修理の為に郵送したり、フリマサイト等で売却したりと、ノートパソコンを郵送する事がありますよね。
そんな時、郵送によってノートパソコンが壊れてしまっては大変です。
私は修理の為にメーカーにノートパソコンを郵送しようと思ったのですが、購入した時の箱は捨ててしまっていてどのように郵送すればいいか迷ってしまいました。
そこでノートパソコンを郵送する方法と注意点をまとめました。
ノートパソコンはヤマト運輸や郵便局で郵送できます。
ノートパソコンは必ず箱を利用して郵送し、揺れによる衝撃に備えて、プチプチ等でしっかり梱包すると郵送できますよ!
後半では郵便局から送る方法や、配送業者ごとの費用比較をご紹介しています。
郵送によって故障や破損が起きる前に、この記事を読んでしっかり対策をしてみてください!
ノートパソコンの郵送方法と注意点を解説!
ノートパソコンは必ず箱に詰めて郵送します。
紙袋などでは強度にも問題がありますし、衝撃に耐えることができません。
購入時の箱があればそれに詰めて郵送するのがいいでしょう。
捨ててしまっている等、箱がない場合はノートパソコンより一回り大きいサイズの箱を用意して郵送しましょう。
7つのステップでノートパソコンを郵送することができます。
- 箱を準備する
- ノートパソコンをプチプチ等で梱包する
- 箱に詰める
- 箱とノートパソコンの間に隙間があれば埋める
- ガムテープで箱をしっかり留める
- 郵送用の伝票を用意する
- 集荷依頼をするか、配送会社やコンビニ等に持ち込む
思っていたより簡単ですよね!ただし、ノートパソコンは精密機械ですので少し注意が必要です。
次に注意点をお伝えしていきます。
ノートパソコンを郵送する際の注意点
ノートパソコンは精密機器の為衝撃には弱いです。
郵送する際の注意点をまとめましたのでご紹介していきます。
衝撃を吸収できるようにしっかりとプチプチで包み、緩衝材を詰めることがポイントです!
- 郵送前にちゃんと起動するか確認する
何かあった際に郵送が原因なのか、元からだったのか判別する為に必要です - データのバックアップを取っておく
- 電源ケーブル等付属品を取り外す
- 本体をプチプチで包む
- 電源ケーブル等の付属品もプチプチに包む
- ダンボールの底にプチプチか丸めた新聞紙を緩衝材として敷き詰める
ノートパソコンは衝撃に弱いので、下からの衝撃を弱めるために必要です - 緩衝材の上にノートパソコンと電源ケーブル等付属品を納める
- 上や横等の隙間にも緩衝材を入れる
箱を揺らしてもノートパソコンが移動しないくらいにする - しっかりとダンボールの蓋を閉じる
- 発送伝票に「ノートパソコン、こわれもの」と記載する
「こわれもの」シールを貼ってもらうのもいいでしょう
もし、何も対策をせずに郵送してしまうと下記のようなトラブルが起きてしまうかもしれません。
- 本体の破損
郵送時に絶対に揺れてしまうので、衝撃により本体が欠ける等の破損が起きるかも - 起動できない
本体に影響がなくても、中の部品に衝撃が加わり起動しない可能性も - 補償が受けられない
通常は受けられるはずの補償が梱包をしっかり行っていないと、原因がどこにあるかわからず補償が受けられない場合がある
せっかく大切なノートパソコンを郵送するのにこんなことが起きてしまったら悲しいですよね。
ヤマト運輸のパソコン宅急便が便利
ご紹介したようにノートパソコンを郵送する為には手間がかかります。
しかし、この手間を省いて郵送するサービスがあります。
それが、ヤマト運輸の「パソコン宅急便」です!
パソコン宅急便は、集荷依頼をするか宅配センターへ持ち込むと専用の箱に梱包して発送してくれるサービスです。
専用の箱は特殊なフィルムで商品を包んでくれるものなので、梱包という面倒な作業から解放されます!
一番小さい、100サイズを例に出すと、関東地方から関西地方までの送料は、1500円で箱代は670円です。(金額は全て税込みで、2021年11月21日現在のものです)
クロネコメンバーズになると、メンバー割引や持ち込み割引も利用できます。
手間と安全を考えるとこのサービスを利用するのはとても便利だと思います!
パソコン宅急便を利用する場合でも、ノートパソコンの起動確認とデータのバックアップは必ず行っておきましょう。
データは補償の対象外です。万が一に備えておきましょうね♪
また、ケーブル等がつながった状態では梱包することができません。
あらかじめ電源を切り、ケーブル等を取り外しておきましょう。
梱包の手間がないなんて面倒くさがりの私にぴったり!!
ちなみに、佐川急便にも同じようなサービスで、精密機器輸送サービスがありますが、こちらは送り主が法人しか利用できないようです。
個人で梱包の手間を省いて郵送するにはヤマト運輸を利用することとなります。
フリマサイトから郵送する時の注意点
メルカリやラクマからノートパソコンを郵送する際の注意点をお伝えします。
ノートパソコンのデータを初期化しておきましょう。
初期化せずに個人情報が残ったままだと、悪用されてしまう危険性もあるので、忘れずに初期化をしましょう。
メルカリの場合、ゆうゆうメルカリ便か、らくらくメルカリ便を利用すると補償付きで全国一律価格で郵送できます。
ゆうゆうメルカリ便はゆうパックを利用し、100サイズ(25kgまで)1000円です。
らくらくメルカリ便は宅急便を利用し、100サイズ(10kg)1000円です。
通常のゆうパックや宅急便の費用より安く送ることができるので、メルカリを利用して郵送する時はこのサービスを使うのがおすすめです!
ノートパソコンの郵送を郵便局から行うには?
ノートパソコンを郵便局から郵送する際はゆうパックを利用します。
ゆうパックの発送は以下の場所からできます。
- 郵便局
- 集荷依頼をする
- ローソン、ローソンストア100、ミニストップ、セイコーマートに持ち込む
ゆうパックは自分で梱包作業を行う必要があります。
梱包用のダンボールがない場合、郵便局でも販売しています。
一部の大きな郵便局ではプチプチを販売しているところもあります。
私の家の近くの郵便局は大きな所なので、梱包資材を販売していて梱包する作業スペースも揃っているのでとっても便利です。
郵便局に持ち込めば、持ち込み割引もあるのでお得に郵送する事ができます!
ゆうパックを利用してノートパソコンを郵送する際は、上でご紹介した10個の注意点を守って梱包してください。
セキュリティサービスをつければ補償金額が上がる
ゆうパックには30万円まで補償がついています。
30万円以上の補償が必要な場合は、追加で「セキュリティサービス」をつけることができます。
セキュリティサービスは、通常の送料のプラス380円でつけることができ、50万円までを補償してくれます。
ゆうパック自体はコンビニから発送できますが、セキュリティサービスには対応していません。
セキュリティサービスをつけるには、郵便局の窓口か集荷依頼をして郵送する必要があります。
より安心を求めるにはセキュリティサービスをつければいいのね
補償を受けるには郵送によって、機器の故障や破損があったと証明できないと難しいようです。
郵送前に起動の確認ができていること、しっかりと梱包できていることを示す写真や動画を撮っておくとより安心できると思います。
せっかく丁寧に梱包して郵送しても、故障が郵送によるものかわからないと言われてしまっては困ります。
郵便局から郵送後、ノートパソコンを無事に使用できれば写真等は消去すればいいので、念のためひと手間加えて安心を確保しましょう!
ノートパソコンを郵送する時に安い手段はゆうパック
ノートパソコンはできるだけ安い手段で郵送したいですよね。
ノートパソコンを郵送するのに一番安い方法はゆうパックでした。
2021年11月21日現在での、関東から関西への送料を比べて表にしてみました。
金額は全て税込みでの表記です。また、サイズはノートパソコンを郵送できる一番小さいサイズで比較しています。
会社名(サービス名) | 送料(税込み価格) |
日本郵政(ゆうパック) | 1440円 |
日本郵政(ゆうパック+セキュリティサービス) | 1820円 |
ヤマト運輸(通常配送) | 1500円 |
ヤマト運輸(パソコン宅急便) | 2170円 |
佐川急便 | 1496円 |
集荷の依頼をせず、持ち込んだ場合割引を行ってくれる場合もあるので、この価格からもう少し下がる可能性があります。
ゆうパックが一番安い郵送手段ですが、箱や梱包材がない場合、その購入費用がかかります。
郵送する時にどれくらい手間をかけられるかで、どこから郵送するか決めるのがいいかもしれません♪
ノートパソコンの郵送用梱包資材は100均で!
ノートパソコンを郵送する為に使う梱包資材、どこで購入できるのか迷っているあなたにお伝えします!
ノートパソコンを郵送する為の梱包資材は100均で購入できます!
100均大手のダイソーで調査してきました!
<ダンボール>
100均には大小様々なサイズのダンボールがありました。
画像のダンボールのサイズは【幅315mm×奥行225mm×高さ138mm】です。
事前に郵送したいノートパソコンのサイズを調べてからダンボールを購入しましょう!
<プチプチ>
つづいては、梱包資材の代表的なもの、プチプチです。
最近ではフリマサイトの普及により、袋状になっているものや、封筒にセットされているもの等、プチプチも用途に合わせて色々なサイズが販売されています。
大きいサイズを購入して、ノートパソコンを梱包できるサイズに切って使用するのがおすすめです!
<布ガムテープ>
最後は布ガムテープ。紙のガムテープでも箱は閉じられますが、布のガムテープはより丈夫です。
家にない場合は忘れずに購入しておきましょう。
ダンボール、プチプチ、布ガムテープという梱包資材が100均で揃うとは驚きです!
これなら家に梱包資材がない場合でも、あまり費用をかけずに用意することができますね!
100均以外の店舗だと、ホームセンターに行くとこれらの梱包資材を購入することができます。
ダンボールのサイズはホームセンターの方が豊富にあります。
100均で丁度いい大きさのダンボールを見つけられない時は、ホームセンターに行ってみるのもいいかもしれません。
家から出るのが面倒だなというあなたはamazonや楽天でも販売されているので、探してみてください♪
まとめ
- ノートパソコンを郵送する前に起動の確認、データのバックアップをする
- ノートパソコンを郵送する際はケーブル等付属品を取り外し、それぞれをプチプチでしっかり梱包する
- 箱に隙間がないようにし、揺れによる衝撃を防ぐ
- 配送伝票にはこわれものであることを明記する
- ノートパソコンを郵送する時に一番安いのはゆうパックであるが、梱包の手間が面倒な場合は、ヤマト運輸のパソコン宅急便が便利
- ノートパソコンを郵送する為の梱包資材は100均で売っている
ノートパソコンを安全に郵送する為には、しっかりとした準備が必要ですね。
大切なノートパソコンを傷つけないように、対策をしておきましょう。
配送業者ごとに色々なサービスがあるようですね!
価格だけではなく、どのように送るのが自分に合っているか考えてみてください♪
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