自分でvtuberの立ち絵を作ってみたいな。作り方が知りたい!
魅力的なvtuberを見ていると、こう思うことありますよね。
作ってみたいけれど、作り方が分からないから挑戦できずにいませんか?
私も初めてvtuberを見たとき、どうやって作っているんだろうと疑問に思ったことがあります。
ここでは、立ち絵の作成から実際に動かすところまでご説明させていただきます。
自分で作ったキャラクターが実際に動かせるようになると、とても嬉しいですし、愛着もわきますよね。
また、依頼した場合どのくらいの値段がかかるかもご紹介します。
vtuberの立ち絵の作り方を勉強して、vtuberデビューを目指しましょう!
vtuberの立ち絵の作り方を手順通りにご紹介
vtuberの立ち絵の作り方をご説明させていただきますね。
作り方の手順は以下の4つに分けることができます。
- 立ち絵のイラストを作成し用意する
- イラストを体のパーツごとに分ける
- Live2Dを使ってイラストに動きを付ける
- ソフトを使って実際にキャラクターを動かす
作り方について1つずつ詳しく見ていきましょう。
立ち絵のイラストを作成し用意する
これから自分が動かすキャラクターのイラストを作成しましょう。
vtuberを始めるにはまず、元となるイラストが必要になります。
あなたが使いやすいペイントソフトで作成をしてくださいね。
以下のペイントソフトで立ち絵を描くのがおすすめですよ。
- Photoshop
- SAI
- Clip studio
立ち絵のサイズは【8500px~9500px】で作ることをおすすめします。
大きいなと感じるかもしれませんが、バストアップで使用したときに画質が悪くならないよう、このサイズをおすすめしています。
イラストの作成には注意するポイントは4つあります。
以下のポイントに気を付けて作業を進めてくださいね。
- 左右対称に正面向きの姿勢で描く
- 首や腕、後ろ髪などの隠れる部分も余分に描く
- パーツ分けしやすいシンプルなデザインにする
- 無表情で描く
イラストを左右対称にすることで、作りやすくなるというメリットがあります。
「Live2D」というイラストに動きを付けるソフトの公式サイトでも、イラストは左右対称にすることを勧めていますよ。
隠れる部分を余分に描くのにも理由があります。
隠れている部分を書いていないと、キャラクターを動かした際に書いていない部分が見えてしまいます。
絵が途切れているように映ってしまうので、動いて見える部分は描くように注意しましょう。
デザインをシンプルにするのはパーツ分けしやすくするためと、キャラクターの動きを自然にするためです。
デザインが複雑になってしまうと、動きを付ける際に不自然な動きになるのでなるべくシンプルなデザインを心がけましょう。
無表情で描くことで、顔の表情を変える際に動きを付けやすくなりますよ。
イラストを体のパーツごとに切り分ける
準備したイラストを動かすためには、体のパーツごとに切り分ける作業が必要になります。
まぶたは、多めに切り取るように気を付けましょう。
まぶたは、瞳の大きさより少し多いくらいに切り取ってください。こうすることで、目を閉じたときにまぶたで瞳を覆うことができます。
イラストを切り分ける際は、先に手前のパーツを切り取っていきましょう。
こうすることで、他のパーツと間違えて切り分けてしまうミスを防ぐことができますよ。
Live2Dを使ってイラストに動きを付ける
イラストに動きを付ける際は「Live2D」というモデリングソフトを使いましょう。
Live2Dの公式サイトが動きのつけ方を紹介してくれているので、こちらの操作に従って動きを付けていきましょう。
他にもモデリングソフトはあるのですが、vtuberの立ち絵を動かす際はほとんどこのソフトが使われています。
使用している人が多い分、解決の知恵もネット上に沢山転がっているので、このソフトを使うことをおすすめします。
ちなみにLive2Dにはプロ版とフリー版があります。
フリー版はプロ版と比べて使用できる機能が少なくなってしまいますが、無料なので初めて使う際にはおすすめです。
また、イラストを十分に動かせるほどの機能はフリー版でも使えますよ。
初めて使うなら、フリー版で良いかと思います!
番外編!ソフトを使って実際にキャラクターを動かす
Live2Dで動きを付けたキャラクターは、「Animaze by Facerig」というソフトを使って動かすことができますよ。
自分の動きに合わせて、キャラクターを動かすことができます。
Animaze by Facerigでキャラクターを動かすには以下の工程を行いましょう。
- Live2Dの組み込み用ファイルを書きだす
- Animaze by Facerigをインストールする
- Live2DのデータをAnimaze by Facerigにインポートする
Animaze by Facerigを使う際はwebカメラが必要となります。
あなたの持っているpcにカメラが付いていないは、別でカメラを用意しましょう。
有料と無料のプランがありますが、無料プランでもキャラクターを動かすことはできますよ。
まずは試しに無料プランから使ってみることをおすすめします。
vtuberの立ち絵の依頼は制作会社か個人にしよう
vtuberの立ち絵を依頼する際は、制作会社か個人に頼みましょう。
安心して依頼したい方は制作会社、なるべくコストを抑えたい方には個人への依頼がおすすめです。
制作会社、個人の依頼にはそれぞれの特徴があるので、ご紹介しますね。
制作会社に依頼すると安心を得ることができる
制作会社は一定のスキルが保障されているので、安心して依頼することが可能です。
個人のクリエイターを探すときに、どのクリエイターがいいのか判断が難しい場合もありますよね。
そういった場合は制作会社に依頼すると安心ですよ。
また、立ち絵の依頼からキャラクターを動かすまでの依頼をしたい場合、制作会社に依頼するのがおすすめです。
制作会社の中にはオプションで、声優を手配してくれたり、プロモーションも手掛けてくれたりもしてくれますよ。
個人のクリエイターに依頼するより値段が張ることが多いので、予算を多めに用意する必要があります。
個人に依頼することで予算が抑えやすい
立ち絵の依頼を個人にすることで、vtuberの製作費を比較的抑えやすくなりますよ。
ディレクションはあなた自身で行うケースが多いので、ディレクションを行う自信がある場合はおすすめです。
スキルマーケットには沢山のクリエイターが出品しています。
あなたが依頼したいと思えるクリエイターがきっと見つかりますよ。
スキルマーケットには以下のものがあります。
- ココナラ
- SKIMA
- nizima
<ココナラ>
ココナラはスキルの売買を行う日本最大級のスキルマーケットです。
vtuberの作成を依頼できるクリエイターの数も多いですよ。
制作会社と比べて比較的低予算でオリジナルのキャラクターを作成してもらうことができます。
<SKIMA>
SKIMAはイラストに特化しているスキルマーケットです。
クオリティの高いイラストを提供しているクリエイターも見受けられます。
こちらも比較的低予算でイラストを作成してもらえますよ。
<nizima>
nizimaでは、vtuber向けのイラストの購入や作成を依頼することができます。
完成しているモデルも販売しているため、いち早くvtuberを始めたい方にはおすすめです。
vtuberの立ち絵の値段は作業によって異なる
vtuberの立ち絵はどこまでの作業を依頼するかによって値段は変わってきます。
また、依頼先によっても値段が異なります。どこまで依頼したいのかを考えて、予算と相談して選びましょう。
パーツ分けされたイラストの値段の相場
パーツ分けをされたイラストの立ち絵は4万円が目安となります。
パーツ分けまでの作業なので、Live2Dでキャラクターを動かす作業はあなた自身でしなければいけません。
また、キャラクターのイラストをあなた自身で用意した場合、パーツ分けの依頼のみをしたいこともありますよね。
その場合は、3万円が目安の値段となりますよ。
パーツ分けが一番大変な作業になるかと思いますので、大変な部分だけお願いするのも一つの手ですね。
モデリングのみ行ったときの値段の相場
モデリングのみの依頼なら1万円が目安となります。
ただ、人気のクリエイターに依頼する場合は、モデリングだけでも数万円かかる場合もありますよ。
キャラクターの動きをよりリアルにしたい場合は、三面図(正面、横、後ろ)の制作も依頼すると良いでしょう。
三面図も依頼する際は2万円ほどが目安となります。
クリエイターによって依頼できる範囲は違うので、よく確認してからお願いしましょう。
そのほかオプションの値段の相場
オプションは、1つにつき5,000円が目安となります。
うるっとした瞳やアクセサリーが揺れ動くなど、こだわりを作りたい場合は、オプションを活用しましょう。
vtuberの立ち絵の製作費の中にオプションを組み込んでいるクリエイターもいますよ。
クリエイターによって値段のつけ方は変わるので、注意して選びましょう。
すべての作業を依頼する場合の値段の相場
イラスト作成、Live2Dでキャラクターを動かす作業まで依頼するなら、10万円を目安にしましょう。
高くても15万円ほどでvtuberの作成は依頼することができます。
知識が全くない状態からでもvtuberを始めたい方にはおすすめですよ。
プロが作るvtuberのクオリティは高いので、高いクオリティを求める場合は依頼しましょう。
楽に、高いクオリティのキャラクターが手に入るのでおすすめです。
素人が一から作ると、1つのキャラクターが完成するまで何十日という時間がかかります。
作成の難しさや手間を考えると、この金額は妥当と考えてよいでしょう。
まとめ
- vtuberの立ち絵の作り方は大きく分けて4つの工程がある
- 立ち絵を作るソフトは「Live2D」、動かすソフトは「Animaze by Facerig」がおすすめ
- 制作会社にvtuberの立ち絵を依頼するメリットは安心して任せることができる点である
- 個人にvtuberの立ち絵を依頼するメリットは予算を抑えることができる点である
- vtuberの立ち絵の値段は依頼内容によって異なるので、どこまでしてほしいか考える必要がある
- 高いクオリティを求めるならプロに頼もう
vtuberの立ち絵の作り方は簡単なように見えて、とても奥が深いものです。
作り方をマスターして、キャラクターを作ってみましょう。
自分のお気に入りのキャラクターでvtuberを楽しんでくださいね♪
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