amazonプライムビデオにはたくさんの作品がありますよね。映画もドラマもアニメも、好きなものを観ることができます。
サービスの性質上、動画のデータが大きかったりデータ通信量が多かったり、悩ましいところもあります。
どうせならamazonプライムビデオを録画して家のDVDレコーダーで観ることができたらな…と何度も思いました。
録画しておけばデータの大きさを気にせず、家の使い慣れたDVDレコーダーで気軽に観られます。しかも無料!
そんな美味しい話が本当にあるのかなと調べてみましたが、なんと録画もできてDVDレコーダーで観られるとの情報が!
しかし焦ってはいけません。そのやり方は本当に可能なのでしょうか?
今回はamazonプライムビデオを録画してDVDレコーダーで観ることができるのか解説していきます。
amazonプライムビデオを録画してDVDレコーダーで観るのは違法!
早速ですが悲報です。amazonプライムビデオを録画するという行為はamazonの利用規約に違反してしまうことがわかりました。
k. 一般的制限お客様は、以下のことを行うことができません。 (i) 本利用規約にて許容されている場合を除き、本デジタルコンテンツを譲渡、複製もしくは表示すること、(ii) 本デジタルコンテンツについての権利を販売、レンタル、賃貸、配布もしくは放送すること、 (iii) 本デジタルコンテンツに付された所有権通知や権利表示を削除すること、 (iv) 本サービスの一部として用いられているあらゆるデジタル権利管理システムもしくはその他のコンテンツ保護システムを無効化、回避、改変、打破その他迂回することを試みること、または(v) 本サービスもしくは本デジタルコンテンツを商用もしくは違法な目的で利用すること。
引用 amazon
DVDレコーダーで観ること自体は規約違反にはならないようです。
録画とはこの利用規約で言っている複製に当たります。もしも録画したことが見つかってしまったら損害賠償などを求められる可能性も…!
そんなことになってはせっかくの楽しい時間も台無しになってしまいます。
そのままamazonプライムビデオを観ているとデータの容量や通信量に悩むこともたくさんあるでしょう。
私も使っている端末のデータ容量を圧迫してしまったり、通信量が多くてすぐ通信制限がかかってしまったりと苦労したこともありました。
しかし、利用規約を違反するのは良くないと思い、amazonプライムビデオの機能を自分なりに使って楽しんでいます。
amazonプライムビデオを録画しようと思っているのでしたら思いとどまりましょう。
ルールをしっかり守って楽しめたらとても気持ちよく映画やドラマを観ることができます。
本当にamazonプライムビデオを録画してDVDレコーダーで観られないの?
録画が規約違反になると説明してきましたが、録画することができないとは説明してきませんでした。
実は、パソコンからソフトを使えば録画自体は可能なのです。
パソコンが活躍する時代になりましたし、まさか本当にできないのかな?とちょっとした好奇心で調べていました。
録画をするのにキャプチャソフトが必要なのですが、有料なのかと思いきや中には無料のものもあったのです。
しかしやはり大切なことなので何回も言います。amazonプライムビデオの録画は利用規約違反になります。
録画するために使うソフトにも使用は自己責任で、と書かれていました。
さらにソフトを使って録画をするためにはインターネットの環境が安定していないとできませんし、こちらもデータが大きいので容量を圧迫します。
録画する作品は一度観終わるまで再生していないとできないとのことです。
正直録画するよりもこの後紹介するamazonプライムビデオのダウンロード機能が便利に感じますね。
DVDレコーダーで録画した作品を観るためにはこの後DVDに焼く工程も出てきます。
また、動画配信サービスの作品を録画することはamazonプライムビデオだけでなく、どの動画配信サービスも利用規約違反になります。
amazonプライムビデオだけでなく、どの動画配信サービスでも利用規約違反になるようなことはしないでください。
amazonプライムビデオは録画よりダウンロード機能を使おう!
じゃあ録画の代わりになるものはあるの?
ご安心ください、amazonプライムビデオではリスクを冒してまで録画をしなくても動画を楽しむ方法はあります!
さすがamazonプライムビデオ…機能が充実していますね。
ダウンロード機能
amazonプライムビデオにはダウンロード機能というものがあります。
これはあらかじめ観たい作品をダウンロードしておくと、インターネットに接続していなくても観ることができる機能です。
ダウンロードしている最中はデータ通信量が発生しますが、視聴する際のデータ通信量は発生しません。
使っている端末のデータ容量が少ない場合、その端末にSDカードが挿入されていればダウンロード先をSDカードにすることもできます。
注意するところもありますので確認してからダウンロード機能を使いましょう。
- ダウンロードした作品には観られる期間が決まっている
- ひとつのアカウントでダウンロードできるのは25作品まで
- 作品によってダウンロードできないものもある
- スマートフォンやタブレット端末でダウンロードできるがパソコンではダウンロードできない
- ダウンロード中は通信量が発生するので通信環境に注意
ダウンロード前に画質の選択もできますので、データ容量に合わせて選ぶことをおすすめします。
とにかく一番いい画質で観たい!と思っていくつかダウンロードしましたが、25作品をダウンロードする前に容量がいっぱいになってしまいました。
欲張りはいけませんね…その後はデータ容量と相談して画質を選択するようにしています。
ダウンロードに対応していない作品は通常通りのストリーミング再生で観ることができます。
こちらは再生中に通信量が発生しますので、wifiなどインターネット環境が整った場所での視聴が推奨されているのです。
録画しなくてもamazonプライムビデオのダウンロード機能はとても使えるものですので、ぜひダウンロード機能で作品を楽しんでください!
録画とダウンロードの違いって何?
録画もダウンロードも似たような意味なのになんで違いがあるの?そう疑問に思いませんでしたか?
録画とダウンロードには、実は大きな違いがあります。
それは、録画もしくはダウンロードした作品をamazon側がコントロールできるのか、ということです。
ダウンロードしたものでしたらスマートフォンかタブレット端末のアプリからでしか視聴はできませんし、視聴期間も限られています。
しかし、録画だとamazon側が手を出すことができなくなってしまいます。ダウンロード機能のように期間が来たから削除、ということはできません。
その録画した作品を第三者に配布したり売買したりしないとも限りませんし、利用規約違反になります。
利用規約違反になることをしても得は絶対にありませんので、利用規約はしっかり守りましょう。
amazonプライムビデオを家のレコーダーで観るには?
録画した作品が観られないのでしたら、家にあるレコーダーでamazonプライムビデオを観ましょう!
amazonプライムビデオを観られる機器でしたら、インターネット接続の設定をしてテレビアプリのメニューからamazonプライムビデオを選択すれば可能です。
しかし2020年8月現在では、amazonプライムビデオを観ることができるのはパナソニックのブルーレイレコーダーです。
amazonプライムビデオに対応している機器は少なく、amazonプライムビデオを観るためだけにブルーレイレコーダーを購入するのは費用がとてもかかります。
費用を抑えたいのでしたらFire TV Stickなどのデバイスを使用するといいかもしれません。
まとめ
- amazonプライムビデオを録画するのは利用規約違反になる
- amazonプライムビデオを録画してDVDレコーダーで観ることは可能である
- しかし利用規約違反になるのでしてはいけない
- 録画よりamazonプライムビデオのダウンロード機能が便利!
- ダウンロード先を端末に挿入しているSDカードに設定することもできる
- 録画とダウンロードの違いはamazon側が動画をコントロールすることができるかできないか
- 利用規約違反になるようなことをしても得はない
- amazonプライムビデオを観られるブルーレイレコーダーもある
- amazonプライムビデオに対応している機器は少ない
録画することがamazonプライムビデオの利用規約違反になってしまうのは残念ですが、比べてみるとダウンロード機能の方が便利ですね。
録画する方法だと手順も多いですし、時間も長いので正直私は疲れてしまいます。
なのにamazonプライムビデオのダウンロード機能ですと、ダウンロードのアイコンを押して少し待つだけです。
録画するよりもお手軽ですね。3分クッキングみたいです。
しかし録画をしたくなる気持ちもわかるんです。
好きな映画やドラマ、アニメをDVDやブルーレイにして並べたら部屋の中が素敵になります。
そのために利用規約に違反しても、気づかれないと思っている人も中にはいるかもしれません。
気持ちはわかりますがそれはそれ、これはこれです。
利用規約に違反しないで気持ちよくamazonプライムビデオを楽しみましょう!
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