マイクロソフトをオンラインで購入した場合、ライセンス認証が必要なのをご存知でしたか?
ライセンス認証は、マイクロソフトの契約が法人なのか個人なのかによって、認証方法が違います。
例えば、マイクロソフトを法人で契約している場合は、メールからオンラインにて、ライセンス認証ができます。

誰宛にメールが届くのかな?ライセンス認証をしないとWordやExcelは使えないの?
ライセンス認証のメールが届く人は、管理者と決まっています。
またExcelやWordなどのマイクロソフトは、パソコンを買っただけでは使えず、別途オンラインなどで購入しインストールする必要があります。
今回はマイクロソフトのライセンス認証と、法人向け、個人向けのプランなども紹介していきます!
マイクロソフトオンラインのライセンス認証はメールを確認
マイクロソフトでは、メールにてオンラインサービスのライセンス認証が必要になります。

ライセンス認証って一体なに?
ライセンスとは「許可」を意味します。つまりライセンス認証とは、あなたとマイクロソフトの契約が、正式であると認めるようなものです。
法人契約の場合、このライセンス認証というのをオンライン上で行うことになります。
基本的には、契約時に管理者として登録されているユーザーのメールアドレスに、ライセンス認証のメールが届くようになっています。
ライセンス認証は以下の手順になりますので、ぜひ参考ください。
- マイクロソフトから管理者に「オンライン サービスのライセンス認証」というメールがくので、メール本文中にある、「ここをクリックしてください。」の「ここ」をクリックする
- 「組織アカウントの指定」より、組織アカウントがある場合はその内容の入力、無い場合は新しくアカウントを作成する
- 組織アカウントで入力したメールアドレスにメールが届き、「サインイン」する
- サインイン後、表示される「プロダクトキー」を確認し、「ライセンス認証の開始」をクリックする
- 表示された画面に、「プロダクトキー」を入力する
- 「ユーザーに割り当てる」をクリックし、利用するユーザーを指定する
- 指定したユーザーが使う機能を選択し、保存する
- 各ユーザーの登録したメールアドレスにマイクロソフトからインストールに関するメールが届くと、利用可能になる
マイクロソフトのサービスは、契約しただけでは使えるようになりません。
利用するユーザーなどの情報を登録することで初めて利用できるようになります。
もしメールアドレスを間違って入力してしまうと、ライセンス認証のメールが届かなかったり、他の人に届いたりするので確認はしっかりと行いましょう!
また「組織アカウント」というのは、個人のメールアドレスではなく、会社全体で利用しているメールアドレスのことです。
例えば、私が勤めている会社では、「〇〇〇(会社名).co.jp」のメールアドレスが社内用のメールアドレスとして付与されています。
このように、会社から従業員へ付与され、会社が管理しているアカウントのことを意味します。
組織アカウントは、既存で利用しているものがあればそちらを活用できますし、無ければ作ることができるので便利ですよね!
尚こちらは、マイクロソフトを法人契約で契約した場合のライセンス認証です。

そもそもマイクロソフトの法人契約ってどんな内容なの?
マイクロソフトと言えば、ExcelやWordなど仕事では欠かせないですよね。
法人契約ではどのようなプランがあるのか気になるあなたに、法人契約のプランについても紹介しますね!
マイクロソフトオンラインサービスの法人プランを解説
マイクロソフトでは、法人向けサービスのプランが3つあります。
プランによって、使えるサービスの特徴がそれぞれ異なります。マイクロソフトのホームページから、オンライン上で購入できます。
Microsoft 365 Business Basic | Microsoft 365 Business Standard | Microsoft 365 Business Premium | |
料金 | 594円(税込)
ユーザー/月相当 |
1,496円(税込)
ユーザー/月相当 |
2,398円(税込)
ユーザー/月相当 |
webとモバイル版のofficeアプリ | 〇 | 〇 | 〇 |
メールと予定表 | 〇 | 〇 | 〇 |
ファイル ストレージと共有 | 〇 | 〇 | 〇 |
チームワークとコミュニケーション | 〇 | 〇 | 〇 |
セキュリティとコンプライアンス | 〇 | 〇 | 〇 |
サポートと展開 | 〇 | 〇 | 〇 |
ビジネスの運営と管理のツール | 〇 | 〇 | 〇 |
Windows PCとMac用のデスクトップ版officeアプリ | × | 〇 | 〇 |
高度なセキュリティ | × | × | 〇 |
デバイス管理 | × | × | 〇 |
法人向けのプランで、一番使える機能がそろっているのは、「Microsoft 365 Business Premium」になります。
他二つのプランと比較すると、セキュリティ関連の機能が使えるので、より安心してソフトが利用できます。
セキュリティ関連以外では、マイクロソフトの定番であるExcelやWordといったソフトに関して、どのプランでも利用可能です。
ExcelとWordの他、Outlook、PowerPoint、OneNoteも利用できます。
さらに、これらが利用できるのは、ソフトをインストールしたパソコンだけではありません!
なんとiPhoneやAndroidのスマートフォンでも、それぞれのアプリをインストールすれば、利用できるのです。
1つのアカウントで利用できる台数は、スマートフォンが最大5台、タブレットも最大5台までと決まっています。
パソコンを持ち運び出来ないときに、スマートフォンやタブレットで資料の確認、編集ができるのはとても嬉しいですよね♪
また、マイクロソフトの法人契約では、サポート体制が充実しているのが魅力的です。
分からないことがあれば、オンライン上と電話で直接問い合わせることができます。
カスタマーセンターなどがオンライン上だけという企業が増えている中、やはり電話で問い合わせできるのは安心です。
ここまで紹介したのは、マイクロソフトの「一般法人向け」のプランになります。
マイクロソフトの法人向けサービスは他にも、「大企業向け」、「教育機関向け」のプランもあります。
大企業向けのプランであれば、仕事をより効率的に勧められるように分析を行う機能などがあり、使える機能が高度なのが特徴です。
教育機関向けのプランでは、教師や指導者向けのプランになっており、生徒たちは追加料金なしでユーザー登録できるので、お得なプランです。
各プランの特徴によって、あなたに合うプランが見つかると思うので、ぜひマイクロソフトの公式HPでも確認してみてください。
マイクロソフトオンラインでサブスクリプション契約!?
ここまで法人向けのプランや、ライセンス認証について解説してきましたが、マイクロソフトには個人向けのプランもあります。
個人向けも3つのプランから、あなたに合うプランを選択することができ、個人向けプランにはサブスクリプション契約のプランもあります。
個人向けのプランも、マイクロソフトのオンラインにて購入、契約できます。
また、法人向けのプランと同様、ライセンス認証が必要になりますが、メールからの認証ではありません。
ではまず個人向けのプランを紹介し、次にライセンス認証の手順について解説していきます!
個人向けプランの紹介
マイクロソフトの個人向けプランを以下の表にまとめています。ぜひ参考にしてみてください!
Microsoft 365 Personal | Office Home & Business 2019 | Office Personal 2019 | |
料金 | 12,984円(税込) | 38,284円(税込) | 32,784円(税込) |
購入形式 | 月間また年間契約のサブスクリプション | 1回限りの購入 | 1回限りの購入 |
ソフト | Word
Excel PowerPoint OneNote Outlook Access Publisher Skype |
Word
Excel PowerPoint Outlook |
Word
Excel Outlook |
対応デバイス | Windows
Mac Android iOS |
Windows
Mac |
Windows |
接続台数 | 同時に5台までサインイン可能 | 同時に2台までサインイン可能 | 同時に2台までサインイン可能 |
OneDriveクラウドストレージ | 1TB | なし | なし |
セキュリティ | Outlookや保存データを保護する | なし | なし |
サポート | チャットや電話サポートが追加料金なしで利用可能 |
個人向けプランは、「Microsoft 365 Personal」だけがサブスクリプション契約になります。
サブスクリプション契約というのは、毎月または毎年継続して料金を支払ってサービスを利用する契約のことです。
一方で、「Office Home & Business 2019」と「Office Personal 2019」は、支払いは1回限りで、マイクロソフトのサポート期間が終了するまで永続して利用できます。
料金は、1年間で比較すると「Microsoft 365 Personal」の方が安く利用できます。
しかし3年以上利用する場合は、他2つのプランが1回限りで支払い済み、お得になります。
また使えるソフトに関して、一番充実しているのは「Microsoft 365 Personal」プランです。
WordやExcelの基本的なもので済む場合は、「Office Personal 2019」プランで事足ります。
他にも、セキュリティやチャットを使ったオンラインや電話でのサポート、データを保存するためのクラウドサービスは「Microsoft 365 Personal」にしかない機能です。
まとめると、セキュリティやサポートはあまり必要なく、データも自身で保存できるかつ、WordとExcelだけで十分な場合は、「Office Personal 2019」がおすすめです。
上記の内容に加えて、Mac製品で利用したい場合やPowerPointを利用したい場合は、「Office Home & Business 2019」がおすすめです。
「Microsoft 365 Personal」は、他二つのプランにはないソフトを使う場合、クラウドに保存していつでも確認したいあなた向けのプランです。
またセキュリティやチャットなどのオンラインや電話でのサポートもしっかりとつけておきたい場合に最適です。
個人向けプランのライセンス認証について
マイクロソフトの個人向けプランを選び購入すると、ライセンス認証が必要になります。
法人契約のライセンス認証では、管理者にメールが届きますが、個人契約の場合はサインインが必要になります。
プランを契約する際に登録している、マイクロソフトアカウントでサインインを行います。
またライセンス認証には、購入時に記載されている「プロダクトキー」の入力が必要なので、見逃さないようにメモしてください!
Windowsのパソコンでは、「マイクロソフトサポート」というサイトを開き、そこからサインインしましょう。
サインインすると、「さあ、はじめましょう。」という画面に変わり、「②プロダクトキーの入力」という項目があります。
そこに先ほどメモしておいたプロダクトキーを入力すると、ライセンス認証は完了になります。
ライセンス認証が完了すると、WordやExcelなどの各ソフトがインストールできて利用可能になります。
法人契約とは違いライセンス認証は簡単なので、プロダクトキーさえメモしていればスムーズにできそうですよね♪
まとめ
- マイクロソフトのサービスは、プランを購入後オンライン上でライセンス認証が必要
- 法人向けのプランを契約した場合、ライセンス認証のメールが管理者あてに届く
- メールからプロダクトキーを使ってライセンス認証を行う
- マイクロソフトには法人向けのプランが3つあり、オンライン上から購入、契約できる
- マイクロソフトの個人向けプランにはサブスクリプション契約できるプランの他、全部で3つのプランがある
- 個人向けプランのラインセンス認証は、メールではなくサインインして行う
- 個人向けのプランは使うソフトや、セキュリティなどの特徴から、あなたに合ったプランを選択できる
マイクロソフトの法人向けプランを契約したときに必要な、ライセンス認証とその他プランなどについて紹介しましたが、いかがでしたか?
スムーズにマイクロソフトを利用できるように、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
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