衛生管理者の資格は企業からの需要も多く、とても人気の高い国家資格です。
そんな人気の国家資格の受験に向けて頑張っていても、申し込み方法がわからないと困りますよね。
衛生管理者の試験を受けたいのに申し込み方法がわからない!
私は何をするにもいつもギリギリになって焦るタイプなので、当日を迎える間際に余計な心配事を抱えることがあります。
せっかく勉強を頑張ってきたんだから、試験の申し込みに手間取って、余計な不安や焦りを抱えたくないですよね。
衛生管理者試験は「受験場所と日程を決める・受験申請書を入手・受験申請書を提出」をして受験票を受け取れば申し込み完了です!
衛生管理者試験の申し込み方法や、試験会場の所在地、試験当日の持ち物までをまとめました。
この記事を読めば、試験までの準備はバッチリです!
衛生管理者試験の申し込み方法!手順と注意点
衛生管理者試験の申し込み方法は、試験会場と日時を決める、受験申請書(願書)を請求して、それを提出、受験票が届く、という流れになります。
受験申請書を提出する時に一緒に提出しなければいけない書類がいくつかあります。
受験を考えている日にちギリギリに申し込みをしようと思っても、書類を集めるのに時間がかかってしまったら間に合わなくなってしまうかもしれません。
受験に限った話ではありませんが、事前の準備は大事ですよね。
先ほど言ったように、私は準備をギリギリになって始めるので、困った経験が何度かあります…。
私のようにならないように、申し込み方法を確認して早めにしっかり準備をしましょう!
試験を受けるなら、準備を万端にして余裕を持って試験に臨みたいですよね!
万全の状態であなたが衛生管理者の試験を迎えられるよう、申し込み方法を詳しく解説していきたいと思います。
試験を受ける場所と日程を決めよう!
衛生管理者の試験は全国7ヶ所の安全衛生技術センターで受けることができます。
北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州の7ヶ所です。
不定期で大学、公民館、文化センター、コンベンションセンターなどの施設で出張特別試験が実施されることもあります。
衛生管理者試験の日程は、会場や月によって異なり、多い月で6回、少ない月では1〜2回となっています。
安全衛生技術試験協会のHPで試験日程の確認ができるので、早めに確認をしておきましょう!
衛生管理者試験の受験場所と日程を決めたら、次は受験申請書(願書)を請求します。
受験申請書を入手!請求方法を見てみよう!
受験申請書(願書)の請求は、「公益財団法人 安全衛生技術試験協会」本部や受験を希望する各センターに郵送で請求するか、直接取り行くことで入手できます。
郵送で請求する場合に必要なものは以下の2点です。
- 「第一種(または第二種)衛生管理者 免許試験受験申請書 ○部(必要部数)」と明記したメモ書
- 宛名を明記し、郵送料分の切手を貼った返信用封筒(角型2号封筒 縦34cm,横24cm)
請求先の本部や各センターの所在地は、後ほど明記しますのでそちらを参考にしてください。
返信用封筒に貼る郵送料分の切手ですが、欲しい部数によって郵送料が違いますので注意しましょう。
部数 | 1部 | 2部 | 3〜4部 | 5〜9部 |
郵送料 (令和3年10月現在) |
210円 | 250円 | 390円 | 580円 |
10部以上の請求に関しては、本部または各センターへの問い合わせが必要となります。
返信用封筒のサイズを角型2号より大きなものにしてしまうと、上記の郵送料より高額になってしまいますので注意が必要です。
また、受験申請書は本部や各センター、免許試験受験申請書取扱機関一覧にある団体にて、無償で配布もされています!
直接もらいに行けるのであれば、料金もかからず入手できますが、自宅から遠くて簡単には行けないなどの場合は、無理せず郵送にて請求しましょう。
受験申請書と必要な書類を揃えて提出しよう!
受験申請書と必要な書類が揃ったら、受験を希望する安全衛生技術センターに簡易書留で郵送するか、直接行って提出しましょう。
受験申請書の請求は本部でもできましたが、提出は本部にはできないので注意しましょう!
提出しなければいけない書類は以下の6つになります。
- 受験申請書(願書)
- 試験手数料(6,800円)の納付証明書
- 証明写真(30mm×40mm)1枚
- 本人確認書のコピー
- 大学または高校卒業証明書のコピー
- 事業者証明書
試験手数料は受験申請書を請求すると払込用紙が同封されてくるので、払込用紙で支払いをして、その納付証明書を提出します。
簡易書留で郵送して受験申請書を提出する場合、現金を封筒に入れて送ることはできないので注意してください。
卒業証明書のコピーと事業者証明書は、取り寄せるのに時間がかかる場合があるので、早めに段取りしておくことをおすすめします。
郵送での場合と、安全衛生技術センターに直接行って提出する場合では受付期間が違いますので、そちらも見ておきましょう。
郵送 | 第一受験希望日の2ヶ月前から14日前(消印有効)まで |
各センターに持参 | 第一受験希望日の2ヶ月前からセンターの休業日を除く2日前まで |
安全衛生技術センターに持参する場合は、もし第一希望日が月曜日なら、前の週の木曜日までに提出しなければならないということですね。
ギリギリに提出すると第一希望日が定員に達してしまっていて、第二希望日になることもあります。
試験を受けると決まったら、早めに必要書類を集め、早めに提出するのがいいですね。
受験票を発行されたあとは試験日の変更ができないのと、試験手数料の返還もされないので、しっかり考えた上で受験申請書を提出しましょう。
衛生管理者試験の受験票が届くのを待とう!
受験申請書(願書)を提出したら10日程で受験票が届きます。
提出をしてから10日を過ぎても届かない場合は、受験申請書を提出した安全衛生技術センターに問い合わせをしてください。
受験票が届いたら、第一希望の日時ではなく第二希望の日時になっていることもありますので、日時の確認をするようにしましょう。
受験票に記載されている、氏名・生年月日・住所も間違いがないか必ず確認してください。
受験票が届き、衛生管理者試験に申し込みが完了したあとは、試験当日を待つだけです。
受験できる環境が整いましたので、余計な心配を抱えることなく試験当日を迎えられますね!
受験票は試験当日、絶対に必要ですので紛失などにはくれぐれも注意しましょう!
衛生管理者の試験会場7ヶ所の所在地をチェック
衛生管理者の試験会場は「北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州」の全国7ヶ所にあります。
この7ヶ所の安全衛生技術センターという試験会場で、受験はもちろん、受験申請書の請求や提出もできます!
受験申請書の申し込みや試験当日に備えて、会場の所在地を早めにチェックしておくのがいいと思います。
私は所在地をチェックしたあと、マップで経路なども調べることが多いです。
経路を調べておくと、試験当日の予定も立てやすいのでおすすめですよ!
全国7ヶ所の試験会場である安全衛生技術センターの所在地と、本部「公益財団法人 安全衛生技術試験協会」の所在地を見ていきましょう。
全国7ヶ所の安全衛生技術センターの所在地
全国7ヶ所の安全衛生技術センターの所在地は以下になります。
郵送での受験申請書のやり取りや問い合わせなど、こちらを参考にしてください。
北海道 安全衛生技術センター |
北海道恵庭市黄金北3-13(〒061-1407) | 電話 0123-34-1171 |
東北 安全衛生技術センター |
宮城県岩沼市里の杜1-1-15(〒989-2427) | 電話 0223-23-3181 |
関東 安全衛生技術センター |
千葉県市原市能満2089(〒290-0011) | 電話 0436-75-1141 |
中部 安全衛生技術センター |
愛知県東海市加木屋町丑寅海戸51-5(〒477-0032) | 電話 0562-33-1161 |
近畿 安全衛生技術センター |
兵庫県加古川市神野町西之山字迎野(〒675-0007) | 電話 079-438-8481 |
中国四国 安全衛生技術センター |
広島県福山市新涯町2-29-36(〒721-0955) | 電話 084-954-4661 |
九州 安全衛生技術センター |
福岡県久留米市東合川5-9-3(〒839-0809) | 電話 0942-43-3381 |
試験の申し込みや問い合わせは本部でも
試験会場ではありませんが、本部である「公益財団法人 安全衛生技術試験協会」でも受験申請書の請求や、問い合わせなどができます。
まだどこのセンターで受験をするか決めていない場合の問い合わせなどに最適な、本部の所在地もあわせて確認しておきましょう。
公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
東京都千代田区西神田3-8-1千代田ファーストビル東館9階(〒101-0065) | 電話 03-5275-1088 |
衛生管理者の出張特別試験も確認!
衛生管理者の試験には大学、公民館、文化センター、コンベンションセンターなどの施設で不定期に開催される出張特別試験があります。
全国に7ヶ所ある安全衛生技術センターが遠く、そこまで行くことが難しいと思っているあなたは出張特別試験がいつどこでやるのか確認してみましょう!
安全衛生技術試験協会のHPで、出張特別試験の日時や場所の詳細が確認できます。
衛生管理者試験当日の持ち物をチェックしておこう!
試験当日の持ち物として「受験票・筆記用具・電卓」は必ず持って行きましょう。
申し込みの時と同様に、試験当日の持ち物も事前に準備をしておくと安心です。
試験会場に着いて、「あれを忘れてしまった」「あれも持ってくれば良かった」などが無いように前日には最終確認もするといいですね。
私はシャーペンの芯の予備を忘れて、本体に入っている芯もギリギリで、ハラハラしながら試験を受けたという経験があります。
私のような失敗をしない為に準備を完璧にして、衛生管理者試験の当日を迎えられるようにしましょう!
衛生管理者試験当日に必要な持ち物とは?
受験票と筆記用具として鉛筆またはシャーペンと消しゴム、電卓は必ず持って行くようにしてください。
受験票を万が一忘れてしまったら、試験会場の窓口に申し出れば受験票を再発行してもらうことができます。
筆記用具は鉛筆ならば数本、シャーペンなら芯の予備を持って行くといいです。
電卓も持ち込んでもいいのですが、電卓の機能に制限があるので気をつけましょう。
これら以外の機能があるものや、音の出るもの、関数電卓は持ち込みできないので、シンプルな電卓を選ぶようにしてください。
衛生管理者試験当日を問題なく迎えよう
ここまで説明したことに注意すれば衛生管理者試験の準備はバッチリです!
当日は少し早めに試験会場の近くに着くことを心がけましょう。
早めに着いていれば、もし忘れ物をしてもコンビニなどで購入することもできますし、落ち着いて試験に臨むことができると思います。
あとは今までのあなたの頑張りを試験に活かすことだけ考えましょう!
まとめ
- 衛生管理者試験の申し込み方法は「試験の場所と日時を決める」「受験申請書を入手する」「受験申請書を提出する」
- 衛生管理者の試験は北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州の7ヶ所の安全衛生技術センターで受けることができる
- 受験申請書の入手と提出は、安全技術協会の本部や各センターに直接行くか、郵送でのやり取りもできる
- 受験申請書と一緒に提出する書類は、試験手数料の納付証明書・証明写真1枚・本人確認書のコピー・卒業証明書・事業者証明書
- 受験申請書を提出して10日ほどで受験票が届くので、試験の日時・氏名・生年月日・住所に誤りがないか確認する
- 不定期で大学、公民館、文化センター、コンベンションセンターなどの施設で出張特別試験が実施されることもある
- 試験当日は時間に余裕を持って行動し、受験票・筆記用具・電卓を忘れず持って行く
衛生管理者試験の申し込み方法や持ち物についても説明をしました。これで申し込みは完璧ですね!
この記事の申し込み方法を参考にして、早めに準備を完了し、試験に向けて集中できるようにしましょう!
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