Vtuberのガワの値段はどれくらい?相場と依頼方法から注意点まで解説! | オンライン総合研究所

Vtuberのガワの値段はどれくらい?相場と依頼方法から注意点まで解説!

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vtuberは「バーチャルYouTuber」の名前の通り顔を出さずに自分の理想のキャラクターで動画を制作し、配信できる魅力的なコンテンツです。

どんどんお手軽な編集ソフトや配信アプリが登場し、誰でもvtuberになれるといってもいいでしょう。

ですがvtuberにとって最も重要ともいえるガワについては、値段についてのお悩み、疑問をよく聞きます。

「どれくらいの値段で制作してもらえるの?」や「自分で作るとしたらどれくらいかかるの?」など。

大体の目安が解らないと、vtuberを始める時の予算で足りるのか心配になりますし、これから予算を貯める場合も目標金額がわかりませんよね。

そんなあなたのために、ざっくりとしたvtuberのガワの値段を出してみました。

ケースバイケースですが、vtuberのガワの値段は大体10万円前後と考えていただければ大丈夫です。

上記の大体の費用の内訳だけでなく、ガワの種類や作り方などVtuberのガワについてまるっと説明させていただきます。

vtuberのガワの値段はいくらくらいするのか?

vtuberのガワとは簡単に言うとネット上でのあなたの姿です。

もう少し詳しく説明すると、例えばあなたがvtuberとして動画をアップしたとして、視聴者が見るあなたの姿がvtuberのガワと呼ばれるものです。

そのvtuberのガワを作る場合、最低でも6万円、高ければ30万円以上と言われています。

なぜこんなに金額に差があるのか、ご説明していきます。

vtuberのガワの値段は2Dと3Dで違う!

vtuberのガワは大きく分けて2種類存在します。2Dモデルと3Dモデルです。

2Dモデルは縦・横のみの平面で描かれたイラストを動かし、3Dモデルは縦・横・奥行きがある立体のモデルを動かす、と言う点で大きく違っています。

この動かすものが違うという点が値段の違いに大きく表れてきます。

あなたの求めるガワのクオリティにもよりますのではっきりとは言いきれませんが、2Dモデルで最低ラインが6万円以上、最高ラインは15万円前後です。

3Dモデルですと2Dモデルよりはるかに高く、最低ラインが10万円以上、最高ラインは30万円を超える場合もあると聞きます。

有名なvtuberの「ホロライブ」や「にじさんじ」などのモデルを作ったクリエイターさんなどに依頼すると、知名度で値段が上がりますので上記の値段以上はかかると思います。

さらにそのようなクリエイターさんはかなり先まで予約が入っている場合が多く、すぐに依頼をする事ができません。

ですので「どうしてもこの人に作ってもらいたい!」という強い思いがなければあまりオススメはいたしません。

2Dモデルのガワの値段の内訳は?

ゼロから2Dモデルのvtuberのガワを制作してもらう場合の料金の内訳は以下のようになります。

・イラスト作成料金
・Live2Dでのモデリング料金

2Dモデルのガワを使うメリットは、制作費用が3Dモデルに比べると比較的安価、2Dモデル専門で制作されているクリエイターさんが多く依頼をしやすい、などがあげられます。

デメリットとしては平面で動くモデルなので、動ける範囲に限りがあります。

縦・横の平面でしか動けないので、自分の動きをそっくりそのまま2Dモデルのガワにさせるのは少々難しいといえるでしょう。

しかしそこまで激しい動きを求めるのでなければ2Dモデルでも十分な動きをしてくれます。

総合的に見て始めるハードルがそこまで高くなく、vtuber初心者におすすめといえます。

3Dモデルのガワの値段の内訳は?

ゼロから3Dモデルのvtuberのガワを制作してもらう場合の料金の内訳は以下のようになります。

・デザイン作成料金
・イラスト作成料金(デザイン料金に含まれる場合もある)
・モデリング作成料金

2Dモデルより3Dモデルの方が必要な工程が多く、複雑な技術が必要となるのでその分、値段は高くなります。

3Dモデルのガワを使うメリットとしては、やはり自由に動かせるというのが一番大きいです。

「踊ってみた」動画などを作りたい場合は自由に動けるという事は大きな強みになります。またリアル感を感じられるのも圧倒的に3Dモデルです。

デメリットとしては、2Dモデルに比べ、PCスペックなど求められるものが多いという点でしょう。

vtuberのガワを3Dモデルにする場合、そのガワを十分に動かせる環境も必要になります。

2Dモデルはある程度のパソコンスペックで動かす事ができますが、3Dモデルはそうはいきません。

必要なパソコンスペックはかなりの高水準を求められます。

スペックが足りないパソコン環境ですと、せっかく3Dモデルのガワを作ってもらっても動かす事が出来ない、という事態になってしまいます。

3Dモデルを使いたいと思っているあなたは「3Dモデルの料金」+「3Dモデルを動かせるスペックのパソコン」が3Dモデルのガワには必要だということを覚えておいてください。

vtuberのガワを依頼する方法から注意点まで

「vtuberのガワ制作を依頼するにはどこですればいいの?」や「依頼する時に気を付けなければならないことって何?」など色々な不安があると思います。

ここではvtuberのガワを依頼する際に必要なこと、注意することをご説明します。

制作依頼をする前に確認しておきたいこと

制作依頼をする前に確認しておく点はいくつかありますが、まずは「自分がvtuberとして何をしたいのか?」が非常に大切です。

何故ならそれによって依頼するガワも変わってくるからです。

全身を動かして「踊ってみた」動画などを作りたい場合は3Dモデルでないと難しいですし、ゲーム実況や雑談配信などがやりたい場合は2Dモデルが向いているといえます。

ガワを2Dにするか3Dにするか選んだら、「どのようなガワが欲しいか?」を決めなければいけません。

ここがふわっとした状態で依頼すると依頼されたクリエイターさんも非常に困ってしまいます。完成形がわからないものを作れと言われてもどうしたらいいかわかりませんよね。

制作依頼の際にクリエイターさんが用意したテンプレートに沿ってガワのイメージを記入して提出するという工程が含まれている場合もあります。

ですが少なくとも外見(髪の色や顔立ちなど)は出来るだけ詳しく説明できるようにしておいたほうが、あなたの求めるvtuberのガワのイメージが伝わりやすいでしょう。

確認が終わったら、早速vtuberのガワを作成してくれるクリエイターさんを探しに行きましょう!

どこで制作依頼をすればいいのか?

vtuberのガワを制作してもらう場合、以下のサイトでクリエイターさんを探すのが良いでしょう。

・nizima
・ココナラ

「nizima」は2Dモデルを動かすのに使用する「Live2D」というソフトを販売している株式会社Live2Dが運営しているサイトです。

3Dモデルの依頼はできませんが、イラストと2Dモデルに特化しています。またモデル制作の依頼だけでなく、完成している2Dモデルも販売されています。

さらに完成モデルを購入する際、モデルの動きなどを購入前にチェックできるという便利なシステムも用意されています。

「ココナラ」はイラスト、2Dモデル、3Dモデル全てに対応したクラウドソーシングサイトです。

「nizima」では依頼できない3Dモデルの依頼が可能で、登録しているクリエイターさんの数が非常に多いのが特徴です。

制作依頼をする時に注意する点

vtuberのガワの制作を依頼したいクリエイターさんが見つかっても、焦らないでください。

きちんと確認してから依頼しないと後になって困った事態になってしまいます。まず実績があり、サービスの内容が細かく書かれているクリエイターさんを選ぶのが安心です。

そして見つけたクリエイターさんが参考画像として出してくれているイラスト、モデリングの一覧表などを確認しましょう。特に重要なのはモデリングの一覧表です!

イラスト・モデルに対してどのようなモデリングをするのかをほとんどのクリエイターさんが表にまとめてくれています。

その中から、あなたの求めるvtuber活動に必要なモデリングをしてくれるクリエイターさんを選びましょう。

ただ表に書かれていなくても追加オプションとして料金を払うことであなたの求めるモデリングをしてくれる場合もありますので、そこはクリエイターさんと相談してください。

イラスト作成のみ、モデリングのみで依頼を受けているクリエイターさんもいます。その場合ゼロからまるっと作ってもらうより安く済みます。

ですがイラスト作成のみを依頼したなら作ってもらったイラストに自分でモデリングをしなくてはいけません。

モデリングのみを依頼したなら依頼の前にモデリングしてもらうイラストを自分で用意しなくてはいけません。

初心者ならばイラスト作成からモデリングまでガワ作りを一括でやってくれるクリエイターさんに依頼するのが一番確実で安心できると思います。

「ココナラ」なら「見積もり・カスタマイズの相談をする」をクリックすることでメッセージを送れます。

「nizima」の場合はクリエイターさんのプロフィールページから「メッセージを送る」をクリックでメッセージのやり取りが可能になります。

いきなり購入を決めるのではなくクリエイターさんとある程度相談してから制作依頼をしましょう。

vtuberのガワの作り方をわかりやすく簡単に説明!

「できればvtuberのガワを自分で作りたい!」という意欲にあふれたあなたは、時間がかかるかもしれませんが自分で制作してみるのも良いと思います。

あなたの理想のガワを一番わかっているのはあなた自身ですので、どのクリエイターさんより希望通りのガワが作れると思います。

ガワを自作するあなたのために、2Dモデル・3Dモデルどちらの作り方もなるべく簡単にご説明します。

2Dモデルの作り方

2Dモデルを作る場合、極端に言えば2ステップで出来ます。

動かすイラストを用意する、イラストに動きを付ける、これで2Dモデルは完成ですが言葉にするのと実際にやってみるのでは全然違うと思います。

2Dモデル制作に必要なもの

ペイントソフト(photoshop,ilustlatar,SAIなど)

モデリングソフト「Live2D」

2Dモデルの良い所はガワを作るのに必要なものが少ないことですね。

絶対に必要なものは上の表のものだけですが、デジタルでイラストを描くならばペンタブレットが必要になります。

まずイラストを用意する、と簡単に書きましたがvtuberのガワ用にイラストを描かなければいけませんので動くことを考えて注意しなければならない点がいくつかあります。

・動かした時のことを考えて見えない部分も描いておく
・正面からの立ち絵にする
・パーツ分けをしておく

vtuberのガワに使うイラストは普通のイラストなら描かなくてもいいところまで描く必要があります。

例えば普段は髪で耳が隠れているとします。しかし髪が揺れれば耳が見えますよね?

この場合髪が揺れた時に見える耳もしっかり描かなければ、髪に動きを付けて揺らした時耳がある位置に何もないというおかしな状態になってしまうのです。

そして非常に重要なのはパーツ分けです。腕や手、手の指から髪の毛など全てをバラバラにパーツとして分けられるようにしておきます。

体のどこを分ければいいかわからない場合、関節のある部分で分けていくのが解りやすいと思います。

髪の毛は一つのパーツとするのではなく、前髪、横髪、後ろ髪という感じに分けてください。

何故このような作業が必要なのかというと次のモデリングの工程でこの分けたパーツごとに動きを付けていくからです。

繊細な動きを求めるほどこのパーツ分けは細かくなっていきます。

私が見たパーツ分け作業では、前髪の毛束一つ一つに動きを付けるためにパーツ分けをして、前髪だけで13個程のパーツになっていました。

このvtuber用にイラストを用意するというのが、今までデジタルイラストを描いた経験のある人がつまずきやすいポイントです。

私もデジタルでイラストを描いたことがありますが、vtuber用イラストの描き方を調べた時に「難しい!!」と思いました。

何故かというとイラストを描く際にバランスを取るためにパーツを気にする事はあっても、バラバラに分けられるようにパーツを描いた事がある人はほとんどいないからです。

その人の絵柄にもよりますがとても繊細に描きこむタイプの人ですとパーツ分けの段階で恐ろしい数になると思います。

私は昔友人(細かく描きこむタイプ)にもらったイラストを試しにパーツ分けしてみましたが、とんでもない数になりました…。

デジタルイラストの経験がある!というあなたもパーツ分けをする、という事を考えてイラストを描くことを強くおすすめします。

イラストが完成したらLive2Dを使ったモデリング作業に入ります。Live2Dでの作業は大きく分けると以下の3つです。

・下準備(メッシュ編集・デフォーマ編集・変形パス編集)
・動きを付ける
・物理演算

Live2Dは非常に親切なことに公式サイトで使い方のチュートリアル動画を配信してくれています。まずはそれを見ながら動きをつけていきましょう。

Live2D公式チュートリアル

Live2Dには無料版と有料版があるのですが何が違うのかというと読み込んで動かせるパーツの数です。

無料版は30パーツまで、有料版は無制限です。初心者は30パーツでもかなり大変だと思うので無料版で良いと思います。

慣れてきてもっと細かく動かしたい!となった時に有料版への切り替えを考えていただければいいと思います。

ざっくりと説明してきましたが、イラストにモデリングをしたら2Dモデルのガワは完成です!

この後はあなたが使おうと思っているソフトを使って完成したガワを動かしてみてください。

3Dモデルの作り方

3Dモデルを作る場合、2Dモデルより作り方の難易度が段違いに跳ね上がります。

2Dモデルはイラストを動かすのに対して、3Dモデルはイラストから立体モデルを作り出していくからです。

3Dモデル制作に必要なもの

ペイントソフト(photoshop,ilustlatar,SAIなど)

3D制作ソフト(Blender,VRoid Studioなど)

2Dモデルと同じくデジタルでイラストを描く場合、ペンタブレットも必要です。3Dモデルの作り方はまずガワの基本となるイラストを作成します。

ここで重要なのは2Dモデルの場合正面からの1枚絵でよかったのですが3Dモデル作成の場合は三面図と呼ばれる描き方をしたものが必要となります。

三面図とは名前の通り正面・右・左からのモデルを描いたものです。後ろから見た場合のイラストもあると便利かもしれません。

3Dモデルの場合イラストを動かすのではないのでパーツ分けは特に必要ありません。

イラストが完成したら、3D制作ソフトを使って立体モデルを作っていきましょう。

3D制作ソフトはたくさんありますが無料かつ評判が良いのが「Blender」と「VRoid Studio」です。

「Blender」は3D制作ソフトの中で最も高機能で、モデリングだけでなくアニメーション、モーショントラッキングなどもつけることができます。

さらに、動画編集まで可能なのが特徴です。ただ機能が充実している分、出来ることが多すぎて混乱してしまいがちです。

高いクオリティの本格的なモデル制作をしたい場合におすすめのソフトです。

「VRoid Studio」はイラスト投稿サイトで有名なPixivがリリースしているモデル製作ソフトです。

身長の高さ、足の長さ、目の大きさなどをゲームのキャラクターメイキングのようにパラメーターを調整し、モデルの基本体型を作ることができます。

デフォルトで既に綺麗なモデルが出来上がっているので、ここから「瞳を大きく」「背を高く」など、詳細なパラメーターを操作してイラストに近いモデルにしていきます。

さらに服、髪、肌など全てのパーツの色は「VRoid Studio」上で変えることが出来ます。

3Dビューで作成中のモデルを確認しながら、編集していけるのも使いやすい点です。

「VRoid Studio」で特徴的なのが髪の毛を作成する場合の操作方法です。イラストで髪を描くようにマウスを使ってなぞることで毛束が作成できます。

人型のモデルしか作れませんが、「Blender」より操作は非常に簡単で初心者におすすめのソフトです。

3D制作ソフトでモデルを作り終えたら、3Dモデルのガワは完成です!

この後はあなたが持っている対応ソフトを使って自作したモデルを動かしてみてください。

まとめ

  • Vtuberのガワを依頼する場合の最低ラインは2Dモデルで6万円以上、最高ラインは15万円前後
  • 3Dモデルのガワを依頼する場合は最低ラインが10万円以上、最高ラインは30万円を超える場合もある
  • 2Dモデルのガワの値段の内訳は「イラスト作成料金」+「Live2Dでのモデリング料金」
  • 3Dモデルのガワの値段の内訳は「デザイン作成料金」+「イラスト作成料金(デザイン料金に含まれる場合もある)」+「モデリング作成料金」
  • 制作依頼をするクリエイターさんを探すには「nizima」か「ココナラ」を使う
  • ガワの制作を依頼する前に「何をどのようなガワでしたいか」をはっきりさせ、依頼するクリエイターさんと相談してから購入する
  • 2Dモデルは「動かすイラストを用意する」、「用意したイラストに動きを付ける」の工程で出来る
  • 3Dモデルは「モデルの基礎になるイラストを用意する」、「イラストをもとに立体モデルを作る」の工程で出来る

vtuberのガワについての疑問や悩みは解決しましたか?プロのクリエイターさんに頼んでガワを作ってもらうも良し、自分でゼロから作ってみるのも良し。

あなたが理想のvtuberのガワで楽しいvtuberライフが送れますように!

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