ゲーミングpcの電気代がいくらか気になりませんか?

最近、電気代が高いけど子どものpcのせいかしら・・・
私は電気代を気にせずにゲーミングpcを夜な夜な使っている時期があり、母から「先月の電気代が高すぎる!」と言われたことがありました。
ゲーミングpcのスペックにもよりますが、ミドルスペック(中間)のpcを1日5時間使った場合、電気代は1ヶ月で2,325円~2,790円程度円ほどかかります。
次月の明細表を見たときに気になるレベルになりますね。
電気代の節約方法もご紹介しますので、節約しながら安心してゲームを楽しめると思いますよ。
「新品のpcは高くて買えないわ」という方にオススメです。破格な中古pcです。
お子さんにせがまれたときにいかがでしょうか?

ゲーミングpcの電気代は1か月2,325円から2,790円程度

ミドルクラス(中間クラス)のゲーミングpcで、1日5時間APEXなどの高画質のゲームを1か月プレイすると2,325円~2,790円くらいかかります。
ちょっと気になる金額ではないでしょうか?詳しい電気代や一般的なpcとの違いをご紹介していきます。
ゲーミングpcの種類やスペックごとの電気代比較
計算式に沿って電気代を計算すると、1ヶ月の電気代はミドルクラスの場合2,325~2,790円、エントリークラスの場合1,395円ほどになります。
電気代の計算式は、「消費電力 (kWh)×電気料金 (円)×使用時間=電気代 (円)」を使って計算します。
電気料金は地域により差があるため、「全国家庭電気製品公正取引協議会」の目安単価を使います。
私が調べて見た結果、目安単価は31円でした(令和4年8月29日現在)。
令和3年くらいまでの目安単価は、27円に設定されていることが多いですが電気代の単価の引き上げに伴い変更されました。
最大消費電力 | 電気代 (1h) | 電気代 (5h) | 備考 | |
ゲーミングpc (ミドルクラス) | 500~600w | 15.5円~18.6円 | 77.5円~93円 | ゲーム使用時 |
ゲーミングpc (エントリークラス) | 300w | 9.3円 | 46.5円 | ゲーム使用時 |
ゲーミングノート (ミドルクラス) | 150w | 4.6円 | 23円 | ゲーム使用時 |
一般的なデスクトップpc | 50~150w | 1.5円~4.6円 | 7.5円~23円 | 事務作業 |
一般的なノートpc | 20~30w | 0.6円~0.9円 | 3円~4.5円 | 事務作業 |
表をみると、ゲーミングpcは消費電力が高いため電気代が高くなることが分かりました。
エントリークラスとは、初心者向けのものを指します。
ミドルクラスとは、中間レベルのものを指します。
pcは常にフルハワーで稼働しているわけでなく負荷がかからないソフトを使っているときは、ゲーミングpcであっても一般的なpcレベルで消費電力が小さくなります。

ゲーミングpcを一日5時間×1か月(30日)で2,325円~2,790円程度になるね
もっと正確な情報を知りたい方は、搭載している電源ユニットのワット数を元に「消費電力 (kWh)×電気料金 (円)×使用時間=電気代 (円)」を使って計算すると算出できます。
あなたが使っているゲーミングpcはどのくらい電気代がかかっているのかを知ることで、安心して使えるようになりますね。
私は、日中ゲーミングpcを、夜はノートpcを使っています。
ゲーミングpcのほうが画像や動画をダウンロードのスピードが速いので便利です。
しかし、あまりにも電気代が高いのならば使い方を変えたほうがいいのでは?と思っていましたが、何万円とか行くわけではないようです。
電気代の違いはグラフィックボードやCPUの違い
ゲーミングpcと一般的なパソコンの違いは、主にグラフィックボードやCPU、メモリの部分です。
pcゲームを快適にプレイするためには、ハイスペック(高性能な)なpcである必要があります。
一般的なpcでは速度が遅くなったり、プレイ中に画面がとまったり、操作にタイムラグが出てきます。
ゲームを快適に楽しむためのスペック(性能)に特化したものが「ゲーミングpc」と呼ばれているものです。
グラッフィックボードは一般的なpcにはありませんが、ゲーミングpcには搭載されています。
また、ゲーミングpcにも様々な種類があり、ハイスペックpcと、ロースペックPCでも差がでます。
さらに、3Dゲームをしているときと、負担がないソフトを使用している時でも差がでてきます。
電気代の違いは、pcのスペックの差と、PCで何をするかで差が出てきます。
ハイスペックなゲーミングpcで、3Dゲームのような負荷がかかるゲームを使うときが電気代が高くなります。
私は、マインクラフトに影MODという負荷のかかるソフトウェアを追加したいと思ったときにゲーミングpcを購入しました。
近所の電気店で相談して購入しましたが、消費電力の話もされていた記憶があります。動画編集などの負荷がかかるような作業を何時間、何日も作業し続けたことがあります。
ゲーミングpcは長時間作業になりがちなのに、ゲーミングpcは一般的なpcよりも電気代が高いとなると心配になりますね。
できるだけ電気代を節約しながらゲームを楽しみたいですよね。
次の章ではゲーミングpcを使うときの電気代の節約方法をご紹介します。
ゲーミングpcを節約しながら使用する方法4選‼

ゲーミングpcの電気代を抑える方法、シャットダウンやスリープを行う、電気変換率の良い電源ユニットにするなど4つあります。
- 適度にシャットダウンやスリープを行う
- 画面の輝度を見づらくならない程度に暗めに設定する
- pcの発熱を防ぐため排気口を掃除する
- 電気変換率の良い電源ユニットにする
それぞれの節約方法について詳しくご説明していきますね。
シャットダウンやスリープを使い分ける
適度にシャットダウンや、スリープを行うことで、節電効果があります。
最も電気代がかかるのは、完全に電源を切っている状態(シャットダウン)から電源を入れる(スタートアップ)ときです。
ですが、pcを起動させるときに発生する消費電力の跳ね上がりは一時的なものです。
一時的に高いといって、つけっぱなしにしておくより、夜シャットダウンして、翌日電源を入れたほうが消費電力は少なくなります。
最近のpcはスリープモードの時にほとんど消費電力を使わないので長時間離れない場合(90分以内)は、シャットダウンするよりもスリープを使うほうが便利です。
スリープモードを使うだけで簡単に節約できるのは嬉しいですよね。
画面の輝度を見づらくならない程度に暗めに設定する
画面の輝度を暗めに設定することで節電効果が得られます。
具体的には、100%から80%に落とすと11%の節電効果期待できます。
また、画面の輝度を100%から40%に落とすと、消費電力23%削減できます。
輝度を落とすと、目の負担も減るので、ゲームや作業の支障がない程度に出来るだけ落とすといいでしょう。
目の負担が減って電気代も節約できるなんて、良いことだらけですね。
私は、輝度50%くらいでpc作業をしてきましたが、節電になるならばもっと落とそうかなと思います。
明るすぎると目が痛くなってしまいますし、暗すぎると見づらくなってしまうのでほどほどにちょうせいしてみてはいかがでしょうか。
pcの発熱を防ぐため排気口を掃除する
排気口の掃除をすることで冷却ファンの効率が上がり、消費電力を抑えることができるため、電気代の節約に繋がります。
pcには、電源ユニットなど発熱する部分があります。
pcが熱くなりすぎると故障の原因になるため、冷却ファンを回し発熱を抑える機能があります。
冷却ファンの回転数が増えるとそれだけ、消費電力が増えます。
直射日光が当たるような窓際に置くだけでも、pcそのものが熱くなるので置く場所を考えるといいでしょう。
また、排気口にほこりが溜まると熱が逃げにくくなるため、冷却ファンの回転数があがり電気代も上がります。
3か月に一回程度でpcのフィルター周辺のほこりを掃除してください。
ほこりを取り除くことで冷却ファンの効率があがります。
排気口をふさがないようにすることで、ゲーミングpcの寿命も延びます。

最後に、排気口を掃除したのはいつだったかしら??
電気変換率の良い電源ユニットにする
電源ユニットを「80PLUS TITANIUM」にすることで、電力を無駄なく使えるため電気代の節約に繋がります。
電源ユニットは、コンセントから流れてくる電流を、パソコンに適した形に変換するパーツです。
電源ユニットの変換効率は80%以上だと優秀とされており、「80PLUS」という認証がついた電源ユニットは変換効率が80%以上ということを示しています。
電源ユニットは、以下の6つの段階が用意されていますよ。
80PLUS TITANIUM | 90% | より高い |
80PLUS PLATINUM | 89% | |
80PLUS GOLD | 87% | |
80PLUS SILVER | 85% | |
80PLUS BRONZE | 82% | |
80PLUS STANDARD | 80% | 高い |
一番上の「80PLUS TITANIUM」が一番高く、ランクを上げるほど電力を無駄なく使うことができます。
上の表は、負荷率100%(フルパワー)のときに、どれくらいの変換効率があるかを表した表です。
「80PLUS TITANIUM」ですと、90%の変換効率で一番高いです。「80PLUS STANDARD」でも80%と高いです。
電源変換効率が高いほど、低発熱、低コスト、静音、電源が長寿命になります。
電源ユニットの交換を自力で行うには、pc内部のコードや構造を把握してから行いましょう。
pcの知識に不安があるときは、購入時に「80PLUS」の認証のものを選びましょう。
ゲーミングpcは、高額なものが多いのでいい電源ユニットのものを選ぶことで長く使いたいですね。
ゲーミングpcを買ってから電気代が高い⁉

ゲーミングpcの電気代は普通のpcよりは高いですが、高くてもせいぜい2,000円台と分かりました。
私は、部屋に引きこもってゲーム三昧していた時期があります。
その頃、母に「どうして、電気代がこんなに高いの??」と言われました。
なんと、前月の電気代よりも1万円以上増えていたとのことでした。
仮に、ゲーミングpcの電気料金を600wとすると5時間×1か月(30日)で2,325円です。
他には、ゲーミングpc周辺は、こたつとパネルヒーターを使っていました。夏には冷房を使います。
電気代(5h) | 電気代(1か月) | |
ゲーミングpc | 77.5円~93円 | 2,325円~2,790円 |
ゲーミングモニター(27インチ・25W) | 3.8円 | 114円 |
パネルヒーター(1200w) | 186円 | 5,580円 |
こたつ(200w~300w) | 31円 | 930円 |
エアコン(130w~880w) | 20.1円~136.4円 | 604円~4,092円 |
私のpc周辺では、ゲーミングpcも高いですが空調に使っている電気代も高額だと分かりました。
ゲーミングpcの電気代を調べてみることで、電気代が高い原因もわかるより安心ですね。
使う季節によっては、急に電気代が上がることもありそうです。
ゲーミングpcが安いタイミングがあるの?購入方法は?
コスパを考えるならば、15万円以上の新品のエントリークラスのゲーミングpcから選んだ方か安いです。
2022年8月現在円安の影響があるので、急ぎでなければ円安が落ち着くのを待つ方がさらに安いです。
2022年2月頃は、半導体不足による価格高騰の影響や、円安の影響もあり高騰化しつつありました。
エントリークラスのグラフィックボードも高騰し影響を受けていましたが2022年8月ごろには落ち着きつつあります。
ゲーミングpcは中古で安いものだと、5万~10万以下のものがありましたが高騰して、10万以下のゲーミングpcは激減しつつあります。
また、中古pcは搭載されているパーツが古かったり壊れても保証が短かったりする場合があります。安いpc=中古pcと思うかもしれませんが、長く使いたい場合はオススメしません。
「新品のpcは高くて買えないわ」という方にオススメです。破格な中古pcです。
お子さんにせがまれたときにいかがでしょうか?

まとめ

- ミドルクラス(中間クラス)のゲーミングpcで、1日5時間APEXなどの高画質のゲームを1か月プレイすると2,325円~2,790円くらいかかる
- ゲーミングpcは「グラフィックボード」「CPU]「メモリ」などが一般的なpcと変わってくる
- 電気代の違いは、pcのスペックの差と、pcで何をするかで差が出てくる
- ゲーミングpcの電気代を節約するには、適度にシャットダウンやスリープを行うといい
- 画面の輝度を100%から40%に落とすと、消費電力を23%削減できる
- pcの発熱を防ぐことで消費電力を削減でき、寿命がUPする
- 自作で電力効率がいいものにするか、購入時に「80PLUS」の認証の高いランクのものを選ぶといい
- 15万円以上の新品のエントリークラスのゲーミングpcから選んだ方かコスパは安い
- 中古pcは搭載されているパーツが古かったり壊れても保証が短かったりする場合がある
ゲーミングpcの電気代を調べる前の予想は、1,000円くらいじゃないかたと思っていたので高く感じました。
pcの設定と、日ごろの手入れをして少しでも節電できるといいですね。
また、空調などpc周辺の電気代も併せて節約出来たら更なる節電効果が得られますね。
「新品のpcは高くて買えないわ」という方にオススメです。破格な中古pcです。
お子さんにせがまれたときにいかがでしょうか?

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