「ネットで情報発信をしたいけれど、顔を出すのはちょっと怖い…。」
「かわいいデザインのキャラクターで配信をしたい。」
上記のようなことを考えているならvtuberがおすすめです。
本人が直接出演するyoutuberと違って、vtuberはアバターと呼ばれるキャラクターがあなたの動きに合わせて登場します。
vtuberに欠かせないアバターですが、アバターデザインを依頼するにはお金がかかります。
アバターデザインの相場を知らずに依頼すると、損をしてしまうかもしれません。
またアバターデザインは制作会社と個人に依頼するのとでは、相場にも違いがあるんです。
この記事ではvtuberのアバターデザインの相場と、無料で制作する方法、依頼する時の注意点について説明しています。
ぜひアバターのデザインを頼むときの参考にして下さい。
vtuberのデザイン費用の相場は個人と制作会社で違う
あなたがvtuberを始めたいと思った時、まず準備するのはアバターですよね。
「そもそもアバターってどうやって作るの?」
「アバターのデザイン費用って相場はどれくらいなんだろう?」
上記のようなことが気になる人は多いと思います。
まわりでvtuberをやっている人もなかなかいませんし、アバターのデザインの相場を知る機会もあまりないですよね。
vtuberのアバターデザインを依頼する場合は、個人のクリエイターに依頼するか、制作会社に依頼するという2種類の方法があります。
実はvtuberのアバターデザイン費用の相場は、個人に依頼するのと企業に依頼するのとでは大きな差があるんです。
費用だけでなく、求めているクオリティ、アバターのデザイン以外のサポートもしてほしいのかによって依頼するところを選びましょう。
制作会社に依頼
vtuberのアバターデザインを依頼する場合、アバターを2Dモデルにするか3Dモデルにするかによって製作費が変わります。
- 2Dモデル…イラストを加工してアニメーションをつけたアバター。イラストにそのまま動きをつけられるのが特徴。
- 3Dモデル…イラストを立体的に動かすことができるアバター。動作や仕草が人間に近いのが特徴。
また制作会社によっても製作費は異なりますが、おおよその相場というものはあります。
2Dのアバターを作成する場合、20万円程度が相場となっています。
高いところでは100万円以上というところもあるようです。
3Dアバターを作成する場合は、2Dアバターよりも高くなり50万円程度が相場となっています。
高いところでは、なんと200~300万するものもあるんですよ。
制作会社に依頼すると、アバターの制作スケジュールや誰に描いてもらうか、著作権はどうするかなどで価格が決まります。
制約会社や条件によって価格が異なるため、明確な相場はないとされているんですね。
制作会社では個人でアバターのデザインを作成するのと違い、制作工程にディレクションや制作進行業務などが発生するので高めの金額であるといえます。
企画の方向性を決めていくこと。スタッフの指導や指示などの総指揮を指す。
また制作会社は個人に比べてオフィスの賃料や人件費などの運営コストもかかるため、必然的に個人よりもデザインの費用は高くなります。
複数の人間が制作にかかわるため、やり取りに時間がかかることも頭に入れておきましょう。
制作会社ではアバターのデザインだけでなく、アニメーションをつけたりvtuberとしての動画の運用や配信のサポートなども行ってくれる場合が多いですよ。
制作費は高くなりますが、経験と実績のあるプロに任せることで、理想のキャラクターに近づけることができます。
あなたが以下の点に1つでも当てはまるなら、vtuberのアバターデザインを制作会社にお願いするといいですね。
- 質の高いデザインのキャラクターを生み出したい
- 動画投稿をした後の運用もプロに任せたい
- 初期費用に余裕がある
vtuberを仕事として始めるなら、制作会社でアバターデザインを頼むのも良いでしょう。
個人に依頼
vtuberのアバターデザインを個人に依頼する場合も、制作会社に依頼する時と同様に2Dアバターか3Dアバターかによって相場が変わってきます。
2Dアバターの場合、個人のクリエイターが多くいるcoconalaでは5~10万円くらいが相場となっています。
個人では、モデリング+イラスト作成までを行って5万円が一般的です。
設計案い基づいてキャラクターを作ること。
モデリングだけなら1万円ほどで受け付けているクリエイターも中にはいます。
しかし、あまりにも安価な場合アバターの可動域が狭かったり、簡単な動作しか実装できないこともあります。
価格が安いクリエイターのなかには、経験の少ないクリエイターもいます。
求めていたクオリティのアバターデザインに至らないこともあるので注意しましょう。
5万円前後でvtuberのアバターデザインを頼んだときは、自分でキャラクターを動かせるように設定する作業が必要になります。
もし自分でキャラクターを動かす設定が難しいと感じているなら、5~10万円で受け付けているクリエイターを探してみましょう。
5~10万円でvtuberのアバターデザインを受け付けているクリエイターの多くは、モデリング+イラスト作成に加えてオプションをつけています。
オプション内容は以下のようなものが多いですね。
- 細かくレイヤー分け(工程やパーツごとに分けて描くこと)
- 分割されたパーツの納品
- 著作権が買い取れる
- 作成したキャラクターをLive2Dで動かせるように設定する
実績が多いクリエイターや人気のクリエイタ―に依頼する場合、モデリングだけで5万円以上します。
企業から仕事を受けていたり、実績が多数あるクリエイターはクリエイター自身に付加価値があるため高い場合は10万円以上になることもあります。
価格は高くなりますが、その分信頼がおけてクオリティも高いアバターデザインを納品してくれますよ。
人気のクリエイターでもデザインからアニメーションをつけるところまでで15万円ほどでお願いすることができます。
3Dアバターも2Dアバター同様に、coconalaでvtuberのアバターデザインを請け負っているクリエイターが多くいます。
3Dアバターの相場は20~30万円が相場となっています。
2Dアバターと比べて、だいぶ価格が上がった感じがしますよね。
2Dアバターに比べて3Dアバターのほうがクリエイターの技術を要することが多くクオリティを上げるのが難しいとされています。
そのため価格も2Dより3Dのほうが高くなるんですね。
高くなったとはいえ、制作会社に依頼する場合と比べて、低価格でvtuberのデザインを依頼することができます。
1対1でのやり取りなので、事前の見積もりやカスタマイズの相談もでき、クリエイターと費用のすり合わせもおこないやすいでしょう。
あなたが以下の点に1つでも当てはまるなら、個人のクリエイターにvtuberのアバターデザインを依頼すると良いですね。
- 初期費用を抑えたい
- クリエイターと直接やり取りしてアバターデザインをしてもらいたい
- 好きな作風が決まっている
自分ではアバターのデザインはできないけれど、お金はあまりかけられないなら個人のクリエイターに依頼すると良いでしょう。
vtuberのデザインを無料でしたいなら自作しよう
安くても5万円ほどはかかるvtuberのアバターデザインですが、なるべくならお金をかけずにvtuberを始めてみたいと思いませんか?
もしあなたが「ちょっと始めてみたいけどお金をかけてまではなぁ…。」と思っているなら、vtuberのアバターデザインを無料で自作するという手があります。
vtuberのアバターデザインをいちからおこなうには、それなりの技術が必要です。
しかし無料のアプリやソフトを使って、輪郭や目、髪型などを組み合わせるだけで特別な技術がなくてもvtuberのアバターを作ることができるんです。
自作することで無料で始めることはできますが、プロのクリエイターに依頼するよりクオリティは落ちるかもしれません。
お試しでvtuberをやってみたいなら、まずは無料でvtuberのアバターをデザインしてみるのも良いでしょう。
無料アプリでvtuberのアバターを自作する
vtuberのアバターは、無料のアプリを使うことでスマホ1台あれば作ることができます。
課金をしなければ使えない機能もありますが、お試しで始めるのであれば無料の範囲内で問題ないでしょう。
今回はvtuberのアバターを作れる3つの無料アプリをご紹介します。
〈REALITYーバーチャルライブ配信アプリ〉
1つ目はREALITYーバーチャルライブ配信アプリという3Dのアバターをつくることができるアプリです。
好きな見た目のアバターを作り、スマホのインカメラであなたの表情を認識することで、連動してアバターが動くようになっています。
REALITYーバーチャルライブ配信アプリでのアバターの作り方は簡単です。
アバターの設定画面で、体型や肌の色、髪型、目や眉、服装、背景をカスタマイズすることができます。
カスタマイズできる部分と種類は以下のとおりです。
- 肌の色…10種類
- 体格…2種類(胸部のサイズも変更できるM型、身長のみ変更できるF型)
- 髪型…30種類(光沢の色も変更可)
- 目の形…67種類(M型が31種類、F型が36種類、瞳や虹彩の色も変更可)
- 眉毛の形…22種類
- 口の形…13種類(口紅をつけたりネコのような牙がみえたりするタイプもある)
- 耳の形…5種類
- 頭のパーツ…4種類(動物の耳などがある)
- 配信中におこなうポーズ…8種類(そのうち4種類を選択できる)
- 小物…髭やほくろ、チークなど
- 壁と床のデザイン
それぞれのパーツを組み合わせてアバターをデザインするので、自分でイラストが描けなくても簡単に3Dアバターを作ることができます。
またREALITYーバーチャルライブ配信アプリは、その名のとおりアプリ内で作ったアバターを使って24時間いつでもライブ配信をすることが可能です。
案内に従って、数回画面をタップするだけでですぐにライブ配信が始められるようになります。
ライブ配信を視聴している人からコメントがもらえたり、3Dギフトというものがもらえたりしますよ。
タイムラグ(遅延時間)も1秒以下で、画面も高画質。動画視聴よりも通信料がかからずにライブが視聴できます。
ライブ配信以外にも作ったアバターを使って、他の配信者と交流ができて、コラボ配信も可能なんです。
あなたが以下の点に1つでも当てはまるなら、REALITYーバーチャルライブ配信アプリがおすすめです。
- vtuber、youtuber、ライブ配信が好き
- アバター着せ替えが好き
- 仲の良い友達とワイワイおしゃべりしたい
- みんなに歌声を披露したい
- 気の合う仲間を見つけたい
- 誰かを応援したい
- 人気者になりたい
- VR、AR、3Dに興味がある
無料でvtuberのアバターを作って楽しみたい人は、ぜひREALITYーバーチャルライブ配信アプリを使ってみてくださいね。
〈ミラティブのエモモ〉
ミラティブもREALITYーバーチャルライブ配信アプリと同じように、スマホ1台で配信ができるアプリです。
ミラティブは完全無料で使うことができ、ゲーム配信している配信者が多数います。
ミラティブにはエモモというアバター機能がついていて、配信中のあなたの声に反応してミラティブのアプリ上でアバターを動かすことができます。
エモモでは輪郭や目、髪型、口、体型、服などを組み合わせて着せ替えることで、自由にカスタマイズでき、自分好みのアバターを作れますよ。
- 性別…2種類(男性、女性)
- 顔の輪郭…4種類
- 体型…4種類(大型~小型まで選択可)
- 髪型…8種類(ショートからロングまで。カラーはベースの色と明るさを変更可)
- 目…8種類(ぱっちり~きりっと。瞳の色も変更可)
- 口…4種類
- 服装…10種類(学生服~部屋着風まで若者よりの服装が多い)
- 帽子…4種類(キャップやニット帽、ハットなどから選択可)
- 背景(学校などから選択可)
アバターの設定は、目の大きさや髪の長さなどの細かい変更はできません。
完成されたパーツを組み合わせることで、アバターを作ることができます。
ミラティブはiPhoneならiOS13.6以上、AndroidならOS7.0以上であれば使用できますが、エモモは以下の端末が非対応なのでvtuberとして使う場合は注意しましょう。
- iPhone5S以下
- iPad Air第一世代以下
- iPad mini 第二世代以下
- iPad mini 3以下
- PC配信やブラウザでの視聴
いずれはユーザーが作成したVRM形式のオリジナル3Dモデルへ対応できるようにしていきたいと考えているようです。
VRアプリケーション向けのヒト型3Dアバターのデータを扱うための新しいファイルの保存方式。
3Dモデルを扱うファイルの保存方式は、アプリごとの互換性が完全でなかったり、データの作りがツールや制作者によって細かい違いがある。
1度作ったデータを、どのアプリでも同じように扱えるという段階には至っていない。
細かいモデルデータの違いを統一し、アプリ側の取り扱いを簡単にするために作られたのがVRM。
外部で作った3Dアバターをエモモで使用するだけでなく、エモモで作ったアバターを外部で使用するという方向性もありうるとのことです。
今はミラティブ内でしか使うことのできないエモモで作成したアバターですが、新しい機能が実装されればミラティブ以外の場所でも使えるようになるかもしれませんね。
あなたが以下の点に1つでも当てはまるなら、ミラティブのエモモを使ってvtuberを初めてみるのをおすすめします。
- せっかくゲームをするなら、誰か友達と話しながら遊びたい
- パソコンを持っていないので、iPhoneだけでゲーム実況をしたい
- ゲームの実況が見たい
- ゲームの攻略情報が欲しい
- ハマっているゲームの友達や仲間を見つけたい
- リアルタイムの放送やコミュニケーションが好き
- 歌うのが好き
- 動画をよく見る
「こだわってvtuberのアバターデザインを作ってみたい。」「いちからvtuberのアバターをデザインしたい。」ならアプリでアバターを自作するのは向かないかもしれません。
ですが、ちょっとお試しでvtuberをやってみたいなら、エモモで手軽に始めてみるのも良いでしょう。
〈カスタムキャスト〉
カスタムキャストは3Dモデルを作成して、ニコニコ生放送でvtuber配信ができるアプリです。
基本無料で使うことができますが、会員専用サービスは月額500円かかります。
顔や体型、衣装、アクセサリーなどのパーツを組み合わせることで、好みの3Dモデルを作ることができます。
それぞれのパーツの色や大きさ、目の閉じ方まで細かな調整が可能です。
カスタムキャストでカスタマイズできる種類は以下のとおりです。
- ボディカスタム…身体や頭のサイズなど身体の全体像を調整
- ボディパーツ…顔の作り、髪型、目、眉毛などを調整
- ドレスパーツ…衣装や眼鏡、靴、アクセサリーなどを選択
- パーツカスタム…髪の毛の長さやアクセサリーの位置を微調整
スマホのカメラで顔を認識し、ジャイロ機能を使って臨場感のある配信をおこなえますよ。
物体の動きや回転を検知するセンサー。
スマホやゲーム機のコントローラーに内蔵されている。
アプリに登場するキャラクターの動きに反映させたり、デジカメの補正機能に活用されたりしている。
デジタル機器に欠かせない機能になっている。
またカスタムキャストはVRMにも対応しているので、カスタムキャストを使って作った3Dモデルを別のアプリで使用することもできますよ。
簡単にアバターを作って配信する機能は備わっているアプリなので、vtuberをお試しでやってみたいならおすすめです。
無料ソフトでvtuberのアバターを自作する
あなたがパソコンをお持ちであれば無料で使えるソフトを使って、vtuberのアバターデザインをすることが可能です。
VroidStudioというソフトを使えば、3Dアバターの制作が無料でおこなうことができます。
作れるアバターは人型のみで、服装も数種類しかないため、作ることのできるアバターに制限がありますが簡単に3Dアバターを作れますよ。
VroidStudioには顔のパーツや髪型、服などのアイテムが用意されていて、形や大きさ、長さなどをアレンジするパラメータがあります。
また3Dモデルにテクスチャ(質感)を直接描くことでアレンジすることもできます。
VroidStudioで作った3Dモデルのデータやテクスチャ、アイテムのデータは商用・非商用問わずに利用することが可能です。
VRMのファイル形式にも対応しているため、他のソフトやアプリでもあなたが作った3Dモデルのアバターを使うことができます。
vtuberとして活躍して収益を得たいと考えているなら、活動場所が限定されるアプリよりもVroidStudioでアバターを作る方が良いかもしれませんね。
vtuberのデザインを依頼するときの注意点4つ
「vtuberをやってみたいけど、自分でアバターをデザインするのは難しそう。」
「クオリティの高いアバターにしたいから、デザインはプロに依頼したい。」
「vtuberのアバターデザインを依頼したいけど、どうやったら自分の思い描いているイメージを伝えられるかな。」
vtuberを始めるにあたり、上記のような要望や悩みを持つ人が多くいると思います。
お金を出してアバターのデザインをしてもらうので、自分がイメージしているデザインになっていなかったら、がっかりしてしまいますよね。
ですが、あなたが頭の中でイメージしていることは外からは見えないので、アバターを依頼するクリエイターにイメージ通りに伝えるのはなかなか難しいです。
理想通りのアバターを作ってもらうには、希望の伝え方など注意する点が4つあります。
なるべく安く依頼する方法についても、まとめてありますので参考にしてもらえたら嬉しいです。
アバターデザインの希望を細かく伝える
1つ目はイラストの希望はできるだけ細かく伝えるようにするということです。
自分の頭の中にある理想のイメージを、言葉で相手に伝えるのはすごく難しいですよね。
連想ゲームを思い出してもらえるとわかりやすいと思います。
「赤いもの」と言われて、全員が同じものを想像するのはほぼ不可能でしょう。
赤いものはリンゴ、トマト、ポストなど世の中にたくさんあります。
ですが「赤いもの」以外に「食べもの」「果物」などのヒントが追加されれば、「リンゴ」とイメージできますよね。
vtuberのアバターデザインを依頼するときも同じです。
性別や年齢、身長、体型、髪型、服装などや顔のパーツの大きさなどなるべく細かなところまでクリエイターさんとイメージを共有しておきましょう。
細かく要望を出しておくことで、理想に近く完成度の高いデザインが手に入りやすいです。
アバターを動かすところまで依頼する場合は、具体的な動きや仕草も指定しておきましょう。
言葉で伝えるのが難しい場合は、イメージに近い画像や動画など、パッと見てわかるような資料を用意しておくのがおすすめです。
2Dで作るのか3Dで作るのか決めておく
2つ目は、アバターを2Dモデルで作るのか3Dモデルで作るのかを決めてから依頼することです。
2Dは正面を向いたデザインだけあれば完成ですが、3Dモデルは三面図が必要になります。
立体を平面図、正面図、側面図からみた三面で表現する方法。
アバター作成の場合は、正面図、側面図、背面図の三面で描かれることが多い。
デザインだけであれば、三面図の有無だけが違いなので大きな費用差はありません。
3Dモデルはモデルを動かすための仕組みを作る工程に非常に費用がかかります。
この点を考慮して、依頼するようにしましょう。
アバターデザインの著作権について理解しておく
3つ目は著作権に関して、理解しておく必要があるということです。
著作権は原則として、作った人が権利を持っています。
vtuberのアバターデザインの制作を依頼した場合、デザインを描いた人や制作会社が著作権を持つことになります。
デザインを描いた人や制作会社が著作権を持っているということは、そのデザインはあらかじめ決められた範囲中でしか使うことができません。
決められた範囲外でデザインを使いたい場合、著作権者に許可をとる必要があります。
新たに費用が発生することもあるので、アバターのデザインを依頼するときには契約書をきちんと確認するようにしましょう。
個人のクリエイターに依頼する場合は、著作権について明確にしておくことで、後のトラブルを防ぐことができますよ。
制作する時に自分で対応できないことを外注する
4つ目は、自分で対応しきれないところを依頼するということです。
イラストが描けないのに、自分でいちからvtuberのアバターデザインをするのは難しいですよね。
できないことに時間をかけて、満足のいくものができないのであれば、外注した方が高いクオリティのデザインを作ってもらう事ができます。
しかし、外注すると相応のコストや綿密な打ち合わせが必要となります。
制作にかけられる予算と時間を考えて、vtuberのアバターデザインを依頼するか考えましょう。
できるだけ安くする方法も知っておこう
注意点ではありませんが、アバターデザインを依頼する上で安く制作してもらう方法も知っておきましょう。
アバターデザインにお金がかかるのはわかっているけれど、予算に余裕がなく、なるべく安く高クオリティのアバターデザインを手に入れたいと考える人も少なくないですよね。
私も予算を抑えた中で、なるべく自分の希望に沿ったアバターが欲しいと考えると思います。
もしあなたがイラストを描くことができるなら、安くアバターを作ることができますよ。
希望通りのアバターを安く手に入れる方法は、自分でキャラクターイラストを描くことです。
著作権も自分で持つことができ、自分のイメージ通りのデザインにすることができます。
上記でご紹介した無料のアプリやソフトはパーツを組み合わせてアバターを作るものでしたが、月額2000円台~6000円弱でいちからアバタ―が作れるソフトもありますよ。
また、レイヤーを分ける作業(パーツ分け)を自分ですることでコストダウンすることも可能です。
2Dモデルを動かす設定をする時に、2Dモデルの髪や目、手など動かすところのパーツごとに分けてイラストを描くという作業があります。
一定の知識は必要ですが、イラストを描くことができるのであれば難しい作業ではありません。
これから先vtuberは1体しか作らないのであれば、手間を考えるとプロに依頼するのも手でしょう。
まとめ
- vtuberのアバターデザインは制作会社で20万~、個人で5万~が相場となっている
- vtuberのアバターが2Dモデルか3Dモデルかによって相場に幅がある
- vtuberのアバターデザインが相場よりもかなり安い時は、要望通りの質に至らないこともある
- Vtuberのアバターデザインを無料で手に入れたいなら、無料のアプリやソフトで自作しよう
- vtuberのアバターデザインを依頼する時は、希望を細かく伝えたり、著作権について理解するなど注意する点がある
vtuberのアバターデザインの相場を知り、自分の予算とクオリティに合うアバターを制作しましょう。
あなたの理想のアバターでvtuberの活動を楽しんでくださいね。
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