第一種衛生管理者の申し込み方法をご紹介‼合格率や受験資格も解説

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第一種衛生管理者の申し込み時に、様々な準備物の提出が必要になります。

提出する書類が多く、申し込み方法が複雑で分かりにくいですよね。

ですが試験の申し込みをする前に、期限や提出書類等を確認する事が大切です。

そこで第一種衛生管理者試験の申し込み方法、提出書類をご紹介します。

また合わせて試験の合格率や難易度、受験資格もまとめました。

衛生管理者は第一種と第二種がありますが、申し込み方法は同じです。

ですが試験科目が違うので、あなたがどちらを取得するのかきちんと決めましょう。

常時50人以上の労働者がいる事業場で設置が義務付けられている衛生管理者、申し込み方法をしっかり確認して確実に合格しましょう‼

 

 

第一種衛生管理者の申し込み方法は5ステップ

第一種衛生管理者の申し込み方法は5ステップあります。

  1. 全国7カ所の中から受験する場所を決める
  2. 受験申請書を入手し正確に記入する
  3. 受験申請書類6つの準備を整え作成する
  4. 受験申請書類をそろえて申し込む
  5. 受験票を受け取る

また第一種衛生管理者試験の申し込みに必要なものは6つあります。

申し込み方法5ステップを確認しながら進めれば、迷うことなく申し込みができますよ。

特に書類を取り寄せる必要がある場合は注意が必要です。

せっかく勉強をして受験しようと思ったのに、書類が間に合わなかったら本当に残念ですよね。

第一種衛生管理者試験の申し込み方法と共に期限も確認し、余裕をもって準備するようにしましょう。

 

全国7カ所の中から受験する場所を決める

第一種衛生管理者試験は、安全衛生技術センターが試験会場です。

安全衛生技術センターは全国7カ所(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州)にあります。

試験は月1~6回行われますが、日程は会場により異なりますので、事前に調べておきましょう。

不定期ですが、出張特別試験を行う場合もあるそうです。

大学や公民館等で実施されるので、試験会場が自宅から遠い場合はおすすめですよ。

安全衛生記述試験協会のホームページを確認するようにしましょう。

 

受験申請書を入手し正確に記入する

受験申請書を入手しましょう。入手方法は2つあります。

  • 労働安全衛生の関連団体に直接取りに行く
  • 安全衛生技術センターに郵送で請求する

もし近くに労働安全関連団体があれば、直接取りに行く事をおすすめします。

配布時間は8:30~17:00、土日祝日、年末年始(12/29~1/3)、設立記念日(5/1)はお休みです。

郵送を希望する場合は、本部もしくは受験を希望する各センターへ請求しましょう。

本部、各センターの送付先を一覧にしました。

住所 電話番号
本部

(公益財団法人 安全衛生技術試験協会)

〒101-0065

東京都千代田区西神田3-8-1

千代田ファーストビル東館9階

03-5275-1088
北海道安全衛生技術センター 〒061-1407

北海道恵庭市黄金北3-13

0123-34-1171
東北安全衛生技術センター 〒989-2427

宮城県岩沼市里の杜1-1-15

0223-23-3181
関東安全衛生技術センター 〒290-0011

千葉県市原市能満2089

0436-75-1141
中部安全衛生技術センター 〒477-0032

愛知県東海市加木屋町丑寅海戸51-5

0562-33-1161
近畿安全衛生技術センター 〒675-0007

兵庫県加古川市神野町西之山字迎野

079-438-8481
中国四国安全衛生技術センター 〒721-0955

広島県福山市新涯町2-29-36

084-954-4661
九州安全衛生技術センター 〒839-0809

福岡県久留米市東合川5-9-3

0942-43-3381

郵送の場合には同封が必要なものがあります。

  • 「衛生管理者 免許試験受験申請書 〇部」と明記したメモ
  • 返信用封筒(角型2号封筒)

返信用封筒には、返送郵送料分の切手を貼り、宛先を記載する

郵送料は、1部210円、2部250円、3~4部390円、5~9部590円、それ以上は問い合わせが必要

また勤務先から免許の取得をすすめられた場合は、会社が受験申請書を準備してくれることもあるようです。

あなたから直接申請する前に、会社に確認してみましょう。

受験申請書の記載方法もまとめました。確認して記入しましょう。

記入箇所 記入内容
A 試験の種類 第一種/第二種衛生管理者
B 希望する免除科目 免除科目
C 受験者氏名 氏名とフリガナ
D 生年月日 生年月日
E 住所 現住所
F 連絡先など 勤務先(日中対応できる連絡先)
G センターでの試験 受験を希望する日(第二希望まで)
H 申請年月日 申請・記入年月日
I 申請先 申請先のセンター名

書き間違いや不備がないように、記入が完了したら、見直しをしましょう。

 

受験申請書類6つの準備を整え作成する

受験申請書類を作成しましょう。必要なものは6つあります。

申請が完了すると試験手数料が返還されません。注意しましょう。

  • 免許試験受験申請書
  • 試験手数料6,800円(税込)
  • 証明写真1枚(30mm×24mm)
  • 本人確認証明書
  • 「大学もしくは高校の卒業証書のコピー」か「大学もしくは高校の卒業証明書」
  • 事業者証明書

「試験手数料」、「本人確認証明書」、「卒業証書のコピーもしくは卒業証明書」、「事業者証明書」について、注意点があります。

〈試験手数料の支払い方法〉

試験手数料の支払い方法は2つあります。どちらが当てはまるか確認しましょう。

1つは受験申請書をセンター窓口に持参する場合のみ出来る支払い方法です。

受験申請書を直接窓口に持参する時に現金で支払うことが出来ます。

もう1つは、窓口への持参もしくは郵送の場合の支払い方法です。

受験申請書にとじ込みされている「払込用紙」を使い、最寄りの郵便局か銀行支払いましょう。

指定された払込用紙以外では納入できませんので注意しましょう。

払込用紙は5連になっています。右の2片は領収印が押印されているのを確認してください。

押印が確認できたら「振替払込受付証明書(お客さま用)」を申請書の所定欄に貼り付けます。

「振替払込請求書兼受領証」は領収書に代わるものですので、保管しておきましょう。

〈本人確認証明書〉

氏名、生年月日、住所を確認できる書類が必要になります。

下記1~5の本人確認書類どれかを1つを添付しましょう。

  1. 住民票または住民票記載事項証明書(マイナンバーの記載がないもの)
  2. 健康保険被保険者証の写し(表裏)
  3. 労働安全衛生法関係各種免許証の写し(表裏)
  4. 自動車運転免許証の写し(表裏)
  5. その他氏名、生年月日および住所の記載されている身分証明書の写し

個人番号カードをコピーする場合は、個人番号が記載されている裏面をコピーしないようにしましょう。

また個人番号の記載してある「通知カード」は身分証明書ではないので、注意しましょう。

〈卒業証書のコピーもしくは卒業証明書の注意点〉

「卒業証書もしくは卒業証明書」が手元にない場合は、卒業した母校に「卒業証明書」の発行をお願いしましょう。

学校により発行するのに時間がかかる場合があるので、事前に調べておきましょう。

結婚等で名前が変わった場合、名前の変更を証明する書類も提出が必要になります。

具体的には戸籍抄本や、年金手帳にある旧姓の写しがあると良いでしょう。

また運転免許証に旧姓が記載されていれば、それでも大丈夫です。

〈事業者証明書の注意点〉

「事業者証明書」は安全衛生技術試験協会のホームページからダウンロードできます。

受験申請書と一緒になっているものを使っても大丈夫です。

事業者証明書は事業者(会社の総務)に作成をお願いします。

そのため、期限をしっかり確認して余裕を持って作成をお願いしましょう。

 

受験申請書類をそろえて申し込む

受験申請書類が全てそろったら、提出して申し込みが完了となります。

提出は郵送もしくは窓口に持参する方法があります。

郵送と窓口への参では期限が異なりますので、しっかり確認しましょう。

窓口への持参 受験希望日の2か月前からセンター休業日を除く2日前
郵送 受験希望日の2か月前から14日前

窓口に持参する場合は、センターの休業日を確認しておきましょう。

郵送の場合は、2~3日前までに到着するように送りましょう。

〈送付先と送付方法〉

郵送の場合の送付先は本部以外の受験を希望する各センターになります。

協会本部には提出できませんので、注意しましょう。

各センターの住所は、受験申請書を入手する時と同じです。

また送付方法は簡易書留になります。送付方法を間違えないようにしましょう。

 

受験票を受け取る

申し込み手続きが完了すると、自宅に受験票が届きます。

受験票が届く目安は、受験申請書を郵送後10日前後とされています。

受験票が届かない場合は、希望試験日の早い日程、2日前までに安全衛生センターに連絡しましょう。

受験票は試験当日必要になりますので、無くさないように大切に保管しよう。

 

 

第一種衛生管理者の合格率は約40%‼難易度は高くない

第一種衛生管理者試験の合格率は約40%で、しっかり勉強すれば合格可能な試験と言われています。

第一種衛生管理者は、国家資格の中でも高い合格率を保っています。

難易度は高くないと言われていて、独学で資格取得を目指すこともできます。

司法書士は3~4%、宅地建物取引士は15~17%の合格率なので、第一種衛生管理者の合格率は高いですね。

一方で、試験の年間回数も多いので、一回の試験に対するモチベーションが低くなり勉強に身が入らない場合もあるようです。

勉強に身が入らず、何度もお金を払い試験を受けるのは避けたいですね。

そこで第一種衛生管理者試験の内容、勉強時間や方法を解説します。

難易度が高くない試験、一発合格を目指しましょう‼

 

第一種衛生管理者の試験内容

第一種衛生管理者試験は3科目で、出題方法は5者択一のマークシート方式になります。

第一種は有害業務関連の出題があるので、第二種に比べて問題数が多くなります。

試験科目 問題内容 問題数
関係法令 労働安全衛生法や労働基準法から出題 17問
労働衛生 作業環境や職業性疾病などに関する問題 17問
労働生理 人体の仕組みや医学的知識が求められる問題 10問

2021年12月の時点で、試験時間は3時間、問題数は44問となっております。

全問題の60%以上の得点で、かつ科目ごとに40%以上の得点であれば合格です。

 

第一種衛生管理者の勉強時間や方法

第一種衛生管理者試験の落とし穴は「出題範囲が広く、暗記することが多い」という事です。

試験は関係法令、労働衛生、労働生理と3つの科目に分かれています。

  • 関係法令…労働に関する法令が範囲
  • 労働衛生…有害な作業環境が人体に与える影響についてが範囲
  • 労働生理…正常に働くために必要な体の機能についてが範囲

勉強時間の確保が難しい社会人にとっては、出題範囲が広いですね。

〈勉強時間の目安〉

合格する知識を身につける為の勉強時間の目安は、個人差はありますが、100時間と言われています。

1日2~3時間勉強時間が取れれば、1~2か月ほどの期間になるでしょう。

〈勉強方法〉

講習会などに参加するのがベストですが、独学でも可能です。

独学の場合、一冊参考書を購入し、最初から最後までしっかり学習を進めましょう。

参考書選びは、必ずあなたの目でチェックし、あなたに合ったものを選びましょう。

参考書の学習を終えた段階で、問題集や過去問にチャレンジしてみる方法が良いでしょう。

過去問はインターネットで簡単にダウンロードできるので、安心ですね。

私が調べてみた結果、第一種衛生管理者試験は年に何回も行われています。

過去の試験を何回かやると、同じような問題が少し言葉を変えて出題されているのが分かります。

そのため、過去問は1回だけでなく2回3回分をさかのぼって解くようにしましょう。

出題傾向を掴んで、合格する勉強をしましょう‼

 

 

第一種衛生管理者の受験資格の条件3つ

第一種衛生管理者の受験資格は3つあり、いずれかを満たしていれば受験できます。

第一種の受験資格は、第二種と共通していて、条件を満たせば受験可能です。

  1. 最終学歴が大学卒業・短期大学卒業・高等専門学校卒業で、かつ労働衛生の実務経験が1年以上ある
  2. 最終学歴が高等学校卒業または中等教育学校卒業で、かつ3年以上労働衛生の実務経験がある
  3. 10年以上労働衛生実務の実務経験がある

衛生管理者試験の受験資格3つすべての条件に「実務経験がある」となっています。

そこで実務経験がどんなものを指すのかまとめました。

あなたの業務が実務経験に当てはまるかしっかり確認し、第一種衛生管理者試験に挑みましょう‼

 

実務経験は日常行っている業務も当てはまる

実務経験は、日常的に行われている安全衛生業務で十分に満たしています。

ただし事業場代表者(社長、人事部長、総務部長、支店長等)に証明してもらう事が必要です。

下記が実務経験に当てはまる業務なので確認してみましょう。

  • 健康診断の実施業務や結果の管理、保管業務
  • 洗面所やトイレ、給湯室の衛生保持業務
  • 職場の清掃、清掃管理業務
  • 衛生教育の企画や実施
  • 労働衛生関係のセミナー、勉強会への出席
  • 保健所からの指導や管理に関する窓口業務
  • 作業関係の測定や危機管理などの業務

例えば、健康診断の案内や提携病院との日程調整、予診票のとりまとめ等も実務経験に含まれます。

また掃除当番表の作成や、アルコール消毒の補充、エアコンや空気清浄機を使った温度や湿度管理も安全衛生業務です。

そしてハローワークや保健所が主催している「安全衛生セミナー」への参加も実績に含まれます。

不安なあなたは地域のセミナーや勉強会を検索して参加しましょう。

会社の清潔感や、従業員が健康的に働ける為の業務を行っていれば要件は満たせます。

あなたの業務が受験資格に該当するか不安な場合、労働衛生技術協会に問い合わせてみましょう。

 

衛生管理者試験免除制度のご紹介

衛生管理者の試験には「免除制度」があります。該当の資格をもっている場合等が対象です。

試験が免除になるケースと、労働生理の受験科目が免除になるケースがあります。

試験が免除になるケース
  • 医師、歯科医師、薬剤師、保健師、獣医師の資格を持っている
  • 指定された特定大学の学科の課程を修了か卒業している

指定大学の学科は厚生労働所のホームページ「第一種衛生管理者免除試験について」で確認しましょう。

また免除される資格をもっていても、申請は必要になります。

申請する場合は、必要書類を確認して申請書を作成しましょう。

労働生理の試験が免除になるケース
  • 「船員法による衛生管理者適任証書」が交付され、なおかつ1年以上労働衛生の実務がある

受験する前に申請が必要になるので、きちんと申請しましょう。

 

 

まとめ

  • 第一種衛生管理者の申し込み方法は、受験場所の決定、受験申請書の入手、作成、申し込み、受験票を受け取る、の5ステップ
  • 第一種衛生管理者の受験申請書の作成は取り寄せが必要な場合もあるので、余裕を持って準備しよう
  • 試験の難易度は高くなく、合格率約40%なので、しっかり勉強して資格取得を目指そう
  • 受験は大卒か短大卒か高専卒の場合実務経験1年、高卒か中卒の場合実務経験3年、実務経験10年以上のどれかを満たせば受験可能
  • 試験は医師、歯科医師、獣医師、薬剤師、保健師の資格を持っていると免除される

年に何度もチャンスがある第一種衛生管理者の申し込み、きちんと方法を確認して余裕をもって準備しましょう。

また勉強方法を工夫すれば、独学でも資格取得が目指せます。

あなたに合った参考書や問題集を入手し、悔いが残らないようにしっかり勉強して一発合格しましょう‼

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