電気工事士2種試験の令和4年度申し込み方法と試験のポイントを解説! | オンライン総合研究所

電気工事士2種試験の令和4年度申し込み方法と試験のポイントを解説!

オンライン

令和4年度の第2種電気工事士試験の情報が、一般財団法人電気技術者試験センターより発表されましたね。

第2種電気工事士試験は上期と下期、年2回試験があります。

年間合わせて受験者は12〜13万人いますが、合格率は筆記試験は50〜60%台、技能試験は50%台といわれています。

受験の申し込み方法は毎年一緒でしょ?

第2種電気工事士試験の申し込み方法は毎年少しずつ内容が変更されている為、受験前には確認が必要です。

この記事では令和4年度第2種電気工事士試験の申し込み方法と実技試験でのポイントについて解説していきます。

今年は受験しようとしているあなた、受験前に情報収集したいあなたにとって役立つ情報をまとめましたので参考にして頂けたら嬉しいです♪

 

 

電気工事士2種の試験申し込み方法は2通りある

第2種電気工事士の試験申し込み方法は2通りあり、インターネットと書面からの申し込み方法があります。

試験の申し込み期間は同じですが、事前に準備するものや対象者、料金などが異なってきます。

試験への申し込みがあなたにとって最適な方法で出来るとやる気にも繋がりますよね。

資格取得の為にまずは試験への申し込みをスムーズに済ませ、合格するための勉強時間に費やしましょう!

では、それぞれの申し込み方法と注意点について解説していきます。

 

インターネットによる申し込みは事前用意が必要

インターネットによる申し込み方法は事前にマイページの作成と顔写真の登録が必要です。

インターネットによる申し込みをする場合は個人と団体が対象です。

それではインターネットによる申し込み方法について詳しく解説していきます。

  1. 一般財団法人電気技術者試験センターのサイトで、申し込み画面の手順に従って必要事項を入力しマイページを作成する
    ※顔写真の登録が必要な為、事前に準備をしておく
  2. 受験手数料の決済画面に進み、希望の方法を選択する
    (クレジットカード、コンビニ決済、ペイジー決済、指定銀行口座への振込)
  3. 画面に表示された支払い期限内に受験手数料を納付する

インターネットによる申し込みの場合の受験料は税込9,300円です。

クレジットカード、コンビニ決済、ペイジー決済の場合は別途事務手数料が必要になってきます。

また、銀行への振込の場合も振込手数料は申込者負担です。

インターネットでの申し込みはマイページの作成と顔写真の用意が必要なので、時間に余裕を持った申し込みをする必要がありますね。

 

書面による申し込みは受験案内を入手する

書面による申し込み方法は事前に受験案内を入手する必要があります。

書面による申し込みをする場合は個人のみ対象で団体での申し込みはできません。

それでは書面による申し込み方法について詳しく解説していきます。

  1. 第2種電気工事士試験用の受験案内を入手する
  2. 受験申込書に所定の事項を記入の上、写真を貼付する
  3. 所定の振込取扱表により、受験手数料をゆうちょ銀行にて払い込む(手数料は自己負担)
  4. 受験申込書を郵便局より、投函する
  5. 受験申込と受験手数料の入金が確認された後、試験日の約2週間前に試験センターより受験票が郵送される
  6. 書面からの申し込みでもマイページの作成、閲覧が可能

受験案内の入手方法は、送料分の金額の切手を貼った返送用封筒に必要事項を記載の上試験センター本部事務局へ郵送します。

〈返送用封筒に記載する必要事項〉

  • 自宅住所
  • 氏名
  • 電話番号
  • 「第2種電気工事士試験上期(下期)試験受験案内請求」と朱書きする

試験センターへ封筒が届き次第受験案内を送付してくれますが、到着まで1週間程度かかるのようです。

また、受付終了間近に届いた場合は対応してくれない場合があるので余裕を持った対応が必要です。

書面による申し込みの場合の受験料は税込9,600円です。

インターネット申し込みより受験料が少し高いのと、受験案内を入手するのにお金と時間がかかってしまうので注意が必要です。

第2種電気工事士試験の申し込みをする際には、どちらの方法でも時間に余裕を持った行動を心がける事が大切ですね!

 

 

電気工事士2種の実技試験は3つの能力を意識しよう

第2種電気工事士の実技試験は、一般用電気工作物の保安に関して必要な3つの能力が重視されています。

一般社団法人電気技術者試験センターのホームページに載っている内容をご紹介します。

実技試験で意識すべき3つの能力
  1. 回路を的確に構成する能力
  2. 配線図や施工条件を理解し遵守する能力
  3. 接続などの作業を的確に行う能力

実技試験の合格のためにはこの3つの能力を意識した取り組みが必要な為、受験前に一読して頭に入れておく事をおすすめします。

この3つの能力は言い換えると次のような能力が求められています。

回路を的確に構成する能力 →時間内に配線図通りの作品を完成させることが出来る
配線図や施工条件を理解し遵守する能力 →施工条件をしっかりと守ることが出来る
接続などの作業を的確に行う能力 →基本の接続作業を確実に実施出来る

技能試験では基本的な事をしっかりと理解し、時間内に確実に作業を実施出来るかを問われているということがわかりますね。

では、具体的な実技試験対策ではどんな準備や対策が必要なのか解説していきます。

 

実技試験は早めのテキスト購入がおすすめ

第2種電気工事士の実技試験対策は早めのテキスト購入する事をおすすめします。

実技試験は筆記試験が終わった約2ヶ月後に実施される為、合否がわかり次第準備しようという場合も多いのではないでしょうか。

しかし、試験後はテキストが売り切れてしまい入手が困難な場合があるそうです。

せっかく筆記試験に受かったのならばしっかりと対策をして実技試験も合わせて合格したいですよね。

実技試験のテキストを購入する場合は絵が多くて解説が充実しているもの、最新版を購入する事をおすすめします。

また、自分で勉強するのに自信がないという場合は通信講座を受講するという手段もあります。

あなたにあった試験対策を行い技能試験に合格しましょう。

 

実技試験は事前に候補問題が公開される

第2種電気工事士実技試験は事前に13つの候補問題が公表され、その中から1問出題されます。

毎年1月に一般社団法人電気技術者試験センターから実技試験候補問題が公表され、その年の実技試験は公表された候補の中から出題されます。

試験時間は40分間で、内容は配線図を使って配線の作業や施工をします。

事前に候補の問題が公開されている為、対策を行い何度も事前に候補問題を繰り返し行い基本操作の確認をする事が大切です。

ケアレスミスを無くせば合格への実は開けますので、落ち着いて取り組みましょう。

 

実技試験で必要な工具や材料は自分で用意が必要

第2種電気工事実技試験で必要な工具や材料は自分で用意する必要があります。

一般財団法人電気技術者センターによる試験で最低限必要な工具や材料は7つあり、指定工具として示されています。

  • 電工ナイフ
  • ペンチ
  • 圧着ペンチ(リングスリーブ用JIS適合品)
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • ウォータポンププライヤ
  • スケール

こちらの7つの指定工具の他に、電気工具以外全ての工具を使用することが可能です。

また、試験問題によっては必要なケーブルや器具を揃える必要がありますが、ネットで購入が可能です。

ネットで購入する場合は配達まで時間がかかる場合もあるので、時間に余裕を持って対応するのがおすすめです。

時間に余裕を持って必要な工具以外の教材も準備しておきましょう。

 

 

電気工事士2種の試験日は上期と下期で申込期間が違う

令和4年度の第2種電気工事士の試験日は上期と下期の2回あり、試験の申込期間が異なるので事前の確認が必要です。

上期試験は申込受付期間が約3週間あるのに対して、下期試験は約2週間ちょっとしかないので注意しましょう。

令和4年度の各試験日をわかりやすく表にまとめました。

項目 上期試験 下期試験
受験申込受付期間 3月18日(金)〜4月7日(木) 8月22日(月)〜9月8日(木)
筆記試験 5月29日(日) 10月30日(日)
技能試験 7月23日(土)または7月24日(日) 12月24日(土)または12月25日(日)

第2種電気工事士試験の筆記免除者も受験申込受付期間に申し込む必要があり、免除対象者である事の登録が必要です。

筆記免除者である事が登録が出来ていないと再度筆記試験からの受験となり、不合格だった場合は技能試験の受験はできません。

インターネットと書面の申し込みどちらの場合も、筆記試験免除の項目があるので忘れずにチェックを入れましょう。

また、令和4年度の第2種電気工事士試験の合格発表日はまだ公表されていません。

毎年筆記・技能試験ともに試験日から約1ヶ月後に発表されることが多いので今年も同じ時期と予想されます。

合否が気になり1ヶ月も待てない!

そんな場合は試験の2〜3日後に筆記試験の解答を解説してくれるサイトもあるので、自己採点してみてもいいですね。

ただし一般社団法人電気技術者センターの解説する解答ではないので、納得の上確認して下さい。

 

 

まとめ

  • 第2種電気工事士の試験申し込み方法は書面とインターネットからの申し込み2通りある
  • インターネットによる申し込み方法は事前にマイページの作成と顔写真の登録が必要
  • 書面による申し込み方法は事前に受験案内を入手する必要がある
  • 実技試験は、一般用電気工作物の保安に関して必要な3つの能力が重視されている
  • 実技試験は早めのテキスト購入で対策と必要な工具や材料を用意する必要がある
  • 実技試験は事前に13つの候補問題が公表され、その中から1問出題される
  • 令和4年度の第2種電気工事士の試験日は上期と下期の2回あり、試験の申込期間が異なるので事前の確認が必要

第2種電気工事士試験の申し込み方法は2通りありますが、インターネットでの申し込み方法が手軽です。

事前に用意するものもあるので、自分の受験する試験日を確認し早めの行動が大切です。

試験への申し込みはスタートラインなので、この記事を参考に申し込みを済ませ第2種電気工事士試験を受験しましょう♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました