オンラインショッピング、オンラインライブ、リモートワーク、リモート飲み会など、オンラインやリモートという言葉をよく耳にするようになりましたね。
仕事においては、リモートワークをする機会が増え、オンライン上での会議や飲み会などを経験した事があるかもしれません。
わざわざ、外に出る事がなくオンラインで、買い物やライブなど自宅でゆっくり楽しむ事ができるようにもなりましたね。
オンラインで様々な事ができるようになり、よく耳にするようになったオンラインとリモート。違いが、少しややこしいですよね。
私も以前はどんな違いがあるのか、よくわかりませんでしたが、仕事で使うようになり、きちんと調べてわかるようになりました。
この記事では、オンラインとリモートの違いについてまとめましたので、ぜひご覧ください。
オンラインとリモートの違い
それでは、早速オンラインとリモートにはいったいどんな違いがあるのか説明しますね。
オンラインとは
オンライン〇〇と表現される場合は、基本的に「インターネットに繋がっている状態」のことを言います。
オンラインショッピングやオンラインゲームなど、「インターネットを使って何かをする」という場合に使う言葉ですよね!
リモートとは
リモートの場合は、どうでしょうか?リモートの意味を、理解するのに一番わかりやすい例えは「リモコン」です。
リモコンはリモート・コントローラーの略ですが、これを日本語に訳すと「遠隔操作」と言います。
ラジコンやドローンなどを遠隔で操作するためのリモコンは、ほとんどはインターネットに接続しているわけではなく、機体を遠隔で操作するために作られています。
つまり、リモートとは「遠く離れた場所=遠隔から」「何らかの指示をだす」という2つのことを表したい時に用いられる言葉なのです。
オンラインとリモートとテレワークの違い
リモートワークという言葉はよく耳にしますが、オンラインワークとテレワークとでは何が違うのでしょうか?
リモートワーク、オンラインワーク、テレワークと呼び方はいろいろありますが、結論から言うと、ほとんど同じ意味なのです。
主にネット回線を使って、自宅やカフェなど会社のオフィス以外で働くことを言います。それでは、どういった違いがあるのかを説明しますね。
オンラインワーク
オンラインワーク、という言葉はあんまり使われませんよね。
オンラインとワークという言葉から、インターネット回線などのオンラインで繋がり、働くということなのです。
リモートワーク
リモートワークはremote「遠隔・遠い」work「働く」の2つが合わさった言葉です。
つまり、リモートワークとは、会社のオフィスに出社することなく、会社以外の遠く離れた場所で働くことを意味します。
会社のオフィスを離れて、仕事を自分の好きな場所で行えるのはいいですよね。
オンラインワークとの違いですが、リモートワークは遠くで働くという意味合いなので、インターネットなどのオンラインを使わなくてもリモートワークになるということです。
そんなに違いがないので、少しややこしいなと思ってしまいますね。
テレワーク
テレワークとは、Tel(離れて)とWork(仕事)を組み合わせた言葉です。
私はテレワークのテレは、telephone(電話)だと思っていました。
テレワークとは、国によって「場所や時間を有効に活用する柔軟な働き方」と定義されています。
オンラインワーク、リモートワークとの違いは、テレワークの定義に、「時間」が明記されていることです。そして、「有効に活用する」いう点です。
テレワークは、国の政策ということもあり、働く場所に加えて、時間も柔軟にすることで、働く人や企業にもメリットをもたらすことを意味しているのです。
さらに、テレワークは働き方が3つに分けられます。
- 在宅勤務
- モバイル勤務
- サテライトオフィス
在宅勤務
在宅勤務とは、会社のオフィスに出勤をせずに、自宅を就業場所として働く勤務形態のことをいいます。
ノートパソコンなど使って自宅で作業し、会社との連絡は、主にインターネットや電話、FAXなどを使っておこないます。
モバイル勤務
移動中の電車などの車内や顧客先、カフェ、ホテルなどを就業場所とする働き方です。
隙間時間・待機時間に働けるので効率的でいいですね。
サテライトオフィス
サテライトオフィスとは、企業や団体の本社・本拠から離れた場所にあるオフィスのことです。
支社や支店、営業所とはどう違うのだろうと疑問に思いますよね。
確かに、本社と別の場所にあるオフィスという意味では同じです。しかし支社・支店・営業所は、事業や業務という視点から見た呼び方なのです。
一方、サテライトオフィスは従業員の働き方に重点を置いた呼び方で、従業員によっては本社よりも通勤しやすい場所に作られた、本社と同様の仕事ができるオフィスなのです。
通勤時間に時間を取られずに、働ける場所があるのはいいですね。
オンラインとリモートの人気アプリ5選
リモート会議、オンライン飲み会などアプリを使って会議や飲み会などを開く事が増えたのではないでしょうか?
アプリもたくさんあって、どれがいいのか迷いますよね。ここでは、そんなときに使うオススメアプリを5つ紹介しますね。
LINE
ほとんどの人がすでに使っている「LINE」であれば、すぐにトークから始めることができますよ。
「LINE」のアプリついてまとめたので、下の表を参考にしてください。
アプリのインストール | パソコン必要 スマホ必要 |
最大同時接続人数 | 200人 |
接続時間制限 | なし |
画像共有の可否 | ◯ |
使いやすさ | LINEでつながっていればクリックひとつで始められる |
使い勝手 | エフェクトやゲームもあり、友達同士で盛り上がれる |
デメリット | スマホでは同時表示が6人まで。仕事には不向き |
3人以上はグループを作ることで同時にビデオ通話が可能なので、手軽に誘えますよね。
エフェクトや顔加工はもちろん、画像やyou tubeを一緒に共有できるので、一緒に見ながら楽しむことができますよ。
「Face Play」を使えば顔を使ったゲームが無料で10種類も遊べるので、小さいお子さんも退屈せずに参加できますよ。
通話中に他のLINE通知が来た時は、そっちが気になってしまうかもしれません。
しかし、ビデオ通話をしながらアプリ内で場面の切り替えが可能なのでビデオ通話をしながら返信ができますよ。
Zoom
リモートワークが広く普及して、よく耳にするようになったのが、「Zoom」ですよね。「Zoom」についても下の表に詳しくまとめました。
アプリのインストール | パソコン不要(ブラウザでも可) スマホ必要 |
最大同時接続人数 | 100人 |
接続時間制限 | 3人以上は40分(2人までは無制限) |
画面の共有の可否 | ◯ |
使いやすさ | 仮想背景が利用できるので、家の中を写したくないときに便利 |
使い勝手 | 機能が豊富なので使いこなしには慣れが必要 |
デメリット | URLを知っていれば参加できる手軽さの一方で、知らない人が紛れ込まないように注意が必要 |
主催者が「Zoom」のアカウントを持っていれば、URLをメールで送る事で参加者はアカウントを作らなくても参加ができます。
Web会議に特化していることもあり、チャットでメモ書きをしたりGoogleカレンダーと連携ができるので予定が立てやすいのも特徴です。
もちろん、パソコンのファイルデータを共有する事もできますよ。
「zoom」にはバーチャル背景がありますので、 背景を変えて部屋を隠すことができます。
自分の部屋が見られたくない場合には、とてもいい機能ですね。
Skype
マイクロソフト社の「Skype」は以前からよく知られて、使われていますが、こちらも複数人とのビデオ通話に対応していますよ。
アプリのインストール | パソコン不要 スマホ不要 |
最大同時接続人数 | 50人 |
接続制限時間 | なし |
画像共有の可否 | ◯ |
使いやすさ | 主催者も招待されたメンバーも、アカウント登録やアプリのインストールが不要 パソコンやアプリ操作に詳しくない人でも使いやすい |
使い勝手 | 主催者は発行されたURLを招待したいメンバーに共有するだけ 参加したいメンバーはURLをクリックするだけ |
デメリット | 最大人数が50人まで |
アカウントを持っている人はすぐに参加可能ですし、新しく追加された「Meet Now」という機能を使えばアカウントを持っていない人でも参加する事ができるようになりました。
字幕機能が付いているので、聴覚障害の方とのコミュニケーションもできますし、騒がしい場所からの会議に参加することもできますね。
パソコンでは画面共有や録音録画もできるため、Web会議やオンライン講座としても安心して使えます。
Messenger
海外の利用者も多い、FacebookやInstegramを利用している人には「Messenger」がオススメです。
アプリのインストール | パソコン不要(ブラウザでも可) スマホ必要 |
最大同時接続人数 | 50人 |
接続制限時間 | なし |
画像共有の可否 | ◯ |
使いやすさ | パソコンの場合はブラウザで利用可能 |
使い勝手 | チャットと同じ画面で簡単にビデオ通話に切り替えられる |
デメリット | Facebookユーザーでないと使えない |
Facebook版のLINEのようなツールで、メールや通話も無料でできます。
友達になっていない人でもアカウントがあれば参加が可能なので、友達の輪を広げるのにはぴったりかもしれません。
エフェクトや背景の加工には対応していませんでしたが「Messenger Room」としてアップデートされたので、対応可能になりましたよ。
主催者はグループにロックをかけて他の人を入れないようにすることができ、また、参加者を退場させる権限もあるのでセキュリティー面でも安心なのです。
Google Meet
Googleは以前、ビデオ会議ツールとして提供していた「Hangouts Meet」が2020年5月に名前を変え、一般向けに無料で開放されたのが「Google Meet」です。
アプリのインストール | パソコン不要(ブラウザでも可) スマホ必要 |
最大同時接続人数 | 100人 |
接続制限時間 | 60分 |
画像共有の可否 | ◯ |
使いやすさ | パソコンの場合はブラウザで利用可能 |
使い勝手 | 英語では字幕機能を備える |
デメリット | Googleのアカウントが必要 録音・録画機能などは有料版でしか使えない |
「Google Meet」でオンライン会議を開催する場合、Googleアカウントが必須なのは主催者だけで、参加者はGoogleアカウントがなくても参加できます。
ふだん、Googleサービスを利用していない人でも気軽に利用できていいですね。
バーチャル背景機能は、残念ながら搭載されていません。
しかし、画像加工アプリ「Snap Camera」と連携する事ができるのです。
「Snap Camera」は背景を変えて部屋を隠すことができる機能や、メイク加工をしてくれる機能などがあります。
リモートワーク中のすっぴんを隠したいという女性には、すごく嬉しいですよね!!
「Snap Camera」は、「Zoom」とも連携して使うことができるのですよ。
まとめ
- オンラインとは「インターネットに繋がっている状態」のこと
- リモートとは「遠隔から」「何らかの指示をだす」ということ
- オンラインワークとは「インターネット回線などのオンラインで繋がり、働く」ということ
- リモートワークとは「会社のオフィスに出社することなく、会社以外の遠隔の場所で働く」こと
- テレワークとは「場所や時間を有効に活用する柔軟な働き方」と定義されている
- テレワークは、在宅勤務・モバイル勤務・サテライトオフィスの3つに分けられる
- 在宅勤務とは「会社のオフィスに出勤をせずに、自宅を就業場所として働く勤務形態」のこと
- モバイル勤務とは「移動中の電車などの車内や顧客先、カフェ、ホテルなどを就業場所とする働き方」のこと
- サテライトオフィスとは「企業や団体の本社・本拠から離れた場所にあるオフィス」のこと
- オンライン、リモートのアプリは、機能に違いがあるので、使い分けをオススメ
いかがでしたか?オンラインとリモートの違いは、わかっていただけましたか。オンラインワーク、リモートワーク、テレワークにもそれぞれ微妙に違いがありましたね。
オンライン、リモートアプリはたくさんありますが、機能にも違いがあるので、利用する場面を選んで使うと良さそうですね。
オンライン会議やリモート飲み会の時に、ぜひ使ってみてください。
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