メタバース参入企業を一覧で紹介!注目はアメリカと日本のあの銘柄!?

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2021年10月28日「旧フェイスブック」が社名を「メタ」に変更すると発表したことにより、メタバースに参入する企業が増えました。

2022年はさらにメタバースに参入する企業や、メタバースに関連する企業が増えるといった動きが加速すると言われています。

でも、実際に参入している企業ってどこがあるの?一覧にしてほしいな。

この記事では、メタバース関連企業の銘柄を一覧で紹介したいと思います。

「この企業知っている」と有名な企業も続々と参入を表明しているので、そもそも「メタバース」って何?という方にも分かりやすい内容になっています。

アメリカと日本の企業別に分けて一覧にするので見やすいこと間違いなしです。

 

 

メタバース関連企業の銘柄を一覧で見やすく紹介

メタバースはこれからの時代に欠かせない事業と言われています。

メタバース関連の銘柄もたくさんありますが、ここでは代表的な銘柄を一覧で紹介します。

 

アメリカのメタバース参入企業の銘柄一覧

アメリカにおいて、メタバースに参入している企業を一覧にまとめました。

企業名 コード メタバースとのつながり
メタ(旧フェイスブック) MVRS 社名を変更し、メタバースに強く参入することを発表
マイクロソフト MSFT オンライン会議ツール「Mesh for Microsoft Teams」はアバターを使用して参加できる
ロブロックス RBLX 「Roblox Studio」を使い独自のゲームを作成できるプラットフォームを提供
エヌビディア NVDA 仮想空間内で共同作業を行うためのプラットフォーム「オムニバース」の一般提供を開始
ユニティソフトウェア U ビデオゲーム業界で最も広く使用されているゲーム制作エンジン「Unity」を提供
アマゾン AMZN メタとASW(アマゾン・ウェブ・サービス)の提携強化
ディズニー DIS 「バーチャルワールド・シミュレーター」を使って、テーマパーク内でバーチャル体験ができるようになる
アップル AAPL App Storeには、現在1万4000以上の「ARKit」を使ったアプリが存在
クアルコム QCOM マイクロソフトと提携しARメガネ向けのARチップの開発することを発表
オートデスク ADSK 映画やゲーム業界でスタンダードとなっているソフトウェア「3ds Max」や「Maya」を提供

馴染みのある企業もどんどん参入していることが分かりますね。

 

日本のメタバース参入企業の銘柄一覧

続いて、日本のメタバースに参入している企業を一覧にまとめました。

企業名 コード メタバースとのつながり
パナソニック 6752 子会社ノシフトールがVRヘッドセットなどの新商品を発表
シーズメン 3083 外神田商事と共同でメタバースファッション専門アパレルブランドを立ち上げた
ネクソン 3659 バーチャルワールドの制作や運用を行う企業となることを掲げている
グリー 3632 バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」が有名
ピー・ビーシステムズ 4447 「メタバース推進部」を設置し、新サービスの立ち上げを進めている
バンダイナムコホールディングス 7832 機動戦士ガンダム・プリキュアといったIPキャラクターを軸に「IPメタバース」計画を発表
スクウェア・エニックス・ホールディングス 9684 エンターテインメントAIの開発を目指して研究を進めている
KDDI 9433 「バーチャル渋谷」にて、サッカー日本代表戦の観戦イベントを開催
理経 8226 「Unreal Engine」を展開するエピックゲームスより、開発者プログラムに採択
ソニーグループ 6758 VRヘッドセット「PlayStation VR2」の発売を発表
IMAGICA GROUP 6879 「東京ガールズコレクション」内でメタバースを取り入れたファッションショーを披露

誰もが知っている企業もあれば、名前を聞いたことのない企業も。

今回は、アメリカと日本の企業に限定して紹介していますが、中国や韓国などメタバースに力を入れている国は、たくさんあります。

聞き覚えのある企業はあったけど、そもそもメタバースって何なの?

「メタバース」とは「メタ(超越した)」+「ユニバース(宇宙)」が組み合わさって出来た造語でインターネット上の仮想空間のことを指します。

身近な例でいうと、任天堂の「あつまれどうぶつの森」やエピックゲームズの「フォートナイト」がメタバースの分かりやすい例で取り上げられています。

また、細田守監督の映画「竜とそばかすの姫」は、まさにメタバースの世界を描いた映画です。

現実世界で女子高生の主人公が『<U>(ユー)』と呼ばれる仮想世界の中では、アバターを用いて人気の歌姫になるという設定のためイメージが湧きやすいかもしれません。

 

 

メタバースへの企業参入はアメリカが積極的

メタ(旧フェイスブック)の社名変更により、アメリカの企業のメタバース参入への動きが加速しました。

ここでは、特に積極的にメタバース構築に向けて動いているアメリカの企業を5つ紹介していきます。

有名な企業が続々と名乗り出ているメタバース事業ですが、具体的にどういったサービスを展開しているのでしょうか。

 

旧フェイスブックのメタ

軸足をSNSからメタバースの構築や関連サービスに移す姿勢を2021年7月には示し、2021年10月28日の社名変更によって、より強く参入することを発表しました。

「Facebook」は今や誰もが知っているSNSの一つですね。

しかし、過去に5億人超えの情報漏えいが報じられたり、若者の「Facebook」離れがあったりと、衰退してきているといわれていたので、この動きは納得できますね。

そして、2021年12月9日には、「Horizon Worlds(ホライゾンワールド)」をアメリカ・カナダの18歳以上を対象に公開しました。日本ではまだ配信されていません。

ホライゾンワールドは、仮想空間上でユーザー同士の交流や、一緒にゲームを楽しめるサービスです。

「本格的な普及は5~10年後」とマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は発言しています。

しかしながら、2021年だけで約100億ドル(約1兆1000億円)を投資していることから、並々ならぬメタバースへの取り組みがうかがえますね。

 

マイクロソフト

2021年11月に「Mesh for Microsoft Teams」の配信を発表しました。

「Mesh for Microsoft Teams」は「Teams」をメタバースへ拡張したサービスであり、オンライン会議に自身の3Dアバターで参加することが可能となります。

オンライン会議で、『自身の顔を映すのはあまり好きじゃない』『寝坊してまともな顔じゃない』といった悩みも「Mesh for Microsoft Teams」で解決することができます。

仮想空間上ではワードやエクセルなどのファイルが共有できるサービスもあるようで、よりテレワークに特化されたサービスになりそうです。

さらに、2021年1月にマイクロソフトはゲーム会社の「Activision Blizzard」を687億ドル(約7兆8000億円)で買収する計画を発表しました。

この大規模な買収は、マイクロソフト創業以来のことで積極的に参入する動きが見て取れますね。

 

エピックゲームズ

全世界3億500万人以上のプレイヤー数がいる「フォートナイト」で有名な企業ですが、2021年末に「Megaverse(メガバース)」という名称を商標登録したと、報じられました。

「フォートナイト」で開催されるバーチャルイベントに、米津玄師さんや星野源さんが出演され日本でも盛り上がりを見せています。

芸能人のゲーム実況チャンネルにも「フォートナイト」はたくさん登場していますよね。

「メガバース」がどのようなサービスになるのかは、まだ具体的に明らかにされていません。今後の動きに注目の企業です。

 

ユニティソフトウェア

ユニティソフトウェアは、ビデオゲーム業界で最も広く使用されているゲーム制作エンジン(Unity)を提供している企業です。

「ポケモンGO」や「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」もUnityを使用して作られています。

仮想空間を作るために、必要なのが3Dコンテンツを開発する技術です。

ユニティソフトウェアはその土台を提供するトップクラスの実力を持つ企業ということで、これからのメタバース競争にはなくてはならない存在といってもいいでしょう。

2021年11月にユニティ・ソフトウェア史上最大となる買収案件を発表しました。

その企業とは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の監督が共同創業者に名を連ねる、ビジュアルエフェクト(VFX)スタジオ、ウェタ・デジタルです。

ウェタ・デジタルの技術や人材を手に入れたことにより、さらなる期待がユニティソフトウェアには高まっています。

 

ロブロックス

ゲーム開発会社のロブロックスは、アメリカの子どもを中心に人気のあるゲームプラットフォーム「Roblox」を提供している企業です。

2021年11月には1日あたりのアクティブユーザー数が、4940万人になったと発表されています。

Robloxでは、メタバース上でユーザー自らが、簡単に3Dの遊び場を作成できたり、アイテムを制作して売買したりすることができます。

なお、Roblox内のデジタル通貨『Robux』は、現金に換えることもでき、遊びながら稼げます。

対象ユーザー年齢は、7才からと低年齢であることから、プログラミングの知識がなくても単純な操作で遊び場を作成できるようです。

Robloxで作成したものを有料化してお金を稼ぐことができるため、小学生のスタークリエイターが登場しているなんて話も。

今では小学生でもユーチューバーとして、稼ぐことができる時代なので信じられない話ではありませんね。

 

 

メタバース主要技術の関連企業が多いのは日本?

メタバース主要技術(XR)の特許件数の世界2位は、なんと日本になっています。

日本の高い技術力が評価されている証拠ですが、その中でも代表的な企業を、5つ紹介していきたいと思います。

日本のアニメやゲームは、世界でも人気があり3D CGのゲームもたくさん配信されています。

メタバースとの相性は良いとされており、日本独自のメタバース路線が確立され始めるのもすぐそこかもしれませんね。

 

パナソニック

パナソニックの子会社であるシフトールは、メタバース関連商品の販売を2022年1月4日に発表しました。

VRヘッドセット「MeganeX」、ウェアラブル冷温デバイス「Pebble Feel」、メタバース対応音漏れ防止機能付きマイク「mutalk 」の3製品です。

1日の中で多い人では、8時間以上メタバース上の世界で活動されている方がいます。長時間メタバースの世界に入り込むためには、こちらのパナソニックの製品が役に立ちそうですね。

2022年1月5日~8日にアメリカで開催された「CES 2022」にて、上記の3製品を披露し本格的にメタバースへの参入を表明していることから本気度が伝わってきます。

 

グリー

2021年8月6日に子会社のREALITY社を通じて、「なりたい自分で、生きていく。」というビジョンを掲げ本格参入することを表明したグリー。

バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」は個人ユーザ向けに。

3D CGやXRテクノロジーを活用したメタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」は法人に向けて事業を展開しています。

「メタ(旧フェイスブック)」の2021年10月の表明よりも先に動き出していることから、日本のメタバース事業発展への先駆けとなる企業なのではないでしょうか。

 

KDDI

auで有名なKDDIと、一般社団法人渋谷未来デザインがタッグを組み、2021年11月26日から「バーチャル渋谷・1DAYイベントパッケージ」というサービスの提供を開始しました。

渋谷と連携した都市連動型メタバースがイベント会場となっていて、渋谷に行かなくても自宅から音楽ライブやスポーツ観戦などのイベントに参加することが可能になります。

実際に、サッカー日本代表戦の観戦イベントが2022年1月27日と2月1日に開催されました。

auユーザーでなくても、「cluster」というアプリをダウンロードすることで参加でき、5Gの普及にともなって、ますます広まりそうですね。

 

ソニーグループ

ソニーグループの子会社である「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」がアメリカのゲームソフト開発会社「バンジー」を買収することを発表しました。

買収額は日本円で約4100億円とされておりで、ソニー・インタラクティブエンタテインメントとしては過去最大となります。

具体的な発売時期はまだ明らかにされていませんが、2016年に発売された「PlayStation VR」の後継機である「PlayStation VR2」の発売を発表しました。

VRヘッドセット「PlayStation VR2」は「PlayStation 5(PS5)」で動作すること、コントローラーが刷新され、高解像度のディスプレイが搭載されることが分かっています。

その他にも、イギリスのサッカー強豪クラブ「マンチェスター・シティー」と提携し、実際のスタジアムをメタバース上に再現する計画を発表しました。

 

理経

リアルタイム 3D 制作プラットフォーム「Unreal Engine」を展開するエピックゲームスより、開発者プログラムに採択され、資金援助を受けCG映像製作をしている企業です。

2022年1月4日に、アメリカの3dMD社の「3次元サーフェス超高速撮影」と「解析システム」を利用した、Faceシステムのデモルームを開設しました。

3次元サーフェス超高速撮影と解析システムとは、人によって異なる顔や体格などの形や大きさを計測して、高精度な3次元データを生成することができるシステムです。

このシステムを利用することで、メタバース上で表現力豊かな表情を3次元化し、デザインがより綿密なアバター作成ができるため、需要が高まっています。

 

 

メタバースを上手く活用している企業の事例

世界のトレンドになりつつある、メタバースを上手く活用して、利益を生んでいる企業の事例を紹介します。

 

セカンドライフ

メタバースを語る上で忘れてはならないのが、2003年配信され、2007年には100万人の登録者数を超え、盛り上がりを見せた「セカンドライフ」の事例です。

セカンドライフはメタバースの先駆けといわれています。なぜなら、実際に、セカンドライフ上で得た金銭を現実のお金に変えることができたからです。

しかし、接続速度の低下やグラフィックの不具合、他のSNSの出現によりユーザー数は減少しました。

また、土地の値上がりを目的にした転売錬金術で注目され、お金目当ての人が多く寄り集ってきたことも衰退の要因となっています。

このようなセカンドライフの過去の事例から、今回のメタバースブームも一時的なものと、懐疑的な意見もあります。

 

サンドボックス

サンドボックスでは、土地(LAND)を所有して、その土地(LAND)上でゲームやジオラマなどをつくり販売することで、仮想通貨(SAND)がもらえます。

また、土地や土地の中で自分でつくった施設は、現実の不動産と同様に、売ったり貸したりして利益を得ることができます。

今後メタバースが普及することを考え、今のうちに土地を購入する人が急増しています。

すでに、アディダスやワーナー・ミュージック・グループといった企業や、avax(エイベックス)の社長(CEO)の松浦勝人氏が、サンドボックス内に土地を購入しています。

中でも、世界的人気ラッパーのスヌープ・ドッグ氏は、サンドボックス内で開催するコンサートへ参加できる「VIPパーティーパス」を販売していたことが話題になっています。

実際に、スヌープ・ドッグ氏の隣接土地が5,000万円で落札されたというので驚きですよね。

 

BEAMS

セレクトショップブランドのBEAMSは、「バーチャルマーケット2021」にて、BEAMSスタッフが操作するスタッフアバターを使って、バーチャル接客をしました。

接客の内容は、バーチャル店舗からECサイトへユーザーを、誘導するというものであり、その結果、1500点以上販売するという成果を収めることが出来ました。

なお、バーチャルマーケットとは、世界最大のVRイベントで来場者は世界中から集まり、100万人を超し、ブース出店の最多数ギネス世界記録にも認定されています。

メタバース上にある会場で、さまざまな 3D アイテムや、リアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売買できることから、今後も需要は拡大しそうですね。

 

NIKE

2021年12月に、ファッションに特化したバーチャルスニーカー企業のRTFKT(アーティファクト)を買収しました。

これにより、バーチャルサンプルを生産することで、実物のスニーカーを製造するコストを省くことに成功。

また、アメリカのゲーム開発会社のロブロックスと提携し、仮想世界「ナイキランド」をオープンさせました。

ナイキランドでは、アメリカのナイキ本社敷地内にある、バスケットボールコートやテニスコート、陸上競技用のトラックなどを3Dで再現されています。

そこでは、アバター同士で鬼ごっこやドッジボールで遊べるようです。

そして、ナイキランド内にあるデジタルショールームでは、「エアフォースワン」や「エアマックス2021」などのフットウェアを試すこともできます。

もしかして、ゲームの世界だけで仕事ができる?

今までは遊びの要素が強かったゲームが、メタバースの普及によりゲームの世界で仕事ができるようになります。

実際に稼いでいる人もいるため、子どもたちやゲーム好きの人からすれば、夢のような話です。

すでに、メタバース開発の求人も出ていてスキルによりますが、年収400万~1000万と公務員の平均年収と同等かそれ以上の水準となっています。

「ゲームばかりしてないで勉強しなさい!」と怒るのは、もう一昔前の話になりそうですね。

 

 

まとめ

  • メタ(旧フェイスブック)の社名変更で「メタバース」への関心が高まり、たくさんの企業が参入を表明
  • メタバースの分かりやすい例は「あつまれどうぶつの森」や「フォートナイト」
  • アメリカはメタバースの先進国といわれ、「メタ」や「マイクロソフト」といった有名企業が積極参入し、関連銘柄も高騰している
  • メタバース主要技術(XR)の特許件数の世界2位は日本であり、「パナソニック」や「ソニーグループ」からメタバース関連製品が発売される
  • 「セカンドライフ」はメタバースの先駆けといわれているが、他のSNSの出現やトラブルが続き衰退した
  • メタバースが普及すれば、メタバース上だけで仕事が完結できるようになる

メタバース参入企業を銘柄と共に、一覧で紹介しました。

アメリカの一覧では、「エヌビディア」や「ロブロックス」、日本の一覧では、「理経」や「ピー・ビーシステムズ」といったあまり聞き慣れない企業もありました。

3D CGやVR技術の進化、5Gの普及によってメタバースは、今後もさらに伸びていくとされる事業で、世界のトレンドになっているため、これからも目が離せませんね。

自宅から世界につながることや、ゲームの世界で仕事をすることもできるなんて、まさに夢のような現実が、すぐそこまできていますよ。

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