ノートパソコンのヒンジは応急処置ができる!?対処法を一挙公開♪

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仕事の愛用品が故障したら困りますよね。ノートパソコンでしたら修理費用が数万円かかり、さらに数日以上預けなければなりません。

ノートパソコンのヒンジが故障してしまった時に応急処置を施さず使用すると、左右どちらかのヒンジ破損だったはずがもう片方にもダメージを与えてしまいます。

その結果、左右ヒンジが破損、あるいは外装など別部分まで破損してしまうと、修理金額がもっと高くなります。

あなたのノートパソコンがヒンジ破損を起こしたら、ネジ受け部分の軽度な破損ならば応急処置ができますよ!

パソコン修理業者にて行っている方法をご紹介しますが、自己責任で行いましょう。

また、ヒンジが固いときに行う応急処置、そしてヒンジの仕組みを知っておくと、次にどのような機種を選べばいいかがわかりますよ♪

 

 

ノートパソコンのヒンジを応急処置する方法は?

ヒンジ部分は開け閉めするときに力が入りやすいです。

しかし、ヒンジのネジ受けはプラスチックでできており、固定する素材にしては強度が少ないです。

すなわち、ヒンジ部分の破損で一番多い症状は「ネジ受けの破損」です。

あなたのノートパソコンを解体してみて、ヒンジ周りのネジ受け部分が少し残っている場合は、応急処置をすることができますよ!

本来ならすぐ修理へ出すべきですが、あなたがすぐ修理へ出せない場合はノートパソコンの中身を解体して、応急処置を行っておきましょう。

ただし自己責任となりますので、もし解体することに自信がなければ、あまり触らず修理業者へ依頼するといいでしょう。

 

状態を確認するために解体しよう

もしあなたのノートパソコンがキーボード側で不具合を起こしているなら、キーボードの裏側から解体してみましょう!

解体が終わったら、ヒンジ部分の破損しているところをチェックします。

  1. バッテリーを外す
  2. カバーのネジを外す
  3. ハードディスク(HDD)と光学ドライブを外す
  4. 光学ドライブを外したところの隅にもネジがあるため、忘れず外す
  5. 冷却ファン(CPUクーラー)は、外れなければそのままでもOK
  6. キーボードを開けて、本体と繋がっているケーブルの爪を立てて外す
  7. 電源、タッチパッドの平べったいケーブルを外す
  8. 無線LAN(またはWifi)ケーブルを外す
  9. キーボード側のカバーを外す

これで、キーボード側のカバーを外すことができました。もし外れなければ、ビスがまだくっついている部分を探しましょう。

この解体作業時ですが、ネジをたくさん外すため、どこにどのネジが入っていたか分からなくなったり、ネジを紛失したりする可能性が高いです。

おおざっぱになってもいいので、図面を書いておきセロテープなどでネジを張り付けていくと、ネジ場所の把握や紛失を防止できますよ!

ちなみに、応急処置を終えて組み立てなおすときは、動作確認と配線挿し忘れの防止をするため、バッテリー以外の装着と配線をして、電源を入れて作動させましょう。

キーボードは爪を元に戻しておき、固定までしなくても大丈夫です。

この解体方法で調べた時にヒンジのネジ受けが破損していたなら、度合いによっては応急処置ができるかもしれません!

 

ネジ受け破損が軽度ならプラリペアで溶着させる

もしネジ受け部分が少し残っている場合は、応急処置をすることができますよ!

樹脂を溶着(溶かして固める)させることにより、ネジ受けを再生させることができます。

ネジ受け破損でヒンジにネジがくっついていたら、外しておきましょう。

ネジ受けを再生させる方法
  1. 樹脂を流し込んだ時にネジ穴が埋まらないように、ネジを差し込んでおく
  2. ネジ受けの周りに樹脂を流していく
  3. 固まったら、他の部品やパーツに当たりそうな樹脂を削って取り除く
  4. ネジでヒンジを固定して、解体したパーツ類を元に戻す
    この時に、バッテリー以外を組み立てて一度電源を入れ、問題がなければ元通りに組み立てる

利用する樹脂ですが、一番使いやすい品物は「プラリペア」というプラスチックの造形補修材です。

「PL16B」(黒色)はカーボンを含んでおり通電する恐れがあるため、「PL16C」を利用しましょう。

付属の粉と液を混ぜて割れや欠け部分に塗ると、ネジ受け周辺のプラスチックを溶かしてプラリペアと固まり、修復することができます!

プラリペアは室温25℃だと約5分で硬化することができると公式サイトに記載されています。

しかし、今回のネジ受け部分を再生させるにはプラリペアをたっぷり使うため、もっと時間をかけましょう。

修理業者の場合は樹脂硬化に丸1日以上かけるそうです。

そのため最低でも1日は放置しておき、完全に固まったことを確認してからネジを戻して再組み立てを行いましょう。

 

ネジ受けが残っていなければネジで外装と固定する

もしあなたのノートパソコンを解体したときにネジ受け部分がほとんど残っていないようでしたら、プラリペアなどでの補強をしてもまたネジ受けが破損するかもしれません。

その場合は、キリなどでノートパソコンに穴をあけて直接ネジを入れて補強する修理方法があります。

外装に穴をあけるため、もはや応急処置ではなくなります。

穴をあけるという方法はちょっと怖いかもしれませんが、以下の材料を数百円程度でそろえることができるので安く費用を抑えられますよ。

  • ドライバー
  • キリ(千枚通し)またはドリル
  • ネジまたはボルト 最大8本
  • ナット 最大8個

キリや千枚通しはドリルの代用品なため、ノートパソコンに使われるネジよりも太いものが多いです。

はまらないことはないですが、ネジをしっかり締めておかないとグラつきそうですね。

あなたがネジと同じ太さの穴をあけてしっかり固定したいなら、100均でおなじみのダイソーにてドリルを売っているそうですよ!

さらに、ネジの選び方も簡潔にまとめておきましたよ。

ネジの選び方
  • ネジの太さは、使われているネジをホームセンターへ持っていき、「ネジゲージ」で測って同じものを選ぶ
  • ヒンジからノートパソコンの外装へ貫通をさせるため、長いネジを選ぶ
    使用したときに長すぎるようなら、長すぎる部分を切って、ケガ防止のためにやすりをかけておく
  • ネジ頭は、外装を傷つけないように皿ネジ以外を選ぶ

以前私は、ノートパソコンのネジについてご紹介したことがあります。ドライバーの種類についても詳しく記載いたしました。こちらも参考にしてみてください。

ノートパソコンのネジは規格がある!!ドライバー選びなども必見♪
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ネジやナットの数はノートパソコンやヒンジ種類によって異なりますが、今回修理例を見ていると、多くて左右4本ずつネジが使われているようです。

不安でしたら、ネジやナットを多めに用意しておきましょう!

準備ができたら、破損したネジ受け部分にキリで穴を開けて、ヒンジをネジとナットで固定します。

ただし、ゴム脚やCPUなどのカバーに近い部分へ開ける場合は、あらかじめ外しておくか、取れなければ傷をつけないよう慎重に作業をしましょう。

開けた穴周りの削れが気になるから、やすりをかけておこう。

ネジを差し込むときは、ネジ頭が外装から見えるよう入れて、ナットを内部へ入れるといいと思います。

逆でも構いませんが、ナットを外部に出すと、万が一ゆるくなった時には外れて紛失してしまうかな、と個人的に感じました。

ただし、ネジをはめた時ゴム脚より浮いた状態になり、設置したときグラつくようでしたらナットを外側にしたほうがいいかもしれませんね。

ヒンジを固定して正常に動くことが確認出来たら、動作確認を行ってから組み立てなおしましょう!

ネジが外から見えてしまうため見た目は悪くなりますが、ヒンジ故障がひどくなるとノートパソコンの外装交換をしなければならないため修理代も高額になると予想されます。

この方法だとお手頃価格で修理ができることと材料もホームセンターや100均でそろえることができるため、リーズナブルで修理をすることができますね♪

 

液晶画面側のヒンジ破損ならLCDケーブルも確認!

液晶画面側のヒンジが破損している場合は、液晶フレームを外して診断してみましょう。

近年のノートパソコンはデザイン性重視により薄型機種が多く、液晶画面も力を入れすぎると割れてしまうことがあります。慎重に外してあげましょう。

液晶画面側のヒンジ破損が原因で、液晶フレームが割れてしまうことがあります。

また、LCDケーブル(液晶ケーブル)にヒンジが引っかかって画面で不具合を引き起こす事例も見かけます。

このような故障がないかどうか、併せてチェックしておきましょう。

もし液晶画面側のヒンジ部分がネジ受け破損を引き起こしているなら、先ほどのように樹脂を使ってネジ受け再生や外装に穴を開けてネジで固定をすることができます。

液晶パネルに繋がっているLCDケーブルが見えたところで電源を入れて、ケーブルを動かして画面がどのように変わるかを確認します。

画面がちらちら点滅するようでしたらケーブルが断線しているため、修理に出して交換をしてもらいます。

せっかく解体ができたのなら、自分で交換してみたいな。

LCDケーブルはメーカーによる特注部品なことが多いため、店舗販売や通販などで入手することが難しいです。

ネットオークションなどで時々中古品なども出回っています。しかし、あなたが使っているノートパソコンの品番に沿ったケーブルを見つけられるとは限りません。

しかし、もし手に入ればラッキーです!以下の方法でケーブル交換ができますよ!

液晶ケーブルの交換方法
  1. 液晶パネルと接続されているLCDケーブルのコネクタを抜く
    この時、LCDケーブルが取りやすい位置に持ってくる
  2. ヒンジに繋がっているネジをすべて外して、液晶画面とキーボードを外す
  3. フレームにネジが付いていれば外し、フレームを傷つけないように取る
  4. 液晶パネルについているネジを外し、パネルを取り外す
  5. 液晶パネルについているLCDケーブルを抜き、新しいケーブルを取り付ける
  6. 組み立てなおす
    この時に、バッテリー以外を組み立てて一度電源を入れ、問題がなければ元通りに組み立てる

一見難しそうですが、慎重に作業を行うことにより、自分でケーブルを交換することができます。

もしLCDケーブルが見つかれば、数万円かかる修理費用のところを数千円で修理することができます!

 

外装割れはグルーガンで応急処置をする

もしあなたのノートパソコンがヒンジ故障により外装割れを起こしてしまったのなら、グルーガン(ホットボンド)で補修することができます。

グルーガンは100均で販売されています。ヒンジの修復をして組み立てなおした後に、仕上げとして修復しましょう。

グルーガンのグルーは白色が多いため、グルーを塗った状態でそのままにしておくと見栄えがよくないですね。

見栄えが気になるのでしたら、やすりをかけて表面を整えたり、塗装と同じ色に塗ったりするなどを行い、表面を整えましょう。

外装割れのノートパソコンは人前で使うにはちょっと恥ずかしいですが、補修ができたら、人の多いカフェでも堂々と作業をすることができますね!

 

自分で応急処置ができないなら外部モニターを使う

ヒンジ破損の応急処置はノートパソコンを解体して作業を行うため、機械や組み立てに慣れている人でないと難しいかもしれません。

もしあなたがパソコン解体をする勇気を持てないのでしたら、応急処置を諦めて液晶ディスプレイ(外部モニター)を購入し、外部ディスプレイ接続をしましょう!

先ほどのLCDケーブルが見つからない場合も、外部ディスプレイ接続をすることができますよ!

性能がいい液晶ディスプレイも続々販売されているため、修理費用よりも安く入手することも可能です。

液晶ディスプレイを購入するなら、お手持ちのノートパソコンに搭載されている映像入力端子を確認しておきましょう。

映像入力端子 一覧
  • Thunderbolt 3
  • USB Type-C(with Display Port)
  • Mini Display Port端子
  • HDMI端子
  • D-sub端子

最新順に並んでおり、下へ行くほど古い機種に使われることの多い端子です。

ディスプレイ機種を選ぶときは、同じ端子が使われている機種を選ぶといいですよ。

もしあなたが古いディスプレイ機種を持っている場合、「DVI」というコネクタの形状が大きい端子も備わっているかもしれません。

これはほとんどのノートパソコンに備わっていない端子です。

また、最近は薄型機種が普及していることから、HDMI端子やD-sub端子などの古い端子を備えている機種がないかもしれません。

お手持ちのノートパソコンに備えられている端子がディスプレイ機種と合わないのでしたら、変換ケーブルを使って利用することができますよ!

画面が大きくなると一画面でたくさんの情報を見ることもできますし、なによりもキーボードとディスプレイの間へ距離を作ることができると目も疲れにくくなりますよ!

 

 

ノートパソコンのヒンジが固い原因は焼き付き!

ヒンジ部分が固いと、ノートパソコンが開け閉めできなくなります。

この場合、ヒンジが回転する部分に「焼き付き」または「かじり」というステンレス特有現象が起きていることにより、ヒンジ部分は固くなっています。

ヒンジが一度焼き付きを起こすと二度と修復することができなくなり、ヒンジを交換することになります。

しかしそれに気づかず開け閉めを繰り返すと、ヒンジだけでなく外装や他の部品にも影響を及ぼし、なんと全損扱いとなるかもしれません。

あなたのノートパソコンが開け閉めするときに固くて鈍い動きをしているのでしたら、早めに対処してください!

 

ヒンジが焼き付いていないなら潤滑剤を使おう!

あなたのノートパソコンが開け閉めをするときに固いのでしたら、パソコンを一度解体してヒンジの状態を確認しましょう。

まだヒンジが焼き付きを起こしていないのでしたら、潤滑剤を補充して開け閉めをスムーズにすることができます!

ヒンジの潤滑剤として唯一使えるものは、二硫化モリブデンが入ったグリスや潤滑剤です。

二硫化モリブデンとは?
  • 鉱物の一種で、結晶構造が特殊
  • オイルなど一般の潤滑剤では効果が得られないような場面において優れた効果を発揮できる
  • 油脂製品や樹脂、ゴム製品、摩擦剤などの原材料として幅広く使用されている

すでに固いヒンジは金属による摩擦がかかっているため、通常のオイルでは効果がありません。

ヒンジ素材専用の潤滑剤を使うと効果が期待できます!

こちらはホームセンターやカー用品店にて入手ができます。

潤滑剤を補充しておいてヒンジの動きをスムーズにしておくと、焼き付けを起こしにくくなり、ヒンジが長持ちしますよ!

 

ヒンジの焼き付きはどうして起こるの?

この焼き付きが起きてしまう原因は、この2点にあります。

ヒンジが焼き付きを引き起こす原因
  • 勢いよく開け閉めを繰り返すことで、ヒンジに摩擦熱が生じる
  • ヒンジ部分に塗ってある潤滑剤が足りない

ヒンジの素材は多くがステンレス製です。ステンレスは強度が高くてさびにくく、さらに粘りもあることも特徴です。

この粘りがあることは長所・短所どちらでもあります。

しかし今回のヒンジが固い原因には短所として現れます。

ステンレス同士、またはステンレスと他の金属が強い圧力でこすりあうと、接合部分に摩擦熱が生じ、ステンレスの特徴である粘りが相まって溶着します。

ノートパソコンは、ほとんどの機種に「フリーストップヒンジ」が使われています。

ある程度の反発力を備え付けておくことで、開く角度を自由に固定することができる機能です。

しかしこのフリーストップヒンジは、角度を固定できる反面として、開け閉めをするときのスムーズな動きが失われています。

何かを得ると、何かを失ってしまうということなのですね。

多くのフリーストップヒンジは、「ワッシャー(またはワッシャ)」という部品を挟み、角度が固定できるくらいの固さに調整されています。

そして、スムーズな動きができるようにヒンジとワッシャーの間へ潤滑剤を塗っておきます。

この潤滑剤が金属同士による摩擦力を少なくして、焼き付き防止の役割を果たしています。

ワッシャーがあるから液晶パネルを一定の位置に固定できるし、潤滑剤が塗ってあるからスムーズに開け閉めもできるんだ!

しかし、焼き付け状態と経年劣化が重なると潤滑剤でさえもスムーズに潤滑させることができなくなり、やがてヒンジは潤滑不良を引き起こしてしまいます。

特にノートパソコンを繰り返し勢いよく開け閉めしていると、摩擦熱を起こしやすくなり、ヒンジが焼き付きを起こす原因となるのです。

焼き付けを起こしてしまうことで潤滑剤が機能しない要因にもなるなんて、ヒンジの摩擦熱が大きいことにより悪循環へ陥ってしまうのですね。

 

ヒンジの焼き付きを起こさないためには?

ヒンジの摩擦力が大きくなる一因はノートパソコンを勢いよく開け閉めをすることです。

このため摩擦熱が発生しやすくなり、焼き付けを起こす要因となるのです。

ヒンジの焼き付けを起こさないようにするなら、ゆっくり優しく開け閉めをするようにしましょう。

大切に扱うことでノートパソコンを長持ちして使うことができると、余計な修理費用をかけずに使用をすることができます。

一度ヒンジが焼き付いたら、本当に戻らなくなるの?

その通りです。ヒンジが固まってしまったらヒンジ自体の交換となります。

しかしとあるメーカーによると、ヒンジ固着で修理依頼をされる人はヒンジが固まった状態で無理やり開け閉めを繰り返した人がほとんどだそうです。

そのため、ノートパソコン本体側にある外装や部品が壊滅的な破損を引き起こしており、ヒンジだけ交換する事態では済まなくなっていることも多いとのことです。

万が一ノートパソコンが全損扱いになってしまうと、キーボードなどのボード部分が使えるのに買い直しをしなければならなくなります。ちょっともったいないですね。

あなたがキーボード部分だけでも使いたいのなら、先ほどご紹介した液晶ディスプレイを接続して使う方法をとるといいですね!

 

 

ノートパソコンのヒンジは仕組みが年々変わっている!

ヒンジとは、別名「蝶つがい」とも呼ばれ、ドアやクローゼットなどの扉を開け閉めする場所によく利用されています。

生活においてなくてはならない部品といえるでしょう。

先ほど、ノートパソコンのヒンジ部分はネジ受け強度が高くないとお話ししましたね。

よく動かす部分ですが、どうして強度を保っていないのでしょうか?

大きな要因は、近年薄型のノートパソコンが増えたことです。

ノートパソコンの軽量化が進んだことにより、内部のヒンジも小さくなっていき、古い機種と比べると強度も下がってしまったのです。

ヒンジの仕組みを理解しておくと、次にパソコンを買い替えるときの参考にもなりますよ。

 

デザイン重視になり、ヒンジ部分の構造が簡素化された

ノートパソコンが発売された当初はまだ大きめで重いものが主流でした。

しかし時代が進むにつれて薄型やデザイン性が重視され、だんだん軽量化していきました。

実際に、古いノートパソコンは大きい機種が多い反面、頑丈で耐久性があり壊れにくかったとの意見もあります。

しかし、薄型やデザイン性が進んでも製造コストは抑えられないことも多く、薄くなればなるほど耐久性が下がっていきます。

耐久性とデザイン性の両方を兼ね備えようとすると、コストが高くつきます。

かといって、販売価格も高くすると売れにくくなってしまいますよね。

販売価格を変えられないのなら、コストを何とか抑えるしかありません。どこで抑えるかというと、部品や素材に着手するしかないのです。

修理業者によると、古くて耐久性が高いノートパソコンなら、ヒンジにかかる力にも耐えられることが多いとの声があります。

しかし、近年薄型ノートパソコンが出回りだしてからは、ヒンジ部分の修理依頼が圧倒的に増えたそうです。

きっと、古い機種で耐えることができた力が、新しい薄型の機種では耐えられなくなったのでしょう。

耐久性とデザイン性は両立しない、ってことだね。

さらに、ヒンジの破損に関しては「マウント」というヒンジ部品の平べったい部分に問題があることも一因です。

マウント面積が広いかどうかによって、開け閉めしたときの力を分散あるいは集中できるか、これがヒンジ破損に影響してきます。

ビジネスタイプの古いノートパソコンはマウント面積が広く、開け閉めしたときの力をがっちり受け止める仕組みになっていました。

しかし近年のノートパソコンは軽量化が進みマウント面積も小さくなってきています。

開け閉めしたときの力を分散しきれず一点に力が集まりやすい仕組みのため、ヒンジも破損しやすくなるのです。

 

同じスペックでも少し高いノートパソコンのほうがいい!?

もしあなたが今後ノートパソコンを購入するのなら、性能は一緒でも少し高いノートパソコンをおすすめします。

家電量販店に行くとパソコンのスペックを揃えている中、ほとんど同じスペックなのに金額が高いノートパソコンも扱っていると思います。

少し高いノートパソコンでしたら、ヒンジ部分はもちろん耐久性を兼ね備えている可能性も高いです。

スペック表記には「ヒンジ部分の仕組み」まで書いてありませんからね。

法人企業がノートパソコンを使う場合、会社の機密情報をパソコン内に保存していることも多いです。

万が一バックアップが取れていないときに破損してしまったら、重要なデータが失われてしまい損害を被ることにもなりかねません。

法人向けのノートパソコンは耐久性に優れたものが向いているため、少し高くてもいいためコストをケチらずに作ることができるのです!

耐久性の高いノートパソコンなら、ヒンジ部分を頑丈に作られていることも多いため、ちょっとしたことで壊れることが少なくなりますよ!

 

 

まとめ

  • ノートパソコンのヒンジ部分が破損したとき、ネジ受け部分の軽度な破損はプラリペアなどで応急処置ができる
  • ネジ受け部分の損傷がひどい場合は、外装に穴を開けてネジを貫通させる修理方法がある
  • 液晶画面側のヒンジ部分が破損した場合は、LCDケーブルの破損もしていないか確認する
  • 外装が破損した場合は、グルーガンで補修をする
  • ヒンジが固い場合は、二硫化モリブデン入りのグリスや潤滑剤でスムーズな動きをつける
  • ヒンジが破損しやすい大きな要因は、近年のノートパソコンが軽量化したこと

自分でノートパソコンを解体して作業をするには慣れていないと大変かもしれません。

しかし、修理に何万円も費用をかけるよりは、自分の力で応急処置をしておきたいですね。

応急処置ができたなら、修理は時間とお金に余裕を持っている時に依頼をしてもいいでしょう!

もし修理ができないのなら、液晶ディスプレイを購入して外部接続すればいいと思えば、気持ちが楽になりますね♪

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