最近話題になっているメタバースって知っていますか。仮想空間のことで株のように売買することでお金を稼ぐ人もおり、注目が高まっています。
あの有名なadidasやMicrosoftなども土地を購入し世間でも知名度が上がってきているメタバースですが誰でも土地を購入することができるんです。
現実の土地と同じように価値があり、これから人気が上がれば土地の価格も上昇する可能性のあるメタバースの土地をどうやって購入するか知りたくありませんか。
ちゃんとした購入方法を知らないと購入したのに土地が手に入らなかった、なんてことになることも…。
安全にメタバースの土地を購入する方法を紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
メタバースの土地はどこで購入できるの?

メタバースは近年大企業が参入し高値で買い取られたなど話題に上がり注目度を集めています。
なんと、そのメタバースの土地を一般人でも購入することができるのです。
もちろん全てもメタバースの土地を購入できるわけではありません。実際にフォートナイトの土地を買い取ってここは私有地なので入っちゃダメです、なんてことはできません。
しかし、メタバースの種類によって土地を自由に購入し、販売することができるのです。
実際に、土地を購入し土地の価格が上がったら販売してお金を稼ぐ、株や現実の不動産のような取引をする人もいます。
では、個人でも購入できるメタバースはどのようなものがあるのでしょうか。世界的に人気の高いものとして以下の2つをご紹介します。
- The Sandbox
- Decentraland
<The Sandbox>
香港の会社が運営しており、土地はLAND(ランド)と呼ばれています。
166,464区画あり1区画から購入が可能です。【1区画縦96m×横96m×高さ128m】
2021年に5億円近い値段がつき話題になりました。
なんと運営会社にSoftBankやスクエア・エニックスなどの日本企業も出資しているんです。The Sandboxの特徴として3つ紹介します。
- 利用者が急増している
- 土地の売買がしやすい(買いたい人が多い)
- 価格が高い
・利用者が急増している
2012年にモバイル版をリリースし、その後2016年に続編を出しました。
そして現在はモバイル版のインストール数が合計4,000万件、月間アクティブユーザー数が最大100万人など大規模なコミュニティになっています。
利用者が多いほど土地の価値がつきやすいのでおすすめです。
・買いたい人が多い
上記の内容に似ていますが、利用者が多いほど買いたい人も増えます。つまり、売れやすくなります。
そして、購入した後売れやすくなるので高く売れる可能性も上がります。
購入しても売れないと利益になりません。もし、土地の売買でお金を得たいならば売れやすいThe Sandboxはちょうど良いでしょう。
・価格が高い
詳しくは値段のところでも説明しますが、1区画100万円前後もします。
人気のためここ数年で価格が上昇しているので気軽に買える値段ではありません。
<Decentralad>
Decentraladとは、2015年にEstenban Ordano氏とAri Meilich氏によって創設されたプラットフォームです。
Decentraladではゲームをしたり、アイテムやコンテンツを作成し、売買することが可能です。
土地はLANDと呼ばれており、LAND内の区画(パーセル)を自由にカスタマイズできます。パーセルは【16m×16m】。Decentraladの特徴として2つ紹介します。
- 価格が高い
- 日本企業も参入しており知名度が上がっている
・価格が高い
Decentraladの特徴はなんといっても価格が高いことです。
様々なプラットフォームがある中で一番高いといっても過言ではありません。
しかし、adidasやSamsungなどの世界的な有名企業が土地を購入し参入してきていることが価格上昇の一因です。
つまり、大手企業も参入し人気が高まっていると言えます。
・日本企業も参入しており知名度が上がってきている
きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する芸能事務所兼メデイア運営企画会社であるアソビシステム株式会社などがDecentralad内にメタトーキョーという仮想都市の作成を始めています。
完成したら観光や文化の発信、e-スポーツなど楽しめるようになるそうです。
そもそも、メタバースって何か知っていますか。メタバース(Metavuerse)とは英語のMeta(超越)とUniverse(宇宙)を組み合わせた造語です。
コンピュータやネットワークの中に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのこといいます。
仮想空間の中でゲームやライブなどのイベントが開催できます。
日本で有名なメタバースをプラットフォームといたゲームはフォートナイト、どうぶつの森、マインクラフトなどが挙げられます。
これらはゲームを楽しむだけでなく、世界中のユーザーとコミュニケーションをとるツールとしても利用されるようになってきています。
また、フォートナイト内で米津玄師さんがライブを行い話題になりましたが、バーチャル空間でゲーム以外のイベントも開催されるなど様々な目的で活用され、楽しまれています。
メタバースの土地購入の方法を3つご紹介!


メタバースの土地購入したいけど難しそう
そんな不安をお持ちのあなたへ、簡単に購入する方法を解説します。メタバースの土地購入の方法は3つあります。
- NFTマーケットプレイスで購入する方法
- メタバースで直接購入する方法
- メタバースの仮想不動産仲介会社から購入する方法
NFTマーケットプレイスで購入する方法
NFTとはNon-Fungible Tokenの略で交換できないデータという意味合いがあります。つまり複製(コピペ)ができないデータなので希少価値が高くなります。
マーケットプレイスは取引市場という意味なのでNFTマーケットプレイスは希少価値の高いNFTデータを取引する場所です。
メタバースを売りたい人と買いたい人をマッチングするサービスを行なっています。
NFTマーケットプレイスにも様々な種類があり、世界的にも有名なのがOpen Seaです。
Open Seaは2017年にサービスを開始し、100万人を超えるユーザーが利用しています。
2021年8月の流通総額が約3,650億円にも上るなど、NFTマーケットプレイスの中では圧倒的な規模を誇ります。
また、出品も簡単で取り扱っているコンテンツも豊富なのが特徴です。総出品数が400万点を超えており、多くの日本人クリエイターも出品しています。
<NFTマーケットプレイスで購入する方法>
NFTマーケットプレイスである「OpenSea」での購入方法を紹介します。
1、国内取引所でイーサリアムを購入
メタバースの土地は日本円で購入することができません。売買は主に仮想通貨を使用して行われます。
イーサリアムは仮想通貨の一種で単位はETHと表記します。イーサリアムの購入はCoincheck(コインチェック)がおすすめです。
Coincheckは国内ダウンロード数No.1のアプリで口座の開設手数料無料なので初心者にもハードルが低く始めやすいです。
イーサリアムは価格変動するのでできるだけ安く購入したい方はタイミングも気をつけましょう。価格に関しては後で詳しく説明します。
2、MetaMask(ウォレット)を用意する
Open Seaを利用するにはイーサリアム系の仮想通貨ウォレットが必要です。
イーサリアム系のウォレットには10種類ほど種類がありますがMetaMaskがおすすめです。
国内外の様々なプラットフォームに対応しており、Google ChromeやMicrosoft Edgeのwebストアから無料でダウンロードできます。
- MetaMaskの公式サイトにアクセスし「Download」をクリック
- 「 Chrome」を検索→ダウンロードページに進んだら「 Chromeに追加」を選択
- MetaMaskのセットアップ画面に移行したら「ウォレットの作成」をクリック
- パスワードを設定
ここで設定するパスワードや、割り当てられる「秘密のバックアップフレーズ」は非常に大切です。
公開してしまったり紛失してしまったりすると通貨を盗まれてしまうかもしれません。管理には十分気をつけましょう。
- iPhoneユーザーなら「APP Store」、Androidユーザーなら「Google Play」で「MetaMask」と検索
- アプリをダウンロード→ダウンロードが終了したら、アプリを開き「開始」をタップ
- パスワードを設定する
ブラウザ版同様、パスワードはとても重要なので忘れないようにしましょう - シードフレーズの設定
シードフレーズはアカウントを復元させるために必要になります。忘れないよう必ず保管して誰にも知られないようにしましょう。これでMetaMaskのダウンロードは終了です。
3、Meta MaskをOpen Seaに接続する
- Open Seaにアクセスする
- トップ画面のウォレット画面のウォレットマークをクリックする
- 対応ウォレットの中方MetaMaskを選択する
Open Seaは会員登録がいらないので接続するだけで終了なのでとても簡単です。
4、Open Seaで土地購入
- トップページの検索窓で「The Sandbox」を検索
- 「The Sandbox」を選択
過去にThe Sandboxの偽ランドが出品されたことがあり、The Sandboxの文字の隣に認証マークがあるか確認 - ランド以外にもアイテムやキャラを販売しているためランドに絞る
- 定額販売もしくはオークション方式でランドを購入
購入するときは土地代とガス代という手数料がかかるので注意しましょう。
The SandboxのランドはCoincheckのNFTマーケットプレイスの「Coincheck NFT(β版)」にも出品されています。
Coincheck NFTβ版もNFTマーケットプレイスの1種で2021年3月にサービスを開始しました。
取り扱っているコンテンツはCryptoSpells、The Sandbox、Sorare、NFTトレカ、The Meebits、Decentraladの6つと少ないですが売買に13もの暗号資産が使えます。
また、ビットコインの口座を持っている人はNFTの出品、購入、保管がワンストップで可能です。
Coincheck NFTは出品数が少ないですがガス代という手数料が必要ないのでコストも削減できるので安く購入したい方にはおすすめです。
<NFTマーケットプレイスで購入するメリット>
- 使い方や売買の方法が分かり易い
- 購入したのに土地が手に入らないなどの詐欺に遭わない
- 利用者が多いのでわからないこともネットで情報を調べられる
- 市場の相場で買える
メタバースで直接購入する方法
それぞれのメタバースで直接購入することもできます。
<直接購入するメリット>
- NFTマーケットプレイスより安く購入できる可能性がある
<直接購入するデメリット>
- 海外の仮想通貨取引所の口座が必要
- 日本の金融庁の許可を得ていないので日本から使えなくなる可能性がある
- トラブルが起きた時英語で海外の会社とやりとりする必要がある
- 詐欺やハッキングの危険性がある
- 日本円での入金ができない
- 仮想通貨取引所が日本語非対応
このように安価で購入できる可能性はありますがデメリットや危険が多い取引方法になります。
英語を苦手とする人は少しハードルの高い購入方法です。
メタバースの仮想不動産仲介会社から購入する方法
メタバースの人気が高まり、仮想不動産をとり使う仲介会社が増えてきています。
しかし、仲介サービスはNFTマーケットプレイスが行ってくれています。
わざわざ仲介業者にお願いするメリットが今のところないためそういう業者もあるんだな、と知っておく程度でいいでしょう。
メタバースの土地の価格は?約100万円の資金が必要⁉︎


メタバースを購入したいけど一体いくらくらいあれば買えるの?
そんな疑問を持ったあなたへメタバースの購入するためにいくら必要か最新の情報をお知らせします。
メタバースの土地の価格は同じメタバース内でも場所などで大きく違います。
最低金額は2022年4月7日の段階でThe Sandboxは 2ETH、日本円に換算すると778,526円。
Decentraladは2.986ETH、日本円に換算すると約1,162,339円です。(1ETH=389,263円で計算)
The Sandboxも平均価格は90万円台とどちらも土地を購入するためには100万円前後の資金が必要です。
このようにどちらの土地(LAND)も人気であるため価格は高価です。
しかし、その分人気も高いので高値で売れる可能性があります。
イーサリアムの価格がいくらかでも購入金額が大きく左右されます。イーサリアムはビットコインに次いで時価総額の高い仮想通貨で1日でも価格変動があります。
1ヶ月以内でも10万円、1年だと40万円近くの変動があります。
2022年4月7日現在で直近1日の最高値は418,134円,最低値は389,263円です。
つまり1ETH購入するとき3万円近く差ができてしまいます。
できるだけ安い時に購入すると必然的にメタバースの土地も安く購入できるのでイーサリアムを交換するタイミングも重要です。
まとめ

- メタバースの中でも土地が購入できるものとできないものがある
- 人気のメタバースはThe SandboxやDecentraladなどで有名企業も参入して来ている
- 土地(ランド)はCoincheckで仮想通貨であるイーサリアムを購入し、NFTマーケットプレイスを使用し購入すると詐欺などの危険も少なく安全
- NFTマーケットプレイスは世界的に規模の大きいOpen Seaやコインチェックの口座が持っていれば簡単に始められるCoincheck NFT(β版)がおすすめ
- イーサリアムを使用するために仮想通貨ウォレットMetaMaskをダウンロードする必要がある
- メタバースの注目が高まるにつれ価格が上昇しており、The SandboxやDecentraladは100万円前後の資金が必要
メタバースの人気が高まり、土地の値段は高価ですが今後も価格が上昇することが考えられます。
資金面に余裕があり、興味のあるあなたは投資としてメタバースの土地の売買も考えてみてはいかがでしょうか。
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