ハイター消毒液の作り方と参考になる希釈の割合をあわせて紹介‼ | オンライン総合研究所

ハイター消毒液の作り方と参考になる希釈の割合をあわせて紹介‼

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生活全般

自宅にあるハイターで消毒液が作れるって知っていますか?

作り方は、水でハイターを薄めただけ!それだけで、次亜塩素酸ナトリウムという消毒液になるのです。

作り方も簡単で、しかもアルコール消毒液より殺菌効果が高いのです。

子供が小さいとき、夜中に嘔吐して旦那と一緒に大慌てしました。

苦しむ子供と、汚れた衣類を見てパニックになり、何からしていいのか迷いました。

これを読めば、慌ててお店に消毒液を買いに行ったり、除菌方法を調べたり、対応に慌てることはありません。

アルコール消毒のように手肌には使えませんが、ドアノブなどの消毒や嘔吐物の処理に重宝しますので、覚えておいて損はありません。

新型コロナや冬にかけて流行るノロウイルスやインフルエンザの除菌として役立つハイター消毒液の作り方を紹介します。

 

 

ハイター消毒液の作り方を紹介!!

火事や地震のように、病気に対しても備えは必要ですよね。

薬や体温計、冷えピタなど患者に必要な物以外にも、消毒液やゴム手袋など看病する側の備えも必要です。

そんな時、ハイターと水で、次亜塩素酸ナトリウムという消毒液が作れると知っていたら助かりますよね。

わざわざお店まで買いに行かなくても、家庭にあるハイターで作れる消毒液の作り方があります。

作り方も簡単で、子供が嘔吐してしまったとき、汚れた服の消毒や汚物の除去にも役立ちます。

何かあったときに重宝しますので、ハイター消毒液の作り方を覚えておくと便利ですよ。

 

準備するもの

花王のハイターは、すべての商品が消毒液にできるわけではありません。

消毒液になるのは塩素系漂白剤「次亜塩素酸ナトリウム」を含んだ「ハイター」と「キッチンハイター」だけです。

事前に必要な物を準備しておけば、慌てることもありませんね。

準備するもの
  • 「ハイター」か「キッチンハイター」
  • 容器(ペットボトルやバケツなど)
  • ゴム手袋

ハイターは刺激が強いため、ゴム手袋が必須です。

容器は使い終わった1ℓのペットボトルや、500㎖のペットボトルを使えば低コストで準備できます。

 

作り方と保存について

必要なものが揃ったら、さっそくハイター消毒液を作ってみましょう。

  1. ゴム手袋をはめる
  2. 容器の中に水を入れる
  3. 濃度に合わせて量ったハイターを容器に入れる
  4. 全体が混ざったら完成

とても簡単に作れますが、水で薄めた液は次亜塩素酸ナトリウムが分解されやすく、効果は長く継続しません。

残った消毒液を保存していても効果が持続せず、容器が破損したり、モレて手肌に触れ皮膚を傷めたりする場合がありますので、必要な時に都度作るようにしましょう。

 

注意すること

簡単に作れますが、市販のアルコール消毒液と違い、取り扱いには注意が必要です。

  • 手や皮膚にかけない
  •  ゴム手袋を付けて作る
  • 換気をする
  • スプレー容器に入れない
  • 酸性の洗剤と混ぜない
  • ハイター消毒液で拭いた後、水拭きする
  • 子供が誤飲しないように、使用している時は目を離さない

ハイターは、非常にアルカリ性の強い製品で、水で薄めても皮膚を傷つける恐れがあります。

市販のアルコール消毒液は携帯用・手の消毒用にして、ハイター消毒液は物の消毒・掃除用に分けたほうがいいですね。

スプレー容器に入れたら、使いやすいよね?

スプレーしたとき、霧状の液を吸い込むとせき込んだり、呼吸器に異常をきたしたりする恐れがあるので、やめましょう。

作る時も、使うときも子供が触れないように、注意して使用しましょう。

 

 

ハイター消毒液として使う希釈割合を紹介!!

「希釈」とは、ハイターに入っている次亜塩素酸ナトリウムを水で薄め、濃度を低くすることです。

ここでは、厚生労働省が推奨している濃度0.05%と濃度0.1%のハイター消毒液になるよう、調整した希釈の割合を紹介します。

濃度0.05%と濃度0.1%は、どう使い分けたらいいの?

濃度0.05%はドアノブや手すり、テーブルなどの消毒に使い、濃度0.1%はトイレ掃除や嘔吐物などの消毒に使用してください。

消毒する箇所によってハイター消毒液の濃度が違いますので、下記表の希釈割合を参考にしてみてください。

 

作りやすい量の希釈割合を紹介

花王の推奨している濃度を参考に表を作成しました。

ハイター消毒液を作ったら、効力が薄れてきますので、どんどん使用しましょう。

0.05%(500ppm)以上 0.1%(1000ppm)以上
濃度6%の場合(生産時) 水3リットル         キャップ約1杯(25㎖) 水3リットル         キャップ約2杯(50㎖)
購入から3ヶ月以内 水1リットル         キャップ約0.4杯(10㎖) 水1リットル         キャップ約0.8杯(20㎖)
購入から1年以内 水1リットル           キャップ約0.6杯(15㎖) 水1リットル         キャップ約1.2杯(30㎖)
購入から3年以内 水1リットル         キャップ約1杯(25㎖) 水1リットル         キャップ約2杯(50㎖)
(ハイターのキャップ1杯は約25㎖)

残った場合は、大量の水と一緒なら排水口に流しても問題無いようです。

子供が間違って誤飲したり触ったりしないうちに処分しましょう。

 

ペットボトルで作る少量サイズの分量

水1リットルのハイター消毒液は、量が多すぎて困ると思うあなたに、少量サイズの作り方を紹介します。

少量サイズのハイター消毒液を作るなら、使用するのは500㎖のペットボトルです。

洗面台、トイレ、お風呂など、共用して使う場所の掃除に使う分だけ作るなら500㎖のペットボトルで十分だと思います。

0.05%(500ppm)以上 0.1%(1000ppm)以上
購入から3ヶ月以内 5㎖ 10㎖
購入から1年以内 7.5㎖ 15㎖
購入から3年以内 12.5㎖ 25㎖

少量サイズのハイター消毒液を作るには、ペットボトルのキャップを使うと便利です。並々まで入れて約7㎖量れます。

 

購入した時期によって必要な分量が違うのはなぜ?

「ハイター」と「キッチンハイター」は、次亜塩素酸ナトリウムが6%になるよう生産されています。

常温で保管していても、ゆっくり分解され濃度が低くなってきます。

さらに、直射日光に当たる場所や高温の保管では、分解速度がさらに早まると言われています。

購入から3年以内のハイターであれば、消毒液として使える次亜塩素酸ナトリウムの濃度が残っていることになります。

購入日から3年以内のハイター濃度に合わせて、表を作成しているので、ご家庭にあるハイターの購入日を確認してみてください。

もし、購入日が分からなければ、「購入から3年以内」の表を参考に消毒液を作れば問題ないです。

なお、購入から3年以上たっているハイターは、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が低くなっているので、消毒液としての使用はおススメできません。

 

 

ハイター消毒液で嘔吐物の正しい処理方法

子供が夜中に突然、嘔吐して慌てたことはありませんか?

布団で子供が嘔吐したので、慌てて主人を起こし片付けのため居間に場所を移した瞬間、居間で子供が嘔吐した、ということがありました。

苦しんでいる子供と汚れた衣類などを見て、パニックになりますよね。

そんな時、ハイター消毒液で除菌すれば問題ありません。

ハイターで作る消毒液は、嘔吐物の処理や汚れた衣類の除菌に役立ちます。

これを知っておけば、慌てず対処ができるようになりますので、ハイター消毒液でする嘔吐物の処理方法を覚えておきましょう!

 

感染に注意‼使い捨て手袋等の準備はしておこう

まず、正しい対処法のポイントは3つあります。

  • 菌を拡散させず、確実に消毒すること
  • 自分も感染しないように気を付ける
  • 処理に必要なものを事前に用意しておく(使い捨てマスク、手袋、エプロン、新聞紙、ビニール袋、バケツなど)

バケツの中に、新聞紙やビニール袋など、事前にセットしておけば慌てることがありませんね。

そして1番大切なことは、「自分自身が感染しない」ことです。

子供と一緒に寝込んでしまっては大変です。自分自身の体調も気にしつつ対処していきましょう。

 

慌てず嘔吐物の処理をしましょう

まずは、嘔吐物の処理を最初にしましょう。対処法の手順は下記の通りです。

嘔吐物の処理方法
  1. 使い捨て手袋・マスク・エプロンをつける
  2. 窓を開けて換気する(菌を追い出す)
  3. 嘔吐物に新聞紙やキッチンペーパーなどをかぶせ、菌の拡散を防ぐ
  4. 嘔吐物を拭き取り、ビニール袋に入れる
  5. 拭き取り後、濃度0.1%のハイター消毒液をしみこませたペーパーを浸すようにして拭く
  6. 拭いたペーパーや使い捨て手袋、マスクなどをビニール袋に入れ、きっちりと口をふさぐ
  7. 手洗い、うがいをする

金属製品や木工製品は腐食・変色の恐れがありますので、消毒液を浸したペーパーで拭いた後は、水拭きしたほうがいいでしょう。

次は、汚れた衣類やシーツの対処法をご紹介します。

嘔吐物を除いた後の衣類やシーツの対象法
  1. 使い捨て手袋・マスク・エプロンをつける
  2. 部屋の窓を開けて換気する
  3. バケツやたらいに濃度0.05%のハイター消毒液を用意する
  4. 汚れた衣類やシーツを30分ほど漬ける
  5. 消毒後、水洗いして汚れを落とす
  6. 個別で洗濯機をまわす
  7. 手洗い、うがいをする

濃度0.05%のハイター消毒液に漬けるのは、衣類以外にもふきんや食器、調理器具も同じやり方です。

衣類をハイター消毒液に漬けると、色落ちする場合がありますので、買い替えができるなら、そのままゴミとして処分したほうが簡単です。

正しい対処法を知っていれば、慌てず対応できそう!

 

ハイター消毒液以外の対処法も知っておこう

ハイター消毒液は、作り方も簡単で除菌力も高いですが、取り扱いには十分な注意が必要です。

嘔吐物を除いた衣類の処理として、ハイター消毒液以外にも熱処理が有効です。

  • 汚れた衣類を熱湯に1分間以上つける
  • 衣類スチーマーで死滅させる
  • 市販のアルコール消毒液を使う

子供が畳に嘔吐してしまった後、どうしたらいいか心配だったのですが、衣類スチーマーで熱殺菌すればいいのですね。

衣類スチーマーが無い場合は、アイロンのスチーム機能でも大丈夫だそうです。

消毒するものに合わせて、どちらの方法を使用するか検討しましょう。

 

 

まとめ

  • ハイター消毒液は「次亜塩素酸ナトリウム」という消毒液になる
  • ハイター消毒液の作り方は、水と「ハイター」又は「キッチンハイター」を混ぜるだけ
  • ハイター消毒液は効力がどんどん減ってくるので、保存ができない
  • ハイター消毒液の作り方は、十分に換気したうえでゴム手袋を使用して実践する
  • 濃度0.05%のハイター消毒液は、ドアノブや手すり、テーブル、食器などの消毒に使える
  • 濃度0.1%のハイター消毒液は、トイレ掃除や嘔吐物の消毒に使える

家庭にあるハイターを水で薄めるだけで、消毒液が作れるのは助かりますね。

アルコール消毒液が無くなったとき、この作り方を知っていれば慌てて買い物に行かなくて済みそうです。

手肌に使えませんが、ゴム手袋やペットボトルを用意して、新型コロナやノロウイルスなどのウイルス対策に備えましょう‼

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