今や仕事もオンライン、仮想空間で遊んだりとどこでも持ち運びができるノートパソコンの需要は高まっています。
日本ではノートパソコンの所有率は、50%に上り生活に必要なアイテムとなっています。
私もノートパソコンを所持していますが、使用中にノートパソコンが高温になることはありませんか?
動画編集やゲームなど負荷の高い作業をする事で高温になってしまうことはよくあります。
そこで重要になるのが高温を予防したり、冷却したりするためにクーラーが必要となります。
高温のままでいると故障の原因となってしまうため、快適にノートパソコンを使い続けるために、クーラーを使用することをおすすめします。
クーラーが必要な状況やクーラーのおすすめ商品を紹介し、ノートパソコンライフのお役に立てるよう解説していきます。
ノートパソコンクーラーは長持ちさせるために必要!

ノートパソコンはデスクトップと比較して小型化しているため、CPU
やHDDに負担がかかりやすくなってしまいます。
負担がかかるとノートパソコンは高温となり、精密機器であるCPUやHDDは熱に対して弱く故障の原因となってしまいます。
そのためノートパソコン内部には温度調節のためファンが内蔵されていますが、負荷の高い動作を行うと温度は上昇してしまいます。
そこで高温にならないため必要とされるのが、ノートパソコンクーラーとなります。
ノートパソコンは熱が逃げにくく、ファンが内蔵されていても放熱が追いつかないことが多いです。
私もオンラインで会話を楽しんでいたりすると、ノートパソコンが高温となり必要性を感じる経験は度々ありました。
そうならないよう放熱を促しノートパソコンを守るためにも、ノートパソコンクーラーを使用しましょう。
ノートパソコンが高温になる原因はどんなことがある?
冒頭でもお伝えした通りノートパソコンは小型化しているために、動作には負担がかかりやすく高温の原因となります。
ノートパソコンが高温になる原因は負担のかかりやすい部品の影響だけではなく、日本が暑い気候であることも原因になります。
各メーカーノートパソコンを使用する室温を10〜35℃としていますが、温暖化の影響で夏は35度を超えることがあります。
そしてHDDの動作時適正温度は30〜50℃とし、これ以上高温になると故障の原因となるのは明確ですね。
高温になった際にはノートパソコンを冷却するために、パソコンクーラーを使用し温度を下げる必要があります。
ほかに高温になる原因として、ノートパソコン内部に溜まった埃が原因の時があります。
排気口のフィルターにホコリが溜まると、熱を逃すことができなくなり高温となってしまいます。
高温になる原因を探り、対策を立てていくのが早期解決の糸口ですね。
ノートパソコンクーラーの効果は絶大で使用必須

ノートパソコンクーラーは、ノートパソコンを長持ちさせるために必要なことは分かったと思います。
でもどのくらい効果があるの?と疑問を持たれる方もいるでしょう。
実際にノートパソコンの底面温度はクーラーを使用しなかった場合と使用した場合では10℃程度変わります。
長時間の使用で10℃上昇した状態で使い続けるという事は、故障の原因になるのは容易に想像が付きます。
さらにパソコン内部のCPU、GPUの温度の変化もどのように変化したのかみてみましょう。
<ノートパソコンの底部を少し底上げした>
ノートパソコンをただ台を使って底上げした場合、それだけでもCPU、GPU共に4℃前後温度が下がります。
<ノートパソコンをパッドタイプのクーラーにのせた>
ノートパソコンをクーラーにのせると、CPU、GPU共に5〜6℃程度温度が下がります。
やはりクーラーの多少ではありますが効果はありますね。
<ノートパソコンをパッドタイプのクーラーにのせ底上げした>
ノートパソコンをクーラーにのせ、さらに底上げしてみました。
CPUはクーラーにのせたものと変わらず、GPUは1℃温度が下がります。
総合的にみるとパッドタイプのクーラーと底上げすることが、温度上昇予防には効果があったといえます。
しかし高さ的なことを考えるとクーラーの高さとさらに底上げとなると、タイピングしにくい可能性もあります。
十分パッドタイプのクーラーで効果があったので、クーラーのみの使用でもいいのではないでしょうか。
ノートパソコンクーラー以外に冷却する方法はある?
長時間使う機会は少ないけど、使っているとノーとパソコンの底面が熱くなっているのも気になることないですか?
でも使う機会が少ないからこそ、ノートパソコンクーラーを購入しなくても底面が熱くならない方法はないのか気になりますよね。
前項でもお伝えした通り、ノーとパソコンの底部を底上げしているだけでも温度上昇は避けられます。
ノートパソコンクーラー以外は室温を下げる、ノートパソコンの通気口の掃除をする、貼る冷却パッドがあります。
もちろん室内の温度が高ければ、ノートパソコン自体の温度も上がります。扇風機やエアコンのなどで室内温度の調整をします。
次にノートパソコンの通気口の掃除ですが、通気口とは網目状になっておりノートパソコン内に溜まった熱を逃す通り道です。
通気口に埃が溜まってしまうと、熱を逃せなくなるので熱くなる原因になってしまいます。
エアダスターというスプレーを使用したり、ボールなどの空気入れを代わりに使って埃を掃除しましょう。
貼る冷却パッドは、熱が出たときあなたが額に貼る冷却シートと考えてもらっていいかもしれません。
冷却パッドは高熱電動エラストマーを使用しており、それは熱伝導率が高く熱を効率的に逃す素材になっています。
熱くなる部分に貼り、熱を放熱します。サイズも小さく排気口を塞ぐこともなく、小さい機器にも使うことができます。
パソコンクーラーの価格帯の中心は2,000〜3,000円台程度です。
室温が高くエアコンを入れる、冷却パッドは2,000円程度と思うと、ノートパソコンクーラーの方がコスパがいいですね。
あなたのノートパソコンの使う頻度、使う内容から選択し、ノートパソコンの寿命を伸ばしていきたいところです。
ノートパソコンクーラーは静音性やファンタイプが大事!

ノートパソコンクーラーとは、ファンを内蔵した台の上にパソコンをのせ冷却を行うものです。
その特徴として静音性やファンのタイプ、大きさなど様々なものがあります。
自分にあった製品を選ぶことができるよう、特徴をさらに詳しくみてみましょう。
ノートパソコンクーラーの静音性とはどのくらい?
外出先やオフィス、図書館、自宅で静かに集中したいときにはノートパソコンクーラーの静音性を気にしたいですよね。
音の大きさは「dB」という単位で表され、おすすめは20〜30dB程度のものがおすすめです。
20dBとは木の葉の触れ合う音で、30dBは郊外の深夜と表されています。
木の葉の触れ合う音なら、ほとんどが気にならない程度ですよね。
冷却性能と代償の部分はありますが、冷却機能を確保しつつ静音性を高めた製品を多数販売されています。
ノートパソコンは持ち歩くのに便利なことを考えると、どこでも場所を選ばないように静音性に優れているのは嬉しいですね。
ノートパソコンクーラーはパッドタイプか吸引タイプ!
ノートパソコンクーラーにはパッドタイプと吸引タイプの2つの種類があります。
それぞれのタイプの特徴をみてみましょう。
ノートパソコンクーラーといえば、最もポピュラーなタイプです。
ノートパソコンを台の上にのせるという簡単さが特徴で、角度や高さが調整可能岩製品も多くあります。
大きさによっては持ち運びにくい、ファンの音が大きいというデメリットがあります。
会社や自宅といった決まった場所で使用することが多いあなたにはおすすめですね。
パソコンの放熱口に風を送り込み、パソコンの内部に強力的に冷却することができます。
コンパクトな上に、数分で10℃程度の温度を下げることができます。
静音性に優れているため、場所を気にすることがなく使用できます。
ノートパソコンの厚さが1から2、5センチ程度のものが対応であり、極薄や厚いノートパソコンには合いません。
軽く持ち運びに便利なので、外で使用する頻度が高いあなたにおすすめですね。
どちらも一長一短なので、あなたの使用するメインの場所によって考えるといいですね。
ノートパソコンとクーラーの大きさを合わせよう!
ノートパソコンとクーラーの大きさが合っていないと、効率的に冷却されないのは想像がつくと思います。
大は小を兼ねると言いますが大きすぎても効率的には冷却されない上に、邪魔になってしまいます。
あなたのお持ちのノートパソコンの大きさを確認し、適切なサイズを選ぶことが重要になります。
そしてノートパソコンは持ち運ぶことも多いのではないでしょうか。
ノートパソコンを持ち運び、クーラーも携行するのであれば、持ち運びに便利な大きさを選びましょう。
使い勝手、操作性からノートパソコンクーラーを選ぼう!
ノートパソコンの需要に伴い、ノートパソコンクーラーの製品も多数あります。
製品によって冷却台の高さの変更の仕方や送風の風量や角度の調整の方法が異なっています。
ノートパソコンを使用する頻度とノートパソコンクーラーの使用頻度はほぼ同等であることを考えると使い勝手も重要ですね。
ストレスなく使用できるように、操作性の観点から製品を選ぶのがいいでしょう。
角度調整ができ手元の負担を軽減できるものや、使用中にパソコンのずれを予防する機能などそれぞれの特徴があります。
今は周りの人に排気の風がかからないように、排気角度の調整機能がついた素敵な製品もあります。
あなたのニーズに合ったものを、製品の特徴から選びましょう。
私はノートパソコンを持ち歩く派、角度調整はできた方がいいというわがままな製品がベストと思っています。
ノートパソコンクーラーのおすすめ商品紹介!
それぞれの特徴でおすすめ商品を紹介したいと思います。
- 動作音20dbの超静音モデル
- 6個のファンで強力冷却
- 9〜17インチのサイズのパソコンに対応
- 0〜30度で5段階に角度調整可能でずれ落ち予防のストッパー付き
- 2つのUSBポートがあり携帯充電やマウスなども使用可能
口コミでは静音、風量、安定感が全て合格とコメントがありました。
デザインもカッコよくスマートであり、自宅でもオフィスでも目を引くこと間違いなしではないでしょうか。

- 6個のファンで、ノートパソコンの暴走を予防
- ファンの速さはダイヤルで調整
- 手が疲れないようお好みの高さで調整可能
- ブルーLEDでかっこ良さを実現
- 金属メッシュで安定性と軽量化
口コミではファンの強さも調整でき、静音で安心して使用できるとコメントがありました。
- 直接内部から熱を吸引し1分以内に熱を7〜10℃下げることができる
- ファンスピードは手動と自動があり、自動では温度を感知して自動運転
- パッドタイプと異なりノートパソコンの高さや角度が変わらなく使用できる
- 小型軽量でとにかく持ち運びが便利
- 側面や裏側に通気口があり、厚さは1〜2,5センチの厚さのノートパソコンに対応
- switchにも使用可能
口コミではパッドタイプの冷却ファンより静かで排気の熱が下がっているとコメントがありました。
短時間で熱を下げることができるのは、ノートパソコンにとっても無駄な時間がなくていいですね。

- 冷却ファン付きの放熱性抜群アルミ合金製
- 人間工学に基づき7段階角度と高さが調整可能
- 超頑丈なアルミニウム素材で高耐食、高耐摩耗、高硬度
- ファンの稼働は20db前後で静音設計
- LEDライト付きでイルミネーションが光る
- 折りたたみ式で持ち運びが便利
口コミではスタンドは片手に収まる幅に折り畳め、タイピング時も安定しているとコメントがありました。
商品によって特徴がありますね。ノートパソコンを長持ちさせるために必要なアイテムなので、しっかり選んでいきましょう。
まとめ

- ノートパソコンの高温予防や冷却のためにノートパソコンクーラーは必要
- 高温になる原因は日本の温暖化による気温の上昇も関係している
- パソコンクーラー使用の効果は10℃の違いがある
- ノートパソコンクーラーのタイプはパッドタイプと吸引タイプがある
- ノートパソコンとクーラーは大きさを合わせて効率的に冷却をする
- 静音性を重視するなら20〜30dBが最適
ノートパソコンを長持ちさせるために、ノートパソコンクーラーが必要である事はおわかりいただけたと思います。
ノートパソコンは小学校の授業から取り入れられ、年配の方まで使う全世代で生活に必要なアイテムです。
私も8年くらい同じノートパソコンを使っているので、ノートパソコンクーラーは大切なパートナーです。
ノートパソコンが高温になる原因に、日本の温暖化も関係しているので同時に環境問題も考えるきっかけになりますね。
今後もノートパソコンにも、環境にも優しいノートパソコンライフを送るために参考になれば幸いです。
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