「メタバース」ってよく聞くし、関連株を買ったほうがいいって聞くけど、どの日本銘柄を買えばよいかわからないあなた。
メタバース関連株で日本の注目銘柄を5つ紹介します。
実は私も日本のメタバース関連株にとても興味を持っていて、しっかりとリサーチした上で購入しようと意気込んでおります。
投資経験が少ないあなたも、この記事を読めばメタバース関連株で日本の大注目企業と期待されている理由が分かり今すぐ投資したくなりますよ。
メタバース関連株で注目の日本企業や上昇が期待されている米国企業、開始されたメタバースETF(上場投資信託)についても、わかりやすく解説します。
メタバース関連株の日本銘柄おすすめ5選!
今後伸びていくであろうメタバース関連株に投資したいけれど、どの企業が良いのかわからないあなた。
どの株を選べばいいのか、わかりやすく5選に絞っておすすめします!
- 任天堂株式会社
- ソニー株式会社
- パナソニック株式会社
- KDDI株式会社
- グリー株式会社
これから一つずつ、これらの企業の注目ポイントやメタバースに対する取り組みなどを解説していきます。
任天堂株式会社
任天堂は、主に玩具やコンピューターゲームの開発・製造・販売を行っている企業です。
最近メタバース関連で例に出されることの多い「あつまれ どうぶつの森」を開発・販売しています。
私も小学生のころキューブの「どうぶつの森」が流行り、釣りや買い物をしたりするのが楽しくてものすごい時間を費やしました。
そして2020年に発売された「あつまれ どうぶつの森」の大ヒットにより、メタバースへの関心も高まっているのではないでしょうか。
メタバースはそのようなゲームの世界をさらに発展させ、また他の分野へ応用する役割を担います。

任天堂はメタバースについてどのように考えているのだろう?
これに関しては任天堂の古川取締役社長がメタバースに関する見解をこう語っていました。

大きな可能性は感じるが、同社が大事にしている驚きや楽しみを利用者に提供できるかを考慮しなくてはならない。
メタバースに関する明確な発言はないものの、ゲームと相性の良いメタバースを取り入れ今後も発展していくと考えられますね!
ソニー株式会社
ソニーは電機メーカーとして有名な企業です。その他にも、モバイル事業やゲーム、ネットワークサービスも行っています。
さらにそれに伴う半導体事業も展開しています。また、ソニーは連結子会社数が上場企業の中で最も多く、言わずと知れた大企業です。
事業ごとにそれぞれの子会社を束にして、グループ全体で事業を展開している企業です。
業績は過去20年でもっとも好調で、映画や音楽、ゲーム事業など、ソニーが昔から力を入れているエンターテイメント事業により、高収益になっています。
また、2020年7月と翌4月、ソニーグループは「フォートナイト」の販売元である米エピック・ゲームズに対し多額の出資を発表しました。
それでけでなく、2022年2月には過去最高額の36億ドル(約4100億円)で米ゲーム大手のバンジー買収することを発表しています。

こうした動きは全て、メタバースへの事業拡大加速に繋がる施策だと言えるね!
さらに、VRゴーグルで見る映像コンテンツ作成技術も発表しました。ソニーは、これらでメタバース(仮想世界)の構築を独自に進めていく戦略のようです。
「仮想現実の先に新しい未来を描いていく」という今後のソニーに大注目です。
パナソニック株式会社
パナソニックは日本が誇る電機メーカーで、電化製品、FA機器、情報通信機器、住宅関連機器等の生産・販売・サービスを行っています。
パナソニック創業者、松下幸之助氏も知らない人はいないくらい有名ですよね。
私も電化製品を買うときはパナソニック製品への安心感から絶対にパナソニックを選んでしまいます。

パナソニックは幅広く事業を行っているけど、メタバースにも参入するって本当?
パナソニックは2022年1月メタバース関連事業に本格参入すると発表しました。
そして2年前にパナソニックが参考出展していたVRグラスを、100%子会社のShiftallが引き継ぎ、「MeganeX」として製品化したものが発表されました。
「MeganeX」はメガネ型のVRゴーグルで、超高解像度・超軽量で価格は10万円未満。更にスピーカー内蔵で折りたたみ式なので持ち運びも容易です。
また、仮想現実(VR)に対応するヘッドセットやマイクなど3種類の端末の販売も予定しており、新たな需要の開拓を目指しています。
この新製品から、パナソニックがメタバースに本気で参入していくことがうかがえますね。
今後もメタバース関連製品をたくさん生み出してくれるであろうパナソニックに期待大です。
KDDI株式会社
電気通信事業を行っているKDDI。スマートフォンも普及し、お世話になっている方も多い企業ではないでしょうか。
KDDIは次世代をリードすると言っており、5Gの技術は私たちの生活を変貌させる可能性を十分に秘めているので、今後も成長性の見込める企業だといえます。
既にメタバースにも参入していて、2020年5月渋谷の街をメタバース上で再現した渋谷区公認の「バーチャル渋谷」を公開しました。
これまでもハロウィンのイベントや、サッカー日本代表戦のパブリックビューイングなどをメタバース上で実施して、のべ100万人を集めました。
また、実在の都市と仮想空間を連動させた街づくり事業も本格的に始動する予定です。

すでに実績があるKDDIは日本のメタバースを牽引してくれること間違いなし!KDDIの株はもっておいた方がいいかもね。
グリー株式会社
グリーは日本のインターネット企業で、ゲーム事業、メタバース事業、メディア事業、広告事業、投資事業を行っています。

昔グリーの「釣りスタ」にすごくハマったけど、グリーはどのような形でメタバースに参入するのだろう。
グリーは100%子会社「REALITY」を中心としてメタバース事業に参入しました。「REALITY」とはスマホ1台でリアルタイム配信を行うことができるアプリです。
誰でもいわゆるVtuberとして自分好みのアバターで顔を出さずに、雑談やゲームプレイ動画を配信することができます。
また、視聴だけの利用も可能で、視聴者は配信者にコメントやギフトを贈り配信を盛り上げることもできるコンテンツです。
「REALITY」はメタバースとの相性も良い為、この「REALITY」を基盤にメタバース事業を進化させていくようです。
そして、今後2~3年で100億円規模の事業投資を行う予定で、グローバル規模で数億人以上のユーザーを目指していくようです。
これはメタバース事業でもすごい業績を残してくれそうですね!「REALITY」からYouTuberのようなスターも生まれそうです。
メタバースとは?日本銘柄が注目の理由についても解説
そもそもメタバースがなんのことだかわからないあなた。日本のメタバース関連株が注目がなぜ注目を浴びているのか知りたいあなた。
メタバースとは何かとメタバース関連株の日本銘柄が注目を浴びている理由ををわかりやすく説明します。
〈メタバースとは〉
- ネット上に作られた仮想空間で、ユーザー同士が様々なコミュニケーションやコンテンツを楽しめる世界のこと
- メタバース空間では、ゲームだけでなく会議やプレゼンなどの仕事、買い物もできる
- 趣味を通じて考え方の似た人々が集まる場所もできる
- メタバース(仮想空間)では、アバターの姿で現実世界同様の生活ができるようになるとされている
メタバースは、実体は現実にありながらも、仮想の世界を楽しめる空間を指しています。
人種や性別、年齢や住んでいる場所など関係なく、誰でも自分の好きな姿で、好きなことが出来るようになります。
イメージするのは少し難しいかもしれませんが、映画ではメタバースの世界が描かれているものも多くあります。
「サマーウォーズ」や「竜とそばかすの姫」「 マトリックス 」などは有名ですね。
また、ゲームでは「あつまれ どうぶつの森」も広い意味でのメタバースだとされています。
そしてメタバース空間でたくさんの人が集まり、自由にコミュニケーションをとるようになれば、物やサービスのやりとりが生まれます。
〈日本のメタバース関連株が注目されている理由〉
- 日本はアニメや漫画の文化があり、この文化はメタバースのアバターとの相性が良い
- 日本でITの代名詞となったソーシャルゲームの技術が、そのままメタバースに使える
世界中で注目されているメタバースですが、このような理由で日本企業こそ、メタバースと相性が良いと言われています。
VTuberは日本を中心に盛り上がっていることや、アニメや漫画が文化としてあることから、メタバースのアバターとも相性がいいのです。
そして、ソーシャルゲームとはSNSが提供するゲームサービスのことです。
メタバースに必要な技術はソーシャルゲームで使われている技術なことから日本はメタバースと相性が良いといわれています。
ゲームエンジン、アバター、キャラクターのクリエイティブさ、デザインという観点からも、完全にメタバースに活用できるようです。
このような理由で、多くの企業がメタバースに注目し、参入しているのです。
メタバース関連株で米国企業のおすすめ3選!
米国のメタバース関連株は、すでに世界中の投資家から大注目されています。
メタバース関連の米国株を買おうか迷っているあなた。将来性のある米国のメタバース関連株は買わないと損ですよ。
米国ではメタバース関連株の株価上昇が止まりません。そこで期待されている米国のメタバース関連株を3つ紹介します。
メタ・プラットフォームズ
「Facebook」が社名を「メタ」に変えたことで、世界中の企業がメタバース市場に参入するきっかけとなりました。
メタはメタバース事業に100億円以上投資し、これによりマーク・ザッカーバーグCEOは今後数年間収益が見込めないことを認めています。
しかし、メタバースには1兆ドル(約110兆円)のビジネスチャンスがあるとも発言しています。メタバースの火付け役が今後どのように成長していくのか楽しみですね。
ユニティ・ソフトウェア
ユニティ・ソフトウェアはゲームエンジンを提供している企業です。
ゲームエンジン業界で圧倒的な地位を占めており、モバイルやPCのトップゲームの 50% 以上を作っています。
マイクロソフトが近年手がけているヘッドマウントディスプレイ型のMR(複合現実)デバイスがホロレンズです。
そのバーチャルな空間と融合した世界が体験できるホロレンズの91%がユニティのプラットフォームで作られています。
このことからもすでに確固たる地位を築いているのは間違いありません。メタバースにより今後も大きく成長していくでしょう。
マイクロソフトコーポレーション
マイクロソフトは時価総額でアップルを上回る世界最大の上場企業です。マイクロソフトもメタバースを意識した新サービスの計画を発表しています。
マイクロソフトはオンラインツール「Microsoft Teams」をメタバース仕様に進化させるようです。
「Microsoft Teams」とは、チャットやビデオ会議ができるビジネス向けのオンラインツールです。
リモートワークへシフトされてきたことで、ユーザー数は急増し2億5000万人に達したと伝えています。
この「Microsoft Teams」に3Dアバターの導入をし、メタバース仕様にしていく計画です。
すでにたくさんのユーザー数がいるツールがメタバースを取り入れどのように変化していくか注目ですね。
メタバース関連株で米国企業が期待上昇の理由
「GAFAM」中の2社。メタとマイクロソフトがメタバース参入したことで米国のメタバース関連株の期待も上昇しています。
「GAFAM」とはIT企業の最大手である5社Google、Amazon、Facebook(現メタ)、Apple、Microsoftの頭文字を取った呼び名のことです。
世界中で注目を集める米国のテック企業最大手の「GAFAM」。その巨大テック企業も今後はメタバース参入し様々な展開が見られるようになるはずです。
そしてナイキ、ダイムラーなどGAFAM以外の米国大手企業もメタバースへの取り組みを開始しています。

米国企業はGAFAMを中心に、今後メタバースをめぐる動きは大きくなっていきそうだね。
メタバース関連株を購入するなら楽天証券がおすすめ
メタバース関連株に投資をするなら、手数料を押さえて投資できる楽天証券がおすすめです。
〈楽天証券のおすすめポイント〉
- 手数料が安い
- 取扱商品やサービス充実度がトップレベル
- 楽天ポイントも貯まる
楽天証券は手数料が低く、多くのキャンペーンも実施されているので、とても人気が高いネット証券です。
楽天グループの証券会社なので、楽天ポイントを使ったり貯めたりもできてとても魅力的ですね!
私も楽天ヘビーユーザーなので、ポイントがたまる楽天証券を開設しています。パソコン初心者の私でも簡単に口座開設できましたよ。
メタバース関連株にも簡単に投資ができます。新規口座開設数も業界トップで、多くの投資家から支持されているので安心ですね。
また、パソコンだけでなく、スマホアプリも使いやすく設計されているので、投資初心者の方はぜひ楽天証券を利用してみましょう。
メタバース関連株の上場投資信託もスタート!
さて、ここまで読んでたくさんのメタバース関連株に興味が出てきたあなたへ、さらにホットなニュースをお伝えします!
2021年6月、米投資顧問会社ラウンドヒル・インベストメンツは、メタバース関連株にまとめて投資できる上場投資信託を提供開始しました。
その名も「ラウンドヒル・ボール・メタバースETF(上場投資信託)」です。
- 組入銘柄にはメタバース関連分野の企業が幅広くラインアップされ、株価上振れを期待できるものが多い
- 個別で一つ一つ株を購入するよりもまとめて投資できるので便利
- 今後数年間で、メタバースの大きな市場成長が見込まれる
この上場投資信託、組入銘柄は44銘柄で構成されており、その時々で比率や上位が入れ替わっています。
これにはメタバースに不可欠なインフラ企業やハードウェア企業・決済や仮想通貨の金融サービスを提供する企業などの米企業が幅広く含まれています。

なんと日本の銘柄も入っているよ!任天堂とソニーが数%ずつ組み入れられているんだ。
自分で調べて一つずつ関連株を購入する場合、そこまで広い視野を持って探せるかというとなかなか難しいですよね。
そのようなメタバース株初心者であっても、少額から始められるこのETFは試してみる価値がありそうです。
メタバースの市場規模については、米投資運用会社であるアークインベストメントによると「2020年の2,000億ドルから、2025年までに4000億ドル(約46兆円)に達する」と予測されています。
さらにブルームバーグ・インテリジェンス(リサーチツール)によると「2024年までに8000億ドル(約92兆円)に達する」とまで言われているのです!

これは目が離せない!注目され始めている今、メタバース上場投資信託を始めてみて経過を観察するのはとても有効だと考えられるよ。
2022年2月現在、「ラウンドヒル・ボール・メタバースETF」が購入できる証券会社はIG証券とFirstrade証券、そしてサクソンバンク証券の3社のみです。
まとめ
- 日本のメタバース関連株でおすすめは、任天堂、ソニー、パナソニック、KDDI、グリーの5社がある
- 漫画やアニメの文化があることや、ソーシャルゲームの技術がメタバースに使えるので日本のメタバース関連株は注目されている
- メタバースはネット上の仮想空間で、アバターを通して現実世界同様の生活ができ、そこにビジネスも生まれる
- 米国のメタバース関連株では、マイクロソフト、メタ、ユニティ・ソフトウエアの期待が上昇している
- 世界中で注目を集める米国のテック企業GAFAMもメタバース参入することで、今後様々な展開が見られるようになる
- メタバース関連株に投資をするなら、楽天証券がおすすめ
- 米投資顧問会社ラウンドヒル・インベストメンツは、メタバース関連株にまとめて投資できる上場投資信託を提供開始した
- ラウンドヒル・ボール・メタバースETFはメタバース関連分野の企業が幅広くラインアップされ、株価上振れを期待できる
- 今後数年間で、メタバースの大きな市場成長が見込まれるのでまとめて投資できる投資信託はおすすめできる
メタバースはさらに認知され、とても可能性のある市場なので、今メタバース関連株を買わないのは損ですね。
そして日本のメタバース関連株も世界から注目を浴びているので、あの時買っておけば…と後悔しないように、口座開設して購入を検討してみてくださいね。
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