新しくフォレスターの車を購入することを検討しているものの、どれを購入したらいいのか悩んでいるあなた。
現時点でフォレスターは5代目まで登場しておりグレードにも様々な違いがあります。色々あって悩んでしまいますよね。
そこで今回は、スバルのフォレスターの中でも4代目のSJ系に注目して、各グレードの違いをご紹介します!
フォレスターの現行モデルは5代目のSK系ですが、なんと今は4代目にあたるSJ系の人気が高まっているのだとか。
4代目フォレスターとして登場したSJ系は、中古車市場でも数が多くて、ターボ車なのでパワーのある走りが人気を集めています。
車の大きさも極端に大きくないことから、これからSUVデビューをするあなたにもぜひおすすめの車です。
使用する用途の違いによっておすすめのグレードが変わってきますので、この記事を読んで購入の参考にしてください。
4代目フォレスターのグレードの違いは7種類ある!
4代目SJ系フォレスターは現段階ではグレードは7種類。スバルにしては珍しくグレードの構成が多いみたいです。一緒に違いを整理してみていきましょう!
グレードについては、大きくガソリン車とターボ車に分かれています。購入する際にはそこから決めた方が良さそうですね。
たいていの場合は普通のガソリン車を選択している人が多いみたいです。それでは順番にご説明していきます。
2.0iアイサイト
2.0iアイサイトはフォレスターの中で一番安いグレードです。
元々は2.0iという低価格のグレードでしたが、現行のモデルではアイサイトを標準装備として内装、外装ともに改良がされています。
元々の2.0iとは装備の内容に違いがあるみたいですね。その分、質感が上がっていることが期待できます。
しかし、メーカーオプションを付けることができません。そこがデメリットとなるようですね。
それでもLEDヘッドライト、アルミホイール、シャークフィンアンテナ、アイサイトを標準装備としているので、不足していると感じることはなさそうに感じます。
2.0i-Lアイサイト無しで6MT
こちらはアイサイトが付いていません。このグレードと他のグレードとの違いは、ずばりフォレスター唯一のマニュアル車であること。
もしもあなたが「マニュアル車が欲しい!」といった場合は、自動的に6速MTのこの車となります。
スバルの車のSUVではXVやアウトバックにもMT設定が無くなっており、フォレスターでも2.0i-Lのみ。
またこのグレードは、唯一のビスカスLSD付センターデフ方式AWDです。
AWDシステムで電子制御を使用していないシステムで安心感のある走りからドライビングまで幅広く対応可能になっていますよ。
2.0i-Lアイサイト
最も売れ行きの良いグレードです。ちなみに2.0iアイサイトとは、税込270,000万円の価格差があります。
結構な差がありますよね。この違いは装備によるものだそうです。
2.0iアイサイトとの装備の違いはというと、X-MODE、パドルシフト、SI-DRIVE、フロントフォグランプ、LEDリヤフォグランプの装備。
他にも2.0i-Lアイサイトには、ドアミラーにLEDサイドターンランプとターンインジケーターが付いています。
運転席と助手席と後席左右にシートヒーターも装備されており、さすが税込270,000万円の価格差があるだけのことがありますね。
また、2.0iアイサイトはメーカーオプションを付けることができなかったですよね。しかし2.0i-Lアイサイトではメーカーオプションを付けることができます。
価格差はありますが、もし色々オプションを付けたいのならこのグレードが良さそうですね!
XBREAK
X BREAKは2.0i-Lアイサイトに特別な装備を加えたグレードです。ちなみに2.0i-Lアイサイトとは税込64,800円の価格差があります。
この価格差は2.0iアイサイトと2.0i-Lアイサイトの価格差に比べると小幅みたいですね。
ちなみにプラスされた特別な装備は以下の通りです。
- 撥水ファブリックシート
- 内装にオレンジステッチ
- 撥水カーゴフロアボード
- シルバールーフレール
2.0i-Lアイサイトにルーフレールが装備され、さらに内装シートがオレンジステッチで撥水加工になっていることが特徴的ですね。
XBREAKカラーアクセント
こちらはX BREAKの上位グレードです。ちなみにX BREAKとは税込162,000円の価格差でさらに高くなりますね。
しかしその分装備はより充実しているといえるでしょう。プラスされた特別な装備は以下の通りです。
- ダークグレーメタリック塗装の17インチアルミホイール
- シルバーメッキとブラック塗装のフロントグリル
- 外装にもオレンジアクセント
- ブラックルーフレール
- ブラックカラードドアミラー
- アドバンスドセイフティパッケージ
- キーレスアクセス&プッシュスタート
- 運転席&助手席8ウェイパワーシート
ちなみにフォレスターのメーカーオプションはセットとなっています。
アドバンスドセイフティパッケージ、キーレスアクセス&プッシュスタート、運転席&助手席8ウェイパワーシートが合わせて税込162,000円。
X BREAK カラーアクセントはこれ以上に付属品が標準で付いてくるので非常にお得に感じてしまいました!
外装もオレンジアクセントなことから、少し派手目な印象になると思います。
S-Limited
S-Limitedは2.0i-Lアイサイトを基準にした特別仕様車です。ちなみに2.0iアイサイトとは税込205,200円の価格差です。
2.0iアイサイトとは主に内装と外装に違いがあります。外装の違いが1番大きく、内装に関しては大差はないみたいです。2.0iアイサイトとの装備差は以下の通りです。
- S-Limitedと2.0i-Lアイサイトとの装備差
- ブラック塗装と切削光輝の18インチアルミホイール
- キーレスアクセス&プッシュスタート
- 運転席&助手席8ウェイパワーシート
- シルバーメッキとブラック塗装のフロントグリル
- アルミパッド付スポーツペダル
またS-Limitedから本革シートがオプションで付けることができるようになりました。ルーフレール、サンルーフ、パワーリヤゲートなどはオプションです。
S-Limitedは見た目の雰囲気が違うというところが大きな特徴になっているみたいですね。
4代目のSJ系フォレスター自体が少し古いモデルになってしまっているので、見た目のデザインも古いと感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
見た目のデザインを重視するならS-Limitedのグレードが良いと思いますよ。
2.0XTアイサイト
2.0XTアイサイトはターボ車です。こちらの価格はなんと税込3,000,000円超え。最上級のグレードですね。
スバルの2.0Lターボ車は非常に強く、WRX以外の普通車では唯一フォレスターが設定されています。
燃料もターボ車だけハイオク仕様のプレミアムガソリンです。
装備の差はあるものの、ターボ車が必要ならおすすめのグレードです。ちなみに見た目はS-Limitedと同じみたいです。
ここまで全7種類のグレードを見てきたけど、どのグレードを買ったら良いのか決まったかな?
ちなみに私だったら2.0i-Lアイサイトを選びます。1番人気なグレードですし、必要なオプションが付けられるグレードでは最も安い価格ですよね。
アイサイトは標準装備だけでも実用車としては申し分ありません。もしあなたが全くオプションを付けないという考えなら2.0i アイサイトでも良いと思います。
装備は少し減ってしまいますが、見た目はほとんど変わりません。しかしX-MODEやシートヒーターが装備されていないのでよく考えて選択しましょう。
また、グレードによっては同じ装備でも材質や色が違ったり、選択可能なオプションの制約があったりするみたいです。
フォレスターのグレードを見るとおすすめは4代目
4代目はターボ車なので車の走りをより楽しみたいあなたには、4代目のSJ系フォレスターをおすすめします!
1997年に初代が発売され、2018年に5代目が登場したスバルのSUVモデル、フォレスター。
4代目のSJ系では2.0リッターNAと2.0リッターターボが設定されているのに対して、5代目のSK型ではターボが廃止されてしまいました。
そんな5代目のSK系は4代目のSJ系と違い、2.5リッターNAエンジンと、2.0リッターエンジンとモーターを組み合わせたe-BOXERの2種類です。
そのため、ハイブリッドになったことで燃費性能は向上したものの、パワー面では4代目のターボのほうが優秀。
さらに2.0リッターNAのモデルには6速MTが設定されています。4代目のSJ系に人気が集中していて、パワーのある走りができるのでおすすめというわけです。
スバルの4代目SJ系フォレスターとは
2012年11月から2018年5月まで生産された4代目のSJ系フォレスター。
4代目のSJ系フォレスターは、初代から3代目のSH系とデザインにも大きな違いがみられます。
なんと4代目のSJ系はグッドデザイン賞を獲得しているのです。
プラットフォームはインプレッサと共有のモノコックフレーム構造を採用したクロスオーバーSUVです。
デビュー当時は、先程紹介した2.0リッターNAエンジン搭載が「2.0i」、「2.0i-L」、「2.0i-Lアイサイト」、「2.0i-Sアイサイト」のグレードを展開。
2.0リッターターボエンジン搭載が「2.0XT」、「2.0XTアイサイト」のグレードを展開していました。
また、スバル独自のリニアトロニックCVTを搭載して、4輪の駆動力やブレーキなどをしっかりとコントロールするX-MODEを新しく搭載。
運転を支援するアイサイト(Ver.2)というシステムも標準装備されています。
その後、2015年の10月にマイナーチェンジが行われ後期型が新登場。後期型はフロントグリルとバンパーを搭載してデザインを一新させました。
また、アイサイトはアイサイト(Ver.2)からアイサイト(ver.3)に進化。
車線の逸脱を抑制する制御機能がついたアクティブキープレーン、プリクラッシュブレーキ、全車速追従機能付クルーズコントロールが追加されました。
さらにオプションを追加することも可能に。ちなみに、追加できるオプションの内容は以下の通りです。
- 死角検知機能、車線変更支援、後退時支援で構成される後側方警戒支援機能のスバルリアビークルディテクション
- 無段階でハイビームが調整できるアダプティブドライビングビーム
以前よりも見た目に違いがみられただけでなく、機能面でも進化したことが分かりますね。
フォレスターとはどんな車?
4代目のSJ系フォレスターは、見た目、機能面ともに進化してきたことが分かりましたね。
ではそもそも、フォレスターってどんな車なのでしょうか。
フォレスターは、スバルが製造販売しているミドルクラスのクロスオーバーSUVのことだよ。
この車は通行に困難な道での走りに特化したモデルとして開発されました。
スバルが得意としている水平対向エンジンと四輪駆動の機能を車高の高いボディに搭載していることが特徴です。
また、スバルのSUVとしてはXVよりも大型モデルとして位置づけられています。
トヨタのRAV4や日産のエクストレイルといったライバル車には2WDモデルが設定されていますが、一方でフォレスターは4WDのみの設定。
駆動方式によって車両の価格に大差は出ないことから、お好みのグレードが探しやすくなっていておすすめです。
自分に合ったグレードの車が選びやすいのは嬉しいですよね。優柔不断の私でもこれならすぐに見つかりそうです。
フォレスターのグレードの違いをモデルごとに比較!
ここまで4代目のSJ系をご紹介してきましたが、歴代モデルフォレスターのグレードについても違いをご紹介します。
フォレスターモデルごとにグレードの違いが見られ、だんだんと進化しています。
特に4代目のSJ系フォレスターはこれまでよりも見た目や機能面が大きく変わりました。
初代フォレスターSF系
初代のSF系は1997年から2002年のフォレスターです。SF系フォレスターが登場した当時はまだSUVという概念がありませんでした。
そんな初代のSF系フォレスターのコンセプトはフォレスターステーションワゴンとクロスカントリーの中間的な存在。
基本的な構成はインプレッサを利用しています。
SF系フォレスターは2リッターNAモデルから、1998年9月には2.5リッターNAモデルが追加。
さらに2000年5月にはオンロード性能を向上させたS/tb-STiがリリースされるなど、改良を重ねてきたようです。
フォレスターはスポーティーなクロスオーバーの印象が強いですが、実際には実用性を重視したモデルも販売していたみたいですね。
2代目フォレスターSG系
2代目のSG系は2002年から2007年のフォレスターです。
初代フォレスターのイメージを引き継いで変化したのが2代目のSG系。しかし、2500ccのEJ25モデルが消滅するといった残念な面も多くみられました。
ターボモデルEJ20ターボというグレードに変化したことで乗りやすくなりましたが、一方で最高出力がわずかに低下してしまうという変化も。
ちなみにアメリカのアウトドアブランドであるL.L.Beanとコラボしたこともあり、キャンプファンにとっては魅力的なモデルではないでしょうか。
3代目フォレスターSH系
3代目のSH系は2007年から2012年のフォレスターです。
これまでのモデルとは違い、丸みのあるデザインが特徴。最低地上高も一層大きくなったことからクロスオーバーの要素が強くなりました。
私は、「見た目が大きく変わったことでその分中身が犠牲になっているのではないか?」と疑ってしまいました。
しかし、タイヤの切れ角を増やして従来よりも優れた最小回転半径を実現するなど、見た目と違い取り回しは犠牲になっていないみたいです。素晴らしいですね。
当初のラインナップはこれまでと同じ2000ccのエンジンだけでした。
しかし、後期のモデルからは2500ccのエンジンモデルをターボ付きで復活。余裕をもった走りが期待できそうですね。
4代目フォレスターSJ系
引用 スバル公式HP
4代目のSJ系は2012年から2018年のフォレスターです。こちらはSUVとしての本質的な価値の実現を目標に開発されたものです。
MTモデルが5速から6速へと多段化され、より適切なギアを細かく選べるようになりました。
また、SI-DRIVEの採用により、スポーツモード、インテリジェントモードなどの切り替えやアクセルレスポンスを変更するユニットを搭載。
アクセル操作の難しい燃費走行を簡単に行えるような機能が追加されました。
走行性能、安全性能、環境性能といったと基本的な性能を進化させた上で、SUVならではのストレスのない自由な移動が可能となったみたいです。
車の走る楽しさをより感じることができるのではないでしょうか。
5代目フォレスターSK系
SK系では、初めてハイブリッドシステムのe-BOXERを搭載しました。
これまでのモデルで設定されていた6MT車は廃止され、全てのグレードにCVTのリニアトロニックを採用しています。
また3列シートの設定はなく、全てのグレードで5人乗り。ドアの開け口も大きくなっています。
車の乗り降りや荷物を積み降ろすことが楽にできるので、家族が多くても安心ですね。さらに後部座席の足元のスペースも広くとられているみたいです。
余裕のある車内空間で快適なドライブが楽しめそうです!
まとめ
- 4代目のSJ型フォレスターは現段階では7種類のグレードがありスバルにしては珍しく構成が多い
- グレードは大きくガソリン車とターボ車に分かれているため、購入するときはその違いから決めるのが良い
- 4代目のSJ型フォレスターで最も人気のあるグレードは2.0i-Lアイサイトで様々なメーカーオプションを付けることができる
- フォレスターのモデルには違いがあり、今は4代目のSJ系の人気が高い
- 4代目のSJ型フォレスターは中古車市場でも数が多くこれからSUVデビューをするならおすすめ
- 4代目のSJ型フォレスターはターボ車なので、車の走りをより楽しめる
今後も4代目のSJ型フォレスターの人気は続いていきそうです!
4代目のSJ型フォレスターは7種類のグレードがあって違いも多くなっています。使用用途にあったグレードが見つけられそうですね。
あなたに合ったグレードを、じっくりと検討してみてください!
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