メタバースは、3Dの仮想空間でコミュニケーションや経済活動を行える場所として、注目を集めていますね。

メタバースのアメリカ株ってメリットあるのかな?
世間の注目が集まるメタバース関連のアメリカ株は値上がりするのか、どの銘柄がおすすめか気になるところですよね。
メタバースは今後、様々な経済活動の場としてアメリカの金融機関も注目しています。
仮想空間をつくるインフラや、楽しむ為のツールを保有する企業が注目を集めていますね。
高確率で成長するメタバース事業に参画しているアメリカの企業の株を買わなきゃ損!でも、どこの株を買えばいいのか分からない。
そんなあなたに、そもそもアメリカでメタバースが注目される理由と、成長が期待できるアメリカ株の銘柄をどどんと紹介していきます!
メタバースのアメリカ株に注目!成長期待大の理由とは?
メタバースはインターネット上の仮想空間で、アバターとして行動し、他のユーザーと交流できる新たな活動の場です。
そのメタバースの空間を実現するために、IT技術やソフトウェア、半導体などの技術が必要になるのです。すなわち、その関連技術の会社は儲かるはず!
ということで、やはり気になるのはアメリカの株ですよね。今後成長が期待できる業界のアメリカの株は値上がりすると予測できます。
まずはメタバースがアメリカで注目される理由と、投資する価値がある理由ついて解説していきます。
アメリカの株式市場でメタバースが注目される理由
アメリカに拠点を置く投資銀行のモルガンスタンレーによると、メタバースの市場規模は約910兆円に上ると予測されています。
また、アメリカの金融大手であるバンク・オブ・アメリカも、メタバースを次の巨大投資テーマと認定しました。
アメリカの投資銀行ジェフリーズは2021年12月にメタバースに関して、今後の拡大の可能性を含んだ指摘をしています。
投資や株式に関心の高いアメリカの金融業界において、今後の成長が期待されているメタバース関連の株は買っておくべきといえるでしょう。
これだけ大手の金融機関たちが投資すると公言しているメタバース関連株が、数年後にはどれだけ値上がりしているか楽しみですね。
メタバースはインターネット上で交流ができる場所
メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のことを表します。この中で、不動産取引や、購買活動などが発展していくと考えられています。
超有名なフェイスブックが社名を「Meta」(メタ)に変更するなど、注目が高まっている分野なのです。
メタバースで注目されているのは、仮想空間の中でもコミュニケーションや経済取引などが、現実世界と同様に行えることです。
メタバースでは仮想空間の中で、自分の分身となるアバターが、まるでその空間の中で生きているように動かせるのです。
人との交流やコミュニケーションが難しくなっている中、新たなコミュニケーションの場、経済の場としても注目されています。
今後はその中での場所や物に価値が出てきて、マーケットとして成立していくと考えられているのです。
メタバース関連事業が成長を期待されている理由
新型コロナウィルスが流行したことで、Web会議などコミュニケーションのデジタル化が発達しました。
メタバースには、次世代のソーシャルメディアやストリーミングサービス、ゲームや販売におけるプラットフォームになる可能性があります。
メタバースの空間であれば、移動をせずに、対面でなくても、コミュニケーションや物の売買を行うことができるからです。
さらに、メタバースが注目される理由として次の理由が挙げられます。
<VR技術の向上>
メタバースの中で交流するために、VRのヘッドセットなどを利用することが多いです。
その為、このVRの技術が向上したことは、メタバース市場の発展にかなりの貢献があると言えますね。
VR機器の発達でメタバースの利用者が増加しました。さらに、開発者向けツールの整備が進み、サービス提供者も増加しました。
利用者と供給者の増加により、メタバースは今後の発展を期待できると言えるのです。
<メタバース上でNFTを活用>
NFTとはデジタル上における資産の所有証明書、本物で自分のものであるという証拠のようなものです。
メタバースでのNFTが使用されることにより、仮想空間上で作成された不動産やアート・物品に対して価値を付けることができます。
あらゆる物に価値が付けられることで、様々な取引が実現できそうだと期待されているのです。
それでは、メタバースが注目集めている理由、アメリカ株を購入するメリットについてまとめたので、下記をしっかり押さえておきましょう!
- メタバースはインターネット上で交流できる仮想空間
- アメリカの大手金融機関が成長を期待している業界
- 投資対象となることで、関連の株価の上昇が期待できる
- VR技術の向上や、NFT導入により今後サービス拡大が予想される
メタバースのアメリカ銘柄でおすすめを厳選!
メタバースに注目されてる理由は分かりましたね!それではここから、実際にアメリカ株のどの銘柄がおすすめなのか紹介していきます。
大手IT企業が参入しているメタバーステーマ。おすすめはエヌビディアとマイクロソフト、メタと言えます。
色々な銘柄にまとめて投資したいというあなたには、メタバース関連の企業を集めたメタバースETFも登場しています!
どれに投資していいか分からないけど、業界自体に投資したいという場合にピッタリですね。
それでは今後成長が期待できる銘柄はどんな企業なのか、どんな事業をしているのかを確認していきましょう!
エヌビディアはメタバースのインフラを供給
エヌビディア(NVDA)はアメリカの大手半導体メーカーで、AIの分野へも参入をしている会社です。
エヌビディアは、仮想空間の中で共同作業を行うためのプラットフォーム「オムニバース」を開発しており、その一般供給を開始しました。
現実の動きを仮想空間で再現するための基盤ツールとなっていて、クリエイターやデザイナーの多くが利用を始めています。
エヌビディアはこのメタバース領域以外にも、ゲームやデータセンターなど様々な業界にGPUを供給し、半導体市場の牽引企業しているのです。
GPUはグラフィックの技術であり、いわばメタバースのインフラとなっています。
メタバースのインフラをサブスクリプションで提供する会社なら今後も成長が期待できるのは当然ですね!
- メタバースのインフラとなるGPUを供給している
- 半導体市場の大手メーカーなので、メタバース以外の領域でも成長が見込める
マイクロソフトはコミュニケーションツールで参画
かの有名なマイクロソフト社、エクセルやワード、サーフェスなどでお世話になったことがあるのでは無いでしょうか。
アメリカの老舗IT企業であり、ソフトウェアの開発・販売をしています。同社の提供するコミュニケーションツールにTeamsがありますね。
そのオンラインミーティングツールをメタバースに対応させた「Mesh for Teams」の公開を予定しています。
このサービスでは、アバターを表示してコミュニケーションできるようになり、メタバースに繋がるツールと言えます。
そしてマイクロソフトは家庭用ゲーム機の「Xbox」の販売と、オンラインゲームのプラットフォームを保有しています。
このようにメタバースへの関連事業が多いことから、今後も成長すると予測されています。
現在までは、IT・ソフトウェア関連で注目を集めていた銘柄ですが、今後はメタバース関連としても注目していきたいですね!
- 老舗IT企業で、ソフトウェアやPC事業を保有
- 現行のミーティングツールでアバター対応予定など、メタバース関連にも注力
- Xboxでオンラインゲームのプラットフォームを保有
メタは巨額投資でメタバース事業に注力!
旧社名Facebookの「メタ」の、登記上の正式名称が「メタ・プラットフォームズ」となります。
メタバースを連想させる社名に変更するなど、その注力ぶりが期待できますね。
投資では2021年、2022年と各100億ドルの巨額投資を行う計画で、メタバース利用者を増加させて、経済圏の構築を目指しています。
SNSで巨大企業になってもなお、新しいことにチャレンジ・投資していく精神はかっこいいなと個人的に尊敬しちゃいますね。
メタが開発する「Horizon Workrooms」では、コントローラー無しでアバターを操作できる機能など、最先端のメタバース事業が注目されています。
このようなVRワークスペースや、ヘッドセットの事業を保有しているため、今後の成長が期待できますね。
ただ、iPhoneの広告表示ルール改定や、各国政府の規制強化により、売り上げの伸びに懸念材料もあるので注視したいところです。
- メタバース事業に注目を集める発端となった会社
- 200億ドルの巨額投資により、経済圏の構築を目指す
3D制作ツールを提供するユニティソフトウェア
3Dのコンテンツを制作したり、動かしたりさせるためのプラットフォームを提供しているのが、ユニティソフトウェアです。
メタバースは仮想空間上にあるので、アバターもそうですが、アバターが身に着けるものや、その環境を構築するために必要なサービスと言えますね。
世界で250万人のクリエイターが利用していて、多くのPCやスマホゲームの製作に同社のサービスが利用されています。
現在の主な市場はゲームですが、3Dコンテンツは建築や映画、小売りなど様々な産業で使われ始めています。
メタバース関連としては、市場が拡大することにより成長が期待できる銘柄の一つと言えますね!
- 3Dのコンテンツ制作のためのプラットフォームを提供
- 世界で250万人以上のクリエイターが利用している
- 多くのPCゲーム・スマホゲームで同社サービスが利用されている
メタバース関連銘柄に投資できるETFも登場!
メタバース関連の株を紹介しましたが、それぞれの扱っている領域が異なると、どの分野に投資すればいいのか迷いますよね。
そこで、ご紹介するのがメタバースに関わる企業に投資をする「ラウンドヒル・ボール・メタバースETF」です!
アメリカの投資顧問会社ラウンドヒル・インベストメンツが、2021年6月に販売を開始した上場投資信託のことです。
この銘柄では、メタバースの仮想世界に関する事業のあらゆる面に投資できるように設計されています。
フェイスブックの社名変更などもあり、2021年年末には純資産は約4倍に跳ね上がりました!期待大の銘柄と言えますね!
その中身ですが、メタ・プラットフォーム(旧フェイスブック)や、エヌビディアなど注目株を含めた合計44銘柄で構成されています。
その会社を選ぶ基準ですが、次のカテゴリの事業を行っているかと財務状況を加味して選出しています。
コンピューター、インターネット、バーチャルプラットフォーム、決済、コンテンツ、ハードウェアのカテゴリです。
メタバースの世界を作り出すインフラから、ツールを提供する事業、ユーザーの決済手段まであらゆる面を網羅していることが分かりますね!
どの企業にしようか悩んでしまうあなたにはおすすめの銘柄ですよ♪
ただし、扱っている証券会社が限られるので、口座開設前に確認するようにしましょう。
- メタバース関連事業に広く投資ができる
- 銘柄を選ぶのが苦手な場合におすすめ
- 取り扱い可能な証券会社が限られる
メタバース関連のアメリカ株はこの証券会社で買おう!
ここまでで、メタバースが何なのか、そしてメタバースに関係のある注目銘柄を紹介してきました。
次は、気になった銘柄へ投資するための証券会社選びですね!ここでは、アメリカ株に投資するならココだという証券会社を紹介していきます。
メタバース関連事業だけでなく、アメリカ株は成長が期待されているので、銘柄を豊富に揃えている証券会社を選ぶと今後も投資を継続しやすいですね。
証券会社により、取り扱い銘柄が豊富な分野が異なり、アメリカ株に特化しているのか、外国株全般を網羅しているのか特徴が分かれます。
また、投資することによりポイントが貯まる楽天証券などもあるので、あなたに合った証券会社を選ぶようにしましょう。
マネックス証券はアメリカ株に対するサービスが豊富
マネックス証券は2022年時点で口座開設数が197万以上にのぼる、国内大手のネット証券会社です。
アメリカの株取り扱い銘柄が非常に多く、約4500銘柄とかなり充実しています。
銘柄の豊富さだけではなく、業績推移データや、過去10期以上の業績をグラフ表示するツール、米国株関連レポートなどを用意しています。
各銘柄の分析データ、情報が沢山用意されていて、高配当を狙う米国株投資にかなり力を入れたネット証券と言えますね。
アプリでは、米国株専用の「トレードステーション米国株スマートフォン」を用意しています。
取引手数料は業界最安水準(約定代金の0.495%)で設定されていて、NISAと米国株の組み合わせ投資にもおすすめな口座です!
米国株手数料キャッシュバックや米ドルへの為替手数料0円キャンペーンなど、キャンペーンが多いのもこの証券会社の魅力ですね。
SBI証券は総合力で超大手!外国株の取り扱いが豊富
SBI証券はアメリカ株の取り扱い銘柄が約4800銘柄!そのほかの外国株の取り扱い銘柄も豊富に取り揃えているのが特徴の証券会社です。
こちらも、アメリカ株専用のアプリ「SBI証券 米国株アプリ」を用意しています。さすが、総合力1位と言われるにふさわしい充実したサービスですね!
アメリカ株の取り扱い手数料は、こちらも業界最低水準で約定代金の0.495%となっています。
アメリカ株だけではなく、世界の株に投資してみたいあなたにおすすめのネット証券と言えます。
楽天証券は楽天カード決済でポイントが貯まる
楽天証券はアメリカの株の取り扱い数が増えてきている証券会社です。2022年2月時点で4500銘柄を超えています。
スマホアプリのiSPEEDでは、日本株とアメリカ株をまとめて管理することができて便利です。
アメリカ株の取引手数料は約定金額の0.495%とこちらも業界最低水準ですので、ご安心ください。
楽天ユーザーであれば、おすすめの証券会社と言えます!楽天の銀行口座と連携が可能で、入金出金がスムーズにできて便利ですよ。
株式の積み立て購入の設定をして、クレジット決済を選択すると、楽天ポイントを貯めることができます。
株式購入の代金を楽天ポイントに還元できると、楽天市場でも利用できてうれしいですね!
IG証券ではメタバースETFを購入できる
IGグループは45年以上の歴史を持つ、ロンドンの証券取引所の上場企業です。
IG証券は、CFD取引の世界最大手で、1株から日本株やアメリカ株に投資ができます。CFDとは差金決済取引のことで、株式などの商品現物を持たずに売買できる仕組みです。
先ほどご紹介したメタバースETFを購入希望であればIG証券がおすすめです。
日本語で証券口座を開設できて、メタバースETFの購入ができるのはこのIG証券のみとなっています。(2022年2月時点)
購入の片道手数料はアメリカ株の場合、1株当たり2.20セントとなっています。
使い勝手や国内大手にこだわらない、投資慣れしているのであれば候補にしてみてくださいね。
まとめ
- メタバースはアメリカの大手金融機関が注目している仮想空間のこと
- メタバース関連事業に参入しているアメリカ株は今後成長が期待できる
- メタバースはオンラインコミュニケーションや経済活動の場として活用されると期待できる
- エヌビディアは半導体事業で業績向上期待大
- メタバース事業を牽引しているメタは巨額投資を行ってやる気十分
- ユニティソフトウェア3Dコンテンツ制作で利用者拡大が見込める
- SBI証券は外国株を多く取り揃えている
- マネックス証券はアメリカ株に力を入れている
- 楽天証券は楽天ポイントが貯まってお得
メタバースはまだまだ可能性があり、今後の拡大が見込める事業のようですね!関連事業もかなりあるので、ここだと思った銘柄にはぜひ投資してみましょう!
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