2021年3月23日から「povo」という新プランが発表されました。
auを扱っているKDDIおよび沖縄セルラー電話より発表されたプランで、サービスをできるだけ省くことにより、基本料金を安く抑えたものです。
auからpovoに乗り換えた人も多いかと思いますが、あなたの家族でauユーザーがいるなら、家族割プラスの申し込み方法はご存知ですか?
auからpovoに乗り換えると家族割プラスからあなたの回線だけ外れてしまい、値下げ金額が変わることもあります。
povoユーザーはauショップなどの店頭申し込みができないため、パソコンかスマホのWEBサービス上でできる申し込み方法をお伝えします。
さらに家族割プラスに2回線カウントしておくことで、auじぶん銀行の住宅ローンを優遇割引できることもわかりました。申し込み方法と合わせて解説します。
povoの家族割プラス申し込み方法は?条件も解説!
もしあなたのご家族がauユーザーでしたら、パソコンまたはスマホのWEB上「My au」から家族割プラスへ申し込むことができますよ。
本来、povoユーザーは家族割プラスに申し込みをすることができないのですが、2021年夏までにpovoへ加入をした人は、早期申込特典として家族割プラスの家族人数にカウントされます。
家族割プラスへ加入すること、そして回線数にカウントをすること自体は可能です。しかし、povoユーザーは料金の割引を受けることはできません。
カウントについては、後ほど詳しく解説させていただきますね。
povoの料金システムは、20GB+従量制で通話プラン(30秒ごとに20円)が税込2,728円(税抜2,480円)という1パターンだけのため、割引がなくても十分お得なプランといえます。
povoの契約や問い合わせは店頭対応ができないため、書類が必要な場合は申し込みが難しいかもしれません。
申し込み方法をご紹介する前に、まずはあなたが家族割プラスに入ることができるのか、確認しておきましょう!
家族割プラスの対象者とは?
auの家族割プラスは、加入するために条件があります。
- 同一住所に住んでいる家族
- 家族内1人でも割引対象の料金プランに加入している
auに問い合わせをしてみると、6親等くらいまでが家族として定義付けられ、配偶者家族の場合は3親等くらいまでならOKだそうです。
つまり、あなたが義理家族と同居している場合でも家族割プラスの対象となります!
どうやって家族と判明できるのかな?
My auで行う家族割プラスの申し込み方法では、電話番号と生年月日などを入力することにより「住所または苗字が同一」かどうかで家族を判定するようです。
同一住所で別姓、または単身赴任などにより同一世帯か判定できない場合、健康保険証や住民票などが必要になるため、My auで申し込みはできないかもしれません。
さらに、住所が異なる家族や家族割プラスへ加入できるキャンペーンもありますが、店舗にて受付できないpovoユーザーはこのキャンペーンも適用外となります。
その場合は、auユーザーがauフリーダイヤルなどに問い合わせると、教えてくれるそうですよ。
あなたが、同一世帯で以前から家族割プラスへ加入していた場合、この申し込み方法で簡単に家族割プラスへ加わることができますよ!
家族割プラスの申し込み方法を解説!
まずは、あらかじめ以下の情報を準備しておきましょう。
- 家族割プラスに追加したいpovoの電話番号
- 暗証番号
- povoユーザーの生年月日またはお客様コード
まずは、My auへログインし、以下を選んで進みましょう!
- 『ご契約情報』を選ぶ
- 「料金割引サービス」項目内の「家族割プラス」欄で『変更』を選ぶ
- 注意事項を確認したら『同意する』を選ぶ(この時にau ID統合をしている場合は、お申し込みをする携帯番号を選ぶ)
ここで、「家族割プラス/auスマートバリューの申し込み/廃止」という項目が出てきます。
auひかりなど固定通信サービスがない場合の申し込み方法をご紹介します。
- 「固定通信サービス情報」という項目で、『固定通信サービス無し(「家族割プラス」のみに申し込む)』を選ぶ
- 「上記に表示されていない電話番号を追加/廃止する」の項目で、『他サービスを追加する』を選ぶ
では続けて、povoユーザーの電話番号など情報を入力しましょう!
- ご家族の回線情報を入力する欄が出てくるため、追加したいpovo電話番号・暗証番号・生年月日またはお客様コードを入力する
- 入力内容に間違いがなければ『登録』を選ぶ
- povoの電話番号が登録されるため、その横にある『追加』を選ぶ
- 画面下「上記に表示されていないau電話番号を追加/廃止する」の項目で『追加しない』を選び、『次へ』と進む
- お申込み内容を確認して、契約内容の確認方法を選ぶ
- 画面下『この内容で申し込む』を選ぶ
これで家族割プラスへの追加が完了しました!パソコンとスマホで内容は前後することもあります。
あとから変更をする場合は、My auの登録情報変更履歴から確認をすることができます。
「家族割」と「家族割プラス」はどう違う?
また、auのサービスには、家族割プラスだけでなく「家族割」もあります。
家族割とは、ご家族でauの携帯電話またはスマホを利用することにより、家族間の国内通話料・SMS送信料が24時間無料となるサービスです。
「家族割」と「家族割プラス」…混同しそうだけど別サービスなんだね。
ちなみにpovoはこの家族割も適用外のため、注意が必要です。
現在はLINEなどの無料通話アプリも普及していますが、「使い方を覚えられない」「慣れている通話がやりやすい」という理由で、LINEなどを利用していない人もいます。
電話番号から通話をされている家族がいらっしゃれば、誰かpovoに乗り換えてしまうと通話料金が発生してしまいます。
あなたがまだ乗り換えをしていないのでしたら、よく検討してから判断しましょう。
家族割プラス以外で引き継ぎができるものは?
povoへ乗り換えをすると、家族割プラスのカウントから外れてしまうため、改めて申し込みをしないといけません。
しかし、auからpovoへ乗り換えた時に引き継ぎされる情報があります!
- ご契約に関する情報
契約者情報(氏名、住所、生年月日、性別、連絡先番号)
利用者情報(氏名、生年月日)
請求先情報(氏名、住所)
親権者情報(氏名、住所、生年月日、連絡先番号)
暗証番号(4桁) - お支払いに関する情報
支払方法(口座情報、クレジットカード情報)
他回線・サービスとの請求統合情報(J:COMまとめ請求を含む)
紙請求書の発行要否
通話明細の発行要否 - 端末の分割支払い(引き続き請求される)
契約者情報などの引き継ぎができると、また一から名前などを書く必要もなくなるためスムーズな契約ができます!
また、お支払いに関する情報なども引き継ぎできるため、家族割プラスのように登録しなおす必要がありません。
逆に、povo回線へ乗り換えた時に引き継ぎができないサービスはどのようなものでしょうか。
- キャリアメール(@au.com、@ezweb.ne.jpのメールアドレス)
- 留守番電話で保存されたメッセージ
- 割引サービスやサポートサービス
- auの契約期間
キャリアメールはpovoに乗り換えした時削除されてしまいます。auのメールサーバーに保存されているメールのデータも閲覧できなくなります。
大事なメールは別フォルダに保存するなどの対策を取りましょう。
もしあなたがau IDの連絡先にキャリアメールを登録している場合、そちらも削除されてしまいます。別のEメールアドレスに登録しなおしましょう。
また、auの契約期間が引き継ぎできずにストップすると、「長期優待ポイント」などの特典を受けられなくなってしまうため、ちょっと残念ですね。
しかしpovoに関しては、家族割プラスや長期優待のサービスを除いたとしても、基本料金はお手頃に利用できることが魅力です。
特典を受けられなくなる代わりに月額料金が下がると考えれば、毎月の支払い金額を抑えることができるため、家計も浮いて別のことにお金を回せますよ♪
povoの家族割プラスにおけるカウントについて解説!
povoユーザーが割引できないなら、申し込みしなくてもいいんじゃないの?
家族割プラスに申し込みを行い適用されれば、1回線分を追加でカウントすることができます。
家族割プラスの回線数(家族人数)にカウントされると、povoユーザーは割引ができなくても、auユーザーである家族の基本料金は値下げできます。
以下は、どのくらい基本料金が下がるかを一覧にしたものです。
すべて「1か月あたりの値下げ金額」で、申し込みから翌月に適用されます。
2人 | 3人 | 4人 | |
使い放題MAX5G・4G | -500円 (税込-550円) |
-1,000円 (税込-1,100円) |
-1,000円 (税込-1,100円) |
(受付終了プラン)データMAX5G・4G | -500円 (税込-550円) |
-1,000円 (税込-1,100円) |
-2,020円 (税込-2,222円) |
ピタットプラン5G・4G (受付終了プラン)新auピタットプラン |
-500円 (税込-550円) |
-1,000円 (税込-1,100円) |
-1,000円 (税込-1,100円) |
今回切り替えたpovo回線を家族割プラスに追加しておくと、2~4回線分のカウントとみなされてauから切り替えていない回線分は割引対象となります。
ちなみに、あなたが申し込みをする家族割プラスの回線数が5回線以上になる場合、値下げ金額は変わらないため申し込みをする必要もないです。
あなたが元auユーザーで家族割プラスに入っていた場合、家族割プラスへ申し込みが適用されれば、現auユーザー家族の基本料金は変わらず据え置きにできますよ!
povoは家族割プラス加入で住宅ローン金利優遇特典も!
auが運営しているじぶん銀行には、「au金利優遇割」というシステムがあります。
このau金利優遇割に含まれる「auモバイル優遇割」は、家族割プラスへpovo回線を含む2回線以上登録しておくことで受けられますよ!
どのくらい割引ができるのか、気になりますよね?ご紹介しますよ♪
- auじぶん銀行を所属銀行とする銀行代理業者として、住宅ローンなどの資金貸付を行う
- 「auモバイル優遇割」
住宅ローン適用金利から年0.07%引き下げ
(au回線を利用し、家族割プラスに加入していることが条件) - 「自分でんき優遇割」
住宅ローン適用金利から年0.03%引き下げ
(KDDIが提供する電気サービス「じぶんでんき」を契約することが条件)
今回の家族割プラスに加入することで年0.07%金利を下げることができます。さらに、じぶんでんきを契約することにより、合わせて年0.1%下げることができるのです。
住宅ローンの場合は借り入れる金額が大きいため、たとえ0.1%だとしても金額に換算すると大きくなりますね!
実は「auモバイル優遇割」に関する適用条件ですが、一部このような記載もあります。
適用条件
〈以下1~4を満たすこと〉
- auじぶん銀行口座へ登録したau IDの回線がauの家族割プラスに加入していること ※3
- 1の回線を含め、家族割プラスのカウント対象が2回線以上存在していること ※3
- auじぶん銀行 住宅ローンを新たにお借入れ
- 条件1~3をすべて満たし、以下の適用判定日までに手続きが完了していること
※3新料金ブランド「povo」は家族割プラスカウント対象外となります。なお、2021年夏までに「povo」をご契約いただいたお客さまは、早期申込特典として「家族割プラス」のカウント対象となりますが、提供条件改定などにより「家族割プラス」のカウント対象外となったpovo契約に変更された場合には、auモバイル優遇割は適用対象外となりますのでご注意ください。
引用「auの住宅ローン 特典①auモバイル優遇割について」
つまり、あなたの家族でpovoとauを含めて2回線ある場合、家族割プラスへ申し込みしておくことをおすすめします。
povoの契約回線を家族割プラスへ追加しておくことで、将来住宅ローンを組むときにすべての条件を満たしておけば、住宅ローンをお得に組むことができますよ!
まとめ
- povo回線を家族割プラスに追加するための申し込み方法は、パソコンやスマホの「My au」でできる
- 2021年夏までにpovoへ加入した人は、早期申込特典として家族割プラスの家族人数へカウント対象になる
- povoの料金は割引適用外のため、家族割プラスの割引も適用外となる
- auからpovoへ引き継ぎができる内容は、個人情報や支払い内容、端末の分割支払いがある
- povoは割引適用外だが、家族割プラスの家族回線を増やすことにより同居家族のau基本料金が下がることもある
- 家族割プラスは最大4回線まで増やすことができる
- 家族割プラスに加入で住宅ローンの金利を年0.07%を下げることができ、さらにじぶんでんき契約で、住宅ローン金利を年0.1%下げることができる
家族割プラスにはこのような申し込み方法で入っておくと、ご家族がお得にスマホなどを利用できます。
2021年夏までにpovoへ切り替えさえしておけば、申し込み方法は簡単ですよ!
家族みんなでお得に、楽しく携帯電話やスマホを活用しましょう♪
コメント