に浮かびました…。

いや、ダース・ベイダー!!

どことなく悪役感が漂う、この「ダーク ファイバー」という単語ですが、実はIT用語で、光ファイバーの一種なのです。

光ファイバーならきっとあなたも聞いたことがあるはず。職場や家庭のネット環境で、あなたも光ファイバーのお世話になっているかもしれませんね。

「じゃあ、なぜダークなの?」「どんなことができるの?」というあなたの疑問を、これから一緒に解決していきたいと思います。

 

 

ダークファイバーは余った光回線!なぜダークなの?

「ダークファイバー」というのは、使われずに余っている光ファイバーのことを指す言葉です。

光ファイバーを設置する工事には、莫大なお金と時間がかかります。

「このエリアは家が増えてきて、足りなくなるかもしれないから、同じ所にもう一回工事をして増やそう」というのは、とても無駄が多いのです。

そこで、どうせやるなら将来的なニーズを見越して多めに設置しておこう、と、かなり多く設置しておいた結果、光ファイバーが余った状態になっているのです。

その使われていない光ファイバーのことを、「ダークファイバー」と呼ぶのですね。

光ファイバーケーブルを使ったネット通信は、まずレーザー光に変換されたデータが、光ファイバーを通って伝わります。

光ファイバーを通った後、またデータに戻されて、あなたのスマホやPCで見られるようになります。

余っている光ファイバーは、そのレーザー光が通っていない、つまり暗い状態であることから、「ダークファイバー」と呼ばれているのです。

悪者的な意味ではなくて、明るい・暗いの「ダーク」だったのか。

では、そのダークファイバーはずっと使われないままなのでしょうか?

いいえ、以前は眠ったままだったダークファイバーですが、現在はサービスに利用されるようになっています。

 

 

ダークファイバーの芯線貸し事業について解説!

ダークファイバーについてさっき知ったばかりなのに、「芯線貸し」という新しい単語を聞いても、ピンときませんよね。

ダークファイバーの「芯線貸し」とは、「私たちが保有しているダークファイバーを使っていいですよ」と、企業や地方公共団体が他の事業者に貸し出す制度のことです。

2000年より前に、ダークファイバーの芯線貸しは行われていませんでした。

しかし、日本全体のインターネットアクセス環境を整えるため、2001年に総務省からダークファイバーの開放が義務付けられました。

そこで、余っている光回線を保有している企業や地方公共団体が、一般企業や法人に向けてダークファイバーの芯線貸しサービスを開始したのです。

 

法人向け芯線貸し事業の仕組み

ダークファイバーの芯線貸しを利用した法人向け事業では、まず回線の基地局を本社に置きます。

支店や事業所など、各拠点と本社を回線でつなぐことによって、その法人専用のインターネット回線で通信ができるようになります。

このシステムは、一般的な企業だけでなく、研究所と事業所、病院と大学、学校と学校、放送局などでも利用されています。

ダークファイバーを利用した場合と、一般的なインターネットサービスを利用した場合で、何か違いはあるのかな?

 

法人向けダークファイバー回線を利用するメリット

ダークファイバーを法人の専用回線として利用することには、3つのメリットが挙げられます。

1つ目は、大容量データを高速で送ることが可能、ということです。

通勤時間帯など、多くの人が回線を利用する時間帯に、インターネットの接続が悪く、イライラした経験はありませんか?

息抜きのネットサーフィンで通信が遅いならまだしも、先方からの依頼で今すぐ送りたい仕事のデータが回線混雑でなかなか送れない、なんて想像するだけで冷や汗ものです。

ダークファイバーをその会社専用回線として設置しておけば、光回線の共有による低速化が起こることはありません。

専用回線のおかげで、大容量のデータも回線混雑のリスク無しで、快適に送受信できますね。

2つ目のダークファイバー専用回線によるメリットは、セキュリティの強さです。

回線を契約している法人だけで独占して利用するので、セキュリティが強固で、情報漏洩などのリスクを抑えることができます。

個人情報漏洩がたびたびニュースになりますが、一度漏洩があると、その信頼を回復するための労力といったら、並大抵ではありません。

それならば、最初から情報漏れのリスクが少ない専用回線を利用する、という選択は安心ですよね。

個人情報の扱いが多い病院や学校などでも利用されている、という事実に納得です。

3つ目のダークファイバー専用回線によるメリットは、費用対効果の高さが期待できることです。

法人向けダークファイバーの利用料金は、光ファイバー芯線の数や長さで決まってきます。

会社ごとに必要となる数や長さを調節して契約できるので、一般的なインターネットサービスを契約するより安く運用することが可能にもなります。

 

法人向けダークファイバー回線を利用するデメリット

先ほどはメリットを紹介しましたが、デメリットとしてあげられる点もあります。

デメリットの1つ目は、回線の距離が長い場合に、料金が割高になることです。

先ほど、ダークファイバーの利用料金が芯線の数や長さで決まることをお伝えしました。

つまり、本社と遠くにある支社を結ぶ場合には、月額利用料も距離に応じて高くなる、ということです。

本社と遠方にある支社を結ぶ場合、ダークファイバーの利用はあまり現実的でないかもしれません。

デメリットの2つ目は、初期費用が高額であることが挙げられます。

ダークファイバー回線の工事費は、一般的なインターネットサービスの回線工事に比べて高額であるといわれています。

ただ、初期費用が高額でも、月額料金はダークファイバー回線の方が安い、ということもあります。

初期費用と月額利用料を合わせて長期的に考えると、ダークファイバー回線を申し込んだほうが安いこともあり得ます。

以上にあげたメリット、デメリットを比較しながら、あなたの会社に合ったインターネットサービスを選ぶことが大切ですね。

 

 

ダークファイバーはNURO光の速さに関係あり!

NURO光は、様々なインターネットプロバイダーサービスの中でも、通信の速さがダントツです。それは、ダークファイバーを利用したからこそ実現できたのです。

多くのインターネットサービスで見られる「光コラボ」のサービスは、NTTが運営する「フレッツ光」の回線を借りて各社が提供しているサービスです。

対して、NURO光はNTTのダークファイバーを借りて運営しているサービスです。

フレッツ光を使うか、ダークファイバーを使うかで、そんなに差が出るのかな?

ここからは、個人向けにダークファイバーを利用したNURO光のサービスと、光コラボのサービスの違いについて解説していきます。

 

NURO光の通信速度が速い理由

あなたが契約するインターネットのプロバイダーによって、通信速度の最大値は異なります。

体重が「kg」、飲み物が「ml」で表されるように、通信速度の単位は、「Gbps」で表します。

多くの光コラボサービスでは通信速度が最大1Gbpsなのに対して、NURO光では最大2Gbpsという速度を実現しています。そのカギになるのが、ダークファイバーの利用です。

しかし、ただ単にダークファイバーを利用する=速度が速くなる、ということではありません。

また新しい単語が出てくるから、ついてきてね!

個人の家庭でインターネットを利用する場合、一本の光ファイバーを分岐させて、各家庭に引き込んでいます。

通信を分岐して各家庭に届けるために、フレッツ光で採用している技術が「GE-PON」、NURO光で採用している技術が「G-PON」です。

名前が似すぎていて混ざりそうなので、特徴を次の表にまとめます。

GE-PON G-PON
主な利用 フレッツ光、光コラボの会社 NURO光
最大通信速度 約1.25Gbps 約2.5Gbps
導入コスト 安い 高い

先ほど、光コラボはフレッツ光の回線を利用している、とお伝えしました。同じ回線の中でGE-PONとG-PONは共存できません。

したがって、光コラボのサービスは、自動的にフレッツ光が採用しているGE-PONの技術を使うことになります。

NURO光では、フレッツ光が利用していないダークファイバーを利用することで、G-PONの技術を採用し、高速通信を実現できるのです。

また、フレッツ光とコラボ光は、同じ回線を共有しているので、利用の多い時間には混雑が原因で通信速度が遅くなることがあります。

一方、NURO光が利用しているダークファイバーは、他の事業者と回線を共有していません。

NURO光の利用者だけが利用する回線になっているので、フレッツ光やコラボ光のサービスと比べて、どの時間帯も安定した速度で通信することができるのです。

補足ですが、NURO光では、G-PONよりさらに高速通信を可能にするXG-PON、XGS-PONという技術もサービス提供を始めています。

名前がだんだん強そうになってきた!

ダークファイバー回線を活用して、さらなる高速化が進んでいるのですね。

 

NURO光のメリット

NURO光が気になって、乗り換えたくなってきたあなたに、光コラボサービスと比較した場合のメリット、デメリットについてご紹介します。

料金や対応地域などは、2021年5月現在の情報となります。

NURO光のメリット
  • 通信速度が速い、安定している
  • 月額料金が安い

通信速度については、先ほどお伝えしたので省略しますが、月額料金も他社に比べて安めです。

光コラボ商品はたくさんありますが、多くの場合、各種キャンペーンを除いた戸建ての月額料金が5280円(税込)以上。NURO光の戸建て月額料金は5217円(税込)です。

たいして変わらないじゃない!というツッコミが聞こえてきそうですが、先ほどの通信速度を思い出してください。

同じようなスペックでこの料金なら、たいして変わらない、と感じますよね。

でも、最大速度が2倍、安定した通信速度で、それでも他社より安いなら、十分お得と言えるでしょう。

 

NURO光のデメリット

NURO光を選ぶ場合のデメリットについてもご紹介します。

NURO光のデメリット
  • 対象エリアが狭い
  • 工事にかかる時間が長い
  • 導入費用が高い

NURO光の対応エリアは、2021年5月現在、19都道府県に限られています。

対象都道府県は、北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、愛知、静岡、岐阜、三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、福岡、佐賀です。

上記以外の地域にお住いのあなたは、残念ですがNURO光を利用することができません。上記の地域でも、一部対象外の場合がある、という記述もありました。

対象に含まれるか気になる場合は、NURO光の公式ページに郵便番号を入力して確かめることができます。

対象地域の拡大がなるべく早く進むことを期待したいですね。

工事にかかる時間が長いという点について、NURO光の設置には、宅内と屋外の2回、工事が必要になります。

宅内工事はNURO光を運営しているSo-net、屋外工事はNTTが担当するので、工事が別の日になる上、混雑期間はそれぞれの工事が入るまでに時間が空くこともあります。

1つの工事だけが終わっても、もう一方が終わらないとインターネットに接続ができないので、タイミングが合わないと開通までかなりの時間がかかることになります。

仕事の都合で家にいられる日を調整するのが難しいあなたにとっては、工事が2回に分かれてしまうと不便ですね。

導入費用、つまり工事費については、メジャーな光コラボの商品で18000円~37000円程度、NURO光では44000円(税込)でした。

しかし、工事費は設定しているものの、NURO光も光コラボの商品も、2021年5月現在、期間を限定せず工事費無料キャンペーンを行っています。

金額で見ると高額な工事費ですが、無料キャンペーンで工事をすればデメリットにはならないと感じました。

工事費無料の手続きが別途必要だったり、対象条件が変更になったりすることもあるので、損をすることがないようにチェックしてくださいね。

 

 

まとめ

  • ダークファイバーとは、使われずに余っている光ファイバーのことである
  • ダークファイバーの「ダーク」は、光信号が通っていない「暗い状態」であることに由来する
  • ダークファイバーを保有している企業が別の企業に貸し出す、芯線貸し事業も行われている
  • 法人向けの芯線貸し事業は、①高速で大容量データの送信が可能であること②セキュリティの高さ③費用対効果の高さがメリット
  • 法人向けダークファイバー回線は、遠距離だと料金も高くなること、初期費用が高額であることがデメリットである
  • NURO光は、ダークファイバーを利用して高速通信を可能にした個人向けサービス
  • NURO光は高速で安定性のある回線を比較的低価格で利用できるが、対象地域が少ないこと、工事に時間がかかることなどのデメリットがある

たくさんのIT用語が出てきましたが、ダークファイバーの意味や用途について解説をしてきました。

これであなたも私も、IT用語知識がレベルアップしましたね!

機会があったらぜひ、ダークファイバーについてあなたの知り合いに解説してみてください。

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