TOEFLは英語のスキルを評価するための全国共通のテストで、とても難易度が高いです。
英語を使用してのコミュニケーションなど、どのくらい実用的に使えるレベルなのかが評価されます。
そのため、TOEFLで高評価をされるということは、現在のグローバル社会では、就職などでとても有利になると言えます。
しかしとても難しいテストですので、しっかりと事前に準備や学習をしておかないと、受験料の3万円が無駄になってしまいかねません。
本番でしっかり実力を出すためにも、オンラインで出来る無料の模試で対策をしましょう。
どのような無料のオンライン模試があるのか?ご紹介いたします。
その他、無料だけでなく、有料の模試、オンライン学習方法もご紹介していきますので、もし、あなたがTOEFL受験を考えているのであれば、是非お読みください!
TOEFL模試をオンラインで受けられる無料版をご紹介
無料で出来る、オンライン模試を3種類みつけました。
オンラインで手軽に実施できることと、料金も無料ですので、本番のテスト前に上手に活用し、しっかりと本番のテスト前に対策していきたいですね。
3種類のオンライン模試がどのようなものがあるのか?ご紹介していきます。
また、TOEFLの模試を調べていると「IBT形式」とよく見かけると思います。
私は、調べている最中に、どんな意味なんだろう?と思ったため、こちらの説明もいたします。
このIBT形式とは「Internet-Based Testing」の略で、テストの方法を示しています。
テストの具体的な方法としては、受験者は決められた日時にテスト会場に出向き、割り当てられたコンピュータでテストを受ける形式となります。
2006年のTOEFLテストから、問題内容や構成、能力の測定方法が大きく変わりました。
そのため、模試を受ける時は、テスト本番に近いIBT形式と記載されているものを、受けることをおすすめいたします。
それでは、無料のオンライン模試についてご紹介いたします。
TOEFLミニオンライン模擬試験
TOEFLミニオンライン模擬試験は、テスト開発機関であるETSのTOEFL本試験に基づいた、iBT形式を40分に短縮した本格的なテストとなります。
各設問は、一問一問表示されていきます。テストは「リスニング(聞く)」と「リーディング(読む)」の2セクションあり、現在のTOEFL英語力を測ることができます。
まずは、現在の実力試しに良いテストと言えます。
TOEFL iBT®無料模擬テスト
TOEFL iBT®無料模擬テストには、4つのセクション全てを網羅しています。
4つのセクションとは、「リーディング(読む)」「リスニング(聞く)」「スピーキング(話す)」「ライティング(書く)」の英語4技能です。
また、実際の過去問題も含む模試となっています。
テストの各セクションを練習することや、実際のテストで出題される問題の種類や内容に慣れることで、テストセクションの構成を理解できます。
サイトに入ったら、「無料体験はこちら」をクリックして、「1週間無料体験」を申し込みします。
7日間以内にキャンセルすると、費用はかかりませんので、まずは試してみましょう。
4つのセクションに対して、テストができるので、本番のイメージに近い練習ができそうですね。
無料なのに、テストで網羅できる範囲が広いところが嬉しいですね。
testden
testdenの模試にかかる時間は30分です。こちらも4つのセクションの問題が含まれています。
「リーディング(読む)」「リスニング(聞く)」「スピーキング(話す)」「ライティング(書く)」のテストを受けることができます。
testdenでは、毎月トップ10のスコアをとると、抽選で1名にiPodが送られます。タイムリーに高得点者のランキングにアップされている仕掛けは、面白いです。
このような、モチベーションを上げれるような仕掛けは、勉強をしていると助かりますね。
模試は5パターン用意されており、最高5回まで挑戦できます。テストは各回制限時間30分です。
いろいろなパターンで試すことができるので、同じテストだと飽きてしまうという場合は、おすすめです。
TOEFL模試のおすすめ有料版
TOEFLのオンラインで受けられる模試の中には、もちろん、有料のものがあります。
せっかくお金をかけるのであれば、公式模試がおすすめです。公式模試として、唯一、TOEFL® Practice Onlineテストというものがあります。
TOEFL® Practice Onlineテストは、どのような模試なのか?見ていきましょう。
公式模試なのでフィードバックを受けられる
テストセンターで行われるのと同じ方式で、本物のテスト問題を解き、採点されます。
スコアとテストで測定された、4つのスキルに対する採点フィードバックを、24時間以内に受け取ることができる点もおすすめポイントです。
オンラインで、場所を問わずあらゆる環境でも、24時間365日模試を受験することが可能です。
完全版テスト、ハーフ版テスト、またはSpeakingテストを含んだものから選択可能です。
問題内容は、完全版テスト、ハーフ版テストなどで異なるため、何度か繰り返し受けると新たな問題を解くことができ、テスト対策に効果的です。
それでは、実際に受けるためにはどうしたら良いのでしょうか。
受験方法
TOEFLの公式オンライン模試TOEFL Practice Onlineを受ける方法は、2つあります。
TOEFLの問題を作成しているETSの直営サイトから申し込む方法と、TOEFLテスト日本事務所が運営する、公式オンラインショップから申し込む方法があります。
どちらで申し込みを行っても公式の模試を受けることができます。それぞれ料金や対応時間などが異なります。下記のまとめをご覧ください。
申し込み先 | サイト言語 | 受験料 | コード発行 | 営業時間 | 休日 |
TOEFLテスト日本事務所 | 日本語 | 4,380円(税込) | 順次(手動) | 10:30~16:30 | 土日祝日 |
TOEFL運営団体(ETS) | 英語 | $45.95 | 即時(自動) |
それぞれ、異なる点がありますので、何を優先させるか?でおすすめの申し込み先も変わります。
まず、TOEFLテスト日本事務所の方はサイト言語が日本語ですので、日本語でサイトを読みたい場合は、日本事務所の方から申し込むことをおすすめします。
しかし、営業時間が限られる日本事務所の方では、デメリットもあります。
それは次の「受験する際の注意点」で説明します。
受験する際の注意点
TOEFL Practice Onlineを受ける際には「Authorization Code」というものが必要になります。
サイトから申し込みする際、ETSのサイトは申し込みの時点で即時発行となりますが、日本事務所は即時発行ではありません。
そのため、平日の夕方や土日は、コードが発行されず受験することができません。
すぐに受けたいという方には、ETSのサイトからの申し込みがおすすめです。
受験前に行うこと
TOEFL Practice Onlineの購入を行った後、受験前にやらなければいけないことが2つあります。
- PCの設定
- 受験用アカウント作成
1のPC設定については、TOEFLテスト日本事務所のサイトに詳細説明がありますので、参考にしましょう。
2の受験用アカウント作成とは、TOEFLの本番試験アカウントとは別に、模擬試験用のアカウントを作成する必要がありますので、注意しましょう。
TOEFL模試を受ける前の勉強法
オンラインの模試は種類がいろいろ、あるようだね。
ところで、模試を受ける前に、オンラインで勉強できる方法も、あるのかしら。
模試を受ける前に、まずは勉強を積み重ねていく必要があります。
オンラインの勉強法はあるのか?調べてみました。
いくつかの勉強法をみつけましたのでご紹介いたします。
勉強も無料でできるのは、本当に助かります。それぞれ特徴があるので、上手く使い分けましょう。
TestMagic
こちらも海外のサイトになります。このサイトでは、TOEFLのテスト問題はもちろんですが、無料で単語やその他リスニングなども学ぶ事ができます。
解説も英語ですので、解読能力も向上できるサイトとなります。
english stuff
タイマー式で時間制限があるTOEFL無料テストのサイトです。
20分以内に解答しなければならず、時間との勝負を体感することができます。
問題数は多くありませんが、タイマー式なので、他のテストで飽きてしまった際や、学習のまんねり対策としても活用できます。
weblio語彙力診断
こちらのサイトは、TOEFLに良く出題される単語について、無料で勉強ができるサイトです。
単語数を選んで勉強もできますし、総合評価としても診断できます。
単語強化を目指している人に、おすすめのサイトです。
Exam English
こちらのサイトは、リスニングを強化するために役立つ無料のサイトです。
本格的な発音を聞く事が出来て、解答形式も解りやすく表示しています。
このサイトは、他にもリーディングやライティングなどの勉強ができます。
TED ldeas worth spreading
こちらの無料サイトは、リスニング強化に役立ちます。
毎日一つずつ聞けば、リスニング力は確実に付くと言われるほど有名なサイトです。
VOA Learning English
英語学習をしている人の中では、こちらも有名な無料サイトです。
音声がゆっくりで、勉強を始めたばかりの人にもおすすめです。
TOEFLには専門的分野の問題が多く出題されるため、簡単な英語で知識を深めておきましょう。
english-test.net
講義形式50問、会話形式50問、計100問のリスニング問題を無料で聞くことのできるサイトです。
スクリプトもあるため、ディクテーションをして、聞き取り能力をアップさせることもできます。
以下に、ご紹介した勉強法と、どんな時におすすめかをまとめました。
勉強法 | おすすめ |
TestMagic | TOEFLに有力な物を身に付けたい時 |
english stuff | 他のサイトで飽きてしまった時 |
weblio語彙力診断 | どの単語から勉強すれば良いか悩んでいる時、単語強化を目的としている時 |
Exam English | リスニング力を高めたい時 |
TED ldeas worth spreading | リスニング力を高めたい時 |
VOA Learning English | 勉強を始めたばかりの時 |
english-test.net | スクリプトと照らし合わせて正確に聞き取りたい時 |
まとめ
- TOEFLのオンラインで受けられる模試は無料で受けられるものが、いくつか種類がある
- 公式のTOEFLの模試は有料であればオンラインで受けられる
- TOEFLの模試を受ける前に、無料でオンライン学習する方法はいくつかある
あなたがもし、TOEFL受験を考えているのであれば、今回ご紹介した模試や学習方法を是非、ご活用ください。
無料で出来るものや、オンラインで出来るものは、お手軽に何度も挑戦をしやすいと思います。
ぶっつけ本番に強い人もいますが、流れや回答のイメージが湧いているかどうか?は大切です。
ある程度イメージが出来ていないと、難易度の高いテストを軽くクリアすることは困難です。
本番に近い、練習を積み重ねていくことで、テスト当日の時間の使い方や、回答の順番など迷わないでしょう。
本番に向けて、自信を持てるように、本番対策と学習を頑張りましょう!
コメント