メタバースとプログラミングの関係とは?言語や開発についても紹介!

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インターネット上の仮想空間で自由な体験ができるメタバース。

ゲームの世界で人気が広まり、今後はメタバースで現実と同じような経済活動ができるようになるとも言われています。

そんなメタバースを生み出し、動かしているのがプログラミングです。

実は、プログラミングができなくてもメタバースの開発はできます。

もちろんプログラミングができるに越したことはないのですが、特定のプログラミング言語が使えなくても開発は可能なのです。

メタバースと言えば3DCGやVRが一番の目玉だと思うかもしれませんが、他にも多くのプログラミングがメタバースを支えています。

この記事を読んで、メタバースとプログラミングの関係を見ていきましょう。

もしかしたら、あなたもメタバース開発者の一員になれるかもしれませんよ!

メタバースはプログラミングに支えられている

メタバースとは、インターネット上の3次元の仮想空間のことです。

アバターという自分の分身でメタバースのプラットフォームにアクセスし、仮想空間を自由に動き回ることができます。

現実にある場所や物がリアルに再現されていたり、逆に現実には出来ないこと、例えば空を飛ぶようなこともできたりするのです。

遠く離れた場所にいる人とつながることができるのもメタバースの魅力ですね。

元々はゲームの世界から人気が広まり、バーチャルショップやバーチャル会議室など、より多くの人が、より身近に利用できるプラットフォームの開発も次々と進められています。

メタバースの中で働き、遊ぶ日常が当たり前になる日がくるかもしれないのです。

そんなメタバースの命とも言えるのがプログラミング。プログラミングなしにはメタバースは存在できません。

では次からは、メタバースを支えるプログラミングについて見ていきましょう。

メタバース内の世界を作り出すVRプログラミング

メタバースと言えばVRをイメージする人は多いのではないでしょうか。

実際に、多くのメタバースがVR技術を採用しています。一方で、ポケモンGOで有名なNiantic社のようにAR技術を用いたメタバース開発に取り組んでいる企業もあるんですよ。

まずは、VRとARの違いを確認しておきましょう。

<VR(Virtual Reality)>
仮想現実やバーチャル・リアリティとも呼ばれる。五感を通して、現実ではないものを、まるで現実のように体験できる技術。

<AR(Augmented Reality)>
拡張現実。現実の世界にデジタルな情報を重ねて現実を拡張する技術。

VRは、スポーツ観戦や不動産の内見など、メタバース以外でも活用されていますよね。

ARはポケモンGOでお馴染み。あなたも現実の風景の中にポケモンが現れるのを見たことがあるのではないでしょうか。

この他にも、MR(複合現実)という現実の世界の情報をデジタル空間に反映する技術や、SR(代替現実)という現実に過去の映像を重ねる技術なども研究開発が進められています。

メタバースとVRは同じ物だと思われがちですが、VRはあくまでもツール。しかし、メタバース内の出来事を現実のように体験するためにはとても重要な存在です。

VRプログラミングでは、主に3Dモデリングやレンダリングを使って、メタバース内のグラフィックやサウンドを作り出していきます。

例えば、空や大地、海、山、太陽の光、夜の闇などの自然の風景や、ビルや橋のような建物を配置していきます。他にも、木や車、家具などが必要ですね。

それだけではまだ足りませんよ。アバターもたくさんのデザインが必要ですし、動物や虫など人間以外の生き物だって必要です。

そして、全てのアイテムで動きを表現する必要があります。降り注ぐ雨や風にそよぐ草花、跳びまわる動物たち。走る車に開くドア。人や動物の繊細な表情も表現しなければいけません。

アイテムに動きを持たせるのはシミュレーション・プログラムです。それぞれの動きに応じてたくさんのプログラミングが行われています。

動きにマッチしたサウンドだって必要ですよね。どんなにリアルな動きでも、無音ではリアルに感じられません。そのためにサウンド・プログラミングが行われます。

しかも、メタバースでは360度、見渡す限りの空間を作り出す必要があるのです。

まだまだ研究段階ですが、いずれは香りや味、手触りなどもVRで体験できる日が来るかもしれないんですよ!

ブロックチェーンやNFTのプログラミング

メタバースと一緒に語られることの多い「ブロックチェーン」と「NFT」。それぞれどんな物か、簡単に紹介しますね。

<ブロックチェーン技術>
データをブロックに格納し、データの一部を他のブロックと共有してチェーン(鎖)のように連携させて管理する。改ざんは事実上不可能で安全性が高い。

<NFT(Non-Fungible Token)>
デジタル・データとしてのアートや音楽、土地や建物などに「世界でただ一つの価値」を持たせることができる。

メタバース内で所有する土地やアイテム、メタバース内で作り出した作品などを売買できるプラットフォームはすでに存在しています。

今後ますますメタバースでのビジネスや経済活動が発展していくことが期待されています。

ですが、個人であっても企業であっても、デジタル資産を安全で確実に管理できなければ簡単には利用できないでしょう。

ブロックチェーンやNFTとメタバースは、切っても切れない関係になりそうです。

すでにあるプラットフォームでもブロックチェーンやNFTを追加するプログラミングが行われています。

新規のメタバース開発でのブロックチェーンやNFTの組み込みはもちろん、日々生み出される新しいデジタル資産に対応していくためにもプログラミングが必要です。

メタバースの土台を支えるためのプログラミング

メタバースはインターネット上にプログラミングされた仮想空間ですから、土台となる部分もプログラミングが支えています。

例えば、サーバーやデータベースの開発や管理をするインフラ系のプログラミングです。

他にも、ネットワークシステムの開発や管理、セキュリティ対策などのネットワーク系のプログラミングも無くてはならない存在ですね。

パソコンやスマホのアプリでメタバースを利用するためには、アプリケーションの開発や管理のためのプログラミングが必要です。

逆に、ブラウザ上でメタバースが利用できることを売りにしているプラットフォームもありますから、そういった場合はWebサイトのプログラミング技術も必要になってきます。

メタバースは最新技術の結晶というイメージですが、これまでのプログラミング技術もメタバースを支える重要な役割を果たしているというわけですね。

メタバースのプログラミング言語を一挙紹介

メタバースはとてもたくさんのプログラミングによって支えられていることが分かりましたね。

ここからは、それぞれどんなプログラミング言語が使用されるのかを見ていきましょう。

同じメタバース内のプログラムであっても、目的によって使用されているプログラミング言語は全く違うんですよ。

実は、メタバースを開発するのに必ずしもプログラミングの知識やスキルが必要とは限りません。

専用のソフトが公開されており、プログラミングの知識が無くてもプログラムを作成することができるのです。

とは言え、細部まで丁寧に作り込みたいと思うなら、プログラミング言語でコードを書く作業が必要になってきます。

では、先ほど紹介したメタバースを支えるプログラムに対応するプログラミング言語を一挙に紹介していきます。

<VRのプログラミング言語>
VRは、UnityやUnreal Engineというゲームエンジンを使えば比較的簡単に作成することができます。

それぞれ対応しているプログラミング言語が複数ありますが、どちらにも共通して対応しているのはC#です。

<ブロックチェーンやNFTのプログラミング言語>
こちらは、開発ソフトほど簡単にはいかないので、プログラミングの知識が必須になってきます。

ブロックチェーンの開発では、JavaScriptが最も実績のあるプログラミング言語です。

NFTは、ERCというイーサリアムの規格を使って開発していきます。そこで使用するプログラミング言語がSolidityです。

SolidityはJavaScriptに文法が似ているので、JavaScriptが使えれば比較的簡単に習得できるでしょう。

<メタバースの土台を支えるプログラミング言語>
こちらは種類が多いので、一気に表で見ていきましょう。

インフラ系のプログラミングShell、TTL、BAT、Python、Rubyなど
ネットワーク系のプログラミングJava、JavaScript、Python、Rubyなど
アプリケーションのプログラミングJava、JavaScript、Python、Ruby、Go言語
WebサイトのプログラミングJavaScript、HTML、CSS

JavaScriptやPython、Rubyは幅広く使えるプログラミング言語と言えますね。

<メタバース内専用のプログラミング言語>
ここで少し目先を変えて、メタバースの中でプログラミングができるプラットフォームを紹介したいと思います。

「Neos」というプラットフォームには、LogiXという専用のプログラミング言語があるのですが、なんとコードを書く必要が無いのです!

メタバースの中で空中にウィンドウを開き、コントローラーを通してあなた自身の手でクリックやドラッグなどの操作をしていきます。

命令や指示、データなどを表すノードを仮想空間の中に置き、ワイヤーでつなげていくことでプログラムが作れるのです。

地道にコードを書いていくプログラミングと比べると、直感的にプログラムが組めるということですね!

もちろん、コツをつかむまでは練習が必要ですし、コードを書くプログラミングに慣れている人にはもどかしくて使いづらいと感じる人もいるようです。

ですが、途中で分からないことが出てきてもメタバースの中でチュートリアル動画を見ることができますし、他のユーザーに協力してもらえるというメリットがあります。

離れた場所にいる人とメタバースの中で合流して、一緒に作業しながらプログラミングを教えてもらえるなんてすごいですよね。

メタバースのプログラミング開発に関わるには

メタバースへの注目度が高まったことでメタバース開発に興味を持った人や、メタバース体験をきっかけにメタバースを開発してみたいと思った人もいると思います。

メタバースの開発自体は、プログラミングの知識が必ず必要という訳ではありません。

デザイナーやエンジニアとして関わる場合、プログラミングはプログラマーに担当してもらえるからです。

もし、プログラマーとして開発に関わるとしても、メタバースに特化したプログラミングがある訳ではないので、すでにあるプログラミング技術を使うことができます。

ただ、どんな形でメタバース開発に関わるとしても、プログラミングの知識がある方がコミュニケーションはスムーズに取れるので、プログラミングを学んで損はありません。

では、プログラミングの勉強方法にはどんなものがあるか確認しておきましょう。

プログラミングを学ぶには、独学とスクールに通う方法があります。それぞれメリットとデメリットがあるので、あなたに合う勉強方法を選びましょう。

<独学の場合>
独学の場合、参考になる書籍や動画、プログラマーのブログなどがたくさんあります。

そのため、あなたのペースで勉強を進められるというメリットがありますね。

一方で、気軽に質問できる講師や仲間がいないので、壁にぶつかった時にそのまま挫折してしまう可能性があります。

仕事などが忙しくて勉強を継続できないということもあると思います。

<スクールの場合>
スクールの場合は、講師や仲間と一緒に学んでいけるのが最大のメリットですよね。参考になる書籍や動画を自分で探す手間も省けます。

決まった日時に講義を受けるので、サボり癖がある人にも向いているでしょう。

対面の講義だけでなく、オンライン講義を行っているスクールも増えてきたので、自宅にいながら勉強を進めることができます。

デメリットとしては、スクール選びで失敗してしまう可能性があること。

プログラミングと言っても内容は幅広いので、Webサイトを作りたいのか、アプリを作りたいのかなど、目的によってカリキュラムも全く違います。

何のためにプログラミングを学びたいのか、どのプログラミング言語をマスターしたいのかなど、あなたの目的をしっかり固めてからスクール選びを始めてくださいね。

まとめ

  • 仮想空間で自由な体験ができるメタバースは、プログラミングなしには存在できない
  • メタバースの360度3DCGはVRプログラミングで作られる
  • ブロックチェーンやNFTのプログラミングは未来のメタバースでは必須
  • メタバースの土台となるインフラやネットワークを支えるプログラミングも重要
  • メタバースでは様々なプログラミング言語が使用されている
  • VRプログラミングはC#という言語がポピュラー
  • NFTプログラミングはSolidityという独自の言語が必要
  • JavaScriptやPython、Rubyなどの言語はブロックチェーンや土台のシステムに幅広く使える
  • メタバース内で直感的にプログラミングができる言語はLogiX
  • メタバースで使用するプログラミング言語は独学やプログラミングスクールで勉強できる

メタバースとプログラミングの関係について駆け足で紹介しました。本当に色んな種類のプログラミングが行われていましたね。

私は、メタバースという最新技術を支える中にオーソドックスなプログラミング技術や言語が含まれていたのが意外でした。

メタバースの進化をきっかけに、プログラミングにも新しい技術や言語が生まれてくるはず。そう考えるとワクワクしますね!

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