パソコンのつけっぱなしは寿命を縮めてしまうのか、電気代はどのくらいかかってしまうのか等と疑問に思う方がたくさんいると思います。
パソコンのつけっぱなしは部品の劣化につながり寿命が縮みます。電源を入れる時に一番電気代がかかるので、3時間を目途にオン・オフを切り替えると良いですよ。
また、パソコンの電源をこまめにオン・オフにしない方が、本体への負担が減り電気代の節約にもなります。
記事の後半では、パソコンをつけっぱなしにしていても長持ちさせるコツについても紹介しています。
パソコンのつけっぱなしで寿命が縮まるのかどうかを知っているだけで、今後のあなたのパソコンが長持ちするかしないかも変わっていきますよ。
こちらの商品は、パソコンを長時間使用する方や本体への熱による負担を心配している方、パソコンの寿命を延ばしたい方へおすすめの冷却ファンです。
タブレットなどにも使用でき、パソコンの下に土台として置くことで本体の熱を逃がしてくれます。熱が下がり負担も減ることで、作業効率も上がりますよ!
また、この冷却ファンは超静音なので、ファンの騒音で作業に集中できないという方へもおすすめです。
パソコンをつけっぱなしにすると寿命が縮まる!?
パソコンを長時間つけっぱなしにすると、寿命が縮まってしまうのではないかと不安な方がたくさんいると思います。
パソコンのつけっぱなしは部品の劣化につながり寿命が縮みます。電源を入れる時に一番電気代がかかるので、3時間を目途にオン・オフを切り替えると良いですよ。
パソコンに一番負担がかかる時は、電源を入れる時です。立ち上げの際に、一時的に流れる大きい電力(突入電流)の影響があるからです。
このことから、電源を入れる作業はなるべく避けたいということなのです。
長時間の使用がないにもかかわらずパソコンをつけっぱなしにすると、熱を帯び続けて負担になってしまうので、寿命が縮んでしまいます。
高価なものだから、なるべく長持ちしてほしいよね!
あなたが何を一番に重要としているのかで、パソコンをつけっぱなしにするのかしないのかが変わっていきますよ。
また、特にノートパソコンを使っていない時は取り外し可能ならバッテリーを外すことを勧めているメーカーや、電源アダプターをつなげたままを勧めているメーカーもあります。
デスクトップパソコンの場合は、つけっぱなしにするのではなくスリープ状態にし、夜は完全に電源を落としましょう。
メーカーによって対応が違うので、ご自身のパソコンのメーカーに問い合わせてみるといいかもしれません。
パソコンのつけっぱなしにするメリットは主に3つ
パソコンをつけっぱなしにするメリットは、いつでもすぐに作業ができることなどの3つがあります。
- いつでもすぐに作業ができること
- リモートアクセスができること
- スケジュール機能を使って、バックアップやアップデートを済ませられること
それぞれのメリットを詳しく説明していきますね。
<いつでもすぐに作業ができること>
パソコンをつけっぱなしにする1つ目のメリットは、すぐに作業が出来ることです。
開けばすぐに作業ができることは、少しでも時間を無駄にしたくないというあなたにとって大事なことですよね。
私も一日を通して休憩時間はあれど、すぐに作業ができるように常にパソコンをつけっぱなしにしています。
パソコンによって、立ち上がるのに時間がかかる場合もあるからね~
立ち上げを早くしたい場合は、SSDが搭載されているパソコンを選ぶと良いですよ!
パソコンにはHDDかSSDのどちらか、または両方搭載されています。
- HDDとは、円盤状になっておりモーターが回転することによって、データを読み書きするディスクのこと
- SSDとは、内蔵されているチップにデータを読み書きするディスクのこと
SSDはHDDに比べて高速であることが特徴なので、パソコンの起動も速いのです。
一般的にHDDだと約1~2分、SSDだと約10~30秒で立ち上がります。
もしご自身のパソコンにSSDが搭載されていない場合は、SSDを外付けディスクとして別で購入することも可能ですよ。
<リモートアクセスができること>
パソコンをつけっぱなしにする2つ目のメリットは、手元にパソコンがなくてもファイルや情報にアクセスできることです。
携帯や職場のパソコンからアクセスできると、パソコンにしか置いていないファイルや情報をすぐに得ることができ便利ですよね!
これなら、出先でパソコンにある情報が急に必要になっても安心だね♪
クラウドサービスやWindowsのリモートデスクトップなどを活用すれば、いつでもパソコンにアクセスができます。
<スケジュール機能を使って、バックアップやアップデートを済ませられること>
パソコンをつけっぱなしにする3つ目のメリットは、つけっぱなしにしていても使用していない時間を利用して、バックアップやアップデートを済ませられることです。
携帯でもそうですが、バックアップやアップデートには時間がかかりますよね。
パソコンをつけっぱなしにしている間、使用しない時間があると思います。この時間帯に、自動的にバックアップやアップデートをしてくれるようにスケジュールを設定しておきましょう!
スキマ時間を利用してバックアップ等を済ませることで、作業効率がもっとアップするよ!
パソコンのつけっぱなしにするデメリットは主に3つ
パソコンをつけっぱなしにするデメリットは、長時間の使用で電気代がかかるなどの3つになります。
- 熱が常に発生していることで負担がかかり寿命が縮まること
- 長時間の使用は電気代がかかること
- SSDやHDDなどの部品が壊れることがあること
それぞれのデメリットを詳しく説明していきますね。
<熱を帯び続けることで負担がかかり寿命が縮まること>
パソコンをつけっぱなしにする1つ目のデメリットは、長時間熱を帯び続けることで負担がかかり、パソコンの寿命が縮まることです。
作業効率よりパソコンの寿命の方が気になるというあなたにとっては、電源を落とすことを優先する必要があります。
つけっぱなしはメリットもあるけど、やっぱり寿命が縮んでしまうことは大きなデメリットだよね…。
こまめに電源を切るというよりかは、1.5~3時間以上使わない時だけ電源を切るといいと思います。頻繁に電源を切りすぎるのも良くはありません。
私は3時間以上使わないと分かっている時だけ、電源を落とすようにしています。
<電気代がかかること>
パソコンをつけっぱなしにする2つ目のデメリットは、長時間の使用で電気代がかかってしまうことです。
つけっぱなしにする分、電気代が高くつくのではないかと不安な方もいると思います。
デスクトップかノートパソコンかで電気代に差が出てきますが、24時間つけっぱなしの場合デスクトップだと1ヶ月約2000円前後、ノートパソコンだと1ヶ月約500円前後だそうです。
あくまでも24時間ずっとつけっぱなしにする前提の話なので、あまり気にする必要はないかと思います。
<SSDやHDDなどの部品が壊れることがあること>
パソコンをつけっぱなしにする3つ目のデメリットは、SSDやHDDなどの部品が壊れることがあります。
HDDは長時間使い続けることにより寿命が短くなっていきます。SSDは耐久性があるため、使用時間ではなくメモリの容量が多くなってしまうことにより寿命が短くなっていきます。
自分のパソコンにSSDとHDDのどちらが入っているか確かめよう!
また、特にノートパソコンの液晶画面やキーボードは長時間のつけっぱなしで壊れることがあります。
液晶画面やキーボードは熱に弱い部品を含むため、長期間熱を帯び続けることで劣化していきます。
液晶画面が壊れると、画面が真っ暗になり作業が完全にできなくなってしまいます。修理に出す前のバックアップをしたくてもできません。
詳しくは次の章で説明するので、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね!
パソコンのつけっぱなしで壊れる部品は主に4つ
パソコンのつけっぱなしは部品が壊れる原因になりやすいです。主に壊れやすい部品は液晶画面とキーボード、HDDやSSDのハードディスクなどの4つになります。
- 液晶画面とキーボード
- マザーボード内の細かい部品
- HDD
- SSD
それぞれの部品について詳しく説明していきますね。
<液晶画面とキーボード>
つけっぱなしにすると、パソコンの液晶画面に使用されているバックライトが壊れやすくなります。
画面の明るさを調整するために、使用されているLEDドライバが熱に弱いため、長時間のパソコンのつけっぱなしを長期間行うと壊れる可能性がでてきます。
また、キーボードには、文字が印刷されているキーカバーを取ると、その下にシリコンクッションというものがあります。このシリコンクッションが熱に弱いのです。
長時間の使用により熱を帯び続けると、シリコンクッションが徐々に溶け出しキーカバーとくっついてしまい、使いづらくなることもあります。
<マザーボード内の細かい部品>
マザーボードというものは、CPU、音源、CPUを冷やすためのファン、電解コンデンサなど、パソコンを機能させるための部品がたくさん詰まっている基盤です。
このマザーボードにある、CPUを冷やすためのファンと電解コンデンサが壊れやすい部品になります。
パソコンをつけっぱなしにしていることで、ファンは常に回転しておりどんどん劣化していったり、埃が溜まったりして異音が発生するのです。
異音が発生している状態になると、ファンを交換しなければなりません。熱が発生するCPUを冷やす大事な役目を持っているので、異変に気付いたらすぐに交換しましょう!
ファンの異変に早く気づき、他の部品にまでも悪影響が出る前に交換できると、パソコンの長持ちにつながりますよ!
また、電解コンデンサというものは、電圧を調整し電源を安定させてくれるパーツのことを言います。
この電解コンデンサは一つのマザーボードに約50~60個程備わっています。それぞれが、音響や電圧調整などたくさんの役割を持っています。
パソコンのつけっぱなしで、熱に弱い電解コンデンサは壊れやすく、1個でも壊れてしまうとパソコンに不具合が発生する可能性が出てきてしまいます。
<HDD>
HDDは、円盤状になっておりモーターが回転することによって、データを読み書きするディスクのことを言います。使用頻度が多いほど壊れやすい部品の1つです。
HDDは修理が難しい部品なので、データが残ったまま壊れてしまうと、バックアップを取っていない場合はデータを全部失うことになります。
修理は完全に不可能ではありませんが、初心者ができるようなレベルではないです。
また、部品が細かいので交換作業もハイレベルなため、修理屋さんにお願いしたほうがいいでしょう。
HDDは消耗品なので壊れる前に交換してもらい、さらにデータのバックアップを別のハードディスクやUSBメモリなどに保管しておけば、安心してパソコンを使用できますね!
心配な方は、ご自身のパソコンの容量の空きがどのくらいあるのかを調べておきましょう!
<SSD>
SSDは、内蔵されているチップにデータを読み書きするディスクのことを言います。
パソコンをつけっぱなしにしている間は、大量のデータ処理や作業データの保管などをしているので、大きな負担がかかり壊れやすくなります。
SSDもHDDと同じように消耗品で壊れると修理がとても困難なため、自身のパソコンのプログラムやアプリなどをUSBメモリなどにバックアップを取っておきましょう。
いつ壊れてもいいように常にバックアップを取っておくことで、安心して作業ができますね!
上記のことから、デスクトップまたはノートパソコンに限らずつけっぱなしにすると、壊れやすい部品があることが分かったと思います。
しかし、作業効率を一番に重要としているから、パソコンの電源をこまめに切りたくないという方も中にはいますよね。
寿命が縮んでしまうことは分かったけど、長持ちさせる方法はないの?
次の章で、パソコンをつけっぱなしにしても長持ちさせる方法について紹介しますので、このまま読み進めてくださいね!
パソコンをつけっぱなしでも4つのコツで長持ちさせる!
パソコンをつけっぱなしにしても長持ちさせるコツは、ほこりを定期的に掃除したりデータのメンテナンスをしたりなどの4つがあります。
- ほこりを定期的に掃除してパソコンの発熱を抑える
- ノートパソコンなら特に冷却ファンを追加で用意して負担を減らす
- ノートパソコンなら別でモニターとキーボードマウスセットを用意する
- 定期的にデータのメンテナンスをして動きを早くさせる
パソコンの寿命は、使用頻度や使用時間などによって変わりますが、ある程度の寿命が決まっていますよね。一般的に約3~5年だと言われています。
決して安くはない物なので、できれば長く使いたいし長持ちさせるコツを知りたいと思っている方は多いと思います。
上記の4つの方法を試すことで、あなたの大事なパソコンをできるだけ長持ちさせることができるでしょう!
私も実際に試している項目がいくつかありますが、実行しているのとしていないのとではやはり違いを感じます。
では、それぞれのコツを具体的に説明していきますね。
ほこりを定期的に掃除してパソコンの発熱を抑える
パソコンをつけっぱなしにしても長持ちさせるコツ1つ目は、定期的に中のほこりを掃除することです。
CPUを冷やすために冷却ファンが入っていますが、この冷却ファンにほこりなどがたまると、熱がこもり発熱してしまいます。この発熱により壊れてしまうことがあるのです。
発熱してしまうと、他の部品まで影響してしまうかもしれませんので気をつけてくださいね。
間違えて他の部品を傷つけてしまったりすると、パソコンが動かなくなる原因になりかねないので、ご自身で掃除をすることに不安な方は、業者さんや修理屋さんに頼みましょう!
冷却ファンを追加で用意してパソコンの負担を減らす
パソコンをつけっぱなしにしても長持ちさせるコツ2つ目は、熱をさらに逃がしやすくするために追加で冷却ファンを用意しましょう。
特にノートパソコンは常に熱を持ち続けているので、冷却するためのファンが入っています。しかし、負担がかかりやすい作業をすると熱がさらに発生してしまいます。
ご自身のノートパソコンの下に置いて、直接パソコン全体を冷やしてくれます。そうすることで2倍の力で熱を逃がしてくれ、パソコンへの負担を最小限にしてくれますよ!
約5,000円程度で高さも調整できる冷却ファンがあるので、ご自身のノートパソコンに合うサイズのものを探して試してみると良いと思います。
パソコンを長持ちさせるために冷却ファンを設置することがおすすめです。こちらの商品は高さや風量も調節できるので、あなたの作業を快適にしてくれますよ。
一般的な冷却ファンの風力は強いですが、その分音も大きいのが特徴です。しかし、このKEYNICEの冷却ファンはとても静かなのに、しっかりとパソコンを冷やしてくれます。
また、スリップ止めやUSBポートが2つ付いており、14~16インチのパソコンにも対応できるなどといった機能面にもとても優れている冷却ファンです!
ノートパソコンとは別でモニターとキーボードを用意
パソコンをつけっぱなしにしても長持ちさせるコツ3つ目は、パソコン本体の負担を減らすために、別途でモニターとキーボードを用意しましょう。
それでは具体的にそれぞれをつなげる手順を説明していきますね。
- ノートパソコンをHDMIケーブルでモニターとつなげる
- ノートパソコンの作業画面がモニターに反映されるのを確認する
- ワイヤレスのキーボードをBluetoothでノートパソコンに接続する
- 電源は落とさずノートパソコンの画面だけを閉じる
パソコンのつけっぱなしによる熱で、液晶画面とキーボードの劣化が早くなってしまいます。
液晶画面が壊れてしまうと、画面が真っ暗になり作業することが困難になります。
修理に出す前にデータのバックアップを取りたくてもできないので、なるべく画面が壊れることは避けたいですよね。
別で用意するモニターとキーボードは消耗品として使用でき、この2つが壊れてもパソコン本体へのダメージがありません。
パソコン本体への負担を最低限にすることで、長持ちさせることができますよ!
でもモニターとキーボードを別で用意するなんて、お金の無駄じゃない?
お金の無駄と考える方もいると思いますが、パソコンの画面やキーボードが壊れてしまった時の修理代の方が高くつく場合があります。
中には修理に出さずに新しいパソコンを買う方もいますが、寿命を延ばす方法を実行するだけで、あなたが思っているよりも長持ちしてくれるかもしれませんよ!
定期的にデータのメンテナンスをして動きを早くさせる
パソコンをつけっぱなしにしても長持ちさせるコツ4つ目は、定期的にデータのメンテナンスをすることです。
データがたくさんある状態のパソコンで作業をすると、その分負担が常にかかっており動きも遅くなります。
パソコンの動きが遅いと思ったら、壊れているのではなくもしかすると容量の空きが少なかったりするだけかもしれません。
使っていないファイルデータを消去したり、chromeの閲覧履歴も消去したりすることで、パソコンの動きが軽くなったり負担も減ったりして長持ちさせることにつながります。
データのクリーンアップを定期的に行うことで、パソコンの状態が最適化され作業効率も上がりますよ!
私もクリーンアップをしているおかげで、情報の読み込みが早くなったよ♪
まとめ
- パソコンのつけっぱなしは寿命が縮みやすくなるが、つけっぱなしにしたい場合は3時間以上使わないと分かっている時に電源を切ればよい
- パソコンのつけっぱなしにするメリットは、すぐに作業ができること、リモートアクセスができること、バックアップを作業時間外でできることの3つである
- パソコンのつけっぱなしにするデメリットは、熱による負担で寿命が縮まること、長時間使用で電気代がかかる、部品が壊れるなど主に3つがある
- パソコンのつけっぱなしで壊れる部品は、液晶画面とキーボード、マザーボード内の細かい部品、HDDやSSDが主である
- パソコン内や作業のデータを保管しているHDDやSSDが壊れると、修理がとても難しいので事前に容量を確認し、交換した方がいい
- パソコンのつけっぱなしでも長持ちさせるコツは、別でモニターとキーボードを用意する、定期的にデータのクリーンアップをするなど4つある
- パソコンの下に追加で用意した冷却ファンを設置し、熱を逃がしやすくすることでパソコンへの負担が減り長持ちさせることができる
パソコンのつけっぱなしにより寿命が縮まることはありますが、しっかりと対策をすれば長持ちさせることができますよ。
安い買い物ではないパソコンを長く使用したいのであれば、簡単に新しいものを買うのではなく、一度上記にある方法を試してみて改善できるかを確認してみましょう!
パソコンを長持ちさせるために冷却ファンを設置することがおすすめです。こちらの商品は高さや風量も調節できるので、あなたの作業を快適にしてくれますよ。
一般的な冷却ファンの風力は強いですが、その分音も大きいのが特徴です。しかし、このKEYNICEの冷却ファンはとても静かなのに、しっかりとパソコンを冷やしてくれます。
また、スリップ止めやUSBポートが2つ付いており、14~16インチのパソコンにも対応できるなどといった機能面にもとても優れている冷却ファンです!
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