早慶大を目指しているあなた、どこの塾や予備校に通おうかと迷っていませんか。
早稲田大学と慶応大学は、日本の私立大学内で最も難易度が高くブランド力もあるので、毎年何万人もの方が早慶を受験しています。
競争率も高いし、今の学力では早慶受験に受かる自信ないな…。
そんな不安を抱えているあなたのために、おすすめの塾や予備校を調べてみました。
生半可な気持ちでは難しいと思われますが、1年で難関校に受かるよう偏差値アップを掲げている塾・予備校は多々あります。
受験を考えているのであれば、早慶合格へと導くプロである講師のいる塾や予備校へ通うことをおすすめします。
今回は早慶受験対策が整っている、おすすめの塾と予備校をご紹介しますね。
早慶合格のために塾や予備校をおすすめする理由
日本最高峰の私立大学である早慶合格を目指し、さまざまな塾や予備校で対策が行われています。
塾・予備校では早慶に合格した生徒を輩出した経験があるからこそ、いつどのタイミングでどんな勉強をすべきか道を記してくれます。
塾や予備校へ通うことは、早慶合格への近道といえるでしょう。
各塾や予備校によって対策方法が異なるので、自分に合った塾や予備校を見つけましょう。
下記へおすすめしたい塾・予備校の内容を、記載してみました。
河合塾・河合塾マナビス
河合塾・河合塾マナビスは近年現役・浪人生合わせて、1万人以上の早慶合格者を輩出している実績ある塾です。
2020年は、11,361人もの合格者を輩出しました。
1万人以上も早慶に合格したの!?す、すごい!
河合塾と河合塾マナビスどちらも河合塾グループですが、河合塾は対面授業で河合塾マナビスが映像授業と違いがあります。
河合塾には早・慶大理工コースや早・慶・上智大文系コースなど、早慶受験対策の整ったコースがあります。
他にも早・慶・上智大文系コースに加えることのできる、早・慶・上智大文系アドバンスコースなどがあり、必要な授業をカスタマイズできます。
河合塾マナビスは志望大学の受験対策に沿った授業を選択できますが、コースはありません。
河合塾マナビスでは、高校2年生を終えるまでに志望大学受験へ向けた体制を整えて、高校3年生は受験対策に専念という流れを作っています。
入試対策として、効果的なのが「過去問研究講座」です。
志望大学・学部別に、過去10年分の研究をもとにした講座が開かれています。
過去10年分の研究からでたデータ、説得力がありそう!
他にも河合塾マナビスではその日に映像授業で習った内容を、生徒がアドバイザーに説明する時間も設けられています。
この時間をアドバイスタイムといい、生徒が説明した内容をアドバイザーがホワイトボードに書き出し、解説付きのフォローを行っています。
アドバイザーの解説も理解力を高めますが、生徒はアウトプットすることでより理解を深められると大変好評です。
駿台予備校
駿台予備校には志望する大学別コースがあり、専用のテキストとカリキュラムが作られています。
早慶受験者を対象とするコースは、スーパー早慶大文系コースやスーパー早慶大理系コースがあります。
過去の早慶入試をもとにした、早慶受験対策が行われています。
早慶へ合格するには問題を解くだけでなく、英語や現代文では文章を作成する力も必要となります。
駿台予備校では、英語や現代文の作成力を上げるため「Z会添削」という文章チェックが組み込まれています。
授業だけでなく進路の相談ができる進路アドバイザーなど、サポート体制も整っていますよ。
悩みを打ち明けられる場所があるのは、心強そうですね。
東進ハイスクール
東進ハイスクールといえば、やっぱり林先生が思い浮かびます。
東進ハイスクールでは、林先生をはじめ実力を兼ね備えた講師陣が「なぜそうなるのか」を分かりやすく、徹底的に解説してくれます。
CMでよく見かける映像授業では、どこにいても講師の分かりやすい授業を見て学ぶことができます。
早慶受験対策としては「過去問演習講座」「志望校別単元ジャンル演習講座」「第一志望校対策演習講座」といった講座があります。
最新のAIによる学力診断や大学・学部ごとに厳選された演習セット提供など、志望校合格のためにさまざまな手段がとられています。
また東進ハイスクールでは、早慶上理・難関国公立大模試という年5回の模試が行われています。
5回とも全範囲から本番と同じ難易度の問題が出題されるので、早いうちに早慶の試験傾向を知ることができます。
今自分がどのレベルなのか知ると、試験までの計画を立てやすいですね。
模試は本番と同じように行われるので、本番さながらの緊張感を味わうことができます。
入試独特の緊張感に負けないで、本番に挑めそう!
担任制なのでフォローが細かく、ハイレベルな学習はもちろん基礎を知りたい方も自分の学力に合わせて、学びやすい環境になっています。
早稲田アカデミー
熱血指導といえば、早稲田アカデミーですよね。
生徒の心に火をつけやる気がアップするように、大手でありながら講師と生徒が密にコミュニケーションを取り、きめの細かい指導が行われています。
早稲田アカデミーのノウハウを引き継いだ、個別で学べる早稲田アカデミー個別進学館もあります。
今は普通の学力であっても難関校へ合格できるよう、あなたに合わせた目標をオーダーメイドで作成してくれます。
もっと理解度を上げたい!という方に、おすすめです。
早稲田塾
早稲田塾は、AO・推薦入試の合格実績が高いことで有名です。
早稲田塾では論文系講座があり、中でも「論文作法(ろんぶんさっぽう)」という講座が人気です。
生徒が書いた原稿に対して、AO・推薦入試専門の講師が添削を行います。
さらに書いた論文をもとに受講生同士でディスカッションし合い、その内容をもとに再執筆して質を高めていきます。
小論文の講座も多く開講されているので、文法が苦手な方におすすめです。
また早稲田塾には、将来の日本を牽引するリーダーを育てる「未来発見プログラム」というオリジナルのプログラムがあります。
各分野で活躍している、大学教授や有識者がゲストとして呼ばれます。
知識の習得はもちろん、本当にやりたいことや進路を見つけたいという方におすすめしたい講座です。
早慶合格は大手の塾や予備校以外でも目指せる
早慶合格への対策を取っている塾や予備校は、大手だけではありません。
大手ではない塾や予備校では、レベルに合わせた学習方法をよりきめ細かく設定してもらえるので、低い偏差値からの逆転合格という例が多々あります。
手厚い指導を受けたい!という場合は、塾や予備校を選ぶ際の候補に入れてみましょう。
武田塾
武田塾は全国に300校舎以上あり、生徒数の数も多く約1万人が通っています。
武田塾では市販されている全ての参考書を調査・分析して、大学別に使用する参考書を厳選したり、使う順番・タイミングを決めたりしています。
効率的に成績が伸びるようカリキュラムが組まれているので、今現在の偏差値が低くても1年で早慶レベルに到達するようになっています。
1年で早慶レベルなんて、夢みたい!
武田塾では授業を行いません。驚きですよね。
あなたにあった自学自習を行い、偏差値30からの逆転合格を狙います。
個別指導塾テスティー
個別指導塾テスティーは生徒1人に先生が1人つく、完全1対1の個別指導スタイルで学ぶことができます。
授業は講義形式ですが問いかけを重視していて、講師の一方通行にならないよう工夫がされています。
テスティーでは毎年早慶をはじめ、多くの大学受験合格者を輩出しています。
早慶合格までの道のりを1対1で指導してもらえるのは、とても心強いですね。
また社会に出てから通用する、真に役立つ力を身につけるという点も重視されています。
大学受験だけでなくコミュニケーション能力を育てるなど、個人の人間力成長にも力を注いでいます。
坪田塾
坪田塾は映画にもなったベストセラー「ビリギャル」のモデルで、本編に出てくる坪田先生が塾長の「子別」指導塾です。
坪田塾は「子別」指導塾という、個別指導を超えて生徒の個性と学力に合わせた指導方法をとっています。
授業はディスカッションやテストなどアウトプットを重視しており、新形式の大学入試である大学入学共通テストに向けた強化も行えますよ。
坪田塾では心理学を活用しており、最初は無理だと決めつけていた難関大学へ合格する生徒が続出しています。
もしかしたらあなたにもビリギャルのように偏差値を40上げて、難関大学へ入学というドラマティックな展開が待っているかもしれませんね。
早慶合格に向けて塾や家で必要な勉強時間とは
受験勉強をスタートするタイミングや学部の違いなどで異なりますが、早慶に合格するための勉強時間は1年間で約2,100時間程度必要といわれています。
1日の時間として計算すると、約6時間必要となります。
学生だと学校があるので1日6時間勉強時間を確保するには、帰宅後の時間だけでは時間が足りません。
早慶を受験する人は朝早く起きて学校へ行くまでの間に勉強するなど、睡眠や食事以外ほとんどの時間を勉強に使っています。
休みの日や夏休みなど長期休みになると、勉強時間の目安は1日10時間です。
10時間も必要なの⁉そんなに長い時間、勉強したことないかも…。
1日24時間のうち睡眠8時間・食事やお風呂などを3時間と考える場合、13時間確保できますが1日10時間毎日のように勉強を行うのは根気がいりますね。
ほとんどの時間を、塾や予備校で過ごす受験生もいるようです。
しかし時間をかけるだけでは、必ず早慶に合格できるとは断言できません。
時間も必要なのですが、同じくらい大事なのは勉強の質です。
大学によって試験問題は異なるので、過去問題を使い問題の傾向確認と得点配分チェックは必ず行っておきましょう。
また試験の日は決まっているので、スケジュールを逆算して限られた時間を有効に使い効率のいい方法で勉強を行うことがポイントです。
早稲田大学・慶応義塾大学それぞれの偏差値や入試傾向も、下記でご紹介しますね。
早稲田大学
早稲田大学の平均偏差値は66.7です。学部ごとに偏差値は異なりますが、全ての学部で偏差値60を超えています。
早稲田大学には地域貢献をテーマにした新思考入試という、独自の入試方法があります。
大学によって、いろいろな入試があるのね。
早稲田大学の入試は、問題の難易度が高いことと時間制限が厳しいのが特徴といわれています。
短い時間を使って難しい問題が解けるよう、高い解答力を身につけておく必要があります。
慶応義塾大学
慶応義塾大学も学部ごとに異なりますが、平均偏差値は69.5です。
早慶は私学大学のツートップといわれるだけあって、やはりどちらも偏差値が高いですね。
慶応義塾大学の入試制度は、一般入試・推薦入試(AO入試含む)・指定校推薦の3種類です。
慶応義塾大学の入試では難易度の高い問題を素早く解答できる、処理能力の高さが求められます。
基礎学習はもちろん、多くの過去問題を繰り返し解きましょう。
また慶応義塾大学では商学部の論文テストを除き、ほとんどの学部で小論文が入試の科目となります。
配点は小論文100点・英語150点・歴史100点の合計350点です。
小論文の対策も必要です。しっかり行っておきましょう。
まとめ
- 早慶受験におすすめの塾と予備校は河合塾・河合塾マナビス・駿台予備校・東進ハイスクール・早稲田アカデミー・早稲田塾
- 大手ではないが武田塾・個別指導塾テスティー・坪田塾も早慶受験におすすめ
- 塾や予備校へ通うことで、どのタイミングでどんな勉強を行うべきか講師からアドバイスをもらえる
- 早慶へ合格するために1日約6時間必要、休みの日は1日約10時間勉強が必要といわれている
- 早稲田大学を受験する場合、短い時間を使って難しい問題を解けるよう努力する
- 慶応義塾大学を受験する場合、難易度の高い問題を素早く解答できることと小論文の対策が必要
どの塾や予備校も生徒に寄り添いながら合格に向け、一緒に走っているという印象を受けました。
今回ご紹介した塾と予備校はあくまでもおすすめなので、まずは体験授業を通してあなたの学力にあう塾や予備校を見つけてくださいね。
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